JP3102343B2 - 光ディスク記録再生方法及び光ディスク装置 - Google Patents

光ディスク記録再生方法及び光ディスク装置

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JP3102343B2
JP3102343B2 JP08052057A JP5205796A JP3102343B2 JP 3102343 B2 JP3102343 B2 JP 3102343B2 JP 08052057 A JP08052057 A JP 08052057A JP 5205796 A JP5205796 A JP 5205796A JP 3102343 B2 JP3102343 B2 JP 3102343B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、記録媒体の取り
出しが可能で、かつ、再収容可能なカートリッジに、書
換形又は追記形の記録媒体を収容した光ディスクに対し
て、記録再生を行う光ディスク記録方法及び光ディスク
装置に係わる。
【0002】
【従来の技術】図9は従来の光ディスク装置、光ディス
ク媒体、光ディスクキャディ、光ディスクカートリッジ
を示す図である。光ディスク媒体は光磁気ディスクに代
表されるようにカートリッジの中に入れられているもの
と、CD−DAに代表されるようにカートリッジ無しで
ディスク媒体を直接扱うものがある。例えば、光磁気デ
ィスクではSTANDARD ECMAー201(DA
TA INTERCHANGE ON 90mmOPTI
CAL DISKCARTRIDGES ーCAPACI
TY:230MEGABYTES PER CARTRI
DGE−)にあるように、ディスクはカートリッジ内に
閉じ込められておりカートリッジシャッタを開けること
によってディスク内の媒体へのアクセスが可能になる。
【0003】また、CD−ROMのように直接媒体を扱
えるものを、指紋や埃から守るために、キャディと呼ば
れるケースに入れて用いる場合がある。装置もディスク
の形態に応じた機構が備わっている。図10は従来の光
ディスクの種類に対してキャディ、カートリッジの有無
を示した図である。例えば再生型光ディスクについて見
るとキャディを使用するものやむき出しのまま使用する
ものはあるが、カートリッジに入っているものはない。
【0004】現状で記録再生型と再生型とで物理的に同
じ構造をとっている光ディスクはない。しかし、CD−
DAがむき出しのままで登場してから、その後CD−R
OMがキャディを用いて汚れを防ぎつつ互換を保った。
これはCD−ROMは主に計算機のデータを記録してい
るためデータの誤りは致命的な欠陥となる。CD−DA
が音楽データを記録しているのに比べて、より誤り率の
低いことが要求されるからである。
【0005】従来の光ディスクはカートリッジから取り
出しが不可能な光ディスクとCD等の裸のディスクとの
どちらも使用できるような互換性を確保するには、ディ
スクのローディング機構が複雑になり、装置のコストが
高くなるという問題点があり、この問題点を回避するた
めにカートリッジに収容された光ディスク媒体を取出し
可能で再収容可能に構成し、カートリッジなしの裸のデ
ィスクしか扱えない光ディスク装置で記録再生等を行わ
せるには、一旦カートリッジから光ディスク媒体を取出
し、そのような装置にかけることが考えられる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来においては、カー
トリッジから取り出しが可能な光ディスクを、カートリ
ッジから取り出している間にゴミ、埃、指紋などのひど
い汚れがついてしまい、一旦カートリッジから取り出し
てから再び戻した記録媒体に対して、データ保護が必要
な記録媒体に誤って書き込んだり、消去したりするミス
が生じるという問題点があった。
【0007】また、上記問題点を避けるために、一旦カ
ートリッジから取り出してから再び戻した記録媒体に対
しては一律に記録を禁止することが考えられるが、この
場合、ユーザの希望により記録することができないとい
う問題点があった。
【0008】さらに、こうして汚れた場合でもきれいな
ディスクと区別せずに扱っているので、書き込む場合に
記録するデータの信頼性に対する配慮をうっかり忘れ
て、汚れたディスクを高い信頼性を要求される重要なデ
ータの記録に使用してしまうといったミスを招く問題点
があった。
【0009】また、カートリッジから一度取り出して汚
れた可能性のある記録媒体に記録する場合に、非常に高
い信頼性を要求されるデータの記録に誤って使用してし
まうミスを招くという問題点があった。
【0010】また、カートリッジから一度取り出して汚
れた可能性のある記録媒体を使用して記録する際に、こ
のような汚れによりディスクの欠陥領域ができ、データ
記録の信頼性が低下するという問題点があった。
【0011】さらに、カートリッジから一度取り出して
