JP3098096U

JP3098096U - アイアンゴルフクラブ

Info

Publication number: JP3098096U
Application number: JP2003003034U
Authority: JP
Inventors: 李　嘉文
Original assignee: 李　嘉　文
Priority date: 2003-05-27
Filing date: 2003-05-27
Publication date: 2004-02-19
Anticipated expiration: 2009-05-27

Abstract

【課題】使用者個人に適正に合わせたウエイトを嵌合することで良い打球効果が得られるゴルフクラブアイアンを提供する。
【解決手段】アイアンヘッド１０の側面の上下端へそれぞれ上ウエイト１１および下ウエイト１２を嵌合し、更にヒール部へネジ孔１３を設け、該ネジ孔には若干の比重の異なるウエイト調整ネジ１４を螺着し、更に、該アイアンヘッドは金属材質であり、アイアンヘッドの側面の上端へ比重の小さい上ウエイトを嵌合し、下端へ比重の大きい下ウエイトを嵌合し、該ウエイト調整ネジは異なる比重値による金属製品であり、それにより使用者個人のフォーム、力、速度などの条件に合わせた適正な比重値のウエイト調整ネジをネジ孔へ螺着することにより使用者個人に合わせた良い打球効果を得る。
【選択図】　　　　図３

Description

【０００１】
【考案の属する技術分野】
本考案は重心の位置を使用者に合わせて変えるアイアンゴルフクラブに係り、とくに使用者の打球習慣に合わせてアイアンヘッドのヒール部へ適正なウエイト調整ネジを設け、アイアンヘッドの重心の位置を変えることにより良い打球効果を得るための構造に関わる。
【０００２】
【従来の技術】
従来のゴルフクラブは正確なショット角度、速度、力によって設計されており、また精確な計算により精密に製造されている。一方、使用者毎に力、速度、姿勢、グリップの持ち方は異なり、一般の使用者の打球時、常に起こりうるのがゴルフボールを左または右へと斜めに打ってしまう。（図１、２に示す）
上記のゴルフボールが左または右へと斜めに飛ぶのはボールの重心が偏っているか、又は重心の位置が適合していないためである。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】
しかし上述のような公知のものにおける欠点として、先ずアイアンヘッドの構造デザインまたはウエイトの配置方法などがあげられる。
そこで、アイアンヘッドのヒール部に適正なウエイト調整ネジを選択して設け、アイアンの重心の位置を変えるアイアンヘッドを提供する。
【０００４】
【課題を解決するための手段】
アイアンヘッド側面の上下端へそれぞれ上ウエイトおよび下ウエイトを嵌合し、更にヒール部へネジ孔を設け、該ネジ孔は若干の比重の異なるウエイト調整ネジを螺合し、更に、該アイアンヘッドは金属材質であり、アイアンヘッドの側面の上端へ比重値の小さい上ウエイトを嵌合し、下端へ比重値の大きい下ウエイトを嵌合し、該ウエイト調整ネジは異なる比重値による金属製品であり、それにより使用者個人のフォーム、力、速度などの条件により適正な比重値のウエイト調整ネジをネジ孔へ螺合する。
【０００５】
【考案実施の形態】
図３、４に示すように、アイアンヘッド１０の側面の上下端にそれぞれ上ウエイトおよび下ウエイトを嵌合し、更にヒール部へネジ孔１３を設け、該ネジ孔１３は若干の異なる比重値のウエイト調整ネジ１４により螺合し、
該アイアンヘッド１０は金属製品であり、例えば図４に示すように中心線Ｃは境界線とし、金属製品のアイアンヘッド１０の側面上端へ比重値の小さい上ウエイト１１を嵌合し、側面下端へ比重値の大きい下ウエイト１２を嵌合し、
例えば、錆びない鋼材質（比重約７．９）アイアンヘッド１０には、
上ウエイト１１はアルミニウム合金（比重約２．７５）、マグネシウム合金（比重約１．８）、チタン合金（比重約４．５）など、
下ウエイト１２はタングステンニッケル、タングステン銅合金（比重約７．９）など、
例えば、チタン合金（比重約４．５）のアイアンヘッド１０には
上ウエイト１１にアルミ合金、マグネシウム合金を嵌合し、
下ウエイト１２は錆びない鋼、タングステンニッケル、タングステン銅合金などを嵌合し、
該ウエイト調整ネジ１４はアルミニウム合金、チタン合金、錆びない鋼、タングステン合金、銅合金などの異なる比重値の金属製品である。
【０００６】
上記の構造のように、アイアンヘッド１０の側面上端へ比重値の小さい上ウエイト１１を嵌合し、下端へ比重値の大きい下ウエイト１２を嵌合し、アイアンヘッド１０の垂直方向の重心を下へ移し、安定性を増す。
特に使用者個人のフォーム、力、速度などの条件により、適正な比重値のウエイト調整ネジ１４をアイアンヘッド１０の側面ヒール部にあるネジ孔へ螺合し、アイアンヘッド１０の水平方向の重心位置を調整する。
例えば使用者がボールを打つ時、ボールが左方向へ飛んでしまう場合、比重値の小さいウエイト調整ネジ１４をネジ孔１３へ嵌合し、アイアンヘッド１０の水平方向の重心を調整し、ボールが飛ぶ方向を調整する。
反対にボールが右方向へ飛んでしまう場合、比重値の大きいウエイト調整ネジ１４をネジ孔１３へ嵌合する。
また別に、該ネジ孔１３は図５に示すように、アイアンヘッド１０側面のトゥ部へ設け、同様な効果を具有する。
以上により、本案における上ウエイト１１及び下ウエイト１２の嵌合を利用し、使用者の打球時のくせにより、適正なウエイト調整ネジ１４を螺合することにより、アイアンヘッド１０で打球するとき、良い打球効果を具有することとなる。
【０００７】
【考案の効果】
本考案によると、簡単な構造で良い打球効果を高める目的が達成された。
【図面の簡単な説明】
【図１】打球時にゴルフボールが左方向へ飛んでいく図である。
【図２】打球時にゴルフボールが右方向へ飛んでいく図である。
【図３】本考案における立体分解図である。
【図４】本考案における平面指示図である。
【図５】本考案におけるネジ位置のもう一つの実施例図である。
【符号の説明】
１０　　アイアンヘッド
１１　　上ウエイト
１２　　下ウエイト
１３　　ネジ孔
１４　　ウエイト調整ネジ

Claims

アイアンヘッドの側面上下へそれぞれ上ウエイトおよび下ウエイトを嵌合し、更にヒール部へネジ孔を設け、該ネジ孔へ若干の比重のことなるウエイト調整ネジを螺合し、その中、該アイアンヘッドは金属性の材質に係り、アイアンヘッドの側面上端へ比重値の小さい上ウエイトを嵌合し、アイアンヘッドの側面下端へ比重値の大きい下ウエイトを嵌合し、該数個の金属性のウエイト調整ネジは比重値がそれぞれ異なることを特徴とするアイアンゴルフクラブ。
また、前記ネジ孔をアイアンヘッド側面のトウへ設けることを特徴とする請求項１記載のアイアンゴルフクラブ。