JP3100522U - バックパック - Google Patents

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永井 琢也
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有限会社サイバネティック・アート
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Abstract

【課題】 世の中に普及し、買い物に行く場合などの携行品のようになっているバックパックを装着者の背中に装着するだけで転倒した場合などに衝撃に対して装着者の背中を保護することができるプロテクタ付きバックパックを提供する。
【解決手段】 物品収納部11を備え、装着者の背中に装着するバックパックにおいて、物品収納部11の装着者の背中に対向する面は、装着者の背中を保護するプロテクタ構造17となっていることを特徴としている。
【選択図】 図1

Description

 この考案は、プロテクタ付きバックパックに係り、詳しくは、物品収納部を備え、装着者の背中に装着するプロテクタ付きバックパックに関する。
 従来、買い物に行くとき財布や買ったもの等を収納するために、物品収納部を備え、装着者の背中に装着するバックパックを背中に背負い、自転車に乗って出かけることが多い。また、サイクリングやバイクツーリングに、飲み物や財布等を収納するため、バックパックを背中に背負って出かけることが多い。
 図4は、広く市販されているバックパックを示す図である。そのバックパックは、図4に示すように、物品収納部1と、物品収納部1に取り付けられて装着者の左右の肩に通して物品収納部1を背中に背負うように支持する一対の肩ストラップ2と、物品収納部1に取り付けられ、装着者の腰に巻いて留めて物品収納部1を固定する一対の腰ストラップ3と、肩ストラップ2に取り付けられ、装着者の胸の前で留めて肩ストラップ2が装着者の肩からずれないようにする一対の胸ストラップ4とを有する。一対の腰ストラップ3と胸ストラップ4を留めるため、それらの先端には一対の差込み式留め具5、6が設けられている。
 このようなバックパックの装着者は両手が自由に使えて非常に便利である。
 更に、最近では、スキーをするときや、スケボー、スノボーに乗るときも、携行することが多い。
 ところで、最近の交通事情を考えると、自転車に乗って買い物に行く場合など、車との衝突や自己転倒などの危険と隣り合わせである。 また、スキーをするときや、スケボー、スノボーに乗るときも、固定物や他者との衝突や自己転倒などの危険と隣り合わせである。このような場合、頭部はヘルメットをがぶることで保護できるが、神経中枢のある脊椎や、肩や腰など背中の部分は無防備である。
 一方、バイクや自転車のレーサなどは、衝突や転倒の場合にダメージを受ける確率がはるかに高いため、図5に示すように、プロテクタ5を背中に装着して背中を保護している(特許文献1参照)。
 特許番号第2922880号
 しかしながら、買い物に行く場合や、サイクリングやバイクツーリングに行く場合など、通常、バックパックは装着するが、そのようなプロテクタ5を装着する人はほとんどいない。このため、バックパックを装着したときには、背中の部分は無防備で、仰向けに倒れた場合、ダメージを受ける虞が非常に高くなっている。
 この考案は、上述の事情に鑑みてなされたもので、世の中に普及し、買い物に行く場合などの携行品のようになっているバックパックを装着者の背中に装着するだけで転倒した場合などに衝撃に対して装着者の背中を保護することができるバックパックを提供することを目的としている。
 上記課題を解決するために、請求項1記載の考案は、バックパックに係り、物品収納部を備え、装着者の背中に装着するバックパックにおいて、前記物品収納部の装着者の背中に対向する面は、該装着者の背中を保護するプロテクタ構造となっていることを特徴とし、
 請求項2記載の考案は、請求項1記載のバックパックに係り、前記プロテクタ構造は、前記物品収納部の装着者の背中に対向する面に前記物品収納部とは別の部品であるプロテクタを前記物品収納部と一体的に取り付けてなることを特徴とし、
 請求項3記載の考案は、請求項1又は2の何れか一に記載のバックパックに係り、前記プロテクタ構造は、前記装着者の脊椎が直接接触しないように前記装着者の脊椎に沿って凹部を有することを特徴とし、
 請求項4記載の考案は、請求項1乃至3の何れか一に記載のバックパックに係り、前記プロテクタ構造は、前記装着者の背中に当接する面の全体又は一部が弾力性を有することを特徴とし、
