JP3099523U

JP3099523U - テレビジョンの照明装置

Info

Publication number: JP3099523U
Application number: JP2003004265U
Authority: JP
Inventors: ミ　スン　キム
Original assignee: ミ　スン　キム
Priority date: 2003-07-29
Filing date: 2003-07-29
Publication date: 2004-04-08
Anticipated expiration: 2009-07-29

Abstract

【課題】テレビジョンの作動が停止した状態で、画面に隣接してテレビジョンの両側面又は上下側面に蛍光ランプ又は様々の種類のランプを設けて間接的な照明効果を奏することができるテレビジョンの照明装置を提供する。
【解決手段】テレビジョンの外面に隣接して隠蔽状態で設けられる少なくとも一つ以上のランプ２０と、ランプ２０に電源を安定に供給するための安定器２２と、安定器２２と照明装置に所要電源を供給する電源供給部２４と、ランプ２０をオン／オフ作動させるためのオン／オフスイッチ部２６と、照明装置を制御するプログラムを内蔵し、前記オン／オフスイッチ部２６を作動させる制御部２８と、テレビジョンのオン／オフ作動状態を検出するためのテレビジョン状態感知部３０と、ランプ２０のオン／オフ作動命令を受信するためのリモコン受信部３２と、外部照度変化に応じて電気的信号を出力する照度検出部３４と、外部で照明装置をオン／オフ作動させるための信号を受信するための通信インターフェース３６とを含む。
【選択図】図３

