【０００１】
【考案の属する技術分野】
本考案は、自力での移動、運動が容易でない為、運動不足による健康上の諸障害の発生が危惧される車椅子生活者の運動不足により惹起される内臓諸器官の劣化、老化、疾病その他の諸症状の発生の予防、回復の為の内臓機能活性化に係わるものであり、前記諸症状の発生の原因となる内臓運動の不足、欠落を改善する為、骨格系、筋肉系の組成構造上、内臓機能の活動に密接に連携する足に対し一定のリズムで反復して傾斜、復元による押圧、解圧の操作を行って、足関節の屈曲運動を一定時間継続的に行うことにより、内臓諸器官に適度の刺激とショックを与える効果を持つ、車椅子生活者の内臓諸器官の機能の活性化を図る為の機器を取り付けた車椅子に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
中高年令者等運動不足に陥り勝ちな者の保健、体力維持を図る手段として一般にジョギングやウォーキング等足を動かす運動が医師等により推奨されているが、これは足の運動が単に足の筋肉や機能を強化するだけでなく、人体の各臓器、各器官にも適度の運動と刺激を与え、臓器、器官の劣化、老化を防いで、体全体の自然治癒能力を高める効果があることが立証されている為である。
この足を動かす運動の最も主体的な活動をなすものは足関節の動きであり、足関節の動きが構造的にこれに繋がる脚部、腰部、腹部、胸部等の骨格系、筋肉系の動きとなって、これが、これらに内蔵される各臓器、各器官に運動と刺激とを与える効果をもたらすものであるから、自力でジョギングやウォーキングなどの運動ができなくなった者や、寝たきりの病弱者等体力的に運動の不足又は不能な者に対しても同様の効果を生む手段を講ずることは、体力的弱者の保健上極めて望まれるところである。
それに応える方法として、これらの者を仰臥させて上向する足を他力によって押圧、解圧し足関節の屈曲運動を反復して行う施術が医師等の人力によって行われてきたが、これを機器により実施することが考案され、平成１３年８月２８日実用新案登録願第２００１−００６４１７を以て出願され、平成１４年３月６日登録第３０８６００８号を以て内臓機能活性化運動機として登録されたところである。
しかし乍ら、この内臓機能活性化運動機は床上に置くマット又はベットの架台上に設置されるように設計されているので、利用者はその設置場所まで体を運ばなければならず、車椅子生活者の場合は自力歩行が困難な場合が多く、他力の介助が得られる場合の他、自力だけでは十分これを利用することが出来ないという問題点があった。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】
本校案が解決しようとする課題は、車椅子生活者が他力の介助を受けず、車椅子に座乗した状態のままで内臓諸臓器、諸器官の働きを活性化させることに効果のある内臓機能活性化運動を独力、自力で行うことができる内臓機能活性化運動機付き車椅子を提供することにある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成する為に、本考案における内臓機能活性化運動機付き車椅子は、背もたれ部１を概ね水平状に倒し、且つ、下腿台Ａを概ね水平状に設定して座乗者を仰臥状態にすることができるリクライニング構造の車椅子の下腿台Ａの基底枠フレーム５の上端部に、ピストンシャフト７を有するクランク機構Ｂを回転軸１８に取り付けたギアモートル６を、また、下端部に傾斜、復元可能に運動する足置台３を設置し、ピストンシャフト７の先端を足置台３の基部中央に設けた軸受具９に固着して、ギアモートル６の稼動によって起きるクランク運動に連動するピストンシャフト６のピストン運動により、足置台３が傾斜、復元運動を反復して行い、仰臥した車椅子座乗者の上向する足への押圧、解圧を繰り返して足関節の屈曲運動を一定時間継続的に行うことが出来るようにしたものである。
【０００５】
座台２に対する設定角度を概ね水平状を限度に自在に調整できる下腿台Ａの骨組みを構成する基底枠フレーム５の上部横フレームに保持具１５を固着し、これにクランク機構Ｂを回転軸１８に取り付けた小型のギアモートル６が回転軸１８を横向きにして取り付けられている。ギアモートル６は、座台に設けられたスイッチ１０の操作により起動、停止を行うようになっているが、これには自動スイッチ付きタイマーが取り付けられ、利用者の身体的状況に応じて運転時間を調整出来るようになっている。また、クランク運動に連動するピストンシャフト７のピストン運動の速度についても、これをコントロールするインバーターを取り付けることにより調整することが出来る。
