JP3101325B2 - 負圧格納された脱出スライド - Google Patents
負圧格納された脱出スライドInfo
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Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A62—LIFE-SAVING; FIRE-FIGHTING
- A62B—DEVICES, APPARATUS OR METHODS FOR LIFE-SAVING
- A62B1/00—Devices for lowering persons from buildings or the like
- A62B1/20—Devices for lowering persons from buildings or the like by making use of sliding-ropes, sliding-poles or chutes, e.g. hoses, pipes, sliding-grooves, sliding-sheets
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B64—AIRCRAFT; AVIATION; COSMONAUTICS
- B64D—EQUIPMENT FOR FITTING IN OR TO AIRCRAFT; FLIGHT SUITS; PARACHUTES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF POWER PLANTS OR PROPULSION TRANSMISSIONS IN AIRCRAFT
- B64D25/00—Emergency apparatus or devices, not otherwise provided for
- B64D25/08—Ejecting or escaping means
- B64D25/14—Inflatable escape chutes
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Description
【発明の詳細な説明】 背景 発明の分野 本発明は、飛行機から脱出する乗客が使用する膨張可
能な脱出スライド及び膨張可能なスライドラフトに関す
る。これらのスライドは、格納したスライド全体の大き
さを小さくし且つスライドを格納し直すべき期間及びそ
の全体的な有効命を延長するために負圧状態にて環境か
ら密封されている。
能な脱出スライド及び膨張可能なスライドラフトに関す
る。これらのスライドは、格納したスライド全体の大き
さを小さくし且つスライドを格納し直すべき期間及びそ
の全体的な有効命を延長するために負圧状態にて環境か
ら密封されている。
背景 膨張可能な脱出スライドは、緊急時のとき、乗客が脱
出するための迅速な手段を提供すべく大型の人間輸送用
飛行機の殆ど全てで使用されている。かかる膨張可能な
脱出滑り路(スライド)は、典型的に、少なくとも一つ
の膨張可能な構造体的梁部材を備えている。この構造体
的梁部材の上側部には、脱出する乗客が使用する面であ
るスライド面が設けられている。この構造体的梁部材
は、圧縮ガス及び吸引器及び/又はターボファンを使用
して膨張させる。この構造体的梁部材の上端は、ガート
バー組立体により飛行機の出入口の底部に接続されてい
る。従来技術の膨張可能な脱出スライドは、例えば、米
国特許第2,765,131、同第3,102,623号、同第3,860,984
号に開示されている。
出するための迅速な手段を提供すべく大型の人間輸送用
飛行機の殆ど全てで使用されている。かかる膨張可能な
脱出滑り路(スライド)は、典型的に、少なくとも一つ
の膨張可能な構造体的梁部材を備えている。この構造体
的梁部材の上側部には、脱出する乗客が使用する面であ
るスライド面が設けられている。この構造体的梁部材
は、圧縮ガス及び吸引器及び/又はターボファンを使用
して膨張させる。この構造体的梁部材の上端は、ガート
バー組立体により飛行機の出入口の底部に接続されてい
る。従来技術の膨張可能な脱出スライドは、例えば、米
国特許第2,765,131、同第3,102,623号、同第3,860,984
号に開示されている。
こうした膨張可能な脱出スライドは、飛行機の内部に
て最小程度のスペースがあればよいように、通常、折り
畳まれ且つ格納されている。これらのスライドは、典型
的に、飛行機の扉の内側に、又はこの扉に極く近接する
位置に取り付けられている。この扉を閉じたとき、スラ
イドは、ガートバーを使用して、出入口の内側にて床の
ブラケットに手操作で接続される。緊急時のとき、扉が
開けば、ガートバーがスライドを格納体から引き離し
て、スライドが出入口から落下するように、扉を開ける
だけでよい。次に、このスライドは、膨張して、乗客が
脱出するために使用可能な状態となる。
て最小程度のスペースがあればよいように、通常、折り
畳まれ且つ格納されている。これらのスライドは、典型
的に、飛行機の扉の内側に、又はこの扉に極く近接する
位置に取り付けられている。この扉を閉じたとき、スラ
イドは、ガートバーを使用して、出入口の内側にて床の
ブラケットに手操作で接続される。緊急時のとき、扉が
開けば、ガートバーがスライドを格納体から引き離し
て、スライドが出入口から落下するように、扉を開ける
だけでよい。次に、このスライドは、膨張して、乗客が
脱出するために使用可能な状態となる。
格納した脱出スライドの全体的な大きさを最小にする
ことが重要である。この格納した脱出スライドは、作動
させたとき、飛行機の扉を通じて確実に展開させるのに
十分に小さくなければならない。また、扉の通常の操作
を妨害したり、飛行機から出る乗客が扉を使用するのを
妨害するものであってはならない。
ことが重要である。この格納した脱出スライドは、作動
させたとき、飛行機の扉を通じて確実に展開させるのに
十分に小さくなければならない。また、扉の通常の操作
を妨害したり、飛行機から出る乗客が扉を使用するのを
妨害するものであってはならない。
膨張可能な脱出スライドの格納方法は、全体として、
時間がかかり且つ労働集約的である。このためには、4
名又は5名の人間が必要である。脱出スライドは、確実
な膨張及び展開を許容する手順にて折り畳まれる。次
に、その折り畳んだ脱出スライドは、一般にパックボー
ドと称される比較的深さの浅い袋状体内に入れられる。
次に、このパックボードの円周に取り付けられた一連の
織地パネルが紐で共に結合されて、パックボードと織地
パネルとの間に折り畳んだ脱出スライドを収容する。そ
の後に、格納した組立体の表面を手で下方に押し付け且
つ接合部分を締め付けることにより、その格納後の脱出
スライドを圧縮して所望の形態にする。これと代替的
に、負圧ラインをスライドの膨張可能な部材に接続し
て、パックボードの接合部分が締め付けるれるようにし
たものもある。
時間がかかり且つ労働集約的である。このためには、4
名又は5名の人間が必要である。脱出スライドは、確実
な膨張及び展開を許容する手順にて折り畳まれる。次
に、その折り畳んだ脱出スライドは、一般にパックボー
ドと称される比較的深さの浅い袋状体内に入れられる。
次に、このパックボードの円周に取り付けられた一連の
織地パネルが紐で共に結合されて、パックボードと織地
パネルとの間に折り畳んだ脱出スライドを収容する。そ
の後に、格納した組立体の表面を手で下方に押し付け且
つ接合部分を締め付けることにより、その格納後の脱出
スライドを圧縮して所望の形態にする。これと代替的
に、負圧ラインをスライドの膨張可能な部材に接続し
て、パックボードの接合部分が締め付けるれるようにし
たものもある。
こうした方法に関連して、幾つかの問題点が生ずる。
第一に、準備的な折畳み作業及びその後のスライドの圧
縮中に、脱出スライドの膨張可能な部材が損傷する可能
性がある。膨張可能な部材は、一般に、脱出スライドと
共に格納された照明器具、救命装置、膨張可能な装置、
又は、圧縮ガスのリザーバのような表面の堅い装置によ
り穴が開いたり、裂けたりする可能性がある。
第一に、準備的な折畳み作業及びその後のスライドの圧
縮中に、脱出スライドの膨張可能な部材が損傷する可能
性がある。膨張可能な部材は、一般に、脱出スライドと
共に格納された照明器具、救命装置、膨張可能な装置、
又は、圧縮ガスのリザーバのような表面の堅い装置によ
り穴が開いたり、裂けたりする可能性がある。
第二に、スライドの長さが長いこと(胴体の広い飛行
機に使用するために必要である)、二重幅のスライドで
あること(乗客を二列で脱出させることができるように
するためである)、及び照明器具、膨張可能なラフト、
及びその他の救命装置のようなより多くの付属品をスラ
イド格納体内に搭載しなければならないため、この膨張
可能な脱出スライドをコンパクトに格納することは、益
々、難しくなっている。スライド及びライフラフトの双
