JP3099870U - ドライバーのティーアップ用リボン - Google Patents

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Abstract

【課題】    ドライバーショットで重要なことは、打出し角度と方向を精度良く保ったまま、クラブヘッドの運動エネルギーを効率よくボールに伝達させることにある。しかしこの条件を見出す為に、従来は長年の試行錯誤と練習により身体で覚えるため、莫大な時間とお金を投資していた。
【解決手段】    前述した目的を達成するために本考案は、ティーアップする際にティーを通したリボンがあって、目指す飛球線方向に長尺を合わせる。このリボンには両足踵位置と頭部静止位置をマーキングしておき、ドライバーのスイング理論と最適なティーUP高さから安定した打ち出し角度と方向を得る。
更に理想的なプレーヤの姿とクラブの位置関係を示す像を左右対称の鏡像にして、リボン上の腰の移動位置ごとに最適の鏡像を配列すれば、練習場で鏡に映る自己のスイングと対比しやすく、特に初心者には有効なものである。
【選択図】    図3

Description

    本考案はゴルフのドライバーでショットする際に、ボールをティーアップする時に使用する用品である。
    従来のティーは地表面からゴルフボールを浮かすために、地面に差し込む支柱部分とボールを乗せるお皿の部分で出来ているが、プレーヤとの相対位置関係を示す物は何も無い。
    解決しようとする課題点はドライバーでボールを最適な打出し角度と方向で、しかもクラブヘッドのスウィートエリアでショットする事は初心者にとって困難であった。従来は個々人が試行錯誤しながら練習を積み重ね、固有のスタイルが安定するまで多くの時間とお金を投資していたが、そのスタイルには多くの課題が含まれていた。
    ドライバーの合理的なショットを論理的に求め、それに基づくプレーヤとボールの位置関係を導く。これらの値を精度良くプレーの現場で再現するために、長尺のリボン上にプレーヤの身長別立ち位置を表示し、ショット方向をリボンの敷設方向で明確にする。また理想的スイングの数駒を左右反転の鏡像にして、各駒の腰位置に合わせてリボン上に描き、練習場の鏡で見る自分の姿と対比しながら不具合いを見出し矯正することができる。
    本考案ではボールを打つ瞬間の合理的なフォームを自然に導くために、両足の歩幅とティーの関係、スイング中の上半身の傾きを論理的に定めている。これによると右利きプレーヤの打つ瞬間に左腕とドライバーのクラブは、正面から見てほぼ一直線に伸びて構えた時の姿を再現し、右腕は右脇腹で曲げて蓄えていたエネルギーを一気に放出し、クラブヘッドのスピードを最高速にした所で、右足元の延長線上のボールを正確にヒットする。
    本考案のリボンにティーを差し込んでボールをティーアップし、打つ方向を見定めてリボンの向きを合せる。直立姿勢で自然に垂らす左手(以後 右利き中心に記載)にクラブを持ってヘッドをボール真後ろに置き、左足踵をリボン上の推奨位置に合わせる。次にリボンと平行に右足踵を推奨位置に合わせ、膝を若干曲げてお尻を引き、前屈みになりながら右手を左手先のグリップに持って行き軽く掴む。この前かがみが上半身の前傾姿勢になるため、以後ボールをショットするまで保持する。頭部は歩幅中央付近で止め、目はボールに焦点を合わせて、両手首の角度と上半身の前傾は保ったまま、クラブヘッドをリボンに沿ってゆっくりと後方に引く。腰と上半身を捻りつつ右足に体重を移動し、左腕が顎に当たる付近までクラブを振り上げる。
    ダウンスイングは一瞬静止したトップの位置で肩・腕の力を抜き、手首の角度を変えずに降ろし始める。腰のより戻しと共に体重を右足から身体中央付近に移動させ、グリップが右腰付近に降りて来る頃迄に両脇を絞める。脇を絞めたまま両腕が上半身と一体になって横回転する一方、縮めていた右腕は伸ばす事で左手中心のモーメントをクラブに発生させ、体重が左足上へ移動完了する頃にヘッドは最高速になる。このまま打てばストレート系もしくはフェード系の球筋になる。更に力強い弾道を得るには右手首の曲げをショット時に素早く戻す(コックする)事で、ヘッドスピードを上げると共にシャフト中心の回転成分が加わり、ストレート系からドロー系の球筋になる。
    スイング中の頭の位置はほぼ一定に保たれているため、腰が左足上へ移行する分上半身は傾く。ショット時は両腕が伸びきっているためクラブの回転中心位置は頭部付近となって、上半身の傾き角がクラブヘッドのすくい上げ角になる。即ちボールの打出し角度θはこのすくい上げ角α、ヘッドのロフト角βとヘッド変形量γの合算で近似できる。
