JP3102511U - 爪やすり - Google Patents

爪やすり Download PDF

Info

Publication number
JP3102511U
JP3102511U JP2003273423U JP2003273423U JP3102511U JP 3102511 U JP3102511 U JP 3102511U JP 2003273423 U JP2003273423 U JP 2003273423U JP 2003273423 U JP2003273423 U JP 2003273423U JP 3102511 U JP3102511 U JP 3102511U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
file
nail
curved
curved concave
grip
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2003273423U
Other languages
English (en)
Inventor
有希 岩本
友恵 田中
麗 小山
芳男 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shiseido Co Ltd
Original Assignee
Shiseido Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shiseido Co Ltd filed Critical Shiseido Co Ltd
Priority to JP2003273423U priority Critical patent/JP3102511U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3102511U publication Critical patent/JP3102511U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Milling, Broaching, Filing, Reaming, And Others (AREA)

Abstract

【課題】 安全性が高く、不慮に爪の表面に傷を付けることもない優れた爪やすりを提供する。
【解決手段】 合成樹脂製の把持部(1)と、金属製のやすり部(2)とを備え、把持部(1)は、湾曲凸部(11)と、該湾曲凹部(11)の略反対側となる位置に湾曲凹部(10)を備え、やすり部(2)は、前記湾曲凹部(10)に沿う湾曲凹状で、且つ、前記把持部(1)側面高さ寸法(h1)より小さい幅寸法(w2)の電着やすり面(20)を備えたものとして、当該湾曲凹部(10)に設けことを特徴とする爪やすりを解決手段とする。
【選択図】 図1

