JP3101921U - ダミー端子 - Google Patents

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Abstract

【目的】他のコネクタ端子が接続されてはいないが使用してはいけないコネクタ端子差込口に、誤って別のコネクタ端子を差し込むことを防止する、ケーブルのコネクタ端子の代わりに差込むロック可能なダミー端子を提供する。
【構成】ダミー端子10は、ダミー端子本体12と薄板部13と係止片14と押しネジ30とから構成されている。また、ダミー端子本体12は、側面部12A、側面部12B、上面部12Cからなる溝状体と、該溝状体の一端に設けられた前面部12Dとから概略構成されている。また、薄板部13は、前面部12Dに取り付けられる固定部13Aと、係止片14の係止状態を規制する規制片13Bとから概略構成されている。
【選択図】 図1

Description

本考案は、信号を送受信するケーブルの端部に取り付けられたコネクタ端子が差込まれるコネクタ端子差込口に、ケーブルのコネクタ端子の代わりに差込むロック可能なダミー端子に関する。
従来から、相互通信を行うために、様々な信号を通信ケーブルにより送受信している。この通信ケーブルはその両端部に取り付けられたコネクタ端子により通信装置や通信中継装置のコネクタ端子差込口に接続されているが、通信手段・方式の多様化や通信量の増大により、通信装置や通信中継装置のコネクタ端子差込口は非常に膨大な数を有する場合がある。
例えば、TCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)を利用したLAN(Local Area Network)による情報通信ネットワークでは、通信端末である複数のコンピュータを接続するために、LANケーブルのコネクタ端子を多数接続することができるハブが利用されている。
しかしながら、このハブに設けられている全てのコネクタ端子差込口にLANケーブルのコネクタ端子が接続されていることはまれである。また、コンピュータの新設・移動やネットワークの再構築などで、LANケーブルのコネクタ端子をハブに接続し直す機会も多い。このような時に、他のコネクタ端子が接続されてはいないが使用してはいけないコネクタ端子差込口に、誤って別のコネクタ端子を差し込んでしまい、情報通信ネットワークに障害をもたらす事故が発生する問題点があった。
また、情報通信ネットワークでは、通常ネットワーク管理者によりLANケーブルの接続が管理されているが、様々な理由により複数のネットワーク管理者やネットワーク管理者以外の者もLANケーブルのコネクタ端子のハブへの接続を行う場合があった。このような場合、管理者別に使用してよいコネクタ端子差込口を識別する手段や、使用してはいけないコネクタ端子差込口を識別する手段がなかったため、使用してはいけないコネクタ端子差込口に誤って別のコネクタ端子を差し込んでしまい、情報通信ネットワークに障害をもたらす事故が発生する問題点があった。
この考案の目的は、上述した事情に鑑みなされたもので、この考案の主たる目的は、他のコネクタ端子が接続されてはいないが使用してはいけないコネクタ端子差込口に、誤って別のコネクタ端子を差し込むことを防止する、ケーブルのコネクタ端子の代わりに差込むロック可能なダミー端子を提供することである。
また、この考案の他の目的は、管理者別に使用してよいコネクタ端子差込口の識別や、使用してはいけないコネクタ端子差込口の識別を行うことができる、ケーブルのコネクタ端子の代わりに差込むロック可能なダミー端子を提供することである。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、この考案に係わるダミー端子は、請求項1の記載によれば、信号を送受信するケーブルの端部に取り付けられたコネクタ端子が差込まれるコネクタ端子差込口に差込まれるダミー端子において、前記コネクタ端子差込口に挿入されるダミー端子本体と、前記ダミー端子本体に備えられ、前記コネクタ端子差込口に設けられたコネクタ端子係止部に係止されるダミー端子係止手段と、前記ダミー端子本体に備えられ、前記ダミー端子本体が前記コネクタ端子差込口に挿入された状態で、前記ダミー端子係止手段による前記ダミー端子の係止状態をロックするダミー端子固定手段とを具備することを特徴とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、この考案に係わるダミー端子は、請求項2の記載によれば、前記ダミー端子係止手段は、可撓性の係止片と、前記係止片に設けられ、前記コネクタ端子係止部に係止される係止部とを備えることを特徴とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、この考案に係わるダミー端子は、請求項3の記載によれば、前記ダミー端子固定手段は、前記ダミー端子本体に設けられたネジ穴と、前記ネジ穴に着脱可能に螺合される押しネジとを備え、前記押しネジを締め付けることにより前記ダミー端子の係止状態をロックし、前記押しネジを緩めることにより係止状態のロックを解除することを特徴とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、この考案に係わるダミー端子は、請求項4の記載によれば、前記ダミー