JP3097256U - ロールペーパー支持装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】取り付ける壁面を傷つけたりすることなく、十分な支持力が得られ、紙をカットする場合に便利なロールペーパー支持装置を提供する。
【解決手段】本考案のロールペーパー支持装置は、背面板の両端に支持アームを形成し、かつ上端に吸盤連結部を形成した本体と、ロールペーパーに挿通させ、かつ該支持アームに緩挿して回動自在に設ける支持桿と、底面にガイド板が一体に形成され、かつ該ガイド板を設ける位置にカット部を形成し、該本体に回動自在に設けるカバーと、背面に螺着柱を有する吸盤と、該吸盤連結を圧迫して該吸盤に密接させるための締結部材とより構成する。
【選択図】 図1
【解決手段】本考案のロールペーパー支持装置は、背面板の両端に支持アームを形成し、かつ上端に吸盤連結部を形成した本体と、ロールペーパーに挿通させ、かつ該支持アームに緩挿して回動自在に設ける支持桿と、底面にガイド板が一体に形成され、かつ該ガイド板を設ける位置にカット部を形成し、該本体に回動自在に設けるカバーと、背面に螺着柱を有する吸盤と、該吸盤連結を圧迫して該吸盤に密接させるための締結部材とより構成する。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、ロールペーパーを支持し、ロールパーパーの紙を取り出して所要の長さに切断するためのロールペーパー支持装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のロールペーパー支持装置は、ロールペーパーに挿通させる支持桿と、該支持桿を支持する装置本体とによって構成するか、もしくは該装置本体にカバーを回動自在に設けてなり、壁面などに取り付けてロールペーパーの支持と、ロールペーパーを所要の長さだけ取り出して切断するために提供される。
【0003】
上述のロールペーパーの支持装置を壁面に取り付ける場合は、ボルトなどで本体を壁面に固定する。よって壁面を傷つけることになる。かかる欠点に鑑み、粘着テープで取り付けるものが考案された。但し、粘着テープは粘着力に限りがあり十分な支持が得られない。また、粘着材によって壁面を汚すことになる。そこで、吸盤を利用して取り付けるものが考案された。吸盤を利用した場合は壁面を傷つけたり、汚したりすることはないが、吸盤の吸着力では十分な支持が得られない。
【0004】
また、本体にカバーを設ける構造は、カバーの自由端の先端部をカット部として紙を切断する。但し。かかる構造は紙を切断する場合、カバーを押さえなければならないので、使用上不便である。
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、取り付ける壁面を傷つけたり、汚したりすることなく、且つ十分な支持力が得られるロールペーパー支持装置を提供することを課題とする。
【0005】
また、本考案は取り出した紙をカットする場合に便利なロールペーパー支持装置を提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
そこで、本考案者は、従来の技術に見られる欠点に鑑み鋭意研究を重ねた結果、2つの支持アームと吸盤連結部を具える本体と、ロールペーパーに挿通させ、かつ該支持アームに緩挿して回動自在に設ける支持桿と、底面にガイド板が一体に形成され、かつ該ガイド板を設ける位置にカット部を形成し、該本体に回動自在に設けるカバーと、吸盤と、及び該吸盤連結を圧迫して該吸盤に密接させるための締結部材とよりなるロールペーパー支持装置の構造によって課題を解決できる点に着眼し、かかる知見に基づいて本考案を完成させた。
【0007】
以下、本考案について具体的に説明する。
請求項1に記載するロールペーパー支持装置は、中心部に貫通孔を穿設した吸盤連結部を上端縁に少なくとも1つ以上一体に形成する背面板と、及び該背面板の両端縁にそれぞれ設けられ、かつ自由端の端縁部に近い位置に切欠き状の支持溝を形成した支持アームとよりなる本体と、外周に沿って凹状部を有する支持部を両端縁部にそれぞれ形成し、ロールペーパーに挿通させて該支持アームの支持溝内に着脱自在に緩挿する支持桿と、該本体の支持アームに回動自在に支持されるとともに、前端縁部には下方に向かって円弧線を描く円弧状部を形成し、かつ底面の該円弧状部に近い位置には、下方に向かって突起するガイド板を一体に形成し、該円弧状部に近い位置を刳り貫きカット部を形成するカバーと、背面に、該本体の背面板に形成する吸盤連結部を貫通する螺着柱を設ける吸盤と、該吸盤の螺着柱に螺合し、該吸盤連結部を圧迫して吸盤に密接させるための締結部材とよりなる。
