JP3098497U - 手洗い用ペットボトル - Google Patents

Abstract

【課題】本考案は近くに手を洗う場所が無い時に、手を洗う事が出来る。
【解決手段】本考案はペットボトルのキャップ３ｃの中心に孔を開け、ゴムパッキング３ｄと、円い弁の中心に軸を付けたもの３ｅを通し、スプリング状のバネ３ｂを通して、抜け止め３ａを付けたキャップ３と、それを逆さまに吊るす袋２とフック１により、何処にでも引っ掛けて独りで手を洗う事が出来る。
【選択図】　　図１

Description

【０００１】
【考案の属する技術分野】
本考案は、ペットボトルのキャップを取り替え、逆さに吊るす事で、簡易水タンクとして利用する、ペットボトルの再利用に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
アウトドア用のポリタンク等を利用するか、水道を利用していた。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】
キャンプなどのアウトドアもそうであるが、建設業や電気工事業など現場作業やサービス業において、手を洗いたい時に近くに水道がない場合、お客様宅で借り難いなど、車に積んで置けば、スペースもあまり取らずに、簡単に素早く、人の手を借りずに洗うことができる。
【０００４】
【課題を解決するための手段】
本考案は、ペットボトルのキャップに孔を開け、弁を取り付け通常はバネにより蓋が閉まり、軸を押さえる事により弁が開くキャップと、それを逆さに吊るすネット状の袋と、引っ掛けるフックから成り、車では後部ドアのダンパーや、ルーフキャリア等、何処にでも引っ掛けて使用できる。ネット状の袋は２リッターサイズの物まで入る大きさで作り、ペットボトルのサイズを選ばず、中の水の量も一目で確認できる。
【０００５】
【考案の実施の形態】
空のペットボトルに水を入れ、本考案のキャップ３を閉めて車に載せておく。手を洗いたい時に専用の袋２に逆さまに入れて、バンタイプの車であれば後部ドアのダンパー（後のドアを支えているアーム）にフック１を引っ掛けて、後は下から出ているキャップ３の軸を押し上げると水が出てくるので、それで手を洗う。手を離すと水が止まるので必要な量だけ出せ、無駄水も少なく、ペットボトルは必要な量の入る大きさの物が選べ、入手も簡単である。一度使用後は、袋に入れたまま車内の邪魔にならない所へ引っ掛けておくか、正立にして載せておけば、次に使う時は引っ掛けるだけで使用できる。
【考案の効果】
上述の様に、本考案の手洗い用ペットボトルを車両に積んで置けば、一日に数件廻るサービスマンや工事をする人たちは、手が汚れたまま作業を続けたり、次のお客様に訪問する事がなくなり、イメージも良くなる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本考案の手洗い用ペットボトルの使用時における正面図。
【図２】本考案のキャップの分解図である。
【符号の説明】
１　Ｓ型フック
２　ネット状の袋
２ａ　上記２の袋の底にはキャップ部分が通るだけの穴があいている。
３　キャップ
３ａ　抜け止用リング
３ｂ　スプリングバネ
３ｃ　キャップ部
３ｄ　ゴムパッキング
３ｅ　軸つき弁

Claims (1)

1. 不要となったペットボトルを使用して、押すことにより開閉するキャップに取替え、ネット状の袋とフックで逆さまに吊るし、手で押し上げる事により水が出ることを特徴とする手洗い用水タンク

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