端子固定手段は、前記ダミー端子本体に回動自在に設けられていることを特徴とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、この考案に係わるダミー端子は、請求項5の記載によれば、信号を送受信するケーブルの端部に取り付けられたコネクタ端子が差込まれるコネクタ端子差込口に差込まれるダミー端子において、コネクタ端子挿入口に挿入される基台と、基台に設けられた起立片と、基台と略平行に配設され、先端部にコネクタ端子のコネクタ端子係止部に係止される係止部を有し、基端部が起立片に接続される係止片とを備えるダミー端子本体と、前記コネクタ端子差込口に前記ダミー端子本体が挿入されることによる抜き取り禁止の状態を解除するダミー端子解除手段とを具備することを特徴とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、この考案に係わるダミー端子は、請求項6の記載によれば、前記ダミー端子解除手段は、前記ダミー端子本体に設けられたネジ穴と、前記ネジ穴に着脱可能に螺合される押しネジとを備え、前記押しネジを前記押しネジを緩めることにより前記ダミー端子を抜き取り禁止の状態とし、前記押しネジを締め付けることにより抜き取り禁止の状態を解除することを特徴とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、この考案に係わるダミー端子は、請求項7の記載によれば、信号を送受信するケーブルの端部に取り付けられたコネクタ端子が差込まれるコネクタ端子差込口に差込まれるダミー端子において、コネクタ端子挿入口に挿入される基台と、基台に設けられた起立片と、基台と略平行に配設され、先端部にコネクタ端子のコネクタ端子係止部に係止される係止部を有し、基端部が起立片に接続される係止片とを備えるダミー端子本体と、前記ダミー端子本体に備えられ、前記ダミー端子本体が前記コネクタ端子差込口に挿入された状態で、前記係止片による前記ダミー端子の係止状態をロックするダミー端子固定手段とを具備することを特徴とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、この考案に係わるダミー端子は、請求項8の記載によれば、前記ダミー端子固定手段は、前記ダミー端子本体に設けられたネジ穴と、前記ネジ穴に着脱可能に螺合される押しネジとを備え、前記押しネジを前記押しネジを締め付けることにより前記ダミー端子の係止状態をロックし、前記押しネジを緩めることにより係止状態のロックを解除することを特徴とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、この考案に係わるダミー端子は、請求項9の記載によれば、前記ダミー端子を識別可能にする識別手段を具備することを特徴とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、この考案に係わるダミー端子は、請求項10の記載によれば、前記識別手段にカラーシール、特殊ネジまたは前記ダミー端子の着色の内の少なくとも1つを利用することを特徴とする。
この考案によれば、他のコネクタ端子が接続されてはいないが使用してはいけないコネクタ端子差込口に、誤って別のコネクタ端子を差し込むことを防止する、ケーブルのコネクタ端子の代わりに差込むロック可能なダミー端子を提供することができる。
また、この考案によれば、管理者別に使用してよいコネクタ端子差込口の識別や、使用してはいけないコネクタ端子差込口の識別を行うことができる、ケーブルのコネクタ端子の代わりに差込むロック可能なダミー端子を提供することができる。
以下に本考案に係わるダミー端子の実施の形態について図を用いて詳細に説明する。
<第一の実施例>
以下に図1乃至図8を用いて第一の実施例を説明する。
図1は、本考案の第一の実施例であるダミー端子10の斜視図である。ダミー端子10は、ダミー端子本体12と薄板部13と係止片14と押しネジ30とから構成されている。また、ダミー端子本体12は、側面部12A、側面部12B、上面部12Cからなる溝状体と、該溝状体の一端に設けられた前面部12Dとから概略構成されている。このダミー端子本体12は、使用されるコネクタ端子挿入部に、ほぼ同寸法に作製されている。また、薄板部13は、前面部12Dに取り付けられる固定部13Aと、係止片14の係止状態を規制する規制片13Bとから概略構成されている。また、係止片14は、ダミー端子本体12の溝状体の他端側に設けられ、係止片14をダミー端子本体12に固着する固着部14Aと、撓み部14Bと、係止部14Cと、係止解除部14Dとから構成されている。
また、係止片14は、撓み部14Bが幅広に設定されており、この撓み部14Bに引き続く係止解除部14Dは、撓み部14Bよりも幅狭に設定されている。即ち、係止片14は、幅方向に関して略中ほどで段差が形成されており、この段差が、コネクタ端子差込口に設けられたコネクタ端子係止部に係止される係止部14Cとして機能するようになっている。
