JP3101964B2 - 移動無線通信機用電源回路 - Google Patents
移動無線通信機用電源回路Info
- Publication number
- JP3101964B2 JP3101964B2 JP06147424A JP14742494A JP3101964B2 JP 3101964 B2 JP3101964 B2 JP 3101964B2 JP 06147424 A JP06147424 A JP 06147424A JP 14742494 A JP14742494 A JP 14742494A JP 3101964 B2 JP3101964 B2 JP 3101964B2
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- Japan
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- voltage
- radio communication
- mobile radio
- constant voltage
- power supply
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02D—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
- Y02D30/00—Reducing energy consumption in communication networks
- Y02D30/70—Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks
Landscapes
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、特に電池を電力源とす
る移動無線通信機に関して、電池電圧をＤＣ−ＤＣコン
バータによって一定の電圧値に変換した後に、その変換
した電圧を１次電圧とする複数の定電圧回路によって、
所望の２次電圧を獲得するようにした移動無線通信機用
電源回路に関する。
る移動無線通信機に関して、電池電圧をＤＣ−ＤＣコン
バータによって一定の電圧値に変換した後に、その変換
した電圧を１次電圧とする複数の定電圧回路によって、
所望の２次電圧を獲得するようにした移動無線通信機用
電源回路に関する。
【０００２】
【従来の技術】移動無線通信機の電力源として、電池は
最も一般的に用いられる。電池の出力電圧は放電時間と
共に変動するために、普通電池電圧は定電圧回路によっ
て一定電圧値に変換される。また、移動無線通信機は電
圧源として普通複数の電圧値が必要であり、または同じ
電圧値であっても電源ＯＮ／ＯＦＦのタイミングが異な
ったり、負荷変動等による電圧変動を避けるため等によ
り、定電圧回路も複数個用意される。
最も一般的に用いられる。電池の出力電圧は放電時間と
共に変動するために、普通電池電圧は定電圧回路によっ
て一定電圧値に変換される。また、移動無線通信機は電
圧源として普通複数の電圧値が必要であり、または同じ
電圧値であっても電源ＯＮ／ＯＦＦのタイミングが異な
ったり、負荷変動等による電圧変動を避けるため等によ
り、定電圧回路も複数個用意される。
【０００３】従来の移動無線通信機に用いられている電
源回路の構成例を図３に示す。例えば８．４Ｖ〜５．５
Ｖに変動する電池１による一次電圧は、本体メインスイ
ッチ等によって制御される電子スイッチ２を経て、各定
電圧回路に入力される。図３では定電圧回路３によって
５．５Ｖが、定電圧回路４、定電圧回路５によって５．
０Ｖが、定電圧回路６によって４．７５Ｖが、定電圧回
路７によって３．０Ｖが、それぞれ生成される。それぞ
れの定電圧回路の出力電圧は、システムが要求されるタ
イミングに従って電子スイッチ８〜１２によってＯＮ／
ＯＦＦされる。また、定電圧回路３〜７の主要な構成要
素はＩＣ化されたシリーズボルテージレギュレータであ
り、１次電圧が２次電圧に対して数百ｍＶ程度以上の電
位差を持てば、２次電圧の定電圧化が可能である。
源回路の構成例を図３に示す。例えば８．４Ｖ〜５．５
Ｖに変動する電池１による一次電圧は、本体メインスイ
ッチ等によって制御される電子スイッチ２を経て、各定
電圧回路に入力される。図３では定電圧回路３によって
５．５Ｖが、定電圧回路４、定電圧回路５によって５．
０Ｖが、定電圧回路６によって４．７５Ｖが、定電圧回
路７によって３．０Ｖが、それぞれ生成される。それぞ
れの定電圧回路の出力電圧は、システムが要求されるタ
イミングに従って電子スイッチ８〜１２によってＯＮ／
ＯＦＦされる。また、定電圧回路３〜７の主要な構成要