汚れた可能性のある記録媒体を使用して記録する際に、
カートリッジから出されている間についたゴミ、埃、指
紋などのひどい汚れが部分的に存在するとそれによる欠
陥領域が増加してしまい、この欠陥領域を交替処理する
ときの交替領域が不足して記録できなくなるという問題
点があった。
【0012】この発明は以上のような問題点を解決する
ためになされたもので、カートリッジから記録媒体を取
り出し可能な光ディスクにおいて、記録媒体を再びカー
トリッジに戻す際に発生する様々な問題を解決すること
目的とするものである。
【0013】すなわち、まず一旦カートリッジから取り
出してから再び戻した記録媒体に対して、データ保護が
必要な記録媒体に誤って書き込んだり、消去したりする
ミスを回避することを目的とする。
【0014】また、一旦カートリッジから取り出してか
ら再び戻した記録媒体に対して、ユーザの希望により記
できるようにすることを目的とする。
【0015】また、ユーザにカートリッジから一度取り
出して汚れた可能性のある記録媒体を使用しているとい
う認識を常に促し、記録しようとするデータの信頼性に
対する注意を喚起することを目的とする。
【0016】さらに、カートリッジから一度取り出して
汚れた可能性のある記録媒体を、非常に高い信頼性を要
求されるデータの記録に誤って使用してしまうミスを避
けることを目的とする。
【0017】また、カートリッジから一度取り出して汚
れた可能性のある記録媒体を使用して記録する際に、デ
ータ記録の信頼性を向上することを目的とする。
【0018】また、カートリッジから一度取り出して汚
れた可能性のある記録媒体を使用して記録する際に、カ
ートリッジから出されている間についたゴミ、埃、指紋
などのひどい汚れが部分的に存在しても、記録できなく
なることを防ぐことを目的とする。
【0019】
【0020】
【課題を解決するための手段】 請求項1 に記載の光ディ
スク記録再生方法は、記録媒体を取り出し可能で、か
つ、再収容可能なカートリッジに書換形又は追記形の記
録媒体を収容した光ディスクに対して、記録再生を行う
光ディスク記録再生方法において、前記光ディスクへ記
録再生を行う光ディスク装置に前記光ディスクがローデ
ィングされた後、あるいは前記光ディスクが既にローデ
ィングされている前記光ディスク装置の電源投入後に、
前記カートリッジから前記記録媒体が取り出された履歴
の有無を検知し、前記記録媒体が前記カートリッジから
取り出された履歴がないことが検出された場合には、前
記光ディスク装置を記録可能モードに設定し、前記記録
媒体が前記カートリッジから取り出された履歴があると
検出された場合であって、前記光ディスク装置を記録可
能モードとする指令信号が入力されたときには、前記光
ディスク装置を記録可能モードに設定し、前記指令信号
が入力されないときには、前記光ディスク装置を記録禁
止モードに設定することを特徴とする。
【0021】請求項2に記載の光ディスク記録再生方法
は、前記設定された記録可能モードを、前記設定から所
定期間に限り有効とするようにしたものである。
【0022】請求項3に記載の光ディスク記録再生方法
は、前記設定された記録可能モードを、前記設定以後、
前記ローディングされた光ディスクを前記光ディスク装
置からアンローディングするか、もしくは、前記光ディ
スク装置の電源が遮断されるまでの間有効とするように
したものである。
【0023】請求項4に記載の光ディスク記録再生方法
は、記録媒体を取り出し可能で、かつ、再収容可能なカ
ートリッジに書換形又は追記形の記録媒体を収容した光
ディスクに対して、記録再生を行う光ディスク記録再生
方法において、前記光ディスクへ記録再生を行う光ディ
スク装置に前記光ディスクがローディングされた後、あ
るいは前記光ディスクが既にローディングされている前
記光ディスク装置の電源投入後に、前記カートリッジか
ら前記記録媒体が取り出された履歴の有無を検知し、前
記記録媒体が前記カートリッジから取り出された履歴が
ないことが検出された場合には、前記光ディスク装置を
記録可能モードに設定し、前記記録媒体が前記カートリ
ッジから取り出された履歴があると検出された場合であ
って、前記光ディスク装置を記録可能モードとする指令
信号が入力されたときには、前記光ディスク装置を記録
可能モードに設定するとともに、前記光ディスクの未記
録領域をサーティファイして欠陥領域を前記未記録領域
から除外することを特徴とする。
【0024】請求項5に記載の光ディスク記録再生方法
は、前記欠陥領域を交替領域で代替する交替処理を行う
とともに、前記交替領域を前記カートリッジからの取り
出し履歴のない記録媒体の収容された光ディスクよりも
拡大するようにしたものである。請求項6に記載の光デ
ィスク装置は、記録媒体を取り出し可能で、かつ、再収
容可能なカートリッジに書換形又は追記形の記録媒体を
収容した光ディスクに対して、記録再生を行う光ディス
ク装置において、前記光ディスク装置に前記光ディスク