図2及び図3は、ダミー端子本体12とダミー端子本体12に固着された係止片14の詳細を示す図である。図2(a)は、ダミー端子本体12の上面部12Cの方向から見た平面図であり、図2(b)は、ダミー端子本体12の側面部12Aの方向から見た平面図であり、図2(c)は、ダミー端子本体12の側面部12A、側面部12B、上面部12Cからなる溝状体の一端に設けられた前面部12Dの方向から見た平面図である。また、図3(a)は、ダミー端子本体12の側面部12A、側面部12B、上面部12Cからなる溝状体の開放方向から見た平面図であり、図3(b)は、該溝状体の他端方向から見た平面図である。
ダミー端子本体12には、ネジ穴保持部12Eが、側面部12A、側面部12B、上面部12Cからなる溝状体の内部の前面部12D側に設けられている。また、このネジ穴保持部12Eには、押しネジ30を螺合するネジ穴12Fが、前面部12Dに対して垂直方向に設けられている。
また、図4は、薄板部13の詳細を示す図である。図4(a)は、薄板部13の正面図であり、図4(b)は薄板部13の側面図である。
薄板部13の固定部13Aの中心部付近にはバカ穴13Cが設けられている。また、規制片13Bの厚みが固定部13Aより厚みを厚く形成されており、これにより係止片14の係止状態を確実に規制することができる。
尚、ダミー端子本体12、薄板部13、係止片14の材料には、成形が容易であると共に安価であり、また絶縁性・弾性を有する合成樹脂が主に用いられており、例えばABS(アクリルニトリル・ブタジエン・スチレン)樹脂、AAS(アクリルゴム・アクリルニトリル・スチレン)樹脂、PC(ポリカーボネイト)樹脂などが用いられている。
次に図5乃至図7を用いて、ダミー端子10がハブ101のコネクタ端子差込口に差込まれ、ダミー端子10の係止状態がロックされる様子を説明する。
本考案のダミー端子10は、通信端末である複数のコンピュータを接続するために、LANケーブルのコネクタ端子を多数接続するハブ101のコネクタ端子差込口に挿入され、その状態をロックし或は解除するよう取り付けられている。
図5は、ダミー端子10が挿入されるハブ101のコネクタ端子差込口104を示す斜視図である。また、図6は、ダミー端子10がハブ101のコネクタ端子差込口104に挿入される前の状態を示しており、図7は、ダミー端子10がコネクタ端子差込口104に挿入されて、その挿入状態がロックされている状態を示している。
図5に示すように、複数のコネクタ端子差込口104は、開口部の上縁に係止片14の幅広の撓み部14Bが挿通可能な第一の溝部104Aが形成されており、さらに、この溝部104Aの上底面には、係止片14の幅広の撓み部14Bが挿通不能で、幅狭の係止解除部14Dのみが挿通可能な第二の溝部104Bが形成されている。尚、コネクタ端子係止部は、第一の溝部104Aと第二の溝部104Bとの段差により形成されている。即ち、第一の溝部104Aのダミー端子挿入方向の長さは短く設定され、ダミー端子がコネクタ端子差込口に完全に差込まれる位置までくると、撓み部14Bの弾性力により係止部14Cが、第一の溝部104Aと第二の溝部104Bとの深さ方向の段差により形成されているコネクタ端子係止部に落ち込むように入り込むことで、ダミー端子本体12はコネクタ端子に係止される。
次に図6と図7により、ダミー端子10がハブ101のコネクタ端子差込口104に挿入されて、その挿入状態がロックされる状態を説明する。図6において、押しネジ30は緩められているため、薄板部13はダミー端子本体12に完全に取り付けられた状態ではなく係止片14は規制状態となっていない。この状態でダミー端子10が係止片14の固着部14A側からコネクタ端子差込口104に挿入されると、係止片14の撓み部14Bは、弾性的に押し込まれながら第一の溝部104Aを挿通する。
このダミー端子10の挿入により、係止片14の幅広の撓み部14Bは、第一の溝部104Aを通り抜けながら、これの上底面で徐々に押し下げられることになる。そして、係止部14Cが、上述したコネクタ端子係止部を通過した時点で、撓み部14Bの弾性力により幅狭の第二の溝部104Bまで落ち込むように入り込むことにより、コネクタ端子係止部に係止されることになる。このような撓み部14Bと係止解除部14Dとの幅方向の段差と、第一の溝部104Aと第二の溝部104Bとの深さ方向の段差との係止関係により、ダミー端子10のコネクタ端子差込口104への差込状態が、抜き取り不能に係止されることになる。
ダミー端子10がコネクタ端子差込口104に抜き取り不能に係止された差込状態で押しネジ30を締め付ける。薄板部13には押しネジ30を通すバカ穴13Cが設けられているので、この締め付けにより薄板部13の固定部13Aはダミー端子本体12の前面部12Dに固定される。この固定部13Aの固定により、規制片13Bが係止片14の係止解除部14Dの動きを規制し、図7のように、ダミー端子10はコネクタ端子差込口104に差し込まれた状態で維持(即ちロック)されることとなる。このように、他のコネクタ端子は接続されてはいないが使用してはいけないコネクタ端子差込口に、本考案のダミー端子を予め差込んで抜き取り禁止の状態にすることで、誤って別のコネクタ端子が差し込まれることを防止することができる。
一方、この抜き取り禁止の差込状態から、ダミー端子10を抜き取るには、先ず、押しネジ30を緩めて薄板部13の固定部13Aの固定状態を解除し、規制片13Bにより動きが規制されていた係止解除部14Dを可動状態とする。次に係止解除部14Dを自身の弾性力に抗して押し下げる。この押し下げにより、上述した撓み部14Bと係止解除部14Dとの幅方向の段差と、第一の溝部104Aと第二の溝部104Bとの深さ方向の段差との間の係止状態が解除され、ダミー端子10はコネクタ端子差込口104から抜き出すことができる。
