JP3098949U - 飲料容器 - Google Patents

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JP3098949U
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beverage
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JP2003003901U
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Inventor
福島 孝
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株式会社イーエムテクノ
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Abstract

【課題】簡単な構造でストローにより飲料を飲むことができ、誤って容器を倒しても内容物がすぐに出ることがない飲料容器を提供する。
【解決手段】一端部に筒状の注出口14が形成されたペットボトルである容器本体12と、注出口14に圧入されて取り付けられた内蓋22と、内蓋22に一体に設けられ注出口14の基端部側の端部を閉鎖する底部26を有する。底部26を貫通して設けられたストロー取付口28と、底部26を貫通して設けられた空気穴31と、ストロー取付口28に差し込んで取り付けられ注出口14の基端部側の端部を閉鎖した底部26から容器本体12の底面12aの角部に斜めに達したストロー30とを備える。内蓋22の底部26より外側に位置してストロー30の一部に形成され、ストロー30の先端部を内蓋22内に収容可能にする伸縮部34を備える。
【選択図】   図1

Description

【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、飲み物を収容する飲料容器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、飲料容器であるペットボトルは、注出口に直接口をつけて内容物である飲料を飲む場合が多い。また、注出口にストローを差して飲むこともあり、ペットボトル用のストローは、ペットボトルにストローを取り付けたり、ペットボトル内にストローを収容し使用するときに一端部を突出させるものなど、様々なストローが開発されている。
【0003】
ペットボトル内に蛇腹式のストローを収容し、キャップを外すと吸出口の外に押し出されるストローとして、実登3030296号公報に開示されているストロー及びストロー内蔵液体容器がある。これは、ストローが直管、外筒及び蛇腹管からなり、蛇腹管の上部の嵌合部が、直管の内壁に密着して結合されるものである。外筒の上部の案内部の内径は、直管の外径とほぼ同じであり、直管は案内部に案内されて軸方向に摺動する。そして、直管を下方に押すことにより蛇腹管が約3分の1の長さにまで圧縮され、キャップを外すと蛇腹管の弾力により、吸出口は開口の外に押し出されるものである。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、実登3030296号公報の場合、ストローが直管、外筒、蛇腹管の3部材により形成され、構造が複雑であり、ストローの伸縮もスムーズでない。さらに、内蓋などは取り付けられていないため、ペットボトルを誤って倒したりすると、飲料がすぐに流れるものである。
【0005】
この考案は上記従来の問題点に鑑みてなされたものであり、簡単な構造でストローにより飲料を飲むことができ、誤って容器を倒しても内容物がすぐに出ることがなくストローによりきれいに飲料を飲むことができる飲料容器を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この考案は、一端部に筒状の注出口が形成されたペットボトルである容器本体と、上記注出口に圧入されて取り付けられた内蓋と、上記内蓋に一体に設けられ上記注出口の基端部側の端部を閉鎖する底部と、上記底部を貫通して設けられたストロー取付口と、上記底部を貫通して設けられた空気穴と、上記ストロー取付口に差し込んで取り付けられ上記注出口の基端部側の端部を閉鎖した底部から上記容器本体底面の角部に斜めに達したストローと、上記内蓋の底部より外側に位置して上記ストローの一部に形成され、上記ストローの先端部を上記内蓋内に収容可能にする伸縮部とが設けられている飲料容器である。上記ストローの上記容器本体の底面側端部の周縁部には、切欠部が形成されている。
【0007】
この考案の飲料容器は、飲料を飲むときは、ストローの先端を引いて伸縮部を伸ばし、ストローの先端をペットボトルの注出口よりも外側に引き出して飲む。飲料を飲まないときは、ストローを押し下げて伸縮部を縮め、ストローの先端を上記ペットボトルの注出口内の内蓋内に収容し、キャップを注出口に閉める。
【0008】
【考案の実施の形態】
以下、この考案の実施形態について図面に基づいて説明する。図1はこの考案の一実施形態を示すものであり、この実施形態の飲料容器10は、例えばペットボトルであり、有底筒状の容器本体12を有し、容器本体12の端部には筒状の注出口14が一体に形成されている。注出口14の外側面には雄ねじ16が形成されている。注出口14には、キャップ18が、着脱自在に設けられている。キャップ18の内周面には、雌ねじ20が形成され、注出口14の雄ねじ16に螺合されている。
【0009】
注出口14の内側には、飲料容器用アダプタ11の合成樹脂製の内蓋22が接着や溶着、圧入等により固定されている。内蓋22は、注出口14の内周面に嵌合する筒状の取付部24が設けられている。取付部24の、注出口14の先端14a側の端部には、注出口14の先端14aに当接するフランジ部25が側方に突出して一周に形成されている。取付部24の、注出口14の基端部14b側の端部には、取付部24を閉鎖する底部26が一体に形成されている。底部26のほぼ中央には、後述するストロー30が挿通され固定される透孔であるストロー取付口28が形成されている。底部26の、ストロー取付口28近傍には、小さい透孔である空気穴31が形成されている。