がローディングされた後、あるいは前記光ディスクが既
にローディングされている前記光ディスク装置の電源投
入後に、前記カートリッジから前記記録媒体が取り出さ
れた履歴の有無を検知する手段と、前記記録媒体が前記
カートリッジから取り出された履歴があると検出した場
合であって、かつ前記光ディスク装置を記録可能モード
とする指令信号が入力した場合には、前記光ディスク装
置を書き込み可能モードに設定し、前記記録媒体が前記
カートリッジから取り出された履歴があると検出した場
合であって、かつ前記光ディスク装置を記録可能モード
とする指令信号が入力しない場合には、前記光ディスク
装置を書き込み禁止モードに設定する手段とを備えたこ
とを特徴とする。請求項7に記載の光ディスク装置は、
記録媒体を取り出し可能で、かつ、再収容可能なカート
リッジに書換形又は追記形の記録媒体を収容した光ディ
スクに対して、記録再生を行う光ディスク装置におい
て、前記光ディスク装置に前記光ディスクがローディン
グされた後、あるいは前記光ディスクが既にローディン
グされている前記光ディスク装置の電源投入後に、前記
カートリッジから前記記録媒体が取り出された履歴の有
無を検知する手段と、前記記録媒体が前記カートリッジ
から取り出された履歴がないことが検出された場合に
は、前記光ディスク装置を記録可能モードに設定し、前
記記録媒体が前記カートリッジから取り出された履歴が
あると検出された場合であって、前記光ディスク装置を
記録可能モードとする指令信号が入力されたときには、
前記光ディスク装置を記録可能モードに設定するととも
に、前記光ディスクの未記録領域をサーティファイして
欠陥領域を前記未記録領域から除外する手段とを備えた
ことを特徴とする。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
をもとに具体的に説明する。 実施の形態1.まず、この発明の各実施の形態において
使用される光ディスク装置について説明しておく。図1
はこの発明の各実施の形態において使用される光ディス
ク装置の構成を示すブロック図である。図において1は
光ディスクカートリッジ、2は光ディスク媒体で、再生
専用型、追記型、記録再生型のいずれかを示す。さら
に、片面のみの情報の記録再生、または再生が可能なも
の(以下、片面ディスクと略記する。)と、両面の情報
の記録再生、または再生が可能なもの(以下、両面ディ
スクと略記する。)がある。
【0026】ここで述べる光ディスクカートリッジは収
容(収納)された光ディスク媒体(記録媒体)が取出し
可能で、取り出した光ディスク媒体を再収容可能である
という点で光ディスクキャディと類似している。しかし
基本的に取出しはおこなわないが、カートリッジ内に入
った光ディスク媒体をカートリッジには収容されていな
いむき出しの光ディスク媒体に対応した再生装置に入れ
る場合にカートリッジから取出す。
【0027】また、最初に光ディスク媒体を取出す際に
カートリッジに不可逆的な(一旦マーキングされると元
に戻すことができない)識別マークが付加される。ここ
で、このような識別マークとしては、例えばカートリッ
ジの一部の爪状のものが折れて、センサホールが現れる
ようにしておく。そして、光ディスク装置にはこのセン
サーホールに対応して発光素子及び受光素子からなるセ
ンサを設けておき、発光素子からこのセンサーホール通
過する光を受光素子で受光することにより、この識別マ
ークを検出する。
【0028】3は光ディスク記録再生手段であり、レー
ザーパワーの制御、検出、信号の2値化、記録再生クロ
ックの生成、抽出、変復調、誤り訂正等の処理を行う。
4は光ディスクカートリッジ1から光ディスク媒体2を
取出したことがあるかを認識する取出し履歴検出手段で
ある。取出し履歴検出手段4は、先に述べたカートリッ
ジに付加された不可逆的な光ディスク取出し履歴識別マ
ークを検出することにより、光ディスク媒体2の取出し
履歴を検出する。7はユーザがディスク媒体2に対して
書込み(記録)を許可しているかどうかを検出する書込
み許可検出手段である。ここでは、上記の光ディスク取
出し履歴識別マークと同様に、カートリッジにセンサホ
ールを書込み許可識別マークとして設けておき、光ディ
スク装置のセンサによりこの識別マークを検出すること
により、書込みを許可しているかどうかを検出する。5
は取出し履歴検出手段4から出力される、ディスクをカ
ートリッジから取出したことがあるかどうかを示す取出
し履歴検出情報と、光ディスク2から光ディスク記録再
生手段3を経由して装置内のディスクが再生専用か記録
再生可能かなどの情報と、ユーザからの強制記録をした
い場合に装置に入力され、装置を書込み(記録)モード
とする指令信号である書込みモード信号をもとに、光デ
ィスク記録再生手段3を制御する光ディスク装置制御手
段である。制御内容は記録の許可/禁止などにかかるも
のであり、その詳細は装置の処理フローを示す個所で述
べる。
【0029】次に、この発明の実施の形態1である記録