また、上記第一の実施例においては、押しネジ30の種類は特に指定していなかったが、通常のネジを使用しても良いし、図8に示す特殊ネジを使用しても良い。
ダミー端子10がコネクタ端子差込口に差込まれていることにより、誤って別のコネクタ端子を差し込む偶発的な事故は未然に防ぐ効果はある。しかし、押しネジ30が通常のネジでは緩めることは容易であり、間違えてダミー端子10をコネクタ端子差込口から抜き取って、別のコネクタ端子を差してはいけないコネクタ端子差込口に差し込まれるような事故に対しては有効ではない。
図8は、押しネジ30が特殊ネジである場合の例を示す図である。押しネジ30はネジ頭30Aとネジ部30Bとから構成される。図8(a)は超極低頭ネジ、図8(b)は皿ネジ型のいたずら防止ネジ、図8(c)は丸ネジ型のいたずら防止ネジなどの例である。これらは、いずれもネジの脱着を行うネジ頭30Aに特殊な立体形状の窪みが形成されており、専用工具でこのネジ頭30Aを回すことにより押しネジ30を取り外すことが出来る。
図8に示すような特殊ネジを押しネジ30として使用することにより、本考案のダミー端子の識別が可能となり、管理者別に使用してよいコネクタ端子差込口の識別や、使用してはいけないコネクタ端子差込口の識別を行うことが可能である。即ち、図8に示すような特殊ネジでは、その着脱に専用工具を使用する必要があるので、例えば、特定の管理者のみが使用する特別なコネクタ端子差込口に、図8(a)に示す特殊ネジを押しネジ30として使用し、図8(a)に示す特殊ネジの着脱に必要な専用工具を特定の管理者のみが使用可能としておけば、特別なコネクタ端子差込口は特定の管理者のみしか使用することが出来なくなる。このように、特殊ネジを押しネジ30として使用することにより、誤ってダミー端子10がコネクタ端子差込口から抜き取られる事故を防ぐことが可能である。
<変形例>
第一の実施例において、ダミー端子10をコネクタ端子差込口104に差し込む際には、押しネジ30は緩めた状態で挿入すると説明したが、この考案はこの方法に限定されることはなく、図7のダミー端子10のように、押しネジ30を締め付けて、固定部13Aを前面部12Dに固定して規制片13Bが係止片14の係止解除部14Dの動きを規制した状態のまま、コネクタ端子差込口104に差し込むことが可能である。これは、係止片14が規制状態であっても、ダミー端子10がコネクタ端子差込口104に挿入されると、係止片14の撓み部14Bは、弾性的に押し込まれて係止部14Cがコネクタ端子係止部を通過することが可能であるからである。このように押しネジ30を締め付けた状態でダミー端子10をコネクタ端子差込口104に差し込むことが可能であるので、予め準備したダミー端子を使用してはいけないコネクタ端子差込口に順次挿入することができ、コネクタ端子の誤接続に有効である。
<第二の実施例>
以下に図9乃至図12を用いて第二の実施例を説明する。
図9は、本考案の第二の実施例であるダミー端子10の斜視図である。また、図10及び図12は、第二の実施例におけるダミー端子10の三面図であるであり、図10は本体10の平面図、図11は本体10の側面図、図12は本体10の正面図である。
ダミー端子10は、略直方体のダミー端子本体12と薄板部13と係止片14と押しネジ30とから構成されている。ダミー端子本体12は、使用されるコネクタ端子挿入部にほぼ同寸法に作製されており、その一端側には薄板部13が回動自在に設けられ、他端側には係止片14が固着されている。また、ダミー端子本体12には、押しネジ30を螺合するネジ穴12Fが、一端側面に対して垂直方向に設けられている。
薄板部13は、ダミー端子本体12の一端側に設けられた回動部12Gと、回動部12Gによりダミー端子本体12の一端側に接触配置される固定部13Aと、係止片14の係止状態を規制する規制片13Bとから概略構成されている。また、固定部13Aの中央部付近には、回動部12Gから規制片13Bへ向かう方向と平行に、押しネジを通すための切り欠き部13Dが設けられている。押しネジ30が緩められてはいるがはずされていない時は、切り欠き部13Dにより薄板部13は、押しネジ30が緩められている分だけ回動可能となっている。
係止片14は、ダミー端子本体12の他端側に設けられ、係止片14をダミー端子本体12に固着する固着部14Aと、撓み部14Bと、係止部14Cと、係止解除部14Dとから構成されている。また、係止片14は、撓み部14Bが幅広に設定されており、この撓み部14Bに引き続く係止解除部14Dは、撓み部14Bよりも幅狭に設定されている。即ち、係止片14は、幅方向に関して略中ほどで段差が形成されており、この段差が、コネクタ端子差込口に設けられたコネクタ端子係止部に係止される係止部14Cとして機能するようになっている。