方の働きをする、スライド/ラフト型の脱出ユニットの
場合、コンパクトに格納することは、特に、困難であ
る。スライド/ラフトは、一般に、標準的な脱出スライ
ドよりも寸法が嵩張り、また、各種の救命及び救助装置
を含むため、格納がより困難である。例えば、スライド
/ラフトパックは、ラジオビーコン、位置表示灯及びそ
れに関連するバッテリ、アンテナ、ハンドポンプ、アン
カー、投げ出し索、ナイフ及び天蓋を含むことがある。
機に使用するために必要である)、二重幅のスライドで
あること(乗客を二列で脱出させることができるように
するためである)、及び照明器具、膨張可能なラフト、
及びその他の救命装置のようなより多くの付属品をスラ
イド格納体内に搭載しなければならないため、この膨張
可能な脱出スライドをコンパクトに格納することは、益
々、難しくなっている。スライド及びライフラフトの双
方の働きをする、スライド/ラフト型の脱出ユニットの
場合、コンパクトに格納することは、特に、困難であ
る。スライド/ラフトは、一般に、標準的な脱出スライ
ドよりも寸法が嵩張り、また、各種の救命及び救助装置
を含むため、格納がより困難である。例えば、スライド
/ラフトパックは、ラジオビーコン、位置表示灯及びそ
れに関連するバッテリ、アンテナ、ハンドポンプ、アン
カー、投げ出し索、ナイフ及び天蓋を含むことがある。
第三に、膨張可能な脱出スライドは、約15年と有効寿
命が短い。この時間中、典型的な脱出スライドは、少な
くとも3回、検査しなければならない。この検査は、通
常、スライドを展開させ、それを検査し、再度、格納し
直すことが含まれる。典型的な膨張可能な脱出スライド
の有効寿命は、(1)検査及び再格納サイクルに伴う摩
耗、(2)例えば、ジェット燃料、液体燃料の蒸気、エ
ンジンの排気のような腐食性ガスを含む大気に露呈され
ることによる劣化、(3)菌類の発生、水分、酸素、オ
ゾン、スモッグ、紫外線、高温/低温のサイクル及び飛
行機の振動に起因する脱出スライドの材料の老化による
影響を受ける。
命が短い。この時間中、典型的な脱出スライドは、少な
くとも3回、検査しなければならない。この検査は、通
常、スライドを展開させ、それを検査し、再度、格納し
直すことが含まれる。典型的な膨張可能な脱出スライド
の有効寿命は、(1)検査及び再格納サイクルに伴う摩
耗、(2)例えば、ジェット燃料、液体燃料の蒸気、エ
ンジンの排気のような腐食性ガスを含む大気に露呈され
ることによる劣化、(3)菌類の発生、水分、酸素、オ
ゾン、スモッグ、紫外線、高温/低温のサイクル及び飛
行機の振動に起因する脱出スライドの材料の老化による
影響を受ける。
発明の概要 本発明は、独創的な自動の展開特徴を有する、環境か
ら密封して負圧格納された袋状体に関するものである。
この負圧格納体は、膨張可能な脱出スライドを自動的に
展開させることを可能にする。また、本発明は、緊急時
に、脱出スライドを膨張させるCO2シリンダを取り付け
る手段と、膨張したスライドを照明するために負圧格納
された袋状体の外側に設けられたバッテリパックとを提
供する。
ら密封して負圧格納された袋状体に関するものである。
この負圧格納体は、膨張可能な脱出スライドを自動的に
展開させることを可能にする。また、本発明は、緊急時
に、脱出スライドを膨張させるCO2シリンダを取り付け
る手段と、膨張したスライドを照明するために負圧格納
された袋状体の外側に設けられたバッテリパックとを提
供する。
この負圧格納された袋状体は、可撓性がある多層で気
体不透過性の材料で形成されている。この袋状体は、そ
の円周に沿って共に熱密封された下方部材と、上方部材
とを備えている。また、この袋状体は、負圧袋状体の内
部に収容されたガート相互接続フランジに対して且つ該
フランジの周りで密封されている。このガート相互接続
フランジは、脱出スライドに接続され且つ脱出スライド
を飛行機に取り付けるための手段である。
体不透過性の材料で形成されている。この袋状体は、そ
の円周に沿って共に熱密封された下方部材と、上方部材
とを備えている。また、この袋状体は、負圧袋状体の内
部に収容されたガート相互接続フランジに対して且つ該
フランジの周りで密封されている。このガート相互接続
フランジは、脱出スライドに接続され且つ脱出スライド
を飛行機に取り付けるための手段である。
該負圧袋状体は、スライドを膨張させる直前に、負圧
袋状体を自動的に裂いて開けるために使用される引き裂
き励起紐に対する外部の引き裂き励起取り付け点を有し
ている。また、この負圧袋状体は、スライドを膨張させ
始めるために使用されたCO2ガスシリンダを取り付ける
外部の引き裂き励起取り付け点と、スライドの照明灯を
点灯させるのに使用されるバッテリパックとを備えてい
る。
袋状体を自動的に裂いて開けるために使用される引き裂
き励起紐に対する外部の引き裂き励起取り付け点を有し
ている。また、この負圧袋状体は、スライドを膨張させ
始めるために使用されたCO2ガスシリンダを取り付ける
外部の引き裂き励起取り付け点と、スライドの照明灯を
点灯させるのに使用されるバッテリパックとを備えてい
る。
本発明の好適な実施の形態において、該CO2シリンダ
は、特殊な脱着接続具を有するホース組立体を使用して
負圧袋状体内に保持された吸引具に接続されている。こ
のホース接続具には、破断ディスクが設けられている。
該ホース接続具は、負圧袋状体の相互接続部に配置され
て、密封したスライド組立体に対してCO2を用意に接続
し且つ該スライド組立体から接続を外すことを可能にす
る。この袋状体の材料は、負圧を保ち得るようにホース
接続具の周りで密封されている。
は、特殊な脱着接続具を有するホース組立体を使用して
負圧袋状体内に保持された吸引具に接続されている。こ
のホース接続具には、破断ディスクが設けられている。
該ホース接続具は、負圧袋状体の相互接続部に配置され
て、密封したスライド組立体に対してCO2を用意に接続
し且つ該スライド組立体から接続を外すことを可能にす
る。この袋状体の材料は、負圧を保ち得るようにホース
接続具の周りで密封されている。
上述したように、スライドの照明灯を点灯させるバッ
テリパックが負圧袋状体に外側に取り付けられている。
該スライド照明灯は、負圧袋置状体内に密封されてい
る。バッテリパック及びスライド照明灯は、相互接続部
にて負圧密のフィードスルーを介して負圧袋状体に接続
されている。このフィードスルーは、密封したスライド
組立体へのバッテリパックの接続及びその取り外しを可
能にする。この袋状体は、負圧シールを保ち得るように
フィードスルーの周りで密封されている。
テリパックが負圧袋状体に外側に取り付けられている。
該スライド照明灯は、負圧袋置状体内に密封されてい
る。バッテリパック及びスライド照明灯は、相互接続部
にて負圧密のフィードスルーを介して負圧袋状体に接続
されている。このフィードスルーは、密封したスライド
組立体へのバッテリパックの接続及びその取り外しを可
能にする。この袋状体は、負圧シールを保ち得るように
フィードスルーの周りで密封されている。
このように、負圧格納された袋状体を損なうことな
く、該CO2シリンダ及び該バッテリパックを交換するこ
とが可能である。このことは、バッテリパック又はCO2
シリンダの何れか一方を検査し、又は交換するときに、
スライドを再格納することを不要にする。
く、該CO2シリンダ及び該バッテリパックを交換するこ
とが可能である。このことは、バッテリパック又はCO2
シリンダの何れか一方を検査し、又は交換するときに、
スライドを再格納することを不要にする。
格納方法は、(1)折り畳んだ脱出スライドを負圧の
袋状体内に配置すること、(2)ガート相互接続フラン
ジ、ホース接続具、及び電気的接続具の周りで負圧袋状
体を密封することと、(3)膨張可能な脱出スライドを
圧縮し且つ負圧ラインにより脱出スライドを排気するこ
とと、(4)負圧ラインを膨張可能なスライドとの接続
から外すことと、(5)袋状体を排気することと、
(6)負圧袋状体の円周を密封することとを含む。
袋状体内に配置すること、(2)ガート相互接続フラン
ジ、ホース接続具、及び電気的接続具の周りで負圧袋状
体を密封することと、(3)膨張可能な脱出スライドを
圧縮し且つ負圧ラインにより脱出スライドを排気するこ
とと、(4)負圧ラインを膨張可能なスライドとの接続
から外すことと、(5)袋状体を排気することと、
(6)負圧袋状体の円周を密封することとを含む。
スライド組立体を負圧袋状体内で密封した後、バッテ
リパック及びCO2シリンダを負圧袋状体に接続する。ま
た、負圧袋状体のガート相互接続フランジを一本のガー
ト材料(負圧袋状体を飛行機に取り付けるために使用さ
れる)にも接続する。
リパック及びCO2シリンダを負圧袋状体に接続する。ま
た、負圧袋状体のガート相互接続フランジを一本のガー
ト材料(負圧袋状体を飛行機に取り付けるために使用さ
れる)にも接続する。
展開、又は格納位置にあるとき、負圧格納された脱出
スライドは、飛行機の扉の内側、又はその扉に極く近接