再生方法について以下説明する。図2はこの発明の実施
の形態1である記録再生方法(光ディスクカートリッジ
をローディング後の初期処理方法)を示すフローチャー
トである。なお、ここでは、カートリッジ内の光ディス
ク媒体を単にディスクと記す。図2において、まず、カ
ートリッジを装置に挿入後(S1)、カートリッジ内に
ディスクが入っているかどうかを調べる(S2)。も
し、カートリッジ内にディスクが入っていない場合は、
装置からカートリッジを排出して(S3)、終了する。
カートリッジ内にディスクが入っている場合は、次に、
カートリッジ内のディスクが裏表正しく入れられている
かを調べる(S4)。ここで、例えばディスクの特定個
所に裏、表の情報を記録しておき、この情報を検出する
ことによりディスクが裏表正しく入れられているか(収
容されているか)を調べることが可能である。正しく入
れられていない場合、装置からカートリッジを排出して
(S3),終了する。
【0030】裏表が正しく入れられている場合は、次
に、再生専用型、追記型、記録再生型のディスクの種類
を特定する(S5)。ここで、例えばディスクの特定個
所にディスク種別に関する情報を記録する領域を設けて
おき、この領域のディスク種別に関する情報を検出する
ことにより、ディスクの種別を特定することが可能であ
る。ディスクの種類が記録可能型でない場合、つまり、
再生専用型の場合には装置を再生のみ可能なモードに装
置をセット(設定)し(S7)、初期処理終了とする。
記録可能型の場合、つまり、追記型、記録再生型の場合
には、次に、ディスクをカートリッジから取出したこと
がないかどうか(ディスクの取出し履歴)を調べる(S
6)。ここで、上述したように、例えばディスクのカー
トリッジに取出したかどうか識別するための非可逆のセ
ンサホールを設けておき、それを装置のセンサで認識す
ることにより、ディスクをカートリッジから取出したこ
とがないかどうかを調べる。
【0031】取出したことがない場合は、記録再生可能
なモードに装置をセット(設定)して(S8)初期処理
終了とする。ディスクをカートリッジから取出したこと
がある場合は、再生のみ可能にする(S13)。つま
り、ディスク媒体が記録再生型でもカートリッジからの
ディスク取出しが行われている場合には、強制的に記録
禁止モードに装置を初期設定する。このように初期処理
を終えた後、ユーザは記録、再生、等をおこなう。ここ
で、設定変更された記録可能モードは、設定変更から所
定期間に限り有効とする。
【0032】さて、記録可能型光ディスクは、カートリ
ッジ無しで記録する場合、ディスク上に埃や指紋などの
汚れが付着することによって、不良セクタあるいは不良
ブロックが発生しやすくなり、エラーレートが増大し媒
体の信頼性の劣化を招く。よって、記録再生可能型光デ
ィスクの場合は、カートリッジ内にディスク媒体を格納
し埃や指紋などから保護するのが一般的である。
【0033】しかしながら、カートリッジ無しの再生専
用光ディスクが広く普及している状況下で、新たに再生
専用ディスクとフォーマット上互換のある記録再生型光
ディスクが現れた場合、カートリッジに入っている記録
再生型のディスクをカートリッジ無しの再生専用ディス
クを再生する装置で再生可能にするには、ディスクをカ
ートリッジから取出すことが可能なようにカートリッジ
を構成しておくことが考えられる。ところが、一度カー
トリッジから取出したディスクは汚れが付着する可能性
があるので、装置で取出したことを認識し書込みを禁止
する。上で例として述べた、ディスクのカートリッジに
取出したかどうか識別するための非可逆のセンサホール
を設けたのは、このためである。
【0034】以上のように、ディスク媒体が記録再生型
でもカートリッジからのディスク取出しが行われている
場合には、一旦カートリッジから取り出してから再び戻
した記録媒体に対して、強制的に記録禁止モードに装置
を初期設定するようにしたので、データ保護が必要な記
録媒体に誤って書き込んだり、消去したりするミスを避
けることができる。
【0035】なお、設定変更された記録可能モードは、
設定変更から所定期間に限り有効とするのではなく、さ
らに前記設定変更された記録可能モードを、前記設定変
更以後、前記ローディングされた光ディスクを前記光デ
ィスク装置からアンローディングするか、もしくは、前
記光ディスク装置の電源が遮断されるまでの間有効とす
るようにしてもよい。このようにすれば、ユーザが強制
記録を一度可能とした場合には、カートリッジを装置か
らアンローディングするまで継続されるので、小さなデ
ータを何度も記録する場合に強制可能モードに再設定す
る必要がない。
【0036】実施の形態2.この発明の実施の形態2で
ある記録再生方法について以下説明する。図3及び4は
この発明の実施の形態2である記録再生方法(光ディス
クカートリッジをローディング後の初期処理方法)を示
すフローチャートである。なお、ここでは、カートリッ
