JP3102647U - ヘアバンド式チューイングメーター - Google Patents

Abstract

【課題】頭に圧力センサーを取り付けたヘアバンドを巻き、噛むときにこめかみの筋肉が動く振動を感知し、ヘアバンドや胸ポケット、腰のベルトに取り付けたり、机上に置いたカウントメーターで解析するという簡単な方法で、噛む回数をカウントするヘアバンド式チューイングメータの提供。
【解決手段】マジックテープで長さを調節できるようにした伸縮性のあるヘアバンド２を頭に巻き、これに圧力センサー３を取り付け、噛むときにこめかみの筋肉が動く位置に合わせ、ヘアバンドか胸ポケット４又は腰のベルト５に差し込んだり、机上に置いたカウントメーター６とコード７で結び、こめかみの振動を解析して噛む回数を測定・表示する。
【選択図】図1

Description

考案の詳細な説明

〔考案の属する技術分野〕

この考案は、頭に巻いたヘアバンドに圧力センサーを装着して食事の際に噛んだ時にこめかみの筋肉が動く振動を感知し、ヘアバンドか胸ポケット又は腰ベルトなどに付けたり、机上に置いたカウントメーターで解析して噛む回数を計測・表示する小型電子機器である。
〔従来の技術〕

これまで、噛む回数をカウントするには、本人が食事をしながら噛む回数を数えたり、ビデオで被験者を撮影し、映像を観察して噛む回数をカウントしていた。
噛む回数を直接数えるのは煩わしくてミスも多く、ビデオ撮影は大がかりな調査になる、という問題があった。
〔考案が解決しようとする課題点〕

本考案は、その欠点を除いて、頭に圧力センサーを取り付けたヘアバンドを巻いてこめかみの筋肉の動きを感知し、ヘアバンドか胸ポケット又は腰のベルトなどにカウントメーターを装着したり、机上に置いて回数を解析するという簡単な方法で、噛む回数を計測・表示しようとするものである。
〔課題を解決するための手段〕

その解決手段を図面で説明すると、マジックテープ１で長さを調節して頭に取り付けることができるようにした伸縮性のあるヘアバンド２に圧力センサー３を取り付け、ヘアバンド１か胸ポケット４又は腰のベルト５に装着したり、机上に置いたカウントメーター６とコード７で結び、噛むときにこめかみの筋肉が動く振動を解析して噛む回数を測定・表示するものである。
〔考案の実施の形態〕

使用する時には、頭に圧力センサーを付けたヘアバンドを巻き、カウントメーターをヘアバンドか利用者の胸ポケット又は腰のベルトなどに装着したり、机上に置いて、噛む時に生じるこめかみの振動を採取して噛む回数をカウントする。
〔実施例〕

このチューイングメーターは、歯科医師や保健師、栄養士が食事指導を行う際に対象者に貸し付けたり、学校給食などで一斉に子どもが食事で噛む回数を測定したり、家庭で噛む回数を測定し、献立改善などに役立てる。また、ガムメーカーなどの食品会社が噛む回数を測定し、表示して商品をアピールする際に役立てることができる。
〔考案の効果〕

本考案により、学校や老人介護施設の食事などの際に一斉に食事で噛む回数を測定したり、家庭での食事で噛む回数を測定し、噛む回数の多い食事習慣を確立し、顎や歯を鍛え、歯並びを整え、知能の発達をよくし、肥満防止やぼけ防止に役立てるものである。また、噛む回数の多い食品開発に役立てることができる。

本考案の装着図 本考案の斜視図

符号の説明

１ マジックテープ
２ ヘアバンド
３ 圧力センサー
４ 胸ポケット
５ 腰のベルト
６ カウントメーター
７ コード

Claims (1)

1. 圧力センサーを取り付けたヘアバンドを頭に巻き、食事でものを噛んだ際にこめかみの筋肉が動く振動を感知し、その振動をヘアバンドか胸ポケット又は腰ベルトなどに付けたり、机上に置いたカウントメーターで解析して噛む回数を計測・表示するヘアバンド式チューイングメーター。

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