Description

【０００１】
【考案の属する技術分野】
本考案はテレビジョンの照明装置に係り、より詳しくはテレビジョンの作動が停止した状態で、画面に隣接してテレビジョンの両側面又は上下側面に蛍光ランプ又は様々の種類のランプを設けて間接的な照明効果を奏することができるテレビジョンの照明装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
殆どの家庭には一台以上のテレビジョンが備えられている。このようなテレビジョンは従来のアナログ方式からデジタル方式に転換している過程にあり、衛星放送受信機能まで備えたテレビジョンが登場している。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】
このようなテレビジョンの機能向上にもかかわらず、テレビジョンはニュース、時事討論のような情報伝達及び歌謡、娯楽などのエンターテインメントの提供機能のほかには特別な機能はなかった。例えば、未だ照明装置はテレビジョンとは別個の装置として設けられており、使用目的によって、直接照明状態と夜間の就寝のための間接照明状態として用いられている。特に、夜間に使用するための間接照明は、直接照明と同様、設置に高い費用がかかっているが、実際の使用量は多くないため、費用浪費要素となっている。
【０００４】
したがって、従来設置に高い費用がかかる間接照明を容易に提供することができ、テレビジョンに付加の機能を提供して、機能向上及びサービスを向上させることができるテレビジョン製品が要求されている。
したがって、本考案は前記のような問題点を解決するためになされたもので、その目的はテレビジョンの作動が停止した状態で、画面に隣接してテレビジョンの両側面又は上下側面に蛍光ランプ又は様々の種類のランプを設けて間接的な照明効果を奏することができるテレビジョンの照明装置を提供することにある。
本考案のほかの目的は、テレビジョンの機能を向上させて付加価値を創出し、向上したサービスを提供することができるテレビジョンの照明装置を提供することにある。
【０００５】
本考案のさらにほかの目的は、外部の照度、又は遠隔地からのオン／オフ命令に応じて作動し、テレビジョンの作動時には自動的にオフされるテレビジョンの照明装置を提供することにある。
なお、本件実用新案登録出願人は、本件実用新案登録出願時点において、本件考案に関連する従来技術を認識していない。
【０００６】
【課題を解決するための手段】
前記のような目的を達成するための本考案によるテレビジョンの照明装置は、テレビジョンの外面に隣接して隠蔽状態で設けられる少なくとも一つ以上のランプと、前記ランプに電源を安定に供給するための安定器と、前記安定器と照明装置に所要電源を供給する電源供給部と、前記ランプをオン／オフ作動させるためのオン／オフスイッチ部と、照明装置を制御するプログラムを内蔵し、前記オン／オフスイッチ部を作動させる制御部と、テレビジョンのオン／オフ作動状態を検出するためのテレビジョン状態感知部と、ランプのオン／オフ作動命令を受信するためのリモコン受信部と、外部照度変化に応じて電気的信号を出力する照度検出部と、外部で照明装置をオン／オフ作動させるための信号を受信するための通信インターフェースとを含む。
【０００７】
【考案の実施の形態】
以下、本考案を詳細に説明する。
本考案はテレビジョンに設けられた照明装置であって、特に間接的に照明装置の役目を果たすことにより、従来の高価の間接照明装置が不要であり、使用者に向上した機能及びサービスを提供することができる。
図１は本考案によるテレビジョンの正面図である。同図に示すように、本考案のテレビジョン１０は、通常の画面１６、リモコン受信窓１２及び操作スイッチパネル１４を含んでいるが、本考案により、画面１６の両側面から光が照射される。光は、画面１６に隣接して設けられた一対のランプ２０から放射される。
【０００８】
図１において、一対のランプ２０は点線で示されているが、画面１６の両側部においてテレビジョン１０の縦方向において一対に設けられ、実際状態では使用者が直接認識できないように隠蔽されている。
ランプ２０は図面に示したように両側面に設けられるが、一側面にだけ設けることもできる。また、両側面だけでなく上側面又は下側面に選択的に設けられることもできる。
【０００９】
また、照明装置に用いられるランプ２０は細管形ランプをもって構成することができ、蛍光ランプだけでなく多数の白熱ランプ、又は表面に色相が塗布されたランプ又はネオンランプの如く、間接照明として使える色相を有するランプを用いることができる。もちろん、直接照明として使用することもできる。
照明装置に用いられるそれぞれのランプ種類によって電源供給に必要な装置が変更できる。例えば、通常の交流を用いる細管形ランプにおいては、安定器、インバータなどで電源を供給する。また、直流を用いるランプにおいては、交流電源を直流電源に整流する整流装置を備えることができる。したがって、ランプの種類による電源供給装置の変更は本発明の範囲に属するものである。
【００１０】
図２は図１の線Ａ−Ａについての断面図である。同図に示すように、画面１６の表面（映像が表示される画面）よりランプ２０が突出するように位置し、テレビジョンに形成された突出部１８のため、テレビジョンの正面又は側面からランプ２０を認識し難い。
【００１１】
前記突出部１８はテレビジョンのケースと一体的に構成され、突出部１８による形成される空間は、ランプ２０から放射される光が十分に放射されるように間隔が調整される。また、ランプ２０のほかに、白熱電球、ネオンランプなどのようなほかのランプの大きさに応じて、光が露出される間隔が調整される。
このように構成されるランプ２０に電源を供給し、オン／オフ作動状態を制御するための照明装置の回路ブロック図が図３に示されている。
【００１２】
同図に示すように、本考案による照明装置は、テレビジョンの外面に隣接して隠蔽状態で設けられる少なくとも一つ以上のランプ２０と、前記ランプ２０に電源を安定に供給するための安定器２２と、前記安定器２２と照明装置に所要電源を供給する電源供給部２４と、前記ランプ２０をオン／オフ作動させるためのオン／オフスイッチ部２６と、照明装置を制御するプログラムを内蔵し、前記オン／オフスイッチ部２６を作動させる制御部２８と、テレビジョンのオン／オフ作動状態を検出するためのテレビジョン状態感知部３０と、ランプ２０のオン／オフ作動命令を受信するためのリモコン受信部３２と、外部照度変化に応じて電気的信号を出力する照度検出部３４と、外部で照明装置をオン／オフ作動させるための信号を受信するための通信インターフェース３６とを含む。
【００１３】
前記安定器２２は、ランプ２０に供給される電源（交流電源）を安定に供給するためのものである。安定器２２に供給される電源は電源供給部２４から提供される。前記電源供給部２４はテレビジョンに供給される電源から作動電圧を受けて提供するか、又は別の電源供給印加手段（例えば、別のプラグ）から、テレビジョンの供給電源とは別に電源を受けることができる。電源供給部２４とランプ２０との間には、ランプ２０をオン／オフさせるオン／オフスイッチ部２６が設けられる。
【００１４】
前記オン／オフスイッチ部２６は、オン／オフ作動のためのスイッチング回路又は継電器を用いて作動させることができる。
オン／オフスイッチ部２６をオン／オフ制御するものは制御部２８である。制御部２８はマイクロプロセッサで構成される。制御部２８は、外部から入力されるオン／オフ制御信号に応じてランプ２０をオン／オフさせる。
この際、テレビジョンがオン状態にあるうちには間接照明を作動させないようにするため、テレビジョン感知部３０でテレビジョンのオン／オフ作動状態をまず検出する。検出の結果、テレビジョンがオン状態であると、間接照明をオンさせるという命令を無視する。テレビジョンがオフ状態であると、間接照明をオンさせるという命令を実行してランプ２０をオンさせる。ランプ２０がオンされると、図１に示すように、矢印方向に放射される。
【００１５】
制御部２８にオン／オフ作動命令を入力させるものはリモコン受信部３２である。前記リモコン受信部３２は、リモコン（図示せず）を介して入力されるランプ２０のオン／オフ命令信号を受信して制御部２８に伝達する。
リモコン受信部３２もテレビジョンのリモコン受信部で構成するか、別途のリモコン受信部で構成することができる。リモコンは、テレビジョン制御用リモコンに照明装置のオン／オフ命令を入力することができるように構成することができる。
【００１６】
前記のような構成を有する本発明によるテレビジョン照明装置の作動状態を図４のフローチャートに基づいて説明する。
テレビジョンと照明装置に電源が印加されると、それぞれ待機状態を維持する。説明の便宜のため、照明装置はオフ状態であると仮定する。リモコンによりランプ２０のオン作動命令信号が入力されると、制御部２８では現在のテレビジョンの作動状態を検出する。検出の結果、テレビジョンがオン状態であると、制御部２８は入力されるオン作動命令を無視し、再び命令信号の待機状態を維持する。
【００１７】
検出の結果、テレビジョンがオフ状態であると、ランプ２０に電源を供給するための命令を出力する。制御部２８から出力された信号はオン／オフスイッチ部２６に入力される。オン／オフスイッチ部２６はオン作動命令に応じてオンされ、電源がランプ２０に供給されるようにする。よって、ランプ２０に電源が供給され、間接照明がなされる。
前記のような電源オン状態でランプオフ信号が入力されると、ランプ２０をオフさせるため、制御部２８からオン／オフスイッチ部２６にオフ命令を出力する。よって、ランプ２０がオフされる。
【００１８】
一方、制御部２８は、テレビジョン状態感知部３０により持続的にテレビジョン作動状態を検出する。仮に、使用者によりテレビジョンのオン作動信号が入力されテレビジョンが作動すると、これを検出してランプ２０をオフさせる命令を出力する。したがって、テレビジョンがオン状態であると、本考案の照明装置は作動を中止する。
本考案は、作動作動のために外部の照度を検出する照度検出部３４をさらに含むことができる。前記照度検出部３４は、それに連結されているセンサ（図示せず）を用いて外部照度を検出し、照度が設定臨界値に到達すると、自動に間接照明をオン又はオフさせるように設定することができる。
【００１９】
したがって、照度検出部３４を含む場合は、使用者がリモコンでランプ２０を作動させなくても、夜間に自動にテレビジョンに設けられた間接照明用ランプ２０を作動させて照明することができる。したがって、使用者が外出して夜間に帰る場合に有用な機能をする。照度検出部３４としては、テレビジョンの前面パネル又はリモコン受信窓１２に隣接して照度を検出するセンサを設けることができる。
【００２０】
また、本発明によると、通信インターフェース３６を介して遠隔地でテレビジョンの照明装置を制御することができる。前記通信インターフェース部３６は、インターネット、電話線などとのデータ送受信が行える機能及びハードウェアを備える。したがって、使用者はインターネット又は電話を介してテレビジョンの照明装置に連結してランプ２０を作動させることができる。
これは、ランプ２０を作動させることができない子供のため、親が遠隔地でランプ２０をオンさせることができる機能を提供する。この場合は、間接照明の代わりに直接照明として用いられるようにランプ２０を交替することが好ましい。
【００２１】
本考案にさらに含まれる照度検出部３４又は通信インターフェース部３６を介して入力されるランプ２０のオン／オフ制御信号もテレビジョンのオン／オフ状態によって影響を与える。言い換えれば、リモコン受信部３２を介して入力されるオン／オフ命令と同様に、テレビジョンオン状態では、照度検出部３４又は通信インターフェース部３６を介して入力されるランプ２０のオン／オフ制御信号が無視される。
【００２２】
【考案の効果】
このような本考案によると、テレビジョンの作動が停止した状態で、画面に隣接してテレビジョンの両側面に蛍光ランプ又は多数のランプをを設けて間接的な照明効果を奏することができる。
また、テレビジョンのリモコンを用いて制御するか、又は照度検出器によって、又は通信インターフェースを介して外部からテレビジョンに接続して照明装置を制御することができる効果があるものである。
【図面の簡単な説明】
【図１】図１は、本考案に係るテレビジョン照明装置の一実施の形態を示す正面図である。
【図２】図２は、同様に本考案に係るテレビジョン照明装置の一実施の形態を示す、図１のＡ−Ａ断面図である。
【図３】図３は、本考案に係るテレビジョン照明装置の各構成部の一実施の形態を示すブロック図である。
【図４】図４は、本考案に係るテレビジョン照明装置の一実施の形態を示すフローチャートである。
【符号の説明】
２０　　ランプ
２２　　安定器
２６　　オン／オフスイッチ
２８　　制御部
３０　　テレビジョン状態感知部
３２　　リモコン受信部
３４　　照度検出部
３６　通信インターフェース部