素はＩＣ化されたシリーズボルテージレギュレータであ
り、１次電圧が２次電圧に対して数百ｍＶ程度以上の電
位差を持てば、２次電圧の定電圧化が可能である。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】このように、図３にお
いて電圧値を具体的に示したように、移動無線通信機が
必要とする電圧値はディジタル回路をはじめとして３〜
５Ｖ程度であるのに対して、従来の構成では定電圧回路
の１次電圧となる電池電圧は、満充電時には７〜８Ｖ程
度となる。このように定電圧回路において１次電圧と２
次電圧との電位差が大きいと、無効電力が増大し電圧の
変換効率が悪化する。すなわち、例えば３Ｖの電圧が必
要であり、２次電圧が３Ｖの定電圧回路の消費電流が１
ｍＡであり、当該定電圧回路が３．５Ｖ以上の１次電圧
で定電圧動作可能とすると、１次電圧が３．５Ｖの場合
は３．５ｍＷの無効電力で済むのに対して、１次電圧が
８Ｖであれば８ｍＷの無効電力が発生する。同様に、図
３において全ての定電圧回路の消費電流が１ｍＡとする
と、図３の構成によれば、電池電圧が８Ｖのときに４０
ｍＷの無効電力が発生する。このように従来の構成では
移動無線通信機における最大目標のひとつである省電力
化が非常に困難である。
いて電圧値を具体的に示したように、移動無線通信機が
必要とする電圧値はディジタル回路をはじめとして３〜
５Ｖ程度であるのに対して、従来の構成では定電圧回路
の１次電圧となる電池電圧は、満充電時には７〜８Ｖ程
度となる。このように定電圧回路において１次電圧と２
次電圧との電位差が大きいと、無効電力が増大し電圧の
変換効率が悪化する。すなわち、例えば３Ｖの電圧が必
要であり、２次電圧が３Ｖの定電圧回路の消費電流が１
ｍＡであり、当該定電圧回路が３．５Ｖ以上の１次電圧
で定電圧動作可能とすると、１次電圧が３．５Ｖの場合
は３．５ｍＷの無効電力で済むのに対して、１次電圧が
８Ｖであれば８ｍＷの無効電力が発生する。同様に、図
３において全ての定電圧回路の消費電流が１ｍＡとする
と、図３の構成によれば、電池電圧が８Ｖのときに４０
ｍＷの無効電力が発生する。このように従来の構成では
移動無線通信機における最大目標のひとつである省電力
化が非常に困難である。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、これらの課題
を解決するためのものであり、電池を電力源とする移動
無線通信機用電源回路において、その電池から出力され
る電池電圧をＤＣ−ＤＣコンバータによって一定の電圧
値に変換し、その変換された一定の電圧値を複数の１次
電圧として入力された定電圧回路によって所望の２次電
圧を得る移動無線通信機用電源回路を提供する。
を解決するためのものであり、電池を電力源とする移動
無線通信機用電源回路において、その電池から出力され
る電池電圧をＤＣ−ＤＣコンバータによって一定の電圧
値に変換し、その変換された一定の電圧値を複数の１次
電圧として入力された定電圧回路によって所望の２次電
圧を得る移動無線通信機用電源回路を提供する。
【０００６】
【作用】本発明の移動無線通信機用電源回路によれば、
各定電圧回路の１次電圧はＤＣ−ＤＣコンバータによっ
て全ての定電圧回路が動作可能な最低電圧に近い値に設
定され、電池電圧が変動してもその値は変わらない構成
になっている。
各定電圧回路の１次電圧はＤＣ−ＤＣコンバータによっ
て全ての定電圧回路が動作可能な最低電圧に近い値に設
定され、電池電圧が変動してもその値は変わらない構成
になっている。
【０００７】一般的に、ＤＣ−ＤＣコンバータの効率は
１００％ではなく、ＤＣ−ＤＣコンバータの挿入によっ
て損失が生ずるものの、各定電圧回路の１次電圧を低く
押さえることによる効率の向上はそれを大きく上回り、
移動無線通信機の省電力化が達成できる。
１００％ではなく、ＤＣ−ＤＣコンバータの挿入によっ
て損失が生ずるものの、各定電圧回路の１次電圧を低く
押さえることによる効率の向上はそれを大きく上回り、
移動無線通信機の省電力化が達成できる。
【０００８】
【実施例】以下、図面を用いて本発明の実施例について
説明する。図１乃至図２は本発明の実施例である移動無
線通信機用電源回路のブロック図である。図１乃至図２
において、１は電池、２は電子スイッチ、３〜７は定電
圧回路、８〜１２は電子スイッチ、１３、１４はＤＣ−
ＤＣコンバータである。なお、同じ部位は同じ符号で示
している。図１乃至図２にもとづいて、動作について説
明する。図１は本発明の第１の実施例を示し、従来の構
成である図３に対応するものである。図において８Ｖの
電池電圧はＤＣ−ＤＣコンバータ１３によって６．０Ｖ