ジ内の光ディスク媒体を単にディスクと記す。また、デ
ィスクをカートリッジから取出したことがないかどうか
(ディスクの取出し履歴)を調べる(S6)までは、上
記実施の形態1で説明した図2と同様であるので、ここ
では説明を省略する。
【0037】ディスクをカートリッジから取出したこと
がある場合には、図4に示すように、ユーザにより強制
記録(書込み)要求があるかどうかを調べる(S9)。
強制記録要求がない場合は、再生のみ可能なモードに装
置をセット(設定)し(S10)、初期処理を終了す
る。強制記録要求がある場合は、記録再生可能なモード
に装置をセット(設定)して(S11)、初期処理を終
了する。
【0038】上記実施の形態1で説明したように、一度
でもカートリッジから出したディスクに対し書込みを禁
止することは、エラーレートの点からも望ましいことで
ある。しかしながら、例えば、ほんのわずか記録しただ
けのディスクをカートリッジから出してしまった場合
に、そのディスクはもう記録できないというのは非常に
無駄である。そこで、本実施の形態では、ユーザにエラ
ーレートが高くなっていることを承知の上で、書込みを
可能とする強制記録の要求というモードを設けるように
したものである。これにより、一旦カートリッジから取
出した記録可能型光ディスクに対してもユーザからの要
求により記録が可能になる。
【0039】なお、カートリッジ内のディスクが裏表正
しく入れられているかを識別することが不可能な光ディ
スク装置の場合は、カートリッジからディスクを取出し
たことがない書込み可能なディスクにおいても、一度書
込み不可と制御する。これにより、ユーザが記録媒体の
裏表を間違えてカートリッジに収納した場合、カートリ
ッジ上の書込み許可の有無を示す標識とカートリッジ内
の記録媒体の書込み許可の要不要が一致しない、あるい
は記録の禁止が必要な面に誤って書込んだりするという
ミスを避けることができる。
【0040】また、図3に示したフロー以降の処理を図
5に示すようにすることもできる。すなわち、まず、デ
ィスクをカートリッジから取出したことがある場合に
は、ユーザーによる強制記録要求があるかどうかを調べ
る(S9)。強制記録要求がない場合は、再生のみ可能
なモードに装置をセット(設定)し(S10)、初期処
理を終了する。強制記録要求がある場合は、ディスクを
記録(書込み)許可にしているかどうかを調べる(S1
2)。ここでは、実施の形態1で示したように、上記の
光ディスク取出し履歴識別マークと同様に、カートリッ
ジにセンサホールを書込み許可識別マークとして設けて
おき、光ディスク装置のセンサによりこの識別マークを
検出することにより、書込みを許可しているかどうかを
検出する。ディスクを記録許可にしていない場合には、
再生のみ可能なモードに装置をセット(設定)し(S1
0)、初期処理を終了する。ディスクを記録許可にして
いる場合には、記録再生可能なモードに装置をセット
(設定)し(S11)、初期処理を終了する。
【0041】このように、ディスクをカートリッジに再
収容したときに、ユーザーにより強制記録要求があって
も、カートリッジに設けられた識別マークにより記録許
可にしていない場合には、記録可能なモードに装置を設
定しないので、強制記録要求があっても、誤って記録さ
れることを防止することができる。
【0042】実施の形態3.上述した実施の形態1にお
いては、ディスクをカートリッジから取出したことがあ
る場合は、ディスク媒体が記録再生型でも再生のみ可能
にする、強制的に記録禁止モードに装置を初期設定する
ようにした。しかしながら、初期設定が行われた後、ユ
ーザーがどうしても記録をおこないたい場合が生じるこ
とも考えられる。本実施の形態は、ディスク媒体が記録
再生型でも強制的に記録禁止モードに装置を初期設定さ
れた後、ユーザーの要求により、記録(書込み)を可能
に装置を再設定するものである。以下、実施の形態3で
ある光ディスク記録方法について説明する。
【0043】図6はこの発明の実施の形態3である記録
再生方法のフローを示すフローチャートであり、光ディ
スク装置にカートリッジを入れ、初期処理を終えた後、
記録可能モードに装置を設定変更(再設定)するもので
ある。図6において、まず、ディスクの種類が記録可能
型か(S14)調べる。再生専用ディスクの場合は記録
要求を拒絶(S16)し設定変更処理を終了する。記録
可能型の場合は記録再生可能モードに装置をセットする
(S15)。次にユーザからの記録開始の指令により、
装置は光ディスクへデータを記録する(S17)。そし
て、記録終了後、ディスクをカートリッジから取出した
ことがあるか(S18)を調べる。カートリッジから取
出したことがない場合は、記録再生可能モードのまま終
了する。取出したことがある場合は再生のみ可能なモー
ドに装置をセット(S19)し、終了する。
【0044】このような方法により、カートリッジから
取出したディスクに対して通常再生のみ可能すなわち記
録禁止モードに装置が設定されている場合にも、ユーザ