する領域に取り付けられる。引き裂き励起紐をガート組
立体(飛行機に取り付けられる)に取り付けることによ
り、負圧格納された脱出スライドシステムを自動的に展
開させることができる。飛行前、ガートバーを使用し
て、ガートの自由端を飛行機の出入口の底部に取り付け
ることにより、脱出スライドは、装備され、この装備し
た状態において、ガート及び引き裂き励起紐の双方に相
当程度の緩みがある。引き裂き励起紐の全長は、ガート
が完全な緊張状態となる直前に、完全な緊張状態となる
ように選択する。
スライドは、飛行機の扉の内側、又はその扉に極く近接
する領域に取り付けられる。引き裂き励起紐をガート組
立体(飛行機に取り付けられる)に取り付けることによ
り、負圧格納された脱出スライドシステムを自動的に展
開させることができる。飛行前、ガートバーを使用し
て、ガートの自由端を飛行機の出入口の底部に取り付け
ることにより、脱出スライドは、装備され、この装備し
た状態において、ガート及び引き裂き励起紐の双方に相
当程度の緩みがある。引き裂き励起紐の全長は、ガート
が完全な緊張状態となる直前に、完全な緊張状態となる
ように選択する。
緊急時、飛行機の扉が開放すると、引き裂き励起紐及
びガートの緩みが取られる。引き裂き励起紐が完全な緊
張状態になると、該紐は、負圧袋状体を引き裂いて開け
る。その直後に、ガートは、完全な緊張状態となり、ガ
ートバーが折り畳んだスライド組立体をその格納位置か
ら引き出す。その後に、その折り畳んだスライド組立体
は、重力の作用により、開いた扉と敷居との間に落下す
る。その結果、スライドは、急激に膨張して、扉が開放
する間の数秒以内で、乗客が脱出し得ることとなる。
びガートの緩みが取られる。引き裂き励起紐が完全な緊
張状態になると、該紐は、負圧袋状体を引き裂いて開け
る。その直後に、ガートは、完全な緊張状態となり、ガ
ートバーが折り畳んだスライド組立体をその格納位置か
ら引き出す。その後に、その折り畳んだスライド組立体
は、重力の作用により、開いた扉と敷居との間に落下す
る。その結果、スライドは、急激に膨張して、扉が開放
する間の数秒以内で、乗客が脱出し得ることとなる。
引き裂き励起紐の引き裂き励起取り付け点の各々の付
近にて、袋状体の上に罫線の密封領域を形成し、次に、
その密封領域の途中まで切り込んで、引き裂き励起力が
小さくて済むようにすることで、負圧袋状体の引き裂き
励起は確実とされる。この袋状体に選択される材料は、
「切欠き感応性」でなければならない。即ち、材料にて
引き裂を進行させるのに必要とされる力は、引き裂きを
励起させるのに必要な力よりも遥かに小さくなければな
らない。吸引器の吸入口の領域全体にて引き裂きが始ま
る。この袋状体が吸引器内への空気の流れを妨害せず、
又は膨張中に材料が吸引器の開口内に吸引されないよう
にするため、引き裂き過程の一環として、この領域の上
方に亙る負圧袋状体の材料が引きちぎれる。
近にて、袋状体の上に罫線の密封領域を形成し、次に、
その密封領域の途中まで切り込んで、引き裂き励起力が
小さくて済むようにすることで、負圧袋状体の引き裂き
励起は確実とされる。この袋状体に選択される材料は、
「切欠き感応性」でなければならない。即ち、材料にて
引き裂を進行させるのに必要とされる力は、引き裂きを
励起させるのに必要な力よりも遥かに小さくなければな
らない。吸引器の吸入口の領域全体にて引き裂きが始ま
る。この袋状体が吸引器内への空気の流れを妨害せず、
又は膨張中に材料が吸引器の開口内に吸引されないよう
にするため、引き裂き過程の一環として、この領域の上
方に亙る負圧袋状体の材料が引きちぎれる。
本発明の目的は、脱出スライドの老化を軽減するた
め、脱出スライドを負圧格納することにより、膨張可能
な脱出スライドの検査/再格納サイクルを現在の約5年
から15年以上まで延長させることである。この格納シス
テムは、水分、紫外線、スモッグ、酸素、オゾン、黴、
及び菌類のような有害な環境物質から脱出スライドを保
護するものである。脱出スライドの有効寿命を現在の15
年から25年以上に延長することが可能であると予想され
る。
め、脱出スライドを負圧格納することにより、膨張可能
な脱出スライドの検査/再格納サイクルを現在の約5年
から15年以上まで延長させることである。この格納シス
テムは、水分、紫外線、スモッグ、酸素、オゾン、黴、
及び菌類のような有害な環境物質から脱出スライドを保
護するものである。脱出スライドの有効寿命を現在の15
年から25年以上に延長することが可能であると予想され
る。
本発明の別の目的は、CO2シリンダ、又はバッテリパ
ックの何れか一方を検査し、又は交換するとき、再格納
する必要のない膨張可能な脱出スライドを提供すること
である。
ックの何れか一方を検査し、又は交換するとき、再格納
する必要のない膨張可能な脱出スライドを提供すること
である。
本発明のもう一つの目的は、格納された膨張可能な脱
出スライド全体の寸法を小さくすることである。
出スライド全体の寸法を小さくすることである。
本発明のもう一つの目的は、膨張可能な脱出スライド
を格納するのに必要な労力を軽減することである。
を格納するのに必要な労力を軽減することである。
本発明の上記及びその他の目的は、以下の説明、添付
図面及び請求の範囲の記載から明らかになるであろう。
図面及び請求の範囲の記載から明らかになるであろう。
図面の簡単な説明 図1aは、飛行機の扉(カバー無し)の内面に取り付け
られた本発明の概略図である。
られた本発明の概略図である。
図1bは、飛行機の扉(カバー有り)の内面に取り付け
られた本発明の概略図である。
られた本発明の概略図である。
図2は、展開後の本発明の概略図である。
図3aは、脱出スライドを囲う負圧袋状体の上方から見
た概略図である。
た概略図である。
図3bは、脱出スライドを囲う負圧袋状体の下方から見
た概略図である。
た概略図である。
図4aは、引き裂き励起取り付け点の概略図である。
図4bは、引き裂き励起取り付け点の断面図である。
図5aは、負圧袋状体内で密封される前のガスシリンダ
の取り付け点の図である。
の取り付け点の図である。
図5bは、負圧袋状体内で密封された後のガスシリンダ
の取り付け点の図である。
の取り付け点の図である。
図5cは、ガスシリンダの取り付け点の断面図である。
図6aは、ホースフィードスルーの概略図である。
図6bは、ホースフィードスルー内で使用される破断デ
ィスクの概略図である。
ィスクの概略図である。
図7は、電気的フィードスルーの概略図である。
図8a乃至8dは、ガート相互接続フランジの概略図であ
る。
る。
図9a乃至9cは、剛性なディスク自体、及び負圧袋状体
内で使用される剛性なディスクの概略図である。
内で使用される剛性なディスクの概略図である。
発明の詳細な説明 図1a及び図1bには、飛行機の扉34の内面に取り付けら
れた脱出スライドが図示されている。図1aには、その保
護カバーが無い脱出スライドが図示され、図1bには、保
護カバー35内に格納された脱出スライドが図示されてい
る。引き裂き励起紐42、47、58は、扉が開放したとき
(ヒンジ71から水平方向外方に旋回させることによ
り)、引き裂き励起紐が負圧袋状体1を引き裂いて開け
且つ脱出スライドを展開させ始めるように、負圧袋状体
1及びガートバー37に取り付けられている。また、図1a
には、負圧袋状体の外部に取り付けられたCO2ガスシリ
ンダ7及びバッテリパック52、脱出スライドをガートバ
ー37、従って、出入口の底部に取り付ける外側ガート36
が示されている。引き裂き前に、脱出スライドは、外側
ガート36、及び引き裂き励起紐42、47をガートバー37を
介して、飛行機の出入口の底部に取り付けることによ
り、展開可能に装備される。
れた脱出スライドが図示されている。図1aには、その保
護カバーが無い脱出スライドが図示され、図1bには、保
護カバー35内に格納された脱出スライドが図示されてい
る。引き裂き励起紐42、47、58は、扉が開放したとき
(ヒンジ71から水平方向外方に旋回させることによ
り)、引き裂き励起紐が負圧袋状体1を引き裂いて開け
且つ脱出スライドを展開させ始めるように、負圧袋状体
1及びガートバー37に取り付けられている。また、図1a
には、負圧袋状体の外部に取り付けられたCO2ガスシリ
ンダ7及びバッテリパック52、脱出スライドをガートバ
ー37、従って、出入口の底部に取り付ける外側ガート36
が示されている。引き裂き前に、脱出スライドは、外側
ガート36、及び引き裂き励起紐42、47をガートバー37を
介して、飛行機の出入口の底部に取り付けることによ
り、展開可能に装備される。
負圧袋状体1は、ポリエステル、又はナイロン層、ア
ルミニウムフォイル、及び低密度のポリエチレンのよう
な気体不透過性材料で製造される。好適な材料には、ナ
イロン、アルミニウムフォイル、及び低密度のポリエス
テル層が含まれる。負圧袋状体1は、上方部材及び下方
部材の形態で製造することができる。これらの部材は、