    図1はプレーヤが構えている状態から、ボールをショットする時の身体の位置関係を示す正面図である。シングルプレーヤ32人のドライバーショットを詳細に分析したところ、構えの平均的両足間隔Wは肩幅Sのほぼ1.1倍、ボールのティーアップ位置は左靴踵に接する延長線上にあり、ショットの瞬間では左腕とクラブが一直線になって、上半身の軸延長線は左足にほぼ乗っていることが判明した。
    図2はプレーヤの構えを側面から見た図である。直立の姿で左手を自然に垂らしてグリップを掴み、クラブヘッドをボール真後ろにおいて左足位置を決める。次に歩幅を決めた後、膝を若干曲げて肩・腰を自然に回転させながら右手でグリップを掴みに行く。この時の前傾角ηと左右手首の角度A、Bが変化することなくショットまで続く。
    図3はプレーヤの構えと本考案のリボン1の使用例を上から見た図である。ティー位置2は左足踵の靴に接する線上にあり、左足位置3と右足位置4の間隔は肩幅Sの約1.1倍が良く、それぞれの位置を示すマーキングがリボン1に施されている。
    図4はボールにクラブヘッドが当たる状態を示している。ボールの位置前後のヘッド軌跡は腰の移動に伴う上半身の傾き角αを中心に円弧を描くため、ボールの打ち出し角度θは
 θ=α+β+γ
    ただし β:クラブヘッドのロフト角、  γ:ヘッド歪み角
で近似できる。上半身の傾斜角αは上半身の回転軸延長が左足に乗ることを条件に求めてみると
 TAN(θ)=歩幅W/(2×頭部高さH)
          ただし H=0.94×L
              W=S×1.1
              S=0.26×L
従って TAN(θ)=0.26×1.1/(2×0.94)=0.15
θ=ATAN(0.15)=8.5° となって、身長に関係なくほぼ一定の傾き角になることが分かる。
    図5は構えた時に置いたヘッドのスウィートエリアとボール中心位置の関係を示す。ショット瞬間では上半身の傾斜角(=すくい上げ角)分ヘッドが最下端から上昇している。ヘッド上昇量hは身長L、頭部のクラブ回転中心高さHとすると、
    h=H×(1−COSα)
ここで身長が1.7mの場合hは約1.7cmになり、ヘッド軌跡最下端時のクリアランスCの確保を考えれば、ボール中心とヘッド中心間の距離は約3cmになる。即ちここで言うクリアランスとは、構えた時に左手3本指(中指、薬指、小指)で強く握り締めるとヘッドが自然に浮き上がり、その量が約1.2cmだからである。これは使うクラブの長さや身長で個人差が出るため、実際のショットで最適高さを確認する必要がある。
    図6はリボン1をティー5に巻付けて保持する機構を示す例である。風の強い日にリボン1が動くのを止めるためにピン6で地表に固定する。他方プレー中ポケットに入れて持ち運びを容易にするために、ティー5にリボン1を巻いてピン背面に設けたリボンホルダー7の弾性を利用して固定する。またリボン1にティー5を通す方法としてゴム製ティーホルダ8がリボン1に付いていて、その穴にティー5を通す例を示している。ティー5を地面に刺す時このゴム製ホルダー8がストッパになるため、ボールのティーアップ高さはゴムの取付け位置で調整できる。
ドライバーショットの正面図 ドライバーショットの構え プレーヤと本考案リボンの位置関係 ボールの打出し角度 ヘッドスウィートエリアとティーUPのボール中心位置 リボン収納機能
符号の説明
1・・・・本考案のリボン
2・・・・ティー位置
3・・・・左足踵位置
4・・・・右足踵位置
5・・・・ティー
6・・・・ピン
7・・・・リボンホルダー
8・・・・ゴム製ティーホルダー

Claims (2)

  1.  幅100mm以下、長さ600mm以下の薄い生地で出来たリボンの一端に設けた左または右足踵推奨位置マーキングを基準に、その内側近傍にゴルフボールをティーアップするためのティーを通す穴と、肩幅またはそれより若干長めの右または左足踵推奨位置マーキングと、両踵中間距離の頭部静止位置マーキングを設けたことを特徴とするドライバーのティーアップ用リボン。
  2.  プレーヤがスイングする姿とクラブの相対位置関係を示す図を、移動する腰の中心位置に合わせて数箇所に描いたことを特徴とする請求項1記載のドライバーのティーアップ用リボン。
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