からの要求により記録が可能になる他、このような強制
記録モードは一度データを記録した後すぐに解除される
ので、それ以降はユーザに認識無しで強制記録されるこ
とを防ぐことができる。
【0045】また、図6に示したフローにおいて、ディ
スクの種類は記録可能型かを調べた(S14)後に、図
7に示すように、ディスクの種類が記録可能型である場
合は、ディスクを記録(書込み)許可にしているかどう
かを調べ(S20)、書込みが許可されていなければ、
記録要求を拒絶(S16)し設定変更処理を終了し、書
込みが許可されていれば装置を記録再生可能モードに設
定するようにしてもよい。
【0046】実施の形態4.上記各実施の形態において
は、ユーザによる強制書込み要求が承認された場合、記
録再生光ディスクに対してはカートリッジから取出され
たことがあるものであっても、再生専用から記録再生可
能へとモードを変えた。しかしながら、光ディスク媒体
は埃等によりデータの誤り率の悪化を伴っていると考え
られる。そこで、本実施の形態においては、強制記録可
能にセットしてから、ディスクの未使用領域に限って、
ディスクの状態をサーティファイ(確認)し直すように
する。なお、ディスクが初めて使用されるときにも、サ
ーティファイは行われている。
【0047】サーティファイにはディスク上のセクタに
欠陥がないかどうかを調べ、あった場合には欠陥管理テ
ーブルに登録しそのセクタを使用せず次のセクタに欠陥
セクタのアドレスを割り付ける操作がある。図8は実施
の形態4におけるサーティファイ方法を示す図である。
図8(a)はディスクの初期状態を示している。まだ一
度もサーティファイされていないため、アドレスも割り
振られてなく不良セクタも分からない。図8(b)はサ
ーティファイ直後のディスク状態を示す。本来アドレス
4の個所が不良セクタであるためにそれ以降1ずれてア
ドレスが割り当てられている。図8(c)はデータを記
録した状態を表す。不良セクタを飛ばしてデータが記録
されている。ここで、ディスクをカートリッジから出し
てしまった場合アドレス8以降は強制記録モードに変更
しないと記録することができない。しかし、一度ディス
クをカートリッジから取出しているので不良セクタが増
えている可能性がある。そこでディスク装置はユーザよ
り強制記録モードの要求を受けると、アドレス8以降に
対してもう一度サーティファイ処理をおこなう。図8
(d)はアドレス8以降に対してもう一度サーティファ
イをしたものであり、アドレス12であったところが欠
陥セクタになっているため、それ以降アドレス番号が1
ずれて割り当てられている。
【0048】このように、未記録領域のサーティファイ
を強制記録前に再びおこなうことにより、未記録領域の
記録に先立って欠陥領域や不良領域を取り除いておける
ので、強制記録以降における記録データの信頼性を向上
することができ、また、記録中の記録不良発生による書
き直しを事前に防止することができるので、記録時のデ
ータ転送レートを向上することが可能となる。
【0049】さて、一般にサーティファイ後に現れた欠
陥セクタはディスクに設けられた交替領域を使用して交
替処理される。交替領域とは、記録しようとするセクタ
に正しくデータを記録できないときにその代わりとして
使用する領域のことである。したがって、未記録領域の
サーティファイを強制記録前に再びおこなうことによ
り、以降の記録等における交替領域使用率の減少が可能
となる。
【0050】なお、実施の形態4においては、強制記録
可能にセットしてから、ディスクの未使用領域に限っ
て、ディスク上のセクタに欠陥がないかどうかを調べ、
あった場合には欠陥管理テーブルに登録しそのセクタを
使用せず次のセクタに欠陥セクタのアドレスを割り付け
ることによりサーティファイを行うものとして説明した
が、欠陥セクタをディスクに設けられた交替領域を使用
して交替処理することによりサーティファイをおこなっ
てもよい。この場合、サーティファイにおける交替処理
に使用される交替領域(スペア領域)を、カートリッジ
からの取り出し履歴のない光ディスク媒体の入った光デ
ィスクよりも拡大するようにしておくことも考えられ
る。それにより、カートリッジから出されている間につ
いたゴミ、埃、指紋などのひどい汚れが部分的に存在し
ても、交替領域が広げられているので交替領域が枯渇し
て記録できなくなることを大幅に防ぐことができる。ま
た、カートリッジからの取り出し履歴のない場合の交替
領域は必要最小限度に抑えることができるので、大きな
記録容量を確保することが可能となる。
【0051】
【発明の効果】この発明は、以上説明したように構成さ
れているので、以下に示すような効果を奏する。
【0052】本発明においては、一旦カートリッジから
取り出してから再び戻した記録媒体に対して、書き込み
許可の有無にかかわらず、必ず書き込み禁止モードには
いるので、データ保護が必要な記録媒体に誤って書き込
んだり、消去したりするミスを避けることができる。
