JP3099083B2 - クィック・コネクタ - Google Patents
クィック・コネクタInfo
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- JP3099083B2 JP3099083B2 JP08200564A JP20056496A JP3099083B2 JP 3099083 B2 JP3099083 B2 JP 3099083B2 JP 08200564 A JP08200564 A JP 08200564A JP 20056496 A JP20056496 A JP 20056496A JP 3099083 B2 JP3099083 B2 JP 3099083B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- male member
- quick connector
- pair
- operating portions
- engaging portion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
Description
に挿入して着脱可能に連結するためのクィック・コネク
タに関するものである。
結するためのクィック・コネクタとして、例えば次の構
造のものがあり得る。
・コネクタは、雌部材30の内周領域31が、リング状操作
部材32を介して雄部材33の係合部34の受入れを可能とし
ている。
心から偏心した連結位置に在るが、雄部材33の着脱の際
にはリング状操作部材32を雌部材30の軸心とほぼ同軸の
雄部材受入れ可能位置(図9下方向)へと変位せしめ、
雄部材33の係合部34への係合を解除して、その受出しを
可能とする。
した際、リング状操作部材32は偏心方向(図9上方向)
に向けて付勢されているので、リング状操作部材32と雄
部材33の係合部34とは片側領域のみ(図10では雄部材の
係合部の下部分)で係合する片持ち状態であり、したが
って連結状態が不安定であるという問題があった。
雄部材へ引抜き方向の力が作用しても従来よりも連結状
態が安定なクィック・コネクタを提供しようとするもの
である。
この発明では次のような技術的手段を講じている。
の内周領域が一対の操作部を介して雄部材の係合部の受
入れを可能とされ、前記一対の操作部はそれぞれ雌部材
の内周領域の逆端方向から雄部材の係合部の受入れ軌跡
に交叉する部分を有し、雄部材の着脱の際には前記一対
の操作部は雄部材の係合部の受入れ軌跡に交叉した連結
位置から退避せしめるべく互いに逆端方向へと変位せし
められ、雄部材の係合部への係合を解除するようにし
た。
操作部はそれぞれ雌部材の内周領域の逆端方向から雄部
材の係合部の受入れ軌跡に交叉するので、雄部材へ引抜
き方向の力が作用した際、操作部材と雄部材の係合部と
は雌部材の内周領域の逆端方向の両側から係合してい
る。したがって、従来の片側領域のみで係合するものよ
りも連結状態が安定である。
作部は雄部材の係合部の受入れ軌跡に交叉した連結位置
から退避せしめるべく互いに逆端方向へと変位せしめら
れ、雄部材の係合部への係合を解除するようにしてい
る。
と共に、操作部は雌部材の内周領域の周縁案内面の係止
域に係止されるようにすることもできる。
ると共に、それぞれの弾性部の作用により、操作部は通
常は雌部材の内周領域の逆端方向から雄部材の係合部の
受入れ軌跡に交叉するようにすることもできる。
に抗して一対の操作部を雄部材の係合部の受入れ軌跡に
交叉した連結位置から退避せしめるべく互いに逆端方向
へと変位せしめられるようにすることもできる。
面を参照して説明する。
のクィック・コネクタは雌部材1と雄部材2と一対の操
作部3とから構成している。
周領域4はその周縁側面に穿設したスリット5のそれぞ
れ逆方向から挿入する一対の操作部3を介して、図4に
示すような雄部材2の外側面から外方に張り出した鍔状
の係合部6の受入れを可能としている。雄部材2には、
雌部材1との間にOリング7を介在せしめている。
弾性素材により雌部材1とは別体の部材として形成さ
れ、脚8の端部近傍が二股に分かれた断面略フの字状に
形成されると共に、それぞれ弾性部9として断面略フの
字状の二股脚8の外側に弾性辺を一体的に有する。
外側面に形成した断面三角形状の突起部11が、雌部材1
の内周領域4の周縁案内面12に形成された段状の係止域
13に係止されるようにしている。これにより、不意に操
作部3が雌部材1から抜脱してしまうことを防止してい
る。
3は、それぞれ雌部材1の周縁端辺の逆端方向から、そ
れぞれの弾性部9の押圧作用によって雄部材2の係合部
6の受入れ軌跡(図3、図6及び図7の円環状領域Xを
通る軸心方向の領域)に交叉する断面略フの字状の二股
脚8の内側の端部領域の部分14を有する。
は、前記一対の操作部3は、雄部材2の係合部6の受入
れ軌跡に交叉した連結位置から退避せしめるべく、それ
ぞれの断面フの字状の頭部の押圧操作辺15を弾性部9の