【0008】
【考案の実施の形態】
本考案は、ロールペーパーを支持し、ロールパーパーの紙を取り出して所要の長さに切断するためのロールペーパー支持装置を提供するものであって、2つの支持アームと吸盤連結部を具える本体と、ロールペーパーに挿通させ、かつ該支持アームに緩挿して回動自在に設ける支持桿と、底面にガイド板が一体に形成され、かつ該ガイド板を設ける位置にカット部を形成し、該本体に回動自在に設けるカバーと、吸盤と、及び該吸盤連結を圧迫して該吸盤に密接させるための締結部材とより構成する。
かかるロールペーパー支持装置の構造と特徴を詳述するために、具体的な実施例を挙げ、図を参照して以下に説明する。
【0009】
【実施例】
図1、2に、本考案によるロールペーパー支持具を開示する。図面によれば、本考案は本体(1)と、支持桿(2)と、カバー(3)と、吸盤(4)と、締結部材(5)とよりロールペーパー支持具を構成する。本体(1)は前方に突出する2つの支持アーム(11)を有し、該支持アーム(11)の自由端の端縁部に近い位置に切欠き状の支持溝(12)をそれぞれ形成する。また、2つの支持アーム(11)を連結する背面板(13)の上端縁部には、中心部に貫通孔を穿設した吸盤連結部(14)を少なくとも1つ以上一体に形成する。さらに、2つの支持アーム(11)は、背面板(13)側の上端縁部の対向する位置にそれぞれ貫通孔(15)を穿設する。
【0010】
支持桿(2)は両端縁部には、外周に沿って凹状部を有する支持部(21)をそれぞれ形成する。
【0011】
カバー(3)は両側面の後端縁部に突起状の支持軸(31)をそれぞれ一体に形成し、前端縁部は下方に向かって円弧線を描く円弧状部(32)を形成する。また、底面の該円弧状部(32)に近い位置には、下方に向かって突起するガイド板(33)を一体に形成するとともに、カバー(3)の円弧状部(32)に近い位置を刳り貫いた、カット部(34)を形成する。
【0012】
吸盤(4)は背面に螺刻した螺着柱(41)を設ける。
【0013】
上述の部材を組み立てる場合は、カバー(3)の支持軸(31)を本体(1)の支持アーム(11)に穿設した貫通孔(15)に挿通させて、カバー(3)を本体(1)に回動自在に支持するとともに、吸盤(4)の螺着柱(41)を本体(1)の吸盤連結部(14)の貫通孔に挿通させて締結部材(5)を螺合させる。さらに、支持桿(2)の両端端縁部の支持部(21)を支持アーム(11)の支持溝(12)内に緩挿して支持桿(2)を本体(1)に着脱自在に設ける。
【0014】
以上の構造によるロールペーパー支持装置を壁面などに取り付ける場合は、図3、4に開示するように吸盤(4)を取り付け面(6)に圧接し、締結部材(5)を回転させて吸盤連結部(14)を吸盤(4)に密接させて圧迫すると、吸盤(4)内の空間が略真空状態となり、かつ本体(1)の背面板(13)が取り付け面(6)に密接して、本体(1)全体に好ましい支持力が与えられる。即ち、吸盤(4)によって取り付け面(6)を傷つけることなく取り付けるとともに、吸盤連結部(14)と締結部材(5)とによって吸盤(4)の吸引力を補強し、さらに本体(1)の背面板(13)を取り付け面(6)に密接させて装置全体の安定した支持を得る。
【0015】
図5、6に開示するように、本考案によるロールペーパー支持装置を使用する場合は、ロールペーパー(7)に支持桿(2)を挿通させて本体(1)の両支持アーム(11)に回動自在に支持する。ロールペーパー(7)の紙を送り出す方向は、図5に開示するように紙の巻き取り方向の逆方向にロールペーパー(7)が回転するようにしてもよく、もしくは図6に開示するように、紙の巻き取り方向に沿ってロールペーパー(7)が回転するようにしてもよい。
【0016】
またロールペーパー(7)から送り出される紙の先端部(71)は、カバー(3)のガイド板(33)に沿ってカバー(3)を貫通して上方に至り、カット部(34)上を通過して円弧状部(32)に沿ってロールペーパー支持装置外部下方に至る。よって、ロールペーパー(7)の紙を所要する長さだけ取り出した後、紙の先端部(71)をやや斜め横方向に引くと、カット部(34)において切断される。この場合、カバー(3)を上から押圧する力が発生するため、紙を切断する毎にカバー(3)を押さえる必要がない。
【0017】
以上は、本考案の好ましい実施例であって、本考案の実施の範囲を限定するものではない。よって、当業者のなし得る修正、もしくは変更であって、本考案の精神の下においてなされ、本考案と同等の効果を有するものは、いずれも本考案の実用新案登録請求の範囲に属するものとする。
【0018】
【考案の効果】