【0053】また、一旦カートリッジから取り出してか
ら再び戻した記録媒体に対して、ユーザの希望により記
録することができるので、完全に書き込み禁止する場合
に比べると、光ディスクの残りの記録容量を有効に利用
できる。
【0054】また、書き込み可能モードへの設定変更を
ユーザの設定変更指令後のある所定期間だけ認めるよう
にしたので、ユーザにカートリッジから一度取り出して
汚れた可能性のある記録媒体を使用しているという認識
を常に促し、記録しようとするデータの信頼性に対する
注意を喚起することができる。さらに、非常に高い信頼
性を要求されるデータの記録に誤って使用してしまうミ
スを避けることができる。
【0055】あるいは、書き込み可能モードへの設定変
更をユーザの設定変更指令の後、光ディスクを装置から
排出するか、装置の電源を切るまでの期間に限り認め、
この書き込み可能モードへの設定変更は一度光ディスク
を装置から排出すると消えるようにしたので、カートリ
ッジから一度取り出して汚れた可能性のある記録媒体に
記録するというリスクを侵す場合には、常にユーザの確
認を経ることにより、非常に高い信頼性を要求されるデ
ータの記録に誤って使用してしまうミスを避けることが
できる。
【0056】また、本発明の光ディスク記録再生方法に
おいては、カートリッジから一度取り出して汚れた可能
性のある記録媒体を使用する際には、未記録領域をサー
ティファイして欠陥領域や不良領域を交替処理により取
り除いておけるので、データ記録の信頼性を向上するこ
とが可能となる。さらに、記録中の記録不良発生による
書き直しを事前に防止することができるので、記録時の
データ転送レートを向上することが可能となる。
【0057】また、サーティファイにおける交替処理に
使用される交替領域を、カートリッジからの取り出し履
歴のない場合の交替領域よりも拡大するようにしたの
で、カートリッジから出されている間についたゴミ、
埃、指紋などのひどい汚れが部分的に存在しても、交替
領域が枯渇して記録できなくなることを大幅に防ぐこと
ができる。さらに、カートリッジからの取り出し履歴の
ない場合の交替領域は必要最小限度に抑えることができ
るので、大きな記録容量を確保することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の各実施の形態で用いる光ディスク
装置の構成を示すブロック図である。
【図2】 この発明の実施の形態1である光ディスク記
録再生方法のフローチャートである。
【図3】 この発明の実施の形態2である光ディスク記
録再生方法のフローチャートである。
【図4】 この発明の実施の形態2である光ディスク記
録再生方法のフローチャートである。
【図5】 この発明の実施の形態2である光ディスク記
録再生方法のフローチャートである。
【図6】 この発明の実施の形態3である光ディスク記
録再生方法のフローチャートである。
【図7】 この発明の実施の形態3である光ディスク記
録再生方法のフローチャートである。
【図8】 この発明の実施の形態4である光ディスク記
録再生方法におけるサーティファイ方法を示す図であ
る。
【図9】 従来の光ディスク媒体、光ディスクキャデ
ィ、光ディスクカートリッジ、及び光ディスク装置の種
別を示す図である。
【図10】 従来の光ディスクの種類に対してキャデ
ィ、カートリッジの有無を示した図である。
【符号の説明】
1 光ディスクカートリッジ、2 光ディスク媒体、3
光ディスク記録再生手段、4 取出し履歴検出手段、
5 光ディスク装置制御手段、6 光ディスクキャデ
ィ、7 書込み許可検出手段。
フロントページの続き (72)発明者 中津 公秀 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三菱電機株式会社内 (72)発明者 石田 禎宣 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三菱電機株式会社内 (56)参考文献 特開 平9−106654(JP,A) 特開 平9−231722(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 19/04 G11B 23/28

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体を取り出し可能で、かつ、再収
    容可能なカートリッジに書換形又は追記形の記録媒体を
    収容した光ディスクに対して、記録再生を行う光ディス
    ク記録再生方法において、 前記光ディスクへ記録再生を行う光ディスク装置に前記
    光ディスクがローディングされた後、あるいは前記光デ
    ィスクが既にローディングされている前記光ディスク装
    置の電源投入後に、前記カートリッジから前記記録媒体
    が取り出された履歴の有無を検知し、 前記記録媒体が前記カートリッジから取り出された履歴