 請求項5記載の考案は、請求項1乃至4の何れか一に記載のバックパックに係り、前記プロテクタ構造の部分の材料は、カーボン、ポリプロピレン又は強化プラスチック(FRP)のうち何れか一であることを特徴としている。
 この考案によれば、物品収納部を備え、装着者の背中に装着するバックパックにおいて、物品収納部の装着者の背中に対向する面は、装着者の背中を保護するプロテクタ構造となっている。プロテクタ構造は、物品収納部の装着者の背中に対向する面そのものがプロテクタ構造になっていてもよいし、物品収納部とは別の部品であるプロテクタを物品収納部と一体的に取り付けてもよい。
 プロテクタ構造の部分の材料は、カーボン、ポリプロピレン又は強化プラスチック(FRP)などかなりの衝撃に耐え得るような材料を用いている。したがって、バックパックを装着者の背中に装着するだけで、衝撃に対して装着者の背中を保護することができる。
 ところで、背中でも、特に、脊椎は神経中枢が集まっており重要である。そして、プロテクタ構造は、一般的に衝撃に対しても変形しないような硬い材料を用いることが多いので、装着者の脊椎が直接接触していると、衝撃が加わったときに脊椎を傷める虞がある。したがって、バックパックの装着時にプロテクタ構造材が装着者の脊椎又は背中に直接接触しないように、プロテクタ構造の装着者の背中と対向する面の全体或いは一部分に弾力性を有するクッション材を設けた方がよい場合もある。
 或いは、装着者の脊椎に沿って凹部を設けた方がよい場合もある。この場合にも、凹部以外の装着者の背中と当接する部分に弾力性を有するクッション材を設けることもできる。
 このようなプロテクタ構造を備えたバックパックによれば、買い物に行く場合や、サイクリングやバイクツーリングに行く場合など、バックパックを装着者の背中に装着するだけで転倒した場合などに衝撃に対して装着者の背中、特に神経中枢のある脊椎を保護することができる。
 以下、図面を参照してこの考案の実施の形態について説明する。説明は実施例を用いて具体的に行う。
 図1は、この考案の第1の実施の形態であるプロテクタ付きバックパックの構成を示す図である。
 そのプロテクタ付きバックパックは、図1に示すように、物品収納部11と、装着者の両肩に通して物品収納部11を装着者の背中に背負うように支持する一対の肩ストラップ12と、装着者の腰に巻いて物品収納部11を固定する一対の腰ストラップ13と、対の肩ストラップにそれぞれ取り付けられて装着者の胸の前で留め、肩ストラップ2が装着者の肩からずれないようにする一対の胸ストラップ14とを有している。一対の腰ストラップ13及び胸ストラップ14の先端には、それぞれ差込み式留め具15、16が取り付けられており、片側から他側に差し込むことで一対のストラップ13、14が相互にしっかりと繋がれるようになっている。
 さらに、物品収納部11の装着者の背中に対向する面は、装着者の背中を保護するプロテクタ構造17となっている。この実施の形態のプロテクタ構造17は、特に装着者の脊椎を保護するものである。
 プロテクタ構造17は、物品収納部の装着者の背中に対向する面そのものがプロテクタ構造になっていてもよいし、物品収納部とは別の部品であるプロテクタを物品収納部と一体的に取り付けてもよい。
 図2は、物品収納部とは別の部品であるプロテクタ(プロテクタ構造)17を物品収納部11と一体的に取り付けた例を示す図である。プロテクタ付きバックパックの構成要素のうち、物品収納部11とプロテクタ17との取り付け方を分かりやすく説明するためそれらを分離して示す図である。なお、図2では、各ストラップ12、13、14は省略している。
 プロテクタ構造17の材料は、カーボン、ポリプロピレン又は強化プラスチック(FRP)などかなりの衝撃に対して変形しないような硬い材料を用いている。また、それらの材料は、背負っても重くならないように、軽い材料でもある。
 ところで、プロテクタ構造17は、一般的に衝撃に対しても変形しないような硬い材料を用いることが多いので、装着者の背中、特に脊椎が直接接触していると、衝撃が加わったときに脊椎や背中を傷める虞がある。したがって、バックパックの装着時にプロテクタ構造材が装着者の脊椎又は背中に直接接触しないように、プロテクタ構造17の装着者の背中と対向する面の全体或いは一部分に弾力性を有するクッション材を設けた方がよい場合もある。
 或いは、図1及び図2に示すように、装着者の脊椎に沿って凹部18を設けた方がよい場合もある。この場合にも、凹部18以外の装着者の背中と当接する部分に弾力性を有するクッション材を設けることもできる。
