JP3099475U - フィンガープロテクター - Google Patents
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Abstract
【課題】素手で注射液のアンプルをカットする際、カット面が歪に割れ、その破片で指を傷つける場合があるので、指を確実に保護、防護できるものを提供する。
【解決手段】形状は、筒状で、手で把持した場合、手中内で安定して収まり、一方の先端が左右一対のスリットとダーツ加工により、常にスカート状またはラッパ状に開口いる状態に保持し、その開口部より目的とする対象物を差し込み、プロテクターの外部より指で固定しアンプル頸部のカットに入ると、アンプルカット面の切り口に指が当たることもなく、安全かつ容易にカットが終了する。弾力性、柔軟性に富み、滑りにくい摩擦力を有する軟質ゴム、軟質プラスティックその他この性質に類する素材で制作する。
【選択図】図1
【解決手段】形状は、筒状で、手で把持した場合、手中内で安定して収まり、一方の先端が左右一対のスリットとダーツ加工により、常にスカート状またはラッパ状に開口いる状態に保持し、その開口部より目的とする対象物を差し込み、プロテクターの外部より指で固定しアンプル頸部のカットに入ると、アンプルカット面の切り口に指が当たることもなく、安全かつ容易にカットが終了する。弾力性、柔軟性に富み、滑りにくい摩擦力を有する軟質ゴム、軟質プラスティックその他この性質に類する素材で制作する。
【選択図】図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本考案は、手で注射薬のアンプルをカットする際、その破片で指を傷つける場合があるのでそれを防ぐ、指の保護、防護に係る技術である。
【0002】
【従来の技術】
従来、素手でアンプルを割る、切る、開けるという場合、手や指を防護するたに、手袋で手全体を保護するか、ゴムのシートなどで対象物を覆う方法があった。手袋については、着脱が面倒な上、着脱に時間がかかる欠点があった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
アンプルの大小に対応して、手の指を傷つける事なく、安全にアンプルをカット出来る補助具としてのプロテクターを開発すること、そしてそのプロテクターは軽便で、衛生的、抗菌性、クリーニング性があること。
【0004】
本考案の課題は、アンプルの大きさに幅広く対応でき、より安全に、そして使い易さを追求した。できるだけシンプルでかさばらない最小限のプロテクターを開発しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案におけるプロテクターの素材は、手の指をアンプルの破片から防護する弾力性、柔軟性に富み、滑りにくい摩擦力を有する軟質ゴム、軟質プラスティックその他この性質に類する素材で制作する。
【0006】
形状は、筒状で、手で把持した場合、手中内で安定して収まり、一方の先端が左右一対のスリットとダーツ加工により、常にスカート状またはラッパ状に開口いる状態に保持し、その開口部より目的とする対象物を差し込み、プロテクターの外部より指で固定しアンプル頸部のカットに入ると、アンプルカット面の切り口に指が当たることもなく、安全かつ容易にカットが終了する。又終了後、指の固定を解除する事により、プロテクターのラッパ口は、自然に再開口するので、差し込んでいたアンプルが指の圧迫の解除により自然落下し、容易に取り出すことができる。
【0007】
使い捨てなどの軽便なタイプについては、和紙などの素材も対象素材とするが、アンプルの確実なグリップ(保持上)に、滑りにくい摩擦力は欠かせないので、表面に滑り止め加工としてゴムまたはラバーコーティングをする。
【0008】
【考案の実施の形態】
考案の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は本考案の斜視図である。1は基体となる筒状の部分で、筒の形状は円形または楕円形または平らな楕円形。理由としては、アンプルの保持が確実に認識できて、アンプルカットが正確な位置で出来る。(φ1.5〜2.0cm)
【0009】
基体の長さは、もっとも使用頻度の多い大小のアンプルに対応し、アンプルカットの際の手中内の安定した把持の両面から、4.0cmから15.0cmを本案の権利とする。
【00010】
筒状の一方の下端に図1、図2、図3、図4の2の様に左右一対のスリットを入れる。スリットの深さは、基体の質、厚さにもよるが、カットするアンプルの大小サイズに対応して、1.5cm〜2.0cmを権利の範囲とする。その両サイドのスリット部を各々広げ、0.5cm〜1.5cm開口した状態で、各々のスリット間にその隙間を埋める形で、三角形のシートでプリーツ状、ダーツ加工の裏当てをする。シートの素材は、プロテクター素材に準ずる。これは、この部分を常にラッパ状に開口状態に保持し、またその部を圧迫しても、即座に速やかにもとの開口状態に復活することを期待したものである。そのことにより、アンプルカットの効率が良くなる。
【00011】
【実施例】
図5は、プロテクターの下面の開口部よりアンプル頭部を挿入した図である。挿入の深さは、アンプル頸部まで達しない位置迄で留め(頸部を覆わない)、プロテクターの外側より一方の手の指で、アンプル頭部を固定する。もう片方の手でアンプル胴部を固定しカットする。
図6は、アンプルカット終了後の図で、この後アンプル頭部の固定を解除すると、圧迫を解かれたプロテクターの挿入口は、即座に速やかにもとの開口状態に復活し、カットされたアンプル頭部は、自然落下する。
【00012】
【考案の効果】