    がないことが検出された場合には、前記光ディスク装置
    を記録可能モードに設定し、 前記記録媒体が前記カートリッジから取り出された履歴
    があると検出された場合であって、前記光ディスク装置
    を記録可能モードとする指令信号が入力されたときに
    は、前記光ディスク装置を記録可能モードに設定し、前
    記指令信号が入力されないときには、前記光ディスク装
    置を記録禁止モードに設定することを特徴とする光ディ
    スク記録再生方法。
  2. 【請求項2】 前記設定された記録可能モードを、前記
    設定から所定期間に限り有効とすることを特徴とする請
    求項1に記載の光ディスク記録再生方法。
  3. 【請求項3】 前記設定された記録可能モードを、前記
    設定以後、前記ローディングされた光ディスクを前記光
    ディスク装置からアンローディングするか、もしくは、
    前記光ディスク装置の電源が遮断されるまでの間有効と
    することを特徴とする請求項1に記載の光ディスク記録
    再生方法。
  4. 【請求項4】 記録媒体を取り出し可能で、かつ、再収
    容可能なカートリッジに書換形又は追記形の記録媒体を
    収容した光ディスクに対して、記録再生を行う光ディス
    ク記録再生方法において、 前記光ディスクへ記録再生を行う光ディスク装置に前記
    光ディスクがローディングされた後、あるいは前記光デ
    ィスクが既にローディングされている前記光ディスク装
    置の電源投入後に、前記カートリッジから前記記録媒体
    が取り出された履歴の有無を検知し、 前記記録媒体が前記カートリッジから取り出された履歴
    がないことが検出され た場合には、前記光ディスク装置
    を記録可能モードに設定し、 前記記録媒体が前記カートリッジから取り出された履歴
    があると検出された場合であって、前記光ディスク装置
    を記録可能モードとする指令信号が入力されたときに
    は、前記光ディスク装置を記録可能モードに設定すると
    ともに、前記光ディスクの未記録領域をサーティファイ
    して欠陥領域を前記未記録領域から除外することを特徴
    とする光ディスク記録再生方法。
  5. 【請求項5】 前記欠陥領域を交替領域で代替する交替
    処理を行うとともに、前記交替領域を前記カートリッジ
    からの取り出し履歴のない記録媒体の収容された光ディ
    スクよりも拡大することを特徴とする請求項4に記載の
    光ディスク記録再生方法。
  6. 【請求項6】 記録媒体を取り出し可能で、かつ、再収
    容可能なカートリッジに書換形又は追記形の記録媒体を
    収容した光ディスクに対して、記録再生を行う光ディス
    ク装置において、 前記光ディスク装置に前記光ディスクがローディングさ
    れた後、あるいは前記光ディスクが既にローディングさ
    れている前記光ディスク装置の電源投入後に、前記カー
    トリッジから前記記録媒体が取り出された履歴の有無を
    検知する手段と、 前記記録媒体が前記カートリッジから取り出された履歴
    があると検出した場合であって、かつ前記光ディスク装
    置を記録可能モードとする指令信号が入力した場合に
    は、前記光ディスク装置を書き込み可能モードに設定
    し、前記記録媒体が前記カートリッジから取り出された
    履歴があると検出した場合であって、かつ前記光ディス
    ク装置を記録可能モードとする指令信号が入力しない場
    合には、前記光ディスク装置を書き込み禁止モードに設
    定する手段とを備えたことを特徴とする光ディスク装
    置。
  7. 【請求項7】 記録媒体を取り出し可能で、かつ、再収
    容可能なカートリッジに書換形又は追記形の記録媒体を
    収容した光ディスクに対して、記録再生を行う光ディス
    ク装置において、 前記光ディスク装置に前記光ディスクがローディングさ
    れた後、あるいは前記光ディスクが既にローディングさ
    れている前記光ディスク装置の電源投入後に、 前記カー
    トリッジから前記記録媒体が取り出された履歴の有無を
    検知する手段と、 前記記録媒体が前記カートリッジから取り出された履歴
    がないことが検出された場合には、前記光ディスク装置
    を記録可能モードに設定し、 前記記録媒体が前記カートリッジから取り出された履歴
    があると検出された場合であって、前記光ディスク装置
    を記録可能モードとする指令信号が入力されたときに
    は、前記光ディスク装置を記録可能モードに設定すると
    ともに、前記光ディスクの未記録領域をサーティファイ
    して欠陥領域を前記未記録領域から除外する手段とを備
    えたことを特徴とする光ディスク装置。
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