第二の実施例において、ダミー端子10をハブ101のコネクタ端子差込口に挿入して、その挿入状態がロックさせるには、先ず図9の状態で押しネジ30を緩めておき、規制片13Bが規制解除部14Dの動きを規制しない状態で、ダミー端子本体12をコネクタ端子差込口に差し込む。ダミー端子本体12をコネクタ端子差込口に差し込んでいくと、係止片14の撓み部14Bは弾性的に押し込まれ、係止部14Cがコネクタ端子差込口に設けられたコネクタ端子係止部に係止される。次に、ダミー端子10がコネクタ端子差込口104に抜き取り不能に係止された差込状態で押しネジ30を締め付けると、薄板部13の固定部13Aは、ダミー端子本体12の一端側に接触した状態で固定される。この固定部13Aの固定により、規制片13Bが係止片14の係止解除部14Dの動きを規制し、ダミー端子10はコネクタ端子差込口に差し込まれた状態で維持(即ちロック)されることとなる。このように、他のコネクタ端子は接続されてはいないが使用してはいけないコネクタ端子差込口に、本考案のダミー端子を予め差込んで抜き取り禁止の状態にすることで、誤って別のコネクタ端子が差し込まれることを防止することができる。
一方、この抜き取り禁止の差込状態から、ダミー端子10を抜き取るには、先ず、押しネジ30を緩めて薄板部13の固定部13Aの固定状態を解除し、規制片13Bにより動きが規制されていた係止解除部14Dを可動状態とする。次に係止解除部14Dを自身の弾性力に抗して押し下げる。この押し下げにより、ダミー端子10の係止状態が解除され、ダミー端子10はコネクタ端子差込口104から抜き出すことができる。
尚、ダミー端子本体12、薄板部13、係止片14の材料には、成形が容易であると共に安価であり、また絶縁性・弾性を有する合成樹脂が主に用いられており、例えばABS(アクリルニトリル・ブタジエン・スチレン)樹脂、AAS(アクリルゴム・アクリルニトリル・スチレン)樹脂、PC(ポリカーボネイト)樹脂などが用いられている。
<第三の実施例>
以下に図13及び図14を用いて第二の実施例を説明する。
図13(a)はダミー端子10の斜視図、図13(b)はダミー端子10がコネクタ端子差込口に挿入された状態の一部断面図である。また、図14(a)はダミー端子10の側面図、図14(b)はダミー端子10の平面図である。
第三の実施例におけるダミー端子10は、ダミー端子本体12と押しネジ30とから構成されている。また、ダミー端子本体12は、コネクタ端子挿入口に挿入される略直方体の基台16と、基台16のコネクタ端子挿入口に挿入される一端部側と反対の他端部側に設けられた起立片17と、基台16と略平行に配設され、先端部にコネクタ端子のコネクタ端子係止部に係止される係止部14Aを有し、基端部が起立片17に接続される係止片14とから構成されている。また、このダミー端子本体12は、使用されるコネクタ端子挿入部に、ほぼ同寸法に作製されている。また、基台16と起立片17と係止片14とは一体に形成されている。
尚、基台16には、押しネジ30を螺合するネジ部16Aが設けられており、係止片14には押しネジ30を通すバカ穴14Eが設けられている。また、係止片14は、基端部と基台16との距離より先端部と基台16との距離が大きく設定されている。また、ダミー端子本体12、係止片14、起立片17の材料は、第一及び第二の実施例で説明した、成形が容易であると共に安価であり、また絶縁性・弾性を有する合成樹脂が主に用いられている。
次に第二の実施例のダミー端子10がハブ101のコネクタ端子差込口に差込まれ、ダミー端子10の係止状態がロックされる様子を説明する。
本考案のダミー端子10は、通信端末である複数のコンピュータを接続するために、LANケーブルのコネクタ端子を多数接続するハブ101のコネクタ端子差込口に挿入され、その状態をロックし或は解除するよう取り付けられている。
図13(b)のハブ101は、図5で説明したハブと同様の構成となっている。すなわち、ハブ101のコネクタ端子差込口104には、第一の溝部104Aと第二の溝部104Bが形成されており、コネクタ端子係止部は、第一の溝部104Aと第二の溝部104Bとの段差により形成されている。第三の実施例におけるダミー端子10をコネクタ端子挿入部に差し込むと、係止片14は弾性的に押し込まれながら第一の溝部104Aを挿通し、係止部14Aがコネクタ端子係止部に抜き取り禁止に係止される。この係止状態は、第二の実施例におけるダミー端子10に係止解除片が設けられていないために、簡単に解除できない。よって、第三の実施例におけるダミー端子10は、他のコネクタ端子は接続されてはいないが使用してはいけないコネクタ端子差込口に差し込むだけで、誤って別のコネクタ端子が差し込まれることを防止することができる。
一方、第三の実施例におけるダミー端子10をコネクタ端子挿入口から抜き取るには、押しネジ30を締め付けて、係止片14を係止片14と起立片17の弾性力に抗して基台16の方向に撓ませて、係止部14Aのコネクタ端子係止部に係止された状態を解除する。
<変形例>
第三の実施例において、押しネジ30が螺合されるネジ穴16Aは、基台16に設けられると説明したが、この考案はこの構成に限定されることはなく、ネジ穴を係止片14に設けてもよい。このネジ穴16Aを係止片14に設ける構成においては、係止片14は、基端部と基台16との距離と先端部と基台16との距離はほぼ等しく設定されている。この変形例において、押しネジ30を締め付けることで係止片14は基台16から離れる方向に押し上げられ、係止部14Aのコネクタ端子挿入口のコネクタ端子係止部への係止状態をロックすることになる。また、この係止状態のロックを解除するには押しネジ30を緩めればよい。尚、この構成では基台16にバカ穴を設ける必要はない。
<第四の実施例>
以下に図15及び図16を用いて第四の実施例を説明する。