そもそもガラスを素手で持って、力を入れて割るという行為そのものが恐怖感がある。まして一度アンプルが歪な割れ方をして創傷を負う経験をしてしまうとアンプルカットの作業そのものに不安ストレスを感じるようになる。本考案のプロテクターを使用することにより、指を切る心配の精神的なストレスから完全に離脱でき、安心して仕事に励むことができるだけでなく、感染の危険からも開放される。
アンプルの大小、アンプル頭部の形状にかかわらず、プロテクター開口部に、アンプル頭部を挿入してカットするだけの操作なので、手技そのものも変わらない。またカット終了後、指の固定を解除することにより、プロテクターの挿入口は、即座に速やかにもとの開口状態に復活し、カットされたアンプル頭部は自然落下するため余分な手間も必要なく、一連の作業が滞る事もない。実際、摩擦力の強いプロテクターで固定するので、かかる力も少なくてすみ、カット時の衝撃もほとんどない。
目的は全うするが、シンプルを極め嵩張らない最小限のプロテクターを追求したので、カット時の作業が見た目に大げさにならない。
【00013】
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のフィンガープロテクターの斜視図である。
【図2】本考案のフィンガープロテクターの開口面からの下面図である。
【図3】本考案のフィンガープロテクターの正面図である。
【図4】本考案のフィンガープロテクターの側面図である。
【図5】本考案のフィンガープロテクターの
【実施例】でセットした図である。
【図6】本考案のフィンガープロテクターの
【実施例】でカット終了後の図である。
【図7】本考案のフィンガープロテクターの
【実施例】でカット終了後のアンプル頭部の図である。指の固定を解除すると、挿入口は速やかに自然に再開口し、内側で固定されていたカットされたアンプル頭部は、自然落下する。
【符号の説明】
1 フィンガープロテクターの基体
2 スリット部のヒダ部
3 アンプル頭部
4 アンプル頸部
5 アンプル胴部
【発明の属する技術分野】
本考案は、手で注射薬のアンプルをカットする際、その破片で指を傷つける場合があるのでそれを防ぐ、指の保護、防護に係る技術である。
【0002】
【従来の技術】
従来、素手でアンプルを割る、切る、開けるという場合、手や指を防護するたに、手袋で手全体を保護するか、ゴムのシートなどで対象物を覆う方法があった。手袋については、着脱が面倒な上、着脱に時間がかかる欠点があった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
アンプルの大小に対応して、手の指を傷つける事なく、安全にアンプルをカット出来る補助具としてのプロテクターを開発すること、そしてそのプロテクターは軽便で、衛生的、抗菌性、クリーニング性があること。
【0004】
本考案の課題は、アンプルの大きさに幅広く対応でき、より安全に、そして使い易さを追求した。できるだけシンプルでかさばらない最小限のプロテクターを開発しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案におけるプロテクターの素材は、手の指をアンプルの破片から防護する弾力性、柔軟性に富み、滑りにくい摩擦力を有する軟質ゴム、軟質プラスティックその他この性質に類する素材で制作する。
【0006】
形状は、筒状で、手で把持した場合、手中内で安定して収まり、一方の先端が左右一対のスリットとダーツ加工により、常にスカート状またはラッパ状に開口いる状態に保持し、その開口部より目的とする対象物を差し込み、プロテクターの外部より指で固定しアンプル頸部のカットに入ると、アンプルカット面の切り口に指が当たることもなく、安全かつ容易にカットが終了する。又終了後、指の固定を解除する事により、プロテクターのラッパ口は、自然に再開口するので、差し込んでいたアンプルが指の圧迫の解除により自然落下し、容易に取り出すことができる。
【0007】
使い捨てなどの軽便なタイプについては、和紙などの素材も対象素材とするが、アンプルの確実なグリップ(保持上)に、滑りにくい摩擦力は欠かせないので、表面に滑り止め加工としてゴムまたはラバーコーティングをする。
【0008】
【考案の実施の形態】
考案の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は本考案の斜視図である。1は基体となる筒状の部分で、筒の形状は円形または楕円形または平らな楕円形。理由としては、アンプルの保持が確実に認識できて、アンプルカットが正確な位置で出来る。(φ1.5〜2.0cm)
【0009】
基体の長さは、もっとも使用頻度の多い大小のアンプルに対応し、アンプルカットの際の手中内の安定した把持の両面から、4.0cmから15.0cmを本案の権利とする。
【00010】
筒状の一方の下端に図1、図2、図3、図4の2の様に左右一対のスリットを入れる。スリットの深さは、基体の質、厚さにもよるが、カットするアンプルの大小サイズに対応して、1.5cm〜2.0cmを権利の範囲とする。その両サイドのスリット部を各々広げ、0.5cm〜1.5cm開口した状態で、各々のスリット間にその隙間を埋める形で、三角形のシートでプリーツ状、ダーツ加工の裏当てをする。シートの素材は、プロテクター素材に準ずる。これは、この部分を常にラッパ状に開口状態に保持し、またその部を圧迫しても、即座に速やかにもとの開口状態に復活することを期待したものである。そのことにより、アンプルカットの効率が良くなる。
【00011】
【実施例】