【0010】
内蓋22のストロー取付口28には、ストロー30が挿通され、接着や溶着、圧入等により固定され、引き抜き方向にはストロー30が抜けないように取り付けられている。ストロー30は、内蓋22から下の部分は、まっすぐな筒状であり容器本体12の底面12aに達する長さに形成されている。ストロー30の容器本体12の底面12a側の周縁部には、U字形等の切欠部32が数カ所に形成されている。ストロー30の内蓋22からすぐ上の部分には、蛇腹状の伸縮部34が設けられている。ストロー30の伸縮部34よりも先端部分はまっすぐな筒状であり、先端部にはストロー30を引くときの手がかりとなる大径部36が形成されている。
【0011】
次にこの実施形態の飲料容器10の使用方法について説明する。飲料容器10から飲料を飲まないときは、図1に示すようにストロー30の伸縮部34を縮めて内蓋22の内側に収容する。そして容器本体12の注出口14にキャップ18を取りつける。また、飲料容器10から飲料を飲むときは、キャップ18を外してストロー30を引き出し、ストロー30の伸縮部34を伸ばす。このときストロー30の先端は大径部36が形成されているため、大径部36が手がかりとなり、引き出しやすい。ストロー30は、内蓋22のストロー取付部28に固定されているため、片手で容器本体12を保持し他方の手で簡単にストロー30を引き出すことができる。そしてストロー30に口をつけて飲料を飲む。飲料を飲むと容器本体12の内側は減圧になるが、空気穴31から空気が入るため、円滑に飲みつづけることができる。ストロー30の先端には切欠部32が設けられ、飲料が吸い込みやすい。
【0012】
この実施形態の飲料容器10によれば、簡単な構造でストロー30で容器本体12から飲料を飲むことができる。ストロー30はストロー取付部28に固定されているため、ストロー30の伸縮部34を伸び縮みさせる操作が簡単である。ストロー30には大径部36が設けられているため、ストロー30の引出しの際に手がかりとなって操作しやすく、また口当たりも良くなる。内蓋22は、注出口14とストロー30に密封されて固定されているため、誤って容器本体12を倒しても、飲料が大量に流れ出ることはなく、安全である。ストロー30は、使用していないときは内蓋22の内側に収容されキャップ18で覆われるため、ごみが付着することがなく衛生的である。
【0013】
なお、この考案の飲料容器は、上記実施形態に限定されるものではなく、例えば図4に示すように、内蓋22の取付部24の外側面には、ペットボトル等の容器本体12の注出口14の内周面に圧接して嵌合される係止突部40が全周に形成されているものでも良い。係止突部40は注出口14内に挿入する方向に傾斜し引き抜き方向には食い込むような断面形状の突条である。また、この係止突部は螺旋状に形成されていても良く、適宜途中の区間で切除されて、係止突部40が注出口14内で弾性変形が容易になるように形成されていても良い。この場合も、フランジ部25により、内蓋22と注出口14との間の隙間から内容液が漏れることはない。この係止突部40により、飲料用アダプタ11の容器本体10への取り付け固定が容易となり、製造工数及びコストを大幅に削減することができる。
【0014】
また、内蓋の形状やストローの長さ等、適宜変更可能である。ストローの伸縮部は、蛇腹式以外に簡単に長さの変更が可能な構造であれば良い。内蓋は、ペットボトルの容器本体以外にも、取付部の形状を変えることによりいろいろな飲料容器に取り付けることができる。
【0015】
【考案の効果】
この考案の飲料容器は、簡単な構造でストローを容器本体に固定し、ストローで飲料を飲むことができる。誤って容器本体を倒しても飲料が漏れ難く、安全である。ストローは簡単に引き出したり収容したりすることができ、使用しないときはキャップに覆われているため、衛生的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施形態の飲料容器の縦断面図である。
【図2】この実施形態の飲料容器のストローを引き出した状態を示す縦断面である。
【図3】この実施形態の飲料容器の内蓋を示す平面図である。
【図4】この実施形態の飲料容器の内蓋の他の例を示す縦断面図である。
【符号の説明】
10 飲料容器
11 飲料容器用アダプタ
12 容器本体
14 注出口
16 雄ねじ
18 キャップ
20 雌ねじ
22 内蓋
24 取付部
26 底部
28 ストロー取付口
30 ストロー
31 空気穴
32 切欠部
34 伸縮部
36 大径部

Claims (2)

  1. 一端部に筒状の注出口が形成されたペットボトルである容器本体と、上記注出口に圧入されて取り付けられた内蓋と、上記内蓋に一体に設けられ上記注出口の基端部側の端部を閉鎖する底部と、上記底部を貫通して設けられたストロー取付口と、上記底部を貫通して設けられた空気穴と、上記ストロー取付口に差し込んで取り付けられ上記注出口の基端部側の端部を閉鎖した底部から上記容器本体底面の角部に斜めに達したストローと、上記内蓋の底部より外側に位置して上記ストローの一部に形成され、上記ストローの先端部を上記内蓋内に収容可能にする伸縮部とが設けられていることを特徴とする飲料容器。
  2. 上記ストローの上記容器本体の底面側端部の周縁部に切欠部が形成されていることを特徴とする請求項1記載の飲料容器。
JP2003003901U 2003-06-30 2003-06-30 飲料容器 Expired - Lifetime JP3098949U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006070638A1 (ja) * 2004-12-27 2006-07-06 Surpass Industry Co., Ltd. コネクタ

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