 図3は、プロテクタ構造17において装着者の脊椎に沿って凹部18を設け、かつ凹部18以外の装着者の背中と当接する面の一部分に弾力性を有するクッション材19を設けた例を示す図である。
 次に、図4を参照して、上記のプロテクタ付きバックパックを装着する例について説明する。図4は、バイクツーリングに行くときに、この実施の形態のプロテクタ付きバックパックを装着した状態を示す図である。
 装着するときは、対の肩ストラップ12のそれぞれを左右の肩に通して物品収納部11を背負い、物品収納部11の装着者の背中と対向する面のプロテクタ構造17が装着者の脊椎を保護するように調整する。
 その後、腰ストラップ13を留め、更に胸ストラップ14を留めると、プロテクタ付きバックパックの装着が完了する。
 このように、本願考案のプロテクタ付きバックパックを装着者の背中に装着するだけで、車との衝突や自己転倒などにより装着者が仰向けに転倒した場合に、衝撃に対して、ヘルメットで頭部を保護するほかに装着者の背中、特に神経中枢のある脊椎を保護することができる。
 なお、上記では、バイクツーリングに行くときにこの実施の形態のプロテクタ付きバックパックを装着したが、自転車に乗って買い物に行くとき、サイクリングに行くとき、スキーをするとき、スケボー、スノボーに乗るときにも、有効である。
 以上、この考案の実施例を図面により詳述してきたが、具体的な構成はこの実施の形態に限られるものではなく、この考案の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があってもこの考案に含まれる。
 例えば、プロテクタ17は、この実施形態の構造や形に限られない。種々の変形例を用いることができる。物品収納部11の装着者の背中と対向する面に取り付けることができて、脊椎に限らず、肩や腰など装着者の背中を保護し得るものであればよい。
 また、プロテクタ17の材料も、カーボン、ポリプロピレン又は強化プラスチック(FRP)に限られない。かなりの衝撃に耐え得るような硬い材料で、かつ、背負っても重くならないような軽い材料であればよい。
 更に、上記のプロテクタ付きバックパックには腰ストラップ13や胸ストラップ14が設けられているが、腰ストラップ13や胸ストラップ14は省略してもよい。
 この考案の実施の形態であるプロテクタ付きバックパックの構成を示す図である。  図1のプロテクタ付きバックパックにおいて、物品収納部と物品収納部とは別の部品であるプロテクタとの取り付け方を示す図である。  図1のプロテクタ付きバックパックにおいて、プロテクタ構造の背中との対向面の一部にクッション材を設けた例を示す図である。  図1のプロテクタ付きバックパックを装着者が装着した状態を示す図である。  従来例のバックパックの構成を示す図である。  従来例のプロテクタを示す図である。
符号の説明
11 物品収納部
12 一対の肩ストラップ
13 一対の腰ストラップ
14 一対の胸ストラップ
15、16 一対の差込み式留め具
17 プロテクタ(プロテクタ構造)
18 凹部
19 クッション材

Claims (5)

  1.  物品収納部を備え、装着者の背中に装着するバックパックにおいて、
     前記物品収納部の装着者の背中に対向する面は、該装着者の背中を保護するプロテクタ構造となっていることを特徴とするバックパック。
  2.  前記プロテクタ構造は、前記物品収納部の裏面に前記物品収納部とは別の部品であるプロテクタを前記物品収納部と一体的に取り付けてなることを特徴とする請求項1記載のバックパック。
  3.  前記プロテクタ構造は、前記装着者の脊椎が直接接触しないように前記装着者の脊椎に沿って凹部を有することを特徴とする請求項1又は2の何れか一に記載のバックパック。
  4.  前記プロテクタ構造は、前記装着者の背中に当接する面の全体又は一部が弾力性を有することを特徴とする1乃至3の何れか一に記載のバックパック。
  5.  前記プロテクタ構造の部分の材料は、カーボン、ポリプロピレン又は強化プラスチック(FRP)のうち何れか一であることを特徴とする請求項1乃至4の何れか一に記載のバックパック。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010125992A (ja) * 2008-11-27 2010-06-10 Honda Motor Co Ltd エアバッグ付きジャケット

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