円周に沿って共に密封して環境から密封された容器を形
成する。又は、負圧袋状体1は、その自体に折り重ね且
つ密封された単一の部材で形成してもよい。
ルミニウムフォイル、及び低密度のポリエチレンのよう
な気体不透過性材料で製造される。好適な材料には、ナ
イロン、アルミニウムフォイル、及び低密度のポリエス
テル層が含まれる。負圧袋状体1は、上方部材及び下方
部材の形態で製造することができる。これらの部材は、
円周に沿って共に密封して環境から密封された容器を形
成する。又は、負圧袋状体1は、その自体に折り重ね且
つ密封された単一の部材で形成してもよい。
図1aには、保護バッスル35の下方に取り付けられる密
封したスライド組立体に取り付けられたCO2ガスシリン
ダ7が図示されている。このCO2ガスシリンダ7は、シ
リンダ7の周りで伸長し且つ負圧袋状体の取り付け点6
を貫通する二本のストラップ15によりスライド5に取り
付けられている。シリンダ7を織地パウチ(図示せず)
内に収容するかどうかは任意である。
封したスライド組立体に取り付けられたCO2ガスシリン
ダ7が図示されている。このCO2ガスシリンダ7は、シ
リンダ7の周りで伸長し且つ負圧袋状体の取り付け点6
を貫通する二本のストラップ15によりスライド5に取り
付けられている。シリンダ7を織地パウチ(図示せず)
内に収容するかどうかは任意である。
緊急時に、扉が開いたとき、CO2ガスシリンダ7は放
出される。このシリンダ7の弁は、ケーブルによりガー
トバー37に取り付けられたピンにより閉じた状態に保持
されている。このケーブルは、必要であれば、スライド
を手で膨張させ得るようにするため、織地のハンドルに
も接続されている。緊急時に扉が開いたとき、ガートバ
ーがスライド組立体の全体をバッスル35の下方の位置か
ら引き出す。この組立体が落下すると、ピンをガートバ
ー37に取り付けるケーブルを締めて緩みを取った後に、
ピンをシリンダから引き出す。シリンダ7からのCO2ガ
スは、ホース39を通ってスライド5内に流動する。この
ホース39は、スライド5の膨張を容易にする吸引器(図
9cに関して以下に説明する)に接続されている。スライ
ド組立体が格納形態にあるとき、吸引器49が密封した負
圧袋状体1内にある一方、シリンダ7は負圧袋状体1の
外側に配置される。図6a及び図6bに関して以下に詳細に
説明するフィードスルー8は、負圧袋状体1の壁に取り
付けられている。このことは、ホース39が負圧袋状体1
の壁を貫通することを許容する。また、フィードスルー
8は、シリンダ7の交換が可能であるように、負圧袋状
体の相互接続部にてホース39の接続を外す手段を提供す
る。
出される。このシリンダ7の弁は、ケーブルによりガー
トバー37に取り付けられたピンにより閉じた状態に保持
されている。このケーブルは、必要であれば、スライド
を手で膨張させ得るようにするため、織地のハンドルに
も接続されている。緊急時に扉が開いたとき、ガートバ
ーがスライド組立体の全体をバッスル35の下方の位置か
ら引き出す。この組立体が落下すると、ピンをガートバ
ー37に取り付けるケーブルを締めて緩みを取った後に、
ピンをシリンダから引き出す。シリンダ7からのCO2ガ
スは、ホース39を通ってスライド5内に流動する。この
ホース39は、スライド5の膨張を容易にする吸引器(図
9cに関して以下に説明する)に接続されている。スライ
ド組立体が格納形態にあるとき、吸引器49が密封した負
圧袋状体1内にある一方、シリンダ7は負圧袋状体1の
外側に配置される。図6a及び図6bに関して以下に詳細に
説明するフィードスルー8は、負圧袋状体1の壁に取り
付けられている。このことは、ホース39が負圧袋状体1
の壁を貫通することを許容する。また、フィードスルー
8は、シリンダ7の交換が可能であるように、負圧袋状
体の相互接続部にてホース39の接続を外す手段を提供す
る。
図2には、CO2シリンダ7が脱出スライド5の下側に
取り付けた状態にあり、脱出スライド5がその展開位置
にある状態が図示されている。脱出スライド5の上端
は、飛行機の出入口の底部にて、外側ガート36によりガ
ートバー37に取り付けられている。
取り付けた状態にあり、脱出スライド5がその展開位置
にある状態が図示されている。脱出スライド5の上端
は、飛行機の出入口の底部にて、外側ガート36によりガ
ートバー37に取り付けられている。
図3a及び図3bは、負圧袋状体1内に折り畳まれた膨張
可能な脱出スライド5のそれぞれ平面図及び底面図であ
る。この負圧の袋状体1は、ガート相互接続フランジ1
0、ホースフィードスルー8、及び電気的フィードスル
ー9に対して且つこれらの周りで密封されている。最初
に、この脱出スライド5が排気されて、次に、負圧の袋
状体1が排気され且つ密封されて、密封した脱出スライ
ド組立体33を形成する。
可能な脱出スライド5のそれぞれ平面図及び底面図であ
る。この負圧の袋状体1は、ガート相互接続フランジ1
0、ホースフィードスルー8、及び電気的フィードスル
ー9に対して且つこれらの周りで密封されている。最初
に、この脱出スライド5が排気されて、次に、負圧の袋
状体1が排気され且つ密封されて、密封した脱出スライ
ド組立体33を形成する。
負圧の袋状体1は、幾つかの特徴部分を備えており、
これらの特徴部分のため、負圧袋状体1内に保持された
スライド組立体が負圧の袋状体1内の負圧環境を損なう
ことなく、外部環境と相互に接続することが可能とな
る。これらの特徴部分は、図3aに最も良く図示されてい
る。これらの特徴部分としては、2つのガスシリンダ取
り付け点6、密封したホースフィードスルー8、密封し
た電気的フィードスルー9、及びガート相互接続フラン
ジ10が含まれる。
これらの特徴部分のため、負圧袋状体1内に保持された
スライド組立体が負圧の袋状体1内の負圧環境を損なう
ことなく、外部環境と相互に接続することが可能とな
る。これらの特徴部分は、図3aに最も良く図示されてい
る。これらの特徴部分としては、2つのガスシリンダ取
り付け点6、密封したホースフィードスルー8、密封し
た電気的フィードスルー9、及びガート相互接続フラン
ジ10が含まれる。
図3a及び図3bには、負圧の袋状体1の上方側部3及び
下方側部4が、それぞれ、上方及び下方の引き裂き励起
紐42、47(負圧袋状体1を引き裂いて開くために使用さ
れる)に対する4つの引き裂き励起取り付け点41を含む
ことが示されている。これらの取り付け点41は、袋状体
を折り重ね且つ密封することにより、フラップ44(負圧
袋状体1の上側部3に形成された)の上に配置される。
必要であれば、同様の引き裂き励起部分を袋状体の後側
に形成することも可能である。図3aには、また、フラッ
プ44内の引き裂き励起紐43が図示されている。
下方側部4が、それぞれ、上方及び下方の引き裂き励起
紐42、47(負圧袋状体1を引き裂いて開くために使用さ
れる)に対する4つの引き裂き励起取り付け点41を含む
ことが示されている。これらの取り付け点41は、袋状体
を折り重ね且つ密封することにより、フラップ44(負圧
袋状体1の上側部3に形成された)の上に配置される。
必要であれば、同様の引き裂き励起部分を袋状体の後側
に形成することも可能である。図3aには、また、フラッ
プ44内の引き裂き励起紐43が図示されている。
引き裂き励起紐58は、図4a及び図9cに関してより詳細
に説明するように、吸引器49の開口に寄った位置にて袋
状体に取り付けられる。
に説明するように、吸引器49の開口に寄った位置にて袋
状体に取り付けられる。
図1aに図示するように、密封したスライド組立体33が
装備形態に設定されると、引き裂き励起紐42、47の一方
は、(外側ガート36と共に)、ガートバー37に取り付け
られる。この装備形態において、外側ガート36及び引き
裂き励起紐42、47の双方に相当程度の緩みがある。しか
しながら、この引き裂き励起紐の全長は、外側ガートが
完全な緊張状態となる直前に、引き裂き励起紐が完全な
緊張状態となるように、選択される。
装備形態に設定されると、引き裂き励起紐42、47の一方
は、(外側ガート36と共に)、ガートバー37に取り付け
られる。この装備形態において、外側ガート36及び引き
裂き励起紐42、47の双方に相当程度の緩みがある。しか
しながら、この引き裂き励起紐の全長は、外側ガートが
完全な緊張状態となる直前に、引き裂き励起紐が完全な
緊張状態となるように、選択される。
図4a及び図4bには、引き裂き励起取り付け点41が詳細
が図示されている。これらの図面には、吸引器49の開口
に最も近い位置にある引き裂き励起部分が図示されてい
る。図4bには、図4aの線A−Aに沿った、引き裂き励起
取り付け点41の断面図が図示されている。引き裂き励起
紐46は、負圧袋状体1の円形のシール60を通って環状体
を形成する。この円形のシール60は、テープ及び/又は
金属製グロメット45で補強することができる。引き裂き
励起部分43は、各引き裂き励起取り付け点41の隣りの位
置にある。引き裂き励起部分43は、フラップ44の密封し