本考案によるロールペーパー支持装置は、吸盤を利用して壁面などに取り付けるため、壁面を傷つけたり、汚したりすることなく、且つ吸盤連結部が吸盤に密着して圧迫することによって十分な支持力が得られるとともに、本体の背面が壁面に密接して安定した支持が得られる効果を有する。
【0019】
また、本考案によるロールペーパー支持装置は、取り出した紙をカットする場合に、紙の一端がカバーを通過して、カバー前端に形成した円弧状部の上面に沿って装置外部下方に至り、紙を切断する場合にカバーを押さえる力が発生する。よって、紙を切断する場合カバーを手で押さえる必要がなく、使用上便利であって、実用性を具える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案によるロールペーパー支持装置の分解図である
【図2】図1に開示するロールペーパー支持装置の外観を表わす斜視図である
【図3】図1に開示するロールペーパー支持装置を壁面に取り付ける動作を表わす説明図である。
【図4】図1に開示するロールペーパー支持装置にロールペーパーを設ける動作を表わす説明図である。
【図5】ロールペーパーの紙を取り出す場合の動作を表わす説明図である。
【図6】図5の開示と逆方向に設けたロールペーパーの紙を取り出す場合の動作を表わす説明図である。
【符号の説明】
1 本体
11 支持アーム
12 支持溝
13 背面板
14 吸盤連結部
15 貫通孔
2 支持桿
21 支持部
3 カバー
31 支持軸
32 円弧状部
33 ガイド板
34 カット部
4 吸盤
41 螺着柱
5 締結部材
6 取り付け面
7 ロールペーパー
71 紙の先端
【考案の属する技術分野】
本考案は、ロールペーパーを支持し、ロールパーパーの紙を取り出して所要の長さに切断するためのロールペーパー支持装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のロールペーパー支持装置は、ロールペーパーに挿通させる支持桿と、該支持桿を支持する装置本体とによって構成するか、もしくは該装置本体にカバーを回動自在に設けてなり、壁面などに取り付けてロールペーパーの支持と、ロールペーパーを所要の長さだけ取り出して切断するために提供される。
【0003】
上述のロールペーパーの支持装置を壁面に取り付ける場合は、ボルトなどで本体を壁面に固定する。よって壁面を傷つけることになる。かかる欠点に鑑み、粘着テープで取り付けるものが考案された。但し、粘着テープは粘着力に限りがあり十分な支持が得られない。また、粘着材によって壁面を汚すことになる。そこで、吸盤を利用して取り付けるものが考案された。吸盤を利用した場合は壁面を傷つけたり、汚したりすることはないが、吸盤の吸着力では十分な支持が得られない。
【0004】
また、本体にカバーを設ける構造は、カバーの自由端の先端部をカット部として紙を切断する。但し。かかる構造は紙を切断する場合、カバーを押さえなければならないので、使用上不便である。
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、取り付ける壁面を傷つけたり、汚したりすることなく、且つ十分な支持力が得られるロールペーパー支持装置を提供することを課題とする。
【0005】
また、本考案は取り出した紙をカットする場合に便利なロールペーパー支持装置を提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
そこで、本考案者は、従来の技術に見られる欠点に鑑み鋭意研究を重ねた結果、2つの支持アームと吸盤連結部を具える本体と、ロールペーパーに挿通させ、かつ該支持アームに緩挿して回動自在に設ける支持桿と、底面にガイド板が一体に形成され、かつ該ガイド板を設ける位置にカット部を形成し、該本体に回動自在に設けるカバーと、吸盤と、及び該吸盤連結を圧迫して該吸盤に密接させるための締結部材とよりなるロールペーパー支持装置の構造によって課題を解決できる点に着眼し、かかる知見に基づいて本考案を完成させた。
【0007】
以下、本考案について具体的に説明する。
請求項1に記載するロールペーパー支持装置は、中心部に貫通孔を穿設した吸盤連結部を上端縁に少なくとも1つ以上一体に形成する背面板と、及び該背面板の両端縁にそれぞれ設けられ、かつ自由端の端縁部に近い位置に切欠き状の支持溝を形成した支持アームとよりなる本体と、外周に沿って凹状部を有する支持部を両端縁部にそれぞれ形成し、ロールペーパーに挿通させて該支持アームの支持溝内に着脱自在に緩挿する支持桿と、該本体の支持アームに回動自在に支持されるとともに、前端縁部には下方に向かって円弧線を描く円弧状部を形成し、かつ底面の該円弧状部に近い位置には、下方に向かって突起するガイド板を一体に形成し、該円弧状部に近い位置を刳り貫きカット部を形成するカバーと、背面に、該本体の背面板に形成する吸盤連結部を貫通する螺着柱を設ける吸盤と、該吸盤の螺着柱に螺合し、該吸盤連結部を圧迫して吸盤に密接させるための締結部材とよりなる。