に変換される。図３と同様に各定電圧回路の消費電流を
１ｍＡとすると、定電圧回路３〜７での無効電力の総和
は３０．０ｍＷであり、ＤＣ−ＤＣコンバータ１３の効
率を９０％とすると回路全体の無効電力は３３．３ｍＷ
となり、同じ消費電流の定電圧回路を用いた図１の構成
と比較して無効電力が１６．８％削減できる。
説明する。図１乃至図２は本発明の実施例である移動無
線通信機用電源回路のブロック図である。図１乃至図２
において、１は電池、２は電子スイッチ、３〜７は定電
圧回路、８〜１２は電子スイッチ、１３、１４はＤＣ−
ＤＣコンバータである。なお、同じ部位は同じ符号で示
している。図１乃至図２にもとづいて、動作について説
明する。図１は本発明の第１の実施例を示し、従来の構
成である図３に対応するものである。図において８Ｖの
電池電圧はＤＣ−ＤＣコンバータ１３によって６．０Ｖ
に変換される。図３と同様に各定電圧回路の消費電流を
１ｍＡとすると、定電圧回路３〜７での無効電力の総和
は３０．０ｍＷであり、ＤＣ−ＤＣコンバータ１３の効
率を９０％とすると回路全体の無効電力は３３．３ｍＷ
となり、同じ消費電流の定電圧回路を用いた図１の構成
と比較して無効電力が１６．８％削減できる。
【０００９】図２は本発明の第２の実施例を示し、図に
おいて大電流が要求される５．５Ｖには専用のＤＣ−Ｄ
Ｃコンバータ１４が用いられる。その他の電圧はＤＣ−
ＤＣコンバータ１３を経て定電圧回路４〜７により生成
される。
おいて大電流が要求される５．５Ｖには専用のＤＣ−Ｄ
Ｃコンバータ１４が用いられる。その他の電圧はＤＣ−
ＤＣコンバータ１３を経て定電圧回路４〜７により生成
される。
【００１０】
【発明の効果】以上説明したように本発明の構成によれ
ば、非常に簡単な構成で電源回路における無効電力を削
減することができ、電池を用いた移動無線通信機の小型
化、通話時間の伸長などが実現できる。
ば、非常に簡単な構成で電源回路における無効電力を削
減することができ、電池を用いた移動無線通信機の小型
化、通話時間の伸長などが実現できる。
【図１】本発明の第１の実施例である移動無線通信機用
電源回路のブロック図である。
電源回路のブロック図である。
【図２】本発明の第２の実施例である移動無線通信機用
電源回路のブロック図である。
電源回路のブロック図である。
【図３】従来の移動無線通信機用電源回路のブロック図
である。
である。
１ 電池 ２ 電子スイッチ ３〜７ 定電圧回路 ８〜１２ 電子スイッチ １３、１４ ＤＣ−ＤＣコンバータ
Claims (1)
- 【請求項１】電池を電力源とする移動無線通信機用電源
回路において、その電池から出力される電池電圧をＤＣ
−ＤＣコンバータによって一定の電圧値に変換し、その
変換された一定の電圧値を複数の１次電圧として入力さ
れた定電圧回路によって所望の２次電圧を得ることを特
徴とする移動無線通信機用電源回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP06147424A JP3101964B2 (ja) | 1994-06-29 | 1994-06-29 | 移動無線通信機用電源回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP06147424A JP3101964B2 (ja) | 1994-06-29 | 1994-06-29 | 移動無線通信機用電源回路 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0818495A JPH0818495A (ja) | 1996-01-19 |
| JP3101964B2 true JP3101964B2 (ja) | 2000-10-23 |
Family
ID=15430009
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP06147424A Expired - Lifetime JP3101964B2 (ja) | 1994-06-29 | 1994-06-29 | 移動無線通信機用電源回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3101964B2 (ja) |
-
1994
- 1994-06-29 JP JP06147424A patent/JP3101964B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0818495A (ja) | 1996-01-19 |
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