且つ折り畳んだ領域内の途中まで切り込んで形成された
切欠き部分である。負圧の袋状体の材料は、切欠き感応
性があるため、負圧袋状体1の引き裂きは、これらの切
欠き部分から容易に進行する。
が図示されている。これらの図面には、吸引器49の開口
に最も近い位置にある引き裂き励起部分が図示されてい
る。図4bには、図4aの線A−Aに沿った、引き裂き励起
取り付け点41の断面図が図示されている。引き裂き励起
紐46は、負圧袋状体1の円形のシール60を通って環状体
を形成する。この円形のシール60は、テープ及び/又は
金属製グロメット45で補強することができる。引き裂き
励起部分43は、各引き裂き励起取り付け点41の隣りの位
置にある。引き裂き励起部分43は、フラップ44の密封し
且つ折り畳んだ領域内の途中まで切り込んで形成された
切欠き部分である。負圧の袋状体の材料は、切欠き感応
性があるため、負圧袋状体1の引き裂きは、これらの切
欠き部分から容易に進行する。
図4a及び図4bに図示した紐46は、吸引器49の開口に最
も近い一つの引き裂き励起取り付け点に対してのみ使用
される破断紐である。負圧の袋状体1が引き裂かれて開
いたとき、袋状体の材料を吸引器49の開口から切り離す
目的のために、破断紐46は、引き裂き励起紐58に接続す
る。図4a(以下の図9cも参照)に図示するように、紐46
は、引き裂き励起紐42を通じて環状を形成する。紐46の
他端は、吸引器49の開口の真上で、剛性なディスク48
(負圧の袋状体1内部に配置されている)に取り付けら
れている。
も近い一つの引き裂き励起取り付け点に対してのみ使用
される破断紐である。負圧の袋状体1が引き裂かれて開
いたとき、袋状体の材料を吸引器49の開口から切り離す
目的のために、破断紐46は、引き裂き励起紐58に接続す
る。図4a(以下の図9cも参照)に図示するように、紐46
は、引き裂き励起紐42を通じて環状を形成する。紐46の
他端は、吸引器49の開口の真上で、剛性なディスク48
(負圧の袋状体1内部に配置されている)に取り付けら
れている。
その他の引き裂き励起部分は、紐46を含まず、紐58の
代わりに、引き裂き励起紐として、紐42を有する点を除
いて、図4a及び図4bに図示した引き裂き開始点と同様で
ある。
代わりに、引き裂き励起紐として、紐42を有する点を除
いて、図4a及び図4bに図示した引き裂き開始点と同様で
ある。
剛性なディスク48の一つの好適な実施の形態におい
て、この剛性なディスクは、小さい張り出し部を備えて
製造される。このため、該張り出し部は、吸引器49の開
口の周りを摺動する。この張り出し部は、剛性なディス
ク48を吸引器49の上方の位置に保持するが、展開中に、
剛性なディスク48を取り外すことを妨害しない。
て、この剛性なディスクは、小さい張り出し部を備えて
製造される。このため、該張り出し部は、吸引器49の開
口の周りを摺動する。この張り出し部は、剛性なディス
ク48を吸引器49の上方の位置に保持するが、展開中に、
剛性なディスク48を取り外すことを妨害しない。
図5a乃至図5cには、ガスシリンダの取り付け点6が詳
細に図示されている。図5aには、負圧袋状体1内に密封
される前のシリンダ取り付け点6が図示されている。図
5b及び図5cには、負圧袋状体1内に密封された後のシリ
ンダ取り付け点6が図示されている。図5cには、図5bの
線A−Aに沿った、内部のシリンダ取り付け点6の断面
図が図示されている。取り付け点6は、CO2シリンダ7
(密封した負圧袋状体1の外部に取り付けられる)を膨
張可能なスライド5の下側に固着することを可能にす
る。CO2ガスシリンダ7は、スライド5に取り付けた接
続具11を介してスライド5に取り付けられる。接続具11
は、端縁に沿って縫合したウェブ材料12を有する織地で
出来たものであることが好ましい。ループを形成し得る
ように、織地の端部に余剰のウェブが残される。内部の
シリンダ取り付け点6は、ウェブの開放したループを通
じて、負圧袋状体1に円形の熱シールを形成することに
より、外部のシリンダの取り付け点に接続される。この
袋状体の材料に形成された穴は、引き裂きを防止し得る
ように補強することができる。次に、外側のシリンダを
これらの穴を通じて、機械的に取り付ける。図5a及び図
5bの断面の斜線部分には、熱密封領域14が図示されてい
る。次に、各アイ17を覆う負圧袋状体の材料を打ち抜
く。
細に図示されている。図5aには、負圧袋状体1内に密封
される前のシリンダ取り付け点6が図示されている。図
5b及び図5cには、負圧袋状体1内に密封された後のシリ
ンダ取り付け点6が図示されている。図5cには、図5bの
線A−Aに沿った、内部のシリンダ取り付け点6の断面
図が図示されている。取り付け点6は、CO2シリンダ7
(密封した負圧袋状体1の外部に取り付けられる)を膨
張可能なスライド5の下側に固着することを可能にす
る。CO2ガスシリンダ7は、スライド5に取り付けた接
続具11を介してスライド5に取り付けられる。接続具11
は、端縁に沿って縫合したウェブ材料12を有する織地で
出来たものであることが好ましい。ループを形成し得る
ように、織地の端部に余剰のウェブが残される。内部の
シリンダ取り付け点6は、ウェブの開放したループを通
じて、負圧袋状体1に円形の熱シールを形成することに
より、外部のシリンダの取り付け点に接続される。この
袋状体の材料に形成された穴は、引き裂きを防止し得る
ように補強することができる。次に、外側のシリンダを
これらの穴を通じて、機械的に取り付ける。図5a及び図
5bの断面の斜線部分には、熱密封領域14が図示されてい
る。次に、各アイ17を覆う負圧袋状体の材料を打ち抜
く。
図6aには、ホースフィードスルー8の詳細が図示され
ている。ホースフィードスルー8は、負圧袋状体1の上
側部に形成された穴を貫通する。このフィードスルー
は、回り止めナット18(負圧袋状体の材料を金属製フラ
ンジ19と回り止めナット18との間で締め付ける)によ
り、所定の位置に固着される。ガスケット20は、負圧袋
状体1をホースフィードスルー8の周りで密封する。こ
のガスケットは、接着剤により負圧袋状体に取り付ける
ことができる。このホースフィードスルー8は、図6bに
詳細に図示した破断ディスク21を備えている。この破断
ディスク21は、破断ディスクインサート22によりホース
フィードスルー8のオリフィスの上の所定の位置に保持
されている。破断ディスク21は、ホース39内に気密のシ
ールを提供し、これにより、負圧袋状体1の負圧環境を
損なうことなく、CO2シリンダ7を交換することを可能
にする。緊急時にガスシリンダ7を作動させるとき、排
出されたCO2ガスの圧力が破断ディスク21を破断させ、
ガスは、ホース39を通って脱出スライド5内に流動す
る。
ている。ホースフィードスルー8は、負圧袋状体1の上
側部に形成された穴を貫通する。このフィードスルー
は、回り止めナット18(負圧袋状体の材料を金属製フラ
ンジ19と回り止めナット18との間で締め付ける)によ
り、所定の位置に固着される。ガスケット20は、負圧袋
状体1をホースフィードスルー8の周りで密封する。こ
のガスケットは、接着剤により負圧袋状体に取り付ける
ことができる。このホースフィードスルー8は、図6bに
詳細に図示した破断ディスク21を備えている。この破断
ディスク21は、破断ディスクインサート22によりホース
フィードスルー8のオリフィスの上の所定の位置に保持
されている。破断ディスク21は、ホース39内に気密のシ
ールを提供し、これにより、負圧袋状体1の負圧環境を
損なうことなく、CO2シリンダ7を交換することを可能
にする。緊急時にガスシリンダ7を作動させるとき、排
出されたCO2ガスの圧力が破断ディスク21を破断させ、
ガスは、ホース39を通って脱出スライド5内に流動す
る。
膨張可能な脱出スライド5には、夜間の脱出に役立ち
得るように、照明灯(図示せず)が設けられている。こ
れらの照明灯に対する電力は、電線26により照明灯に接
続されたバッテリパック52により提供される。このバッ
テリパック52は、図2に図示するように、脱出スライド
5の下側の付近の位置にてCO2シリンダ7の隣りに取り
付けられている。脱出スライド5が格納されるとき、バ
ッテリパック52は、CO2シリンダ7の基端方向の位置に
て負圧袋状体1の外側に取り付けられている一方、スラ
イドの照明灯は、負圧の袋状体1内に密封されている。
負圧の袋状体1の壁に取り付けられた電気的フィードス
ルー9は、電線26が負圧袋状体1の壁を貫通して伸長す
ることを可能にする。電気的フィードスルー9は、負圧
袋状体との相互接続部にてバッテリパック52の接続を外
す手段を更に提供する。
得るように、照明灯(図示せず)が設けられている。こ
れらの照明灯に対する電力は、電線26により照明灯に接
続されたバッテリパック52により提供される。このバッ
テリパック52は、図2に図示するように、脱出スライド
5の下側の付近の位置にてCO2シリンダ7の隣りに取り