【0008】
【考案の実施の形態】
本考案は、ロールペーパーを支持し、ロールパーパーの紙を取り出して所要の長さに切断するためのロールペーパー支持装置を提供するものであって、2つの支持アームと吸盤連結部を具える本体と、ロールペーパーに挿通させ、かつ該支持アームに緩挿して回動自在に設ける支持桿と、底面にガイド板が一体に形成され、かつ該ガイド板を設ける位置にカット部を形成し、該本体に回動自在に設けるカバーと、吸盤と、及び該吸盤連結を圧迫して該吸盤に密接させるための締結部材とより構成する。
かかるロールペーパー支持装置の構造と特徴を詳述するために、具体的な実施例を挙げ、図を参照して以下に説明する。
【0009】
【実施例】
図1、2に、本考案によるロールペーパー支持具を開示する。図面によれば、本考案は本体(1)と、支持桿(2)と、カバー(3)と、吸盤(4)と、締結部材(5)とよりロールペーパー支持具を構成する。本体(1)は前方に突出する2つの支持アーム(11)を有し、該支持アーム(11)の自由端の端縁部に近い位置に切欠き状の支持溝(12)をそれぞれ形成する。また、2つの支持アーム(11)を連結する背面板(13)の上端縁部には、中心部に貫通孔を穿設した吸盤連結部(14)を少なくとも1つ以上一体に形成する。さらに、2つの支持アーム(11)は、背面板(13)側の上端縁部の対向する位置にそれぞれ貫通孔(15)を穿設する。
【0010】
支持桿(2)は両端縁部には、外周に沿って凹状部を有する支持部(21)をそれぞれ形成する。
【0011】
カバー(3)は両側面の後端縁部に突起状の支持軸(31)をそれぞれ一体に形成し、前端縁部は下方に向かって円弧線を描く円弧状部(32)を形成する。また、底面の該円弧状部(32)に近い位置には、下方に向かって突起するガイド板(33)を一体に形成するとともに、カバー(3)の円弧状部(32)に近い位置を刳り貫いた、カット部(34)を形成する。
【0012】
吸盤(4)は背面に螺刻した螺着柱(41)を設ける。
【0013】
上述の部材を組み立てる場合は、カバー(3)の支持軸(31)を本体(1)の支持アーム(11)に穿設した貫通孔(15)に挿通させて、カバー(3)を本体(1)に回動自在に支持するとともに、吸盤(4)の螺着柱(41)を本体(1)の吸盤連結部(14)の貫通孔に挿通させて締結部材(5)を螺合させる。さらに、支持桿(2)の両端端縁部の支持部(21)を支持アーム(11)の支持溝(12)内に緩挿して支持桿(2)を本体(1)に着脱自在に設ける。
【0014】
以上の構造によるロールペーパー支持装置を壁面などに取り付ける場合は、図3、4に開示するように吸盤(4)を取り付け面(6)に圧接し、締結部材(5)を回転させて吸盤連結部(14)を吸盤(4)に密接させて圧迫すると、吸盤(4)内の空間が略真空状態となり、かつ本体(1)の背面板(13)が取り付け面(6)に密接して、本体(1)全体に好ましい支持力が与えられる。即ち、吸盤(4)によって取り付け面(6)を傷つけることなく取り付けるとともに、吸盤連結部(14)と締結部材(5)とによって吸盤(4)の吸引力を補強し、さらに本体(1)の背面板(13)を取り付け面(6)に密接させて装置全体の安定した支持を得る。
【0015】
図5、6に開示するように、本考案によるロールペーパー支持装置を使用する場合は、ロールペーパー(7)に支持桿(2)を挿通させて本体(1)の両支持アーム(11)に回動自在に支持する。ロールペーパー(7)の紙を送り出す方向は、図5に開示するように紙の巻き取り方向の逆方向にロールペーパー(7)が回転するようにしてもよく、もしくは図6に開示するように、紙の巻き取り方向に沿ってロールペーパー(7)が回転するようにしてもよい。
【0016】
またロールペーパー(7)から送り出される紙の先端部(71)は、カバー(3)のガイド板(33)に沿ってカバー(3)を貫通して上方に至り、カット部(34)上を通過して円弧状部(32)に沿ってロールペーパー支持装置外部下方に至る。よって、ロールペーパー(7)の紙を所要する長さだけ取り出した後、紙の先端部(71)をやや斜め横方向に引くと、カット部(34)において切断される。この場合、カバー(3)を上から押圧する力が発生するため、紙を切断する毎にカバー(3)を押さえる必要がない。
【0017】