図15(a)はダミー端子10の斜視図、図15(b)はダミー端子10がコネクタ端子差込口に挿入された状態の一部断面図である。また、図16(a)はダミー端子10の側面図、図16(b)はダミー端子10の平面図である。
第四の実施例におけるダミー端子10は、ダミー端子本体12と押しネジ30とから構成されている。また、ダミー端子本体12は、コネクタ端子挿入口に挿入される基台16と、基台16のコネクタ端子挿入口に挿入される一端部側に設けられた起立片17と、基台16と略平行に配設され、先端部にコネクタ端子のコネクタ端子係止部に係止される係止部14Aを有し、基端部が起立片17に接続される係止片14と、基台16と一体で形成され押しネジ30のネジ穴18Aが設けられた螺合部18と、基台16と一体で形成され、ダミー本体12をコネクタ端子挿入口に抜き差しする際に掴む取っ手部19から構成されている。また、このダミー端子本体12は、使用されるコネクタ端子挿入部に、ほぼ同寸法に作製されている。また、基台16と起立片17と係止片14とは一体に形成されている。
また、係止片14は、基端部と基台16との距離より先端部と基台16との距離が大きく設定されている。また、螺合部18のネジ穴18Aは、押しネジ30をネジ穴18Aに螺合した際に押しネジ30の先端が係止片14に接触するように、基台16のコネクタ端子挿入口への差込方向と角度を持つように設けられている。尚、ダミー端子本体12、係止片14、起立片17の材料は、第一乃至第三の実施例で説明した、成形が容易であると共に安価であり、また絶縁性・弾性を有する合成樹脂が主に用いられている。
次に第四の実施例のダミー端子10がハブ101のコネクタ端子差込口に差込まれ、ダミー端子10の係止状態がロックされる様子を説明する。
本考案のダミー端子10は、通信端末である複数のコンピュータを接続するために、LANケーブルのコネクタ端子を多数接続するハブ101のコネクタ端子差込口に挿入され、その状態をロックし或は解除するよう取り付けられている。
図13(b)のハブ101は、図5で説明したハブと同様の構成となっている。すなわち、ハブ101のコネクタ端子差込口104には、第一の溝部104Aと第二の溝部104Bが形成されており、コネクタ端子係止部は、第一の溝部104Aと第二の溝部104Bとの段差により形成されている。第四の実施例におけるダミー端子10をコネクタ端子挿入部に差し込んで、押しネジ30を締め付けると、係止片14は押しネジ30の先端で、起立片17の弾性力に抗してコネクタ端子係止部の方向に押し上げられ、係止部14Aがコネクタ端子係止部に固定され、抜き取り禁止の状態となる。この抜き取り禁止の状態により、誤って別のコネクタ端子が差し込まれることを防止することができる。
一方、第四の実施例におけるダミー端子10は、押しネジ30を緩めると、係止部14Aが係止片14と起立片17の弾性力により基台16と略平行となる方向に戻ることにより、係止部14Aのコネクタ端子係止部に固定された状態が解除される。この係止部14Aの固定状態の解除によりダミー端子10はコネクタ端子挿入部から抜き取られる。
<第五の実施例>
以下に図17乃至図20を用いて第五の実施例を説明する。
以下、本考案のコネクタ端子差込口の識別に係わるダミー端子10の第5の実施例について図17乃至第20図を用いて詳細に説明する。図17は第一の実施例でのダミー端子10のコネクタ端子差込口の識別を説明する斜視図、図18は第二の実施例でのダミー端子10のコネクタ端子差込口の識別を説明する斜視図、図19は第三の実施例でのダミー端子10のコネクタ端子差込口の識別を説明する斜視図、図20は第四の実施例のダミー端子10でのコネクタ端子差込口の識別を説明する斜視図である。
図17について詳細に説明するが、共通部分には同じ図番を付してある。第一の実施例でのコネクタ端子差込口の識別を行うダミー端子10は、ダミー端子本体12と薄板部13と係止片14と押しネジ30とから構成されている。また、ダミー端子本体12は、側面部12A、側面部12B、上面部12Cからなる溝状体と、該溝状体の一端に設けられた前面部12Dとから概略構成されている。このダミー端子本体12は、使用されるコネクタ端子挿入部に、ほぼ同寸法に作製されている。また、薄板部13は、前面部12Dに取り付けられる固定部13Aと、係止片14の係止状態を規制する規制片13Bとから概略構成されている。また、係止片14は、ダミー端子本体12の溝状体の他端側に設けられ、係止片14をダミー端子本体12に固着する固着部14Aと、撓み部14Bと、係止部14Cと、係止解除部14Dとから構成されている。
さらに、第一の実施例でのコネクタ端子差込口の識別を行うダミー端子10は、識別手段として、カラーシール111が固定部13Aに貼り付けされている。このカラーシール111の貼り付けにより、第一の実施例でのコネクタ端子差込口の識別を行うダミー端子10が挿入されているコネクタ端子挿入口が種類ごと、即ち、管理者別に使用してよいコネクタ端子差込口や、使用してはいけないコネクタ端子差込口が識別可能となる。