付けられている。脱出スライド5が格納されるとき、バ
ッテリパック52は、CO2シリンダ7の基端方向の位置に
て負圧袋状体1の外側に取り付けられている一方、スラ
イドの照明灯は、負圧の袋状体1内に密封されている。
負圧の袋状体1の壁に取り付けられた電気的フィードス
ルー9は、電線26が負圧袋状体1の壁を貫通して伸長す
ることを可能にする。電気的フィードスルー9は、負圧
袋状体との相互接続部にてバッテリパック52の接続を外
す手段を更に提供する。
図7には、電気的フィードスルー9の詳細が図示され
ている。この電気的フィードスルー9は、負圧袋状体1
の側部に形成された穴を貫通して伸長する。この電気的
フィードスルーは、回り止めナット24により固着され
る、該回り止めナット24は、フランジ23とその回り止め
ナット24との間で負圧袋状体1の材料を締め付ける。負
圧の袋状体1は、電気的フィードスルー9の周りに接着
剤で更に密封されている。図7の斜線部分53は、接着剤
による密封領域を示す。電気的フィードスルー9は、バ
ッテリパック52を接続し且つその接続を外し得るよう
に、盲穴のコンセント25を備えている。バッテリパック
52の電気的接続具28は、盲穴のコンセント25内に差し込
まれる。スライドの照明灯に直接、接続する電線26は、
電気的フィードスルー9の分岐部分54にはんだ付け、又
は圧着される。この電気的フィードスルー9は、エンジ
ニアリング熱可塑性樹脂で出来たものであることが好ま
しい。
ている。この電気的フィードスルー9は、負圧袋状体1
の側部に形成された穴を貫通して伸長する。この電気的
フィードスルーは、回り止めナット24により固着され
る、該回り止めナット24は、フランジ23とその回り止め
ナット24との間で負圧袋状体1の材料を締め付ける。負
圧の袋状体1は、電気的フィードスルー9の周りに接着
剤で更に密封されている。図7の斜線部分53は、接着剤
による密封領域を示す。電気的フィードスルー9は、バ
ッテリパック52を接続し且つその接続を外し得るよう
に、盲穴のコンセント25を備えている。バッテリパック
52の電気的接続具28は、盲穴のコンセント25内に差し込
まれる。スライドの照明灯に直接、接続する電線26は、
電気的フィードスルー9の分岐部分54にはんだ付け、又
は圧着される。この電気的フィードスルー9は、エンジ
ニアリング熱可塑性樹脂で出来たものであることが好ま
しい。
図8a乃至図8dには、ガート相互接続フランジ10の詳細
が図示されている。このガート相互接続部フランジ10
は、密封した脱出スライドを飛行機の出入口に取り付け
るための手段を提供する。図8aには、負圧袋状体1内に
密封される前の状態におけるフランジ10が図示されてい
る。図8b及び図8cには、負圧袋状体1内で密封された後
のガート相互接続部フランジ10が図示されている。ガー
ト相互接続部フランジ10は、ヘビーデューティ縫い付け
部30により内側ガート29の一端に取り付けられている。
この内側ガート29の他端は、図2に図示するように、膨
張可能なスライド5の頂部に取り付けられている。ガー
ト相互接続フランジ10は、好ましくは、3.175mm(1/8イ
ンチ)の厚さにてプラスチックで形成されたものとす
る。該フランジは、一連のアイレット31(密封された脱
出スライド組立体33を外側ガート36の一端(図9に図
示)に取り付け易くする)を備えている。その後に、こ
の外側ガート36の他端をガートバー37(図2に図示)を
介して飛行機に取り付けられる。
が図示されている。このガート相互接続部フランジ10
は、密封した脱出スライドを飛行機の出入口に取り付け
るための手段を提供する。図8aには、負圧袋状体1内に
密封される前の状態におけるフランジ10が図示されてい
る。図8b及び図8cには、負圧袋状体1内で密封された後
のガート相互接続部フランジ10が図示されている。ガー
ト相互接続部フランジ10は、ヘビーデューティ縫い付け
部30により内側ガート29の一端に取り付けられている。
この内側ガート29の他端は、図2に図示するように、膨
張可能なスライド5の頂部に取り付けられている。ガー
ト相互接続フランジ10は、好ましくは、3.175mm(1/8イ
ンチ)の厚さにてプラスチックで形成されたものとす
る。該フランジは、一連のアイレット31(密封された脱
出スライド組立体33を外側ガート36の一端(図9に図
示)に取り付け易くする)を備えている。その後に、こ
の外側ガート36の他端をガートバー37(図2に図示)を
介して飛行機に取り付けられる。
図8b及び図8cには、負圧袋状体1内に密封された後の
ガート相互接続部フランジ10が図示されている。この負
圧袋状体1の上方部材及び下方部材は、ガート相互接続
フランジ10の外縁部及び内側ガート29を僅かに超えて共
に熱密封されている。また、この袋状体の材料もアイレ
ット31の上方で且つアイレットの基端方向の領域にてガ
ート相互接続フランジ10に熱密封されている。図8b及び
図8cの斜線部分32は、この密封領域を示す。次に、アイ
レット31を覆う負圧の袋状体の材料を打ち抜く。金属グ
ロメット(図示せず)によりアイレット31を補強するこ
とができる。
ガート相互接続部フランジ10が図示されている。この負
圧袋状体1の上方部材及び下方部材は、ガート相互接続
フランジ10の外縁部及び内側ガート29を僅かに超えて共
に熱密封されている。また、この袋状体の材料もアイレ
ット31の上方で且つアイレットの基端方向の領域にてガ
ート相互接続フランジ10に熱密封されている。図8b及び
図8cの斜線部分32は、この密封領域を示す。次に、アイ
レット31を覆う負圧の袋状体の材料を打ち抜く。金属グ
ロメット(図示せず)によりアイレット31を補強するこ
とができる。
図8dは、スライドと飛行機との間のガート取り付け部
分のより詳細な概略図である。外側ガート36は、ガート
相互接続フランジ10のアイレット31に接続する(好まし
くは、ナイロンウェブで出来た一連のループ62を使用し
て)。次に、これらのループは、アイレット31、及び外
側ガート36に形成された対応する穴の双方を貫通して伸
長する。次に、これらのループは、1つ、又は2つ以上
の鋼製ピン61により機械的に係止させる。これらのピン
は、ケーブルに取り付けられ且つ終端にはハンドルが設
けられている。このハンドルは、引っ張ったとき、ナイ
ロンループを非係止状態にし、スライドを飛行機との接
続から外す。この接続は、完全に膨張されたスライドを
脱出する飛行機との接続から外す解放機構として使用す
ることも可能であることが好ましい。
分のより詳細な概略図である。外側ガート36は、ガート
相互接続フランジ10のアイレット31に接続する(好まし
くは、ナイロンウェブで出来た一連のループ62を使用し
て)。次に、これらのループは、アイレット31、及び外
側ガート36に形成された対応する穴の双方を貫通して伸
長する。次に、これらのループは、1つ、又は2つ以上
の鋼製ピン61により機械的に係止させる。これらのピン
は、ケーブルに取り付けられ且つ終端にはハンドルが設
けられている。このハンドルは、引っ張ったとき、ナイ
ロンループを非係止状態にし、スライドを飛行機との接
続から外す。この接続は、完全に膨張されたスライドを
脱出する飛行機との接続から外す解放機構として使用す
ることも可能であることが好ましい。
図9a及び図9bには、ディスク48の詳細が図示されたて
いる。図9cには、フラップ44の下方で且つ吸引具49の上
方の位置に配置された負圧の袋状体1の上方部材内にあ
る剛性なディスク48が図示されている。紐58は、アイ50
を通じてループ状に通すことによりディスク48に接続さ
れる。ディスク48は、プラスチック製であることが好ま
しい。
いる。図9cには、フラップ44の下方で且つ吸引具49の上
方の位置に配置された負圧の袋状体1の上方部材内にあ
る剛性なディスク48が図示されている。紐58は、アイ50
を通じてループ状に通すことによりディスク48に接続さ
れる。ディスク48は、プラスチック製であることが好ま
しい。
緊急時に飛行機の扉を開けたとき、飛行機の扉34は、
水平方向外方に旋回する。この扉が開くと、引き裂き励
起紐42、47、及び外側ガート36が締め付けられて緩みが
取られる。引き裂き励起紐42、47及び58が完全な緊張状
態になつたとき、力は、ガートバー37から引き裂き励起
紐42、47の脚部に沿って下方に引き裂き励起取り付け点
41まで伝達される。次に、その伝達された力は、負圧の
袋状体1を引き裂いて開けて、その引き裂きを引き裂き
励起部分43から進行させる。次に、この引き裂き力は、
紐46に沿ってディスク48に伝達され、次に、この力は、
ディスク48及びその周囲の袋状体の材料を吸引具49の開
口の基端方向の位置から引き裂く。次に、外側ガート36
は、完全な緊張状態となり、折り畳んだスライド組立体
が飛行機の扉34から切り離されるようにする。その後
に、脱出スライド組立体は、重力の作用により、開いた
扉34と扉の敷居51との間に落下する。その後に、脱出ス
ライド5は急激に膨張されて、扉34が開いた後、数秒
(典型的に、4秒)以内に乗客を脱出させる用意が整
う。
水平方向外方に旋回する。この扉が開くと、引き裂き励
起紐42、47、及び外側ガート36が締め付けられて緩みが
取られる。引き裂き励起紐42、47及び58が完全な緊張状
態になつたとき、力は、ガートバー37から引き裂き励起
紐42、47の脚部に沿って下方に引き裂き励起取り付け点
41まで伝達される。次に、その伝達された力は、負圧の
袋状体1を引き裂いて開けて、その引き裂きを引き裂き
励起部分43から進行させる。次に、この引き裂き力は、
紐46に沿ってディスク48に伝達され、次に、この力は、
ディスク48及びその周囲の袋状体の材料を吸引具49の開
口の基端方向の位置から引き裂く。次に、外側ガート36
は、完全な緊張状態となり、折り畳んだスライド組立体
が飛行機の扉34から切り離されるようにする。その後
に、脱出スライド組立体は、重力の作用により、開いた
扉34と扉の敷居51との間に落下する。その後に、脱出ス
ライド5は急激に膨張されて、扉34が開いた後、数秒
(典型的に、4秒)以内に乗客を脱出させる用意が整
う。
本明細書に記載した好適な実施の形態は、4つの引き
裂き励起取り付け点41と、4つの引き裂き励起部分43
と、2本の引き裂き励起紐42、47を備える負圧の袋状体
1を使用する。しかしながら、引き裂き励起取り付け点
41、引き裂き励起部分43、及び引き裂き励起紐の数をよ
り多く、又はより少なくしたその他の実施の形態とする
ことが可能である。
裂き励起取り付け点41と、4つの引き裂き励起部分43
と、2本の引き裂き励起紐42、47を備える負圧の袋状体
1を使用する。しかしながら、引き裂き励起取り付け点
41、引き裂き励起部分43、及び引き裂き励起紐の数をよ
り多く、又はより少なくしたその他の実施の形態とする
ことが可能である。
本発明の上記の実施の形態の開示は、図示及び説明の
ためにのみ記載したものである。このことは、開示した
形態にのみ本発明を限定することを意図するものではな
い。上記の開示内容に鑑みれば、本発明に記載した実施
の形態の多数の変形例及び改変例が当業者に明らかであ
ろう。本発明の範囲は、請求の範囲、及びその均等物に
よってのみ限定されることを意図するものである。
ためにのみ記載したものである。このことは、開示した
形態にのみ本発明を限定することを意図するものではな
い。上記の開示内容に鑑みれば、本発明に記載した実施
の形態の多数の変形例及び改変例が当業者に明らかであ
ろう。本発明の範囲は、請求の範囲、及びその均等物に
よってのみ限定されることを意図するものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ラバン,ランス・シー アメリカ合衆国アリゾナ州85284,テン プ,サウス・レンウッド・レーン 7935 (56)参考文献 米国特許3463287(US,A) 米国特許3621383(US,A) 米国特許3910532(US,A) 欧州特許出願公開96594(EP,A1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B64D 25/14
Claims (39)
- 【請求項1】膨張可能な脱出スライドシステムであっ
て、 (a)膨張可能な脱出スライド(5)と、吸引器(49)
と、少なくとも一つのスライド照明灯とを保持する、負
圧状態で格納された負圧袋状体(1)と、 (b)二酸化炭素シリンダ(7)を前記膨張可能な脱出
スライドシステムに流体的に接続する手段(39)と、 (c)二酸化炭素シリンダ(7)を前記膨張可能な脱出
スライドシステムに接続する前記手段(39)を、前記負
圧袋状体の相互接続部を介して、前記膨張可能な脱出ス
ライド(1)に流体的に接続された吸引器(49)に接続
すると共に、前記負圧袋状体の前記相互接続部に破断デ
ィスク(21)を備える流体接続手段(8)と、 (d)バッテリパック(52)を前記負圧袋状体(1)に
設けられた電気的フィードスルー(9)を介して前記少
なくとも一つのスライドの照明灯に電気的に接続する手
段(26)と、 (e)ガートバー(37)と、 (f)一端が、引き裂き励起取り付け点(41)近傍の前
記負圧袋状体(1)に取り付けられ、他端が、前記ガー
トバー(37)に取り付けられた少なくとも一本の引き裂
き励起紐(42,47,58)と、 (g)一端が、前記ガートバー(37)に取り付けられ、
他端が、該ガートバー(37)を前記脱出スライド(5)
に取り付ける手段(10,29)に取り付けられた外側ガー
ト(36)と、を具備することを特徴とする膨張可能な脱
出スライドシステム。 - 【請求項2】前記少なくとも一本の引き裂き励起紐(4
2,47,58)は複数の引き裂き励起紐から成り、該複数の
引き裂き励起紐(42,47,58)は、一端が前記引き裂き励
起取り付け点(41)にて前記負圧袋状体(1)に取り付
けられ、他端が前記ガートバー(37)に取り付けられて
いる請求項1に記載の膨張可能な脱出スライドシステ
ム。 - 【請求項3】前記複数の引き裂き励起紐(42,47,58)
が、該引き裂き励起紐の単一の共通部分によって前記ガ
ートバー(37)に取り付けられている請求項2に記載の
膨張可能な脱出スライドシステム。 - 【請求項4】前記少なくとも一本の引き裂き励起紐の長
さは、前記脱出スライド(5)の展張中に前記引き裂き
励起紐(42,47,58)が前記外側ガート(36)より先に完
全な緊張状態となるように、設定されている請求項1に
記載の膨張可能な脱出スライドシステム。 - 【請求項5】バッテリパック(52)を更に含み、該バッ
テリパック(52)は、該バッテリパック(52)を電気的
に接続する前記手段(26)に電気的に接続されている請
求項1に記載の膨張可能な脱出スライドシステム。 - 【請求項6】二酸化炭素シリンダ(7)を更に含み、該
二酸化炭素シリンダ(7)は、該二酸化炭素シリンダ
(7)を前記膨張可能な脱出スライドシステムに接続す
る前記手段(39)に流体的に接続されている請求項1に
記載の膨張可能な脱出スライドシステム。 - 【請求項7】前記負圧袋状体(1)は少なくとも一つの
フラップ(44)を備え、該フラップ(44)は少なくとも
一つの引き裂き励起取り付け点(41)と、少なくとも一
つの引き裂き励起部分(43)とを有する請求項1に記載
の膨張可能な脱出スライドシステム。 - 【請求項8】前記吸引器(49)は開口を有し、該開口の
真上で且つ前記負圧袋状体(1)の内部に剛性のディス
ク(48)が配置されている請求項1に記載の膨張可能な
脱出スライドシステム。 - 【請求項9】引き裂き励起取り付け点(41)の一つは前
記吸引器(49)の前記開口に最も近い位置にあり、前記
吸引器(49)の前記開口に最も近い位置にある前記引き
裂き励起取り付け点(41)に取り付けられた前記引き裂
き励起紐は破断紐(46)に取り付けられ、該破断紐(4
6)は前記剛性のディスク(48)に取り付けられている
請求項8に記載の膨張可能な脱出スライドシステム。 - 【請求項10】前記負圧袋状体(1)は、引き裂かれた
部分を更に引き裂いていくのに要する力が、引き裂きを
開始するのに要する力よりもかなり小さくてすむ切欠き
感応性材料で製造された請求項1に記載の膨張可能な脱
出スライドシステム。 - 【請求項11】膨張可能な脱出スライドシステムであっ
て、 (a)膨張可能な脱出スライド(5)と、吸引器(49)
と、少なくとも一つのスライド照明灯とを保持する、負
圧状態で格納された負圧袋状体(1)と、 (b)二酸化炭素シリンダ(7)と、 (c)前記二酸化炭素シリンダ(7)を前記膨張可能な
脱出スライドシステムに流体的に接続すると共に、前記
負圧袋状体の相互接続部を介して、前記脱出スライドに
流体的に接続された前記吸引器(49)に流達的に接続さ
れ、又、該相互接続部に破断ディスク(21)を有するホ
ース(39)と、 (d)前記負圧袋状体(1)に設けられた電気的フィー
ドスルー(9)を介してバッテリパック(52)を前記少
なくとも一つのスライドの照明灯に電気的に接続する手
段(26)と、 (e)ガートバー(37)と、 (f)一端が引き裂き励起取り付け点(41)近傍の前記
負圧袋状体(1)に取り付けられ、他端が前記ガートバ
ー(37)に取り付けられた少なくとも一つの引き裂き励
起紐(42,47,58)と、 (g)一端が前記ガートバー(37)に取り付けられた外
側ガート(36)とを具備し、該外側ガート(36)の他端
は、該外側ガート(36)を前記脱出スライド(5)に取
り付ける手段(10,29)に取り付けられたことを特徴と
する膨張可能な脱出スライドシステム。 - 【請求項12】前記少なくとも一本の引き裂き励起紐
(42,47,58)は、複数の引き裂き励起紐から成り、該複
数の引き裂き励起紐(42,47,58)は、一端が前記引き裂
き励起取り付け点(41)にて前記負圧袋状体(1)に取