作用に抗して両側から指(図示せず)で摘んで押し込む
ことにより、互いに逆端方向へと変位せしめ、雄部材2
の係合部6への係合を解除するようにしている。
の使用状態を説明する。雄部材2の着脱の際には、一対
の操作部3を雄部材2の係合部6の受入れ軌跡に交叉し
た連結位置から退避せしめるべく互いに逆端方向へと変
位せしめ、雄部材2の係合部6への係合を解除する。
操作部3はそれぞれ雌部材1の内周領域4の逆端方向か
ら雄部材2の係合部6の受入れ軌跡に交叉するので、雄
部材2へ引抜き方向の力が作用した際、操作部3材と雄
部材2の係合部6とは雌部材1の内周領域4の逆端方向
の両側から係合している。したがって、従来の片側領域
のみで係合するものよりも連結状態が安定であるという
利点がある。
うに、操作時にはリング状操作部材32は常に一定方向
(図示下方向)へ変位せしめるように押圧されるので、
雄部材33と雌部材30との間に介在するOリング35に対し
片方向ばかりに力が及ぼされ、経時的にこれらOリング
35に偏った変形が生じてしまうという問題があったが、
図1に示すようにこの実施形態のものによると、雄部材
2には逆端方向の両側から力が及ぼされ、したがってO
リング7には偏った力はかからないという利点がある。
の効果を有する。
周領域の逆端方向の両側から係合しているので、雄部材
へ引抜き方向の力が作用しても従来よりも連結状態が安
定なクィック・コネクタを提供することができる。
明するため、雌部材と操作部と雄部材のOリングとを断
面で示した軸方向一部断面図。
断面図。
I 線断面の矢視図。
断面図。
し、雄部材を連結していない状態を示す分解斜視図。
視図。
部材の係合部への係合を解除した状態のV−V線断面の
矢視図。
操作部材を挿入した状態の軸方向断面図。
視図。
視図であって、雄部材と雌部材とをリング状操作部材に
よって連結した状態の断面図。
Claims (4)
- 【請求項1】 雌部材の内周領域が一対の操作部を介し
て雄部材の係合部の受入れを可能とされ、前記一対の操
作部はそれぞれ雌部材の内周領域の逆端方向から雄部材
の係合部の受入れ軌跡に交叉する部分を有し、雄部材の
着脱の際には前記一対の操作部は雄部材の係合部の受入
れ軌跡に交叉した連結位置から退避せしめるべく互いに
逆端方向へと変位せしめられ、雄部材の係合部への係合
を解除するようにしたことを特徴とするクィック・コネ
クタ。 - 【請求項2】 前記一対の操作部は雌部材とは別体であ
ると共に、操作部は雌部材の内周領域の周縁案内面の係
止域に係止されるようにした請求項1記載のクィック・
コネクタ。 - 【請求項3】 前記一対の操作部はそれぞれ弾性部を有
すると共に、それぞれの弾性部の作用により、操作部は
通常は雌部材の内周領域の逆端方向から雄部材の係合部
の受入れ軌跡に交叉するようにした請求項1又は2記載
のクィック・コネクタ。 - 【請求項4】 雄部材の着脱の際には、前記弾性部の作
用に抗して一対の操作部を雄部材の係合部の受入れ軌跡
に交叉した連結位置から退避せしめるべく互いに逆端方
向へと変位せしめられるようにした請求項1乃至3のい
ずれかに記載のクィック・コネクタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP08200564A JP3099083B2 (ja) | 1996-07-30 | 1996-07-30 | クィック・コネクタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP08200564A JP3099083B2 (ja) | 1996-07-30 | 1996-07-30 | クィック・コネクタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1050407A JPH1050407A (ja) | 1998-02-20 |
JP3099083B2 true JP3099083B2 (ja) | 2000-10-16 |
Family
ID=16426425
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP08200564A Expired - Lifetime JP3099083B2 (ja) | 1996-07-30 | 1996-07-30 | クィック・コネクタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3099083B2 (ja) |
-
1996
- 1996-07-30 JP JP08200564A patent/JP3099083B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH1050407A (ja) | 1998-02-20 |
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