図18について詳細に説明するが、共通部分には同じ図番を付してある。第二の実施例でのコネクタ端子差込口の識別を行うダミー端子10は、略直方体のダミー端子本体12と薄板部13と係止片14と押しネジ30とから構成されている。ダミー端子本体12は、使用されるコネクタ端子挿入部にほぼ同寸法に作製されており、その一端側には薄板部13が回動自在に設けられ、他端側には係止片14が固着されている。また、ダミー端子本体12には、押しネジ30を螺合するネジ穴12Fが、一端側面に対して垂直方向に設けられている。薄板部13は、ダミー端子本体12の一端側に設けられた回動部12Gと、回動部12Gによりダミー端子本体12の一端側に接触配置される固定部13Aと、係止片14の係止状態を規制する規制片13Bとから概略構成されている。また、固定部13Aの中央部付近には、回動部12Gから規制片13Bへ向かう方向と平行に、押しネジを通すための切り欠き部13Dが設けられている。押しネジ30が緩められてはいるがはずされていない時は、切り欠き部13Dにより薄板部13は、押しネジ30が緩められている分だけ回動可能となっている。
さらに、第二の実施例でのコネクタ端子差込口の識別を行うダミー端子10は、識別手段として、カラーシール111が薄板部13に貼り付けされている。このカラーシール111の貼り付けにより、第二の実施例でのコネクタ端子差込口の識別を行うダミー端子10が挿入されているコネクタ端子挿入口が種類ごと、即ち、管理者別に使用してよいコネクタ端子差込口や、使用してはいけないコネクタ端子差込口が識別可能となる。
図19について詳細に説明するが、共通部分には同じ図番を付してある。第三の実施例でのコネクタ端子差込口の識別を行うダミー端子10は、ダミー端子本体12と押しネジ30とから構成されている。また、ダミー端子本体12は、コネクタ端子挿入口に挿入される略直方体の基台16と、基台16のコネクタ端子挿入口に挿入される一端部側と反対の他端部側に設けられた起立片17と、基台16と略平行に配設され、先端部にコネクタ端子のコネクタ端子係止部に係止される係止部14Aを備え、基端部が起立片17に接続される係止片14とから構成されている。また、このダミー端子本体12は、使用されるコネクタ端子挿入部に、ほぼ同寸法に作製されている。
さらに、第三の実施例でのコネクタ端子差込口の識別を行うダミー端子10は、識別手段として、カラーシール111が起立片17に貼り付けされている。このカラーシール111の貼り付けにより、第三の実施例でのコネクタ端子差込口の識別を行うダミー端子10が挿入されているコネクタ端子挿入口が種類ごと、即ち、管理者別に使用してよいコネクタ端子差込口や、使用してはいけないコネクタ端子差込口が識別可能となる。
図20について詳細に説明するが、共通部分には同じ図番を付してある。第四の実施例でのコネクタ端子差込口の識別を行うダミー端子10は、ダミー端子本体12と押しネジ30とから構成されている。また、ダミー端子本体12は、コネクタ端子挿入口に挿入される基台16と、基台16のコネクタ端子挿入口に挿入される一端部側に設けられた起立片17と、基台16と略平行に配設され、先端部にコネクタ端子のコネクタ端子係止部に係止される係止部14Aを備え、基端部が起立片17に接続される係止片14と、基台16と一体で形成され押しネジ30のネジ穴18Aが設けられた螺合部18と、基台16と一体で形成され、ダミー本体12をコネクタ端子挿入口に抜き差しする際に手で掴む取っ手部19から構成されている。また、このダミー端子本体12は、使用されるコネクタ端子挿入部に、ほぼ同寸法に作製されている。
さらに、第四の実施例でのコネクタ端子差込口の識別を行うダミー端子10は、識別手段として、カラーシール111が取っ手部19に貼り付けされている。このカラーシール111の貼り付けにより、第四の実施例でのコネクタ端子差込口の識別を行うダミー端子10が挿入されているコネクタ端子挿入口が種類ごと、即ち、管理者別に使用してよいコネクタ端子差込口や、使用してはいけないコネクタ端子差込口が識別可能となる。
<変形例>
第五の実施例において、どの部分にカラーシールを貼り付けるかは、管理に都合の良い場所、即ち識別しやすい場所が選定される。また、識別手段としては、カラーシールの他に、ダミー端子10を着色する方法がある。着色する場所としては、ダミー端子10全体或いは識別しやすい場所のみ着色するかは問わない。さらには、着色ではなく文字や記号等をダミー端子10に記載する方法で識別しても良い。
また、識別手段として、図8で示した複数種類の押しネジ30をダミー端子10ごとに分ける方法がある。特に、特殊ネジによる識別は、ダミー端子10の脱着を管理者のみが保有する特殊工具で識別することが可能であり、複数の管理者がいる場合等では、自己の管理するコネクタ端子差込口を管理するために極めて有用な方法である。また、複数種類の押しネジ30での識別と上記第五の実施例におけるカラーシール等による識別を組み合わせてよいことは言うまでもない。
上記実施例においては、主にLANケーブルのコネクタ端子について説明したが、例えば電話線のモジュラー等の係止機能をもつコネクタ端子であれば、どのようなコネクタ端子であっても利用可能である。