Description

本考案は、手足の爪を研磨するための爪やすりに関するものである。
従来、例えば、棒状の取っ手の先端に、ヘアピンのような細い金属材を差込み、該細い金属材の片面のみにやすりを設けた爪やすり(例えば、特許文献1参照。)等が公知である。
また、半球形、皿形などのような凹曲面状や、そり形等のやすりを備えた爪やすり(例えば、特許文献2参照。)が公知である。
特開2001−340129号公報 特開平09−98827号公報
しかし、上記特許文献1に開示される棒状の取っ手の先端にやすりを設けるやすりは、先端にやすりがあるという構成により、一方の手で棒状の取っ手を把持し、他方の手若しくは足の指先の爪を削ることとなるが、やすり部分を往復動させたり傾けたりする操作は非常に行ない難く、作業中に指や爪に怪我を負う場合もあった。また、外部に金属製のやすりが突出した形状であることから、不使用時においても、危険性が高く、子供の手の届かない場所に保管するなど、取扱いに注意する必要があった。
次に、特許文献2には、半球、皿状等とした凹曲面を形成したやすりや、一端が反り上がった曲面状のやすり部を備える棒状の爪やすりが開示されている。このうち、半球、皿状とした凹曲面を形成したやすりは、内側縁部が容易に爪の表面に接触するため、やすり作業中に爪表面に傷を生ずることがあり、構造上問題であり、また、一端が反り上がった曲面状のやすり部を備える棒状の爪やすりは、棒状体の他端側を把持して使用するものであるが、反り上がった縁部や角部は、怪我を誘発しやすく、取扱上危険性が高いものであった。
尚、特許文献1及び特許文献2に開示されるいずれにおいても、甘皮を除去する手段を有するものではないが、このような湾曲したやすり部を有する爪やすりにおいて、当該甘皮の除去が可能であることが望ましい。
本発明は以上の事情に鑑みてなされたものであり、安全性が高く、不慮に爪の表面に傷を付けることもない優れた爪やすりを提供することを課題とするものである。
合成樹脂製の把持部(1)と、金属製のやすり部(2)とを備え、把持部(1)は、湾曲凸部(11)と、該湾曲凹部(11)の略反対側となる位置に湾曲凹部(10)を備え、やすり部(2)は、前記湾曲凹部(10)に沿う湾曲凹状で、且つ、前記把持部(1)側面高さ寸法(h1)より小さい幅寸法(w2)の電着やすり面(20)を備えたものとして、当該湾曲凹部(10)に設けことを特徴とする爪やすりを、基本とするものである。
本考案は、把持部が、掌に沿う湾曲凸状の側面(以下、湾曲凸部という。)と湾曲凹状の側面(以下、湾曲凹部という。)とが略反対側に位置する構成によって、爪を磨く側と反対側の手で当該爪やすりを確実に握持できることで、不用意な爪やすりの動きを防止するとともに、やすり部が、前記湾曲凹部に沿う湾曲凹状で、且つ、前記把持部側面高さ寸法より小さい幅寸法のやすり部を、湾曲凹部に備えた構成としたことから、湾曲凹状の側面に沿う金属製のやすり部が外部へ大きく突出しないため、安全性に優れるとともに、従来の半球状や皿状のやすりと異なり、爪の表面にやすり面が触れる危険性が極めて低く、不慮に爪の表面に傷を付けることを防止することができる。
そして、把持部の一端に、甘皮の一部を除去するための合成樹脂製の甘皮除去部とを形成したことによって、本考案に係る爪やすりのみで、甘皮を含めた爪の手入れを、安全に行うことができる。
また、やすり部の電着やすり面を幅方向に湾曲凹状とした場合には、爪の表裏両面にやすりをかけることができ、非常に便利なものとすることができるとともに、把持部の側面に沿う湾曲凹状との相乗効果によって、爪の割れを防止し、安全に案内するとともに、不慮のやすりの滑りを防止することができる。
更に、把持部の平面部及び底面部に指を掛けるための滑止凹部を形成することによって、研磨する爪側の手とは反対側の手で、当該爪やすりを更に確実に握持できることができ、使用中の爪やすりの落下等を防止することができる。
本考案は、合成樹脂製の把持部及び甘皮除去部と金属製のやすり部からなり、把持部が、掌に沿う湾曲凸状の側面である湾曲凸部と、湾曲凹状の側面である湾曲凹部とを備えることによって、安全で、爪表面への不用意な傷付きが少なく、甘皮の除去も可能な、利便性の高い爪やすりを実現した。
図1は本考案の実施例に係る爪やすりの平面図、図2は同実施例に係る爪やすりの正面図、図3は同実施例に係る爪やすりのやすり部を示す拡大平面図及び拡大正面図、図4は図3のA−A断面拡大図、図5は本考案の実施例に係る爪やすりの使用状態斜視図である。
本考案の実施例に係る爪やすりは、図1及び図2に示すように、掌サイズの把持部1の一端に甘皮除去部3を備えるとともに、前記把持部1の湾曲凹部10にやすり部2を備えるものである。
以下、本実施例に係る爪やすりについて詳しく説明すると、先ず、把持部1は、平面視縦26ミリメートル、横80ミリメートル程度となる略茄子形の外形で、側面には、湾曲凸部11と湾曲凹部10とが略反対側に位置するように設けられており、図2の正面図に示すように、厚さが8ミリメートル程度となる、縁に丸みを帯びた合成樹脂製の略板状体である。
また、把持部1の上面13、底面14の夫々の略中央位置には、相互に対象な状態で滑止凹部12が形成されている。当該滑止凹部12は、爪やすりにおける把持部1の平面視外形と略相似形の輪郭で指の腹が隠れる程度の深さで形成されている。
そして、把持部1における茄子形の上端近傍となる一端部は把持部1から徐々に厚さが薄くなっており、先端部で約0.8ミリメートル程度の平板状の甘皮除去部3として、当該把持部1と一体に形成されている。
また、図3及び図4にも示すように、前記把持部1の湾曲凹部10には、当該湾曲凹部10に沿う湾曲凹状で、且つ、前記把持部側面高さ寸法(h1)より小さい幅寸法(w2)の電着やすり面を形成したステンレス製のやすり部2が取付けられている。また、当該やすり部2のやすり面は、ダイヤモンドパウダーを電着してなる電着やすり面20とし、爪を極めて簡単に研磨でき、優れた耐久性を備えたものとしている。そして、該電着やすり面20は、短手となる幅方向にも湾曲凹状として形成されている。
前記やすり部2は、長手両端部には凹面形成側へ屈曲した取付片21が形成されている。該取付片21は、図示されない把持部のやすり部取付穴内へ嵌め込んで固定した構成である。
やすり部2と把持部1とが組合された状態においては、やすり部2の最も外方へ突出することとなる縁部22が把持部1の湾曲凹部10と同一面となり、電着やすり面20は湾曲凹部10よりも更に内側へ湾曲した凹み状として形成されることとなる。これによって、電着やすり面20は外部へ突出することなく、極めて優れた安全性を得ることができる。
以上の構成を備えた実施例に係る爪やすりを使用して、爪を磨く場合について説明する。先ず、実施例1に係る爪やすりは、図5に示すように、例えば右手の爪を磨く場合には、当然に、左手で把持部を持つこととなる。
把持方法は、親指と中指で基本的に把持部1を挟みこんで人差し指をやや伸ばして把持部1湾曲凸部に当てがい把持することもできるし、親指と人差し指で基本的に把持部1を挟み込んで把持することもできる。いずれの場合であっても、把持部1を持つことにより、把持部1に形成した滑止凹部12内に把持する指の腹が確実に入り込むことにより、不慮の指の滑りが防止できる。また、この際、上面13、底面14の滑止凹部が相互に対称な状態で形成されていることから、非常にバランス良く、安定して把持することができる。
次に、爪をやすり部2の電着やすり面20に対して当接し、爪の縁面をなぞるように、爪に対して当該爪やすりを摺動させる。やすり部2が把持部1の湾曲凸面11に沿う長手方向への湾曲形状であることから、爪が直線的に削られることがなく、従って、爪やすりの角度を頻繁に変えることなく、容易に爪の外形を曲線状に形成することができる。
また、やすり部2が、当該やすり部2の幅方向に湾曲凹状を呈するものとしていることから、爪がやすり部2から離れないように案内できることは勿論、短手中央を連続して結ぶ境界線によって二分されるいずれかの領域において爪が研磨されることによって、一方の領域では爪の表側縁部を研磨することができ、他方の領域では爪の裏側縁部を研磨することができる。従って、やすり部2に爪を当接して爪やすりを摺動するだけで、爪の表裏面双方を、研磨することができるのである。
更に、やすり部2が前記した把持部1の湾曲凸面11に沿う長手方向への湾曲形状であることと相俟って、爪に対する爪やすりの滑りを防止し、爪に対して爪やすりを特定の位置ですぐに止めることが容易となり、使用者が思い通りに扱うことを容易とすることができる。
また本実施例に係るやすり部2は、電着ダイヤモンドやすりを使用しているが、やすり部2の他の例として、ハンドメイドヤスリ、ABS樹脂等の合成樹脂製ヤスリ、砥石等を利用することもできる。
また、把持部1と一体に形成される甘皮除去部3は、前記したように先端部が僅か0.8ミリメートルと薄く、合成樹脂製で形成されていることから、外部からの接触に対して即座に湾曲することで安全性を確保するとともに、甘皮の除去を行なう際には、非常に薄く形成したことによって、柔軟性と樹脂弾性がバランスして優れた操作性を発揮することができる。更に、甘皮除去部3は、爪の汚れを落とす手段としても利用することができる。
本考案の実施例に係る爪やすりの平面図である。 本発明の実施例に係る爪やすりの正面図である。 本発明の実施例に係る爪やすりのやすり部を示す拡大平面図及び拡大正面図である。 本発明の実施例に係る爪やすりの電着やすり面を示すA−A断面拡大図である。 本考案の実施例に係る爪やすりの使用状態説明斜視図である。
符号の説明
1 把持部
10 湾曲凹部
11 湾曲凸部
12 滑止凹部
13 上面
14 底面
2 やすり部
20 やすり面
21 取付片
22 縁部
3 甘皮除去部
4 爪