Claims

テレビジョンの外面に隣接して隠蔽状態で設けられる少なくとも一つ以上のランプ（２０）と、前記ランプ（２０）に電源を安定に供給するための安定器（２２）と、前記安定器（２２）と照明装置に所要電源を供給する電源供給部（２４）と、前記ランプ（２０）をオン／オフ作動させるためのオン／オフスイッチ部（２６）と、照明装置を制御するプログラムを内蔵し、前記オン／オフスイッチ部（２６）を作動させる制御部（２８）と、テレビジョンのオン／オフ作動状態を検出するためのテレビジョン状態感知部（３０）と、ランプ（２０）のオン／オフ作動命令を受信するためのリモコン受信部（３２）とを含むことを特徴とするテレビジョン照明装置。
前記照明装置が、外部の照度変化をセンサで検出し、検出された照度の変化に応じて電気的信号を出力する照度検出部（３４）をさらに含むことを特徴とする請求項１に記載のテレビジョンの照明装置。
前記照明装置が、外部で照明装置をオン／オフ作動させるための信号を受信するための通信インターフェース部（３６）をさらに含み、前記通信インターフェース部（３６）がインターネットデータ通信機能又は電話線を介してデータ通信機能をすることを特徴とする請求項１に記載のテレビジョンの照明装置。