第一の実施例であるダミー端子10の斜視図である。 第一の実施例のダミー端子本体12とダミー端子本体12に固着された係止片14の詳細図である。 第一の実施例のダミー端子本体12とダミー端子本体12に固着された係止片14の詳細図である。 第1の実施例の薄板部13の詳細図である。 ダミー端子10が挿入されるハブ101のコネクタ端子差込口104を示す斜視図である。 第1の実施例のダミー端子10がハブ101のコネクタ端子差込口104に挿入される前の状態を示す図である。 第1の実施例のダミー端子10がコネクタ端子差込口104に挿入されて、その挿入状態がロックされている状態を示す図である。 特殊ネジの種類を示す図である。 第二の実施例のダミー端子10の斜視図である。 第二の実施例の本体10の平面図である。 第二の実施例の本体10の側面図である。 第二の実施例の本体10の正面図である。 第三の実施例のダミー端子10の斜視図とダミー端子10がコネクタ端子差込口に挿入された状態の一部断面図である。 第三の実施例のダミー端子10のダミー端子10の側面図と平面図である。 第四の実施例のダミー端子10の斜視図とダミー端子10がコネクタ端子差込口に挿入された状態の一部断面図である。 第四の実施例のダミー端子10の側面図と平面図である。 第一の実施例でのダミー端子10のコネクタ端子差込口の識別を説明する斜視図である。 第二の実施例でのダミー端子10のコネクタ端子差込口の識別を説明する斜視図である。 第三の実施例でのダミー端子10のコネクタ端子差込口の識別を説明する斜視図である。 第四の実施例のダミー端子10でのコネクタ端子差込口の識別を説明する斜視図である。
符号の説明
10 ダミー端子
12 ダミー端子本体
12A 側面部
12B 側面部
12C 上面部
12D 前面部
12E ネジ穴保持部
12F ネジ穴
12G 回動部
13 薄板部
13A 固定部
13B 規制片
13C バカ穴
13D 切り欠き部
14 係止片
14A 固着部
14B 撓み部
14C 係止部
14D 係止解除部
14E バカ穴
16 基台
16A ネジ部
17 起立片
18 螺合部
18A ネジ穴
19 取っ手部
30 押しネジ
30A ネジ頭
30B ネジ部
101 ハブ
104 コネクタ端子差込口
104A 第一の溝部
104B 第二一の溝部
111 カラーシール

Claims (5)

  1. 信号を送受信するケーブルの端部に取り付けられたコネクタ端子が差込まれるコネクタ端子差込口に差込まれるダミー端子において、
    前記コネクタ端子差込口に挿入されるダミー端子本体と、前記ダミー端子本体に備えられ、前記コネクタ端子差込口に設けられたコネクタ端子係止部に係止されるダミー端子係止手段と、前記ダミー端子本体に備えられ、前記ダミー端子本体が前記コネクタ端子差込口に挿入された状態で、前記ダミー端子係止手段による前記ダミー端子の係止状態をロックするダミー端子固定手段とを具備するダミー端子であって、
    前記ダミー端子係止手段は、可撓性の係止片と、前記係止片に設けられ、前記コネクタ端子係止部に係止される係止部とを備え、
    前記ダミー端子固定手段は、前記ダミー端子本体に設けられたネジ穴と、前記ネジ穴に着脱可能に螺合される押しネジとを備え、
    前記押しネジを締め付けることにより前記ダミー端子の係止状態をロックし、前記押しネジを緩めることにより係止状態のロックを解除することを特徴とするダミー端子。
  2. 前記ダミー端子固定手段は、前記ダミー端子本体に回動自在に設けられていることを特徴とする請求項1に記載のダミー端子。
  3. 信号を送受信するケーブルの端部に取り付けられたコネクタ端子が差込まれるコネクタ端子差込口に差込まれるダミー端子において、
    コネクタ端子挿入口に挿入される基台と、基台に設けられた起立片と、基台と略平行に配設され、先端部にコネクタ端子のコネクタ端子係止部に係止される係止部を有し、基端部が起立片に接続される係止片とを備えるダミー端子本体と、
    前記コネクタ端子差込口に前記ダミー端子本体が挿入されることによる抜き取り禁止の状態を解除するダミー端子解除手段とを具備するダミー端子であって、
    前記ダミー端子解除手段は、前記ダミー端子本体に設けられたネジ穴と、前記ネジ穴に着脱可能に螺合される押しネジとを備え、
    前記押しネジを前記押しネジを緩めることにより前記ダミー端子を抜き取り禁止の状態とし、前記押しネジを締め付けることにより抜き取り禁止の状態を解除することを特徴とするダミー端子。
  4. 信号を送受信するケーブルの端部に取り付けられたコネクタ端子が差込まれるコネクタ端子差込口に差込まれるダミー端子において、
    コネクタ端子挿入口に挿入される基台と、基台に設けられた起立片と、基台と略平行に配設され、先端部にコネクタ端子のコネクタ端子係止部に係止される係止部を有し、基端部が起立片に接続される係止片とを備えるダミー端子本体と、
    前記ダミー端子本体に備えられ、前記ダミー端子本体が前記コネクタ端子差込口に挿入された状態で、前記係止片による前記ダミー端子の係止状態をロックするダミー端子固定手段とを具備するダミー端子であって、
    前記ダミー端子固定手段は、前記ダミー端子本体に設けられたネジ穴と、前記ネジ穴に着脱可能に螺合される押しネジとを備え、
    前記押しネジを前記押しネジを締め付けることにより前記ダミー端子の係止状態をロックし、前記押しネジを緩めることにより係止状態のロックを解除することを特徴とするダミー端子。
  5. 前記ダミー端子を識別可能にする識別手段として、カラーシール、特殊ネジまたは着色ダミー端子の内の少なくとも1つを利用することを特徴とする請求項1乃至4に記載のダミー端子。
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