Claims (4)

  1. 合成樹脂製の把持部(1)と、金属製のやすり部(2)とを備え、
    把持部(1)は、湾曲凸部(11)と、該湾曲凹部(11)の略反対側となる位置に湾曲凹部(10)を備え、
    やすり部(2)は、前記湾曲凹部(10)に沿う湾曲凹状で、且つ、前記把持部(1)側面高さ寸法(h1)より小さい幅寸法(w2)の電着やすり面(20)を備えたものとして、当該湾曲凹部(10)に設けことを特徴とする爪やすり。
  2. 把持部(1)は、当該把持部(1)の一端に、合成樹脂製の甘皮除去部(3)を、一体として設けたことを特徴とする請求項1記載の爪やすり。
  3. やすり部(2)の電着やすり面(20)は、幅方向に湾曲凹状としたことを特徴とする請求項1又は2記載の爪やすり。
  4. 把持部(1)の上面部(13)及び底面部(14)に指を掛けるための滑止凹部(12)を形成したことを特徴とする請求項1、2又は3記載の爪やすり。
JP2003273423U 2003-12-25 2003-12-25 爪やすり Expired - Lifetime JP3102511U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003273423U JP3102511U (ja) 2003-12-25 2003-12-25 爪やすり

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003273423U JP3102511U (ja) 2003-12-25 2003-12-25 爪やすり

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3102511U true JP3102511U (ja) 2004-07-08

Family

ID=43256046

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003273423U Expired - Lifetime JP3102511U (ja) 2003-12-25 2003-12-25 爪やすり

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3102511U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP3817893B1 (en) Knife with extended handle grip portion
US6065188A (en) Ergonomic handle for utensil
MXPA05013096A (es) Implemento de cubiertos y bloque.
US8959776B2 (en) Knife safety apparatus
US20080223385A1 (en) Nail File
US5679068A (en) Sharpening and deburring tool with unitary blade guard and handle
US20110061239A1 (en) Nail clipper assembly
JP3102511U (ja) 爪やすり
JP3178684U (ja) 指装着形収穫爪
US6370724B1 (en) Brush
US20070093735A1 (en) Backscratcher
US3048884A (en) Fish scaler
US20170231361A1 (en) Nail clipper assembly
KR102683292B1 (ko) 손톱 연마용 줄
JP3182421U (ja) 包丁支持具
US7284555B1 (en) Manicuring implement and instruments including same
JP6148309B2 (ja) 包丁支持具
CN214604506U (zh) 一种便于掌控的剃毛器
CN209812389U (zh) 一种刀具护手套件及刀具
CN220783982U (zh) 一种多角度自由转换式手持部件及剃须刀
JP3081905U (ja) 包丁等研ぎ具
EP1345559B1 (en) Pedicure tool for cleaning skin tissues
KR20220167206A (ko) 손톱 연마용 줄
KR20170003247U (ko) 주방용 칼 손잡이 지지도구
KR200270338Y1 (ko) 손톱연마기

Legal Events

Date Code Title Description
R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080331

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090331

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090331

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100331

Year of fee payment: 6

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100331

Year of fee payment: 6