以上は、本考案の好ましい実施例であって、本考案の実施の範囲を限定するものではない。よって、当業者のなし得る修正、もしくは変更であって、本考案の精神の下においてなされ、本考案と同等の効果を有するものは、いずれも本考案の実用新案登録請求の範囲に属するものとする。
【0018】
【考案の効果】
本考案によるロールペーパー支持装置は、吸盤を利用して壁面などに取り付けるため、壁面を傷つけたり、汚したりすることなく、且つ吸盤連結部が吸盤に密着して圧迫することによって十分な支持力が得られるとともに、本体の背面が壁面に密接して安定した支持が得られる効果を有する。
【0019】
また、本考案によるロールペーパー支持装置は、取り出した紙をカットする場合に、紙の一端がカバーを通過して、カバー前端に形成した円弧状部の上面に沿って装置外部下方に至り、紙を切断する場合にカバーを押さえる力が発生する。よって、紙を切断する場合カバーを手で押さえる必要がなく、使用上便利であって、実用性を具える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案によるロールペーパー支持装置の分解図である
【図2】図1に開示するロールペーパー支持装置の外観を表わす斜視図である
【図3】図1に開示するロールペーパー支持装置を壁面に取り付ける動作を表わす説明図である。
【図4】図1に開示するロールペーパー支持装置にロールペーパーを設ける動作を表わす説明図である。
【図5】ロールペーパーの紙を取り出す場合の動作を表わす説明図である。
【図6】図5の開示と逆方向に設けたロールペーパーの紙を取り出す場合の動作を表わす説明図である。
【符号の説明】
1 本体
11 支持アーム
12 支持溝
13 背面板
14 吸盤連結部
15 貫通孔
2 支持桿
21 支持部
3 カバー
31 支持軸
32 円弧状部
33 ガイド板
34 カット部
4 吸盤
41 螺着柱
5 締結部材
6 取り付け面
7 ロールペーパー
71 紙の先端
Claims (1)
- 中心部に貫通孔を穿設した吸盤連結部を上端縁に少なくとも1つ以上一体に形成する背面板と、該背面板の両端縁にそれぞれ設けられ、かつ自由端の端縁部に近い位置に切欠き状の支持溝を形成した支持アームとよりなる本体と、
外周に沿って凹状部を有する支持部を両端縁部にそれぞれ形成し、ロールペーパーに挿通させて該支持アームの支持溝内に着脱自在に緩挿する支持桿と、
該本体の支持アームに回動自在に支持されるとともに、前端縁部には下方に向かって円弧線を描く円弧状部を形成し、かつ底面の該円弧状部に近い位置には、下方に向かって突起するガイド板を一体に形成し、該円弧状部に近い位置を刳り貫いたカット部を形成するカバーと、
背面に、該本体の背面板に形成する吸盤連結部を貫通する螺着柱を設ける吸盤と、
該吸盤の螺着柱に螺合し、該吸盤連結部を圧迫して吸盤に密接させるための締結部材とよりなることを特徴とする、ロールペーパー支持装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003002132U JP3097256U (ja) | 2003-04-17 | 2003-04-17 | ロールペーパー支持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003002132U JP3097256U (ja) | 2003-04-17 | 2003-04-17 | ロールペーパー支持装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3097256U true JP3097256U (ja) | 2004-01-22 |
Family
ID=43251074
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003002132U Expired - Fee Related JP3097256U (ja) | 2003-04-17 | 2003-04-17 | ロールペーパー支持装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3097256U (ja) |
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2003
- 2003-04-17 JP JP2003002132U patent/JP3097256U/ja not_active Expired - Fee Related
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |