JP3100888U - バック部に装飾を有する衣類 - Google Patents
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Abstract
【課題】 背中を大きく開けた衣服を着用する際に、シルエットを美しく見せるブラジャーやこれを有する下着類を提供する。
同じく、よりセクシーな、よりエレガントな演出を可能とするブラジャーやこれを有する下着類を提供する。
【解決手段】 ブラジャーを有する前側部とバック部を分離し、更にバック部を着用や外出の目的、着用時の気分に応じて異なる意匠のものに取り換え可能とする。
バック部に、異なる意匠の装飾部を取り換え可能とする。
ブラジャーの前側部を肩紐無しや肩紐が取り外せるものとする。
バック部に、伸縮性ある布や複数のテープを使用する。
【選択図】 図1
同じく、よりセクシーな、よりエレガントな演出を可能とするブラジャーやこれを有する下着類を提供する。
【解決手段】 ブラジャーを有する前側部とバック部を分離し、更にバック部を着用や外出の目的、着用時の気分に応じて異なる意匠のものに取り換え可能とする。
バック部に、異なる意匠の装飾部を取り換え可能とする。
ブラジャーの前側部を肩紐無しや肩紐が取り外せるものとする。
バック部に、伸縮性ある布や複数のテープを使用する。
【選択図】 図1
Description
本考案は、バック部取換え型の衣類に関し、特にバック部やその要部を種々の意匠のものに取り換えて着用することができるブラジャー等のカップ部を有する下着からなる衣類に関する。
近年の衣類の多様化の下、背中を大きく開けた衣類(アウター)が、各種のパーティのみならず夏季には若い女性の通常の外出等にも着用されるようになってきだしている。
しかしながら、それら衣類の背中部はウエスト近傍まで大きく開けられていることが多く、通常のブラジャーやその他の一般的な下着の着用では、背開きの箇所からそれら下着のバック部が見えてしまう。
従って、背中を大きく開けたアウターを着用するときでも、バスト部を美しく造形しながら、よりセクシーに、よりエレガントな演出が出来、背開きのアウター着用による効果を、一層引き立たせる事が出来るブラジャー等の下着の開発が望まれていた。
本考案は、以上の課題を解決することを目的としてなされたものであり、ブラジャー等の下着からなる衣類を左右の乳房カップ部を有する前部と、着衣者の背中の部分にあるバック部とに分割し、バック部は異なる意匠のものを取換え可能としたものである。
また、バック部の中央部近傍に位置する装飾部は、着脱及び取換え自在としている。
また、衣類はブラジャーやカップ部を有するものとする。
また、ブラジャーは肩紐なし若しくは肩紐が取り外せるものとしている。
また、バック部は伸縮性のある面状の布又は編物、織物等による複数本の伸縮性テープ(伸縮性の樹脂等による透明又は半透明のテープ等材質や巾は問わない)若しくはこれら双方を有するものとしている。そしてこれらにより、安定感を増している。また、前側部とバック部の係合部は、操作が容易かつ薄くて目立たないフックとアイよりなるフック、面ファスナー、ボタン、雌雄嵌合型のホックのいずれかとしている。
意匠の異なる幾つかのバック部やその装飾部を取り換えできるようにしたので、着用の目的やその日の気分に応じてよりセクシーな演出やエレガントな演出が可能となる。この一方で、前側部とバック部の係合部は薄いホック等を使用するので、体のシルエット発揮の障害にならない。
バック部は伸縮性のある布や複数本のテープ等により構成されており、肩紐なしのブラジャーであっても着用時の安定感は優れている。
また、肩紐なしや、肩紐が取り外せることで、肩紐の細いアウターや襟開きの大きなアウター、肩紐なしのアウター等への適合性が増す。
以下、本考案をその実施形態に基づいて説明する。
本実施の形態は、バック部が着衣状態で上下方向に5cm程度の巾の伸縮性を有する2本のテープよりなり、そのカップ部を有する前部の左右両端との係合がフックとアイからなるものである。図1から図4に本実施の形態のブラジャーを示す。図1は、左右のカップ部を有する前部、すなわち女性が胸部に装着している方向から見た図である。図2は、バック部の背面の図、したがって着用している女性の背中に接触する方向から見た図である。図3は、ブラジャーの前側部を背面側から示す図である。図4は、図2に示すバック部を背中側正面から見た図である。
これらの図において、1は左右の乳房カップ等を有するブラジャーの前側部である。2は、左右の乳房カップである。3は、その左右にある伸縮性の布地からなる中継部である。4は、更にその左右に在る係合離脱自在の取付部であり、41は係合部のアイである。51は、カップ部を有する前部における左右の乳房カップと左右の中継部及び左右の取付部の上辺部を支える支持テープであり、52は同じく下辺部を支える支持テープである。
6は、バック部であり、60は伸縮性を有する2本のテープよりなるバック部であり、61はその背面の飾り部である。62は、飾り部の縫い付け線である。7は、バック部の左右端にあるカップ部を有する前部との係合部であり、71は取り付けのためのフックである。
図1と図2から容易に判るように、このブラジャーはブラジャーの前側部1とバック部6に分割され、着脱は両方の左右端にある取付け部4、7のアイ41とフック71の係合、離脱によりなされる。
更に、背中を大きく開けたアウターの肩部の変化、例えば、細い肩紐や大きい襟開きあるいは肩紐のないタイプのもの等に対し、肩紐なしまたは肩紐の取り外しを可能にすることで対応している。また、図2および図3に示すように、カップ部を有する前部の脇側上辺および下辺全体に張力を連続して伝えるよう、テープ51、52を設けており、また、バック部との係止部を上下方向に5cm程度の巾に設定するとともに、バック部に伸縮性を有する2本のテープを使用している。これらの引張力により装着者の胸部に違和感を与えることなく押圧するとともに、良好な着装状態を維持することを可能にしている。
この結果、各種のパーティへの出席や、外出等における通常の運動等に対しても、常に安定した着装状態を保つことを可能にしている。
本実施の形態は、バック部の背中側の中心に花の形状をあしらう等した装飾部を面ファスナーや雌雄嵌合型のホック等(周知技術であること、装飾部の背後になることのため図示は省略する)により取付け、取外しが可能な態様で取付けるものである。また、取り付け、取り外しが可能なバック部は、伸縮性の面状の布又は複数本の伸縮性テープ若しくはこれら両方を有している複数のバックからなり、それら1個のバックに対して複数個の相互に異なる意匠の装飾部が用意され、ユーザはその日の気分等に応じて好みの装飾部を使用することになる。図5においては、図4に示すのと同じ意匠の花をあしらった装飾部8をバック部中心に取付けて着用し、かつ、背中の大きく開いたアウターを着用している女性の背面を示す。
以上、本考案をその実施の形態に基いて説明してきたが、本考案はなにも以上に限定されるものではない。すなわち、例えば以下のようにしていても良い。
(1)バックの背面飾り部は、直径が1/3mm以下の細い透明、肌色若しくは黒い繊維を使用し、かつ繊維全体が占める投影面積がバックの上下の輪郭線とアンダーの背中の切欠きの両端の面積の10%以下とし、事実上、すなわち他人が1m以上離れておれば通常の人の目にはつかないようにしている。
(2)ブラジャーの構造はヒモ有りとする等他の形式のものとしている。
(3)外出の目的等に応じて伸縮度の異なる、あるいは胸部への押圧力の異なるバック部を取り換えるようにしている。
(1)バックの背面飾り部は、直径が1/3mm以下の細い透明、肌色若しくは黒い繊維を使用し、かつ繊維全体が占める投影面積がバックの上下の輪郭線とアンダーの背中の切欠きの両端の面積の10%以下とし、事実上、すなわち他人が1m以上離れておれば通常の人の目にはつかないようにしている。
(2)ブラジャーの構造はヒモ有りとする等他の形式のものとしている。
(3)外出の目的等に応じて伸縮度の異なる、あるいは胸部への押圧力の異なるバック部を取り換えるようにしている。
1 左右の乳房カップを有する前部
2 カップ部
3 カップ部と係合部との中継部
4 左右の乳房カップを有する前部における左右の係合部
6 バック部
7 バック部における左右の係合部
8 装飾部
41 アイ
51 上辺用テープ
52 下辺用テープ
60 バック部の本体をなす2本のテープ
61 バックの飾り部
71 フック
2 カップ部
3 カップ部と係合部との中継部
4 左右の乳房カップを有する前部における左右の係合部
6 バック部
7 バック部における左右の係合部
8 装飾部
41 アイ
51 上辺用テープ
52 下辺用テープ
60 バック部の本体をなす2本のテープ
61 バックの飾り部
71 フック
Claims (7)
- 胸部周辺に着用する衣類であって、左右の乳房カップを有する前部と背中側に在るバック部の、左右両脇部に係合離脱を自在とする係合部を有し、かつバック部は異なる意匠のものを取換え可能であることを特徴とするバック部に装飾を有する衣類。
- 胸部周辺に着用する衣類であって、カップ部を有する前部と背中側に在るバック部とが、左右両脇部にある係合部によって係合離脱が自在となされ、かつバック部は着用者の背中に位置する部分に装飾部を有し、更に該装飾部はバック部と装飾部に設けられた取付け取離しが自在なフック・アイや面ファスナー等の着脱部により異なる意匠のものを取換え可能であることを特徴とするバック部に装飾を有する衣類。
- 前記装飾部は、バック部の着用者の背中に位置する部分の中央近傍に取付けられるものであることを特徴とする請求項2に記載のバック部に装飾を有する衣類。
- 前記係合部は、フックとアイよりなるフック、面ファスナー、ボタン、雌雄嵌合型のホックのいずれかの係止具であることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のバック部に装飾を有する衣類。
- 前記バック部に装飾を有する衣類は、ブラジャー若しくはカップ部を有する下着であることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載のバック部に装飾を有する衣類。
- 前記バック部に装飾を有する衣類は、肩紐がないブラジャー若しくは肩紐を取り外すことが可能な下着であることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載のバック部に装飾を有する衣類。
- 前記係合離脱が可能若しくは取換え可能なバック部は、伸縮性の面状の布又は複数本の伸縮性テープ若しくはこれら両方を有していることを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載のバック部に装飾を有する衣類。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003271651U JP3100888U (ja) | 2003-10-07 | 2003-10-07 | バック部に装飾を有する衣類 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2003271651U JP3100888U (ja) | 2003-10-07 | 2003-10-07 | バック部に装飾を有する衣類 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3100888U true JP3100888U (ja) | 2004-05-27 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2003271651U Expired - Fee Related JP3100888U (ja) | 2003-10-07 | 2003-10-07 | バック部に装飾を有する衣類 |
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JP (1) | JP3100888U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH067757U (ja) * | 1992-01-23 | 1994-02-01 | 毅 加納 | 消火器の設置位置表示装置 |
-
2003
- 2003-10-07 JP JP2003271651U patent/JP3100888U/ja not_active Expired - Fee Related
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