り付けられ、他端が前記ガートバー(37)に取り付けら
れている請求項11に記載の膨張可能な脱出スライドシス
テム。 - 【請求項13】前記複数の引き裂き励起紐(42,47,58)
は、該引き裂き励起紐の単一の共通部分によって前記ガ
ートバー(37)に取り付けられている請求項12に記載の
膨張可能な脱出スライドシステム。 - 【請求項14】前記少なくとも一本の引き裂き励起紐の
長さは、前記脱出スライド(5)の展張中に前記引き裂
き励起紐(42,47,58)が前記外側ガート(36)より先に
完全な緊張状態となるように、設定されている請求項11
に記載の膨張可能な脱出スライドシステム。 - 【請求項15】バッテリパック(52)を更に含み、該バ
ッテリパック(52)は、該バッテリパック(52)を電気
的に接続する前記手段(26)に電気的に接続されている
ことを特徴とする請求項11に記載の膨張可能な脱出スラ
イドシステム。 - 【請求項16】前記負圧袋状体(1)は少なくとも一つ
のフラップ(44)を備え、該フラップ(44)は少なくと
も一つの引き裂き励起取り付け点(41)と、少なくとも
一つの引き裂き励起部分(43)とを有する請求項11に記
載の膨張可能な脱出スライドシステム。 - 【請求項17】前記吸引器(49)は開口を有し、該開口
の真上で且つ前記負圧袋状体(1)の内部に剛性のディ
スク(48)が配置されている請求項11に記載の膨張可能
な脱出スライドシステム。 - 【請求項18】引き裂き励起取り付け点(41)の一つは
前記吸引器(49)の前記開口に最も近い位置にあり、前
記吸引器(49)の前記開口に最も近い位置にある前記引
き裂き励起取り付け点(41)に取り付けられた前記引き
裂き励起紐は破断紐(46)に取り付けられ、該破断紐
(46)は前記剛性のディスク(48)に取り付けられてい
る請求項17に記載の膨張可能な脱出スライドシステム。 - 【請求項19】前記負圧袋状体(1)は、引き裂かれた
部分を更に引き裂いていくのに要する力が、引き裂きを
開始するのに要する力よりもかなり小さくてすむ切欠き
感応性材料で製造された請求項10に記載の膨張可能な脱
出スライドシステム。 - 【請求項20】飛行機の出入口にある扉(34)の内面側
に負圧状態で取り付けられた負圧袋状体(1)の内部に
折り畳まれた脱出スライド(5)を該飛行機の出入口か
ら展開させる方法であって、 (a)前記負圧袋状体(1)内の前記脱出スライド
(5)に破断ディスク(21)を介して流体的に接続され
た二酸化炭素シリンダ(7)と、前記脱出スライド
(5)に取着されたガート(29,36)と、該ガート(29,
36)及び前記出入口に取着されたガートバー(37)と、
一端が前記負圧袋状体(1)に取り付けられ、他端が前
記ガートバー(37)に取り付けられた引き裂き励起紐
(42,47,58)とを夫々用意し、 (b)前記飛行機の扉(34)を開けて前記脱出スライド
(5)の展開を開始し、 (c)前記飛行機の扉(34)の開放によって前記引き裂
き励起紐(42,47,58)を更に引っ張って緊張状態にし、
もって前記負圧袋状体(1)を引き裂いて口を開けさ
せ、 (d)前記負圧袋状体(1)を前記飛行機の出入口から
落下させて前記ガート(29,36)を引っ張って緊張状態
にし、 (e)前記ガート(29,36)によって前記脱出スライド
(5)を前記負圧袋状体(1)から引き出し、 (f)前記破断ディスク(21)を破断し、もって前記二
酸化炭素シリンダ(7)から二酸化炭素を供給して前記
脱出スライド(5)を膨張させる、ことを特徴とする方
法。 - 【請求項21】前記二酸化炭素は吸引器(49)を介して
前記脱出スライド(5)に供給され、もって前記脱出ス
ライド(5)が膨張する請求項20に記載の方法。 - 【請求項22】前記負圧袋状体(1)は、前記吸引器
(49)の真上で且つ前記負圧袋状体(1)の内部に剛性
のディスク(48)を有する請求項21に記載の方法。 - 【請求項23】前記剛性のディスク(48)及び前記負圧
袋状体(1)の一部は、前記脱出スライド(5)が前記
負圧袋状体(1)から引き出される前に、引き離される
請求項22に記載の方法。 - 【請求項24】前記脱出スライド(5)は照明灯を備え
る請求項20に記載の方法。 - 【請求項25】飛行機用の脱出スライド(5)を負圧格
納する方法であって、 (a)少なくとも一つの引き裂き励起取り付け点(41)
及び少なくとも一つの引き裂き励起部分(43)を有する
少なくとも一つのフラップ(44)と、ガート相互接続フ
ランジ(10)と、破断ディスク(21)を有するホースフ
ィードスルー(8)と、電気的フィードスルー(9)と
を具備する負圧袋状体(1)を用意すると共に、該負圧
袋状体(1)の内部で且つ前記少なくとも一つのフラッ
プ(44)の下側に剛性のディスク(48)を設け、 (b)前記負圧袋状体(1)の内部に脱出スライド
(5)を折り畳んで配置し、 (c)前記負圧袋状体(1)の内部に折り畳んで配置し
た前記脱出スライド(5)に流体的に接続された吸引器
(49)を前記剛性のディスク(48)の下方に配置し、 (d)前記ガート相互接続フランジ(10)、前記ホース
フィードスルー(8)、及び前記電気的フィードスルー
(9)の周りの前記負圧袋状体(1)を密封し、 (e)前記脱出スライド(5)に負圧ラインを接続し且
つ前記脱出スライド(5)を排気し、 (f)前記負圧ラインと前記脱出スライド(5)の接続
を解除し、 (g)前記負圧袋状体(1)を排気し、 (h)前記負圧袋状体(1)を密封することを特徴とす
る方法。 - 【請求項26】少なくとも一本の引き裂き励起紐(42,4
7,58)を少なくとも一つの引き裂き励起取り付け点(4
1)に取り付ける請求項25に記載の方法。 - 【請求項27】前記吸引器(49)の近傍に位置する前記
引き裂き励起取り付け点(41)に取り付けられた前記引
き裂き励起紐(58)に破断紐(46)を更に取り付ける請
求項26に記載の方法。 - 【請求項28】前記ガート相互接続部フランジ(10)
は、外側ガート(36)によってガートバー(37)に取り
付けられている請求項25に記載の方法。 - 【請求項29】前記引き裂き励起紐(42,47,58)を前記
ガートバー(37)に更に取り付ける請求項28に記載の方
法。 - 【請求項30】気体不透過性で且つ、引き裂かれた部分
を更に引き裂いていくのに要する力が引き裂きを開始す
るのに要する力よりもかなり小さくてすむ切欠き感応性
材料で製造された袋状体であって、 (a)引き裂き励起部分(43)と、引き裂き励起取り付
け点(41)とを有する少なくとも一つのフラップ(44)
と、 (b)ガート相互接続フランジ(10)と、 (c)破断ディスク(21)を有するホースフィードスル
ー(8)と、 (d)電気的フィードスルー(9)と、 (e)前記袋状体(1)の内部で且つ前記引き裂き励起
取り付け点(41)の真下に配置された剛性のディスク
(48)と、 (f)前記袋状体(1)に設けられた前記ホースフィー
ドスルー(8)に流体的に接続され且つ前記剛性のディ
スク(48)の下方に位置する吸引器(49)と、 (g)前記吸引器(49)に流体的に接続された脱出スラ
イド(5)とを備えることを特徴とする袋状体。 - 【請求項31】前記切欠き感応性材料は、多層から成る
切欠き感応性材料である請求項30に記載の袋状体。 - 【請求項32】前記多層の切欠き感応性材料は、ナイロ
ン、アルミニウムフォイル、及び低密度のポリエチレン
の少なくとも一つの材料を含む請求項31に記載の袋状
体。 - 【請求項33】前記多層の切欠き感応性材料は低密度の
ポリエチレン層から成る請求項31に記載の袋状体。 - 【請求項34】前記切欠き感応性材料は、ナイロン層、
アルミニウムフォイル層及び低密度のポリエチレン層か
ら成る請求項31に記載の袋状体。 - 【請求項35】二つのガスシリンダ取り付け点(6)を
更に備える請求項30に記載の袋状体。 - 【請求項36】前記ガート相互接続フランジ(10)に外
側ガート(36)を介して取り付けられたガートバー(3
7)を更に含む請求項30に記載の袋状体。 - 【請求項37】少なくとも一本の引き裂き励起紐(42,4
7,58)を更に含み、該少なくとも一本の引き裂き励起紐
(42,47,58)は一端が引き裂き励起取り付け点(41)に
取り付けられ、他端が前記ガートバー(37)に取り付け
られた請求項36に記載の袋状体。 - 【請求項38】前記剛性のディスク(48)の真上で前記
引き裂き励起取り付け点(41)に取り付けられた破断紐
(46)を更に含む請求項37に記載の袋状体。 - 【請求項39】前記少なくとも一本の引き裂き励起紐
(42,47,58)の長さは、前記袋状体(1)が前記ガート
バー(37)から引き離された時に、前記少なくとも一本
の引き裂き紐(42,47,58)が前記外側ガート(36)より
先に緊張状態となるように設定された請求項37に記載の
袋状体。
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