図5は、プロテクターの下面の開口部よりアンプル頭部を挿入した図である。挿入の深さは、アンプル頸部まで達しない位置迄で留め(頸部を覆わない)、プロテクターの外側より一方の手の指で、アンプル頭部を固定する。もう片方の手でアンプル胴部を固定しカットする。
図6は、アンプルカット終了後の図で、この後アンプル頭部の固定を解除すると、圧迫を解かれたプロテクターの挿入口は、即座に速やかにもとの開口状態に復活し、カットされたアンプル頭部は、自然落下する。
【00012】
【考案の効果】
そもそもガラスを素手で持って、力を入れて割るという行為そのものが恐怖感がある。まして一度アンプルが歪な割れ方をして創傷を負う経験をしてしまうとアンプルカットの作業そのものに不安ストレスを感じるようになる。本考案のプロテクターを使用することにより、指を切る心配の精神的なストレスから完全に離脱でき、安心して仕事に励むことができるだけでなく、感染の危険からも開放される。
アンプルの大小、アンプル頭部の形状にかかわらず、プロテクター開口部に、アンプル頭部を挿入してカットするだけの操作なので、手技そのものも変わらない。またカット終了後、指の固定を解除することにより、プロテクターの挿入口は、即座に速やかにもとの開口状態に復活し、カットされたアンプル頭部は自然落下するため余分な手間も必要なく、一連の作業が滞る事もない。実際、摩擦力の強いプロテクターで固定するので、かかる力も少なくてすみ、カット時の衝撃もほとんどない。
目的は全うするが、シンプルを極め嵩張らない最小限のプロテクターを追求したので、カット時の作業が見た目に大げさにならない。
【00013】
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のフィンガープロテクターの斜視図である。
【図2】本考案のフィンガープロテクターの開口面からの下面図である。
【図3】本考案のフィンガープロテクターの正面図である。
【図4】本考案のフィンガープロテクターの側面図である。
【図5】本考案のフィンガープロテクターの
【実施例】でセットした図である。
【図6】本考案のフィンガープロテクターの
【実施例】でカット終了後の図である。
【図7】本考案のフィンガープロテクターの
【実施例】でカット終了後のアンプル頭部の図である。指の固定を解除すると、挿入口は速やかに自然に再開口し、内側で固定されていたカットされたアンプル頭部は、自然落下する。
【符号の説明】
1 フィンガープロテクターの基体
2 スリット部のヒダ部
3 アンプル頭部
4 アンプル頸部
5 アンプル胴部
Claims (4)
- 軟質ゴム、および軟質プラスティック、その他様々な素材を主体とした素材でできた筒状で、筒の形状は円形または楕円形、または平らな楕円形(φ1.5〜2.0cm)。長さに関しては、アンプルの長さに対応して必要な長さと、アンプルセットする際、プロテクター自体を指から落とす事なく、安定して確実に保持できアンプルカットできる長さの両面で考慮すると、両者とも大きさに幅があり4.0cmから15.0cmを権利の範囲とする。その一方の下端に、一対のスリットを入れ(長さ1.5〜2.0cm)、そのスリット切り込みを補うように同質材にて、プリーツのような形状で三角形のヒダ付けをし、スリット部をカバーし、太いアンプルでも挿入可能とする。
- 使い捨て用として、
- の素材より軽便な和紙、ビニール、ポリエチレン等も使用出来るものとする。尚、この場合の素材におい
ても表面に摩擦力の大きいゴムなどをコートするもので - と同様の構造を成す。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002005488U JP3099475U (ja) | 2002-07-27 | 2002-07-27 | フィンガープロテクター |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002005488U JP3099475U (ja) | 2002-07-27 | 2002-07-27 | フィンガープロテクター |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3099475U true JP3099475U (ja) | 2004-04-08 |
Family
ID=43253179
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002005488U Expired - Fee Related JP3099475U (ja) | 2002-07-27 | 2002-07-27 | フィンガープロテクター |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3099475U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101355316B1 (ko) * | 2012-08-06 | 2014-01-23 | 인제대학교 산학협력단 | 앰플 따개 |
-
2002
- 2002-07-27 JP JP2002005488U patent/JP3099475U/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR101355316B1 (ko) * | 2012-08-06 | 2014-01-23 | 인제대학교 산학협력단 | 앰플 따개 |
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Legal Events
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