【０００６】
クランク機構Ｂは、ギアモートル６の回転軸１８に取り付けられた図示されない複数の螺子孔を設けたクランク盤１６と、この螺子孔に螺着してクランク盤に結合される螺子桿１９に滑動自在に嵌合されたクランク棒１７とからなり、クランク棒１７の先端はピストンシャフト７に固着されている。
【０００７】
クランク盤１６に複数の螺子孔を設けることにより、クランク棒１７を螺子桿１９により螺着してクランク盤１６に取り付けるに当たり、クランク盤の中心より遠近自在の位置に取り付けることが出来る。則ち、クランク盤の中心より遠い位置に取り付ける程クランク棒の回転巾が大きくなるので、ピストンシャフトの運動に連動する軸受具９の運動によって生じる足置台３の運動巾が大きくなり、中心に近い程その運動が小さくなるので、これにより利用者の身体的状況に応じ足置台３の傾斜、復元による足への押圧力の強弱を調整することができる。
【０００８】
【考案の実施の形態】
考案の実施の形態について図面を参照して説明する。
図１，図２において、車椅子は、背もたれ部１及び下腿台Ａが概ね水平を限度として任意の角度に設定できるリクライニング構造であり、座台巾５０センチメートル前後、前座高５０〜６０センチメートル程のものであって、後輪に附属されるブレーキによって不動に静止することが出来る。座乗者は背もたれ部１及び下腿台Ａを概ね水平状に設定して仰臥状になり上向する足を足置台に密着させ、自動スイッチ付きタイマーによって稼働時間をセットした後スイッチにより入力してギアモートル６を稼動すれば、これに連結されたクランク機構Ｂ、ピストンシャフト７，足置台３の軸受具９が連動し、足置台３の前傾、復元による足への押圧、解圧運動となって、足関節の屈曲運動が行われ内臓機能を活性化する運動を反復して自動スイッチタイマーによりセットされた時間、継続的に行うことができる。
【０００９】
図３，図４は、下腿台Ａの床面をはずし足置台３を傾斜、復元運動させる機能の構造を示す構成図であり、図３は斜視図、図４は平面図である。
下腿台Ａの骨組みを構成する基底枠フレーム５の上部横フレームに保持具１５を固着し、これに小型のギアモートル６を回転軸１８を横向きにして取り付け、保持具１５の軸穴から突出する回転軸１８にクランク機構Ｂが取り付けられている。
【００１０】
クランク機構Ｂは、図示されない複数の螺子孔を有するクランク盤１６と、螺子桿によりこれに螺着されるクランク棒１７とからなり、クランク棒１７はピストンシャフト７に連結され、ピストンシャフト７はその運動の安定を保持する為に設けられた軸受８を介して足置台３の軸受具９に固着されている。
【００１１】
ギアモートル６は、図示されないコードにより自動スイッチ付きタイマーに結続され、座台２に設けられたスイッチ１０への座乗者の入力により稼動するようになっている。
【００１２】
下腿台Ａは、横幅が座台と同様で５０センチメートル程であり小型のギアモートルにクランク機構を取り付けた場合、その全長は概ね２０〜３０センチメートルとなるので、クランク棒を下腿台基底枠フレーム５の中心位置に設定することが可能であるから、ピストンシャフト７は足置台の軸受具９に垂直に固着することが出来る。また、下腿台Ａの縦巾は、概ね５０〜６０センチメートルであるからピストンシャフト７が足置台の軸受具９との間においてピストン運動を行うに十分な距離を保って設定することが出来る。
【００１３】
足置台３は、台の基部を屈折可能にし、必要に応じてこれを上へはね上げて座乗に際しこれが妨げにならないように設定することが出来る。
【００１４】
【考案の効果】
本校案は、上述のとおり構成されているので、次に記載する効果を奏する。
【００１５】
運動の不足、不能は単に運動機能の低下や筋肉の劣化に留まらず、内臓機能の劣化、老化をきたし、健康の悪化に繋がることは明白であり、これを改善する手段として高年齢者や体力的弱者についても人力又は機械力の助力によって適度の運動ができる方途が考えられてきているが、自力で移動したり、思うままに運動を実践できない車椅子生活者には有効な手段が講ぜられていない。
【００１６】
本校案によれば、車椅子生活者が車椅子の背もたれ部と下腿台とを水平状態に設定し、仰臥したまま健康の維持、回復に繋がる内臓機能の活性化に効果のある足関節の屈曲運動を、継続時間、運動の強弱を調整できる機能を持つ機器をもって自力で起動操作して行うことができるので、身体不自由な車椅子生活者が他力の介助を待たず任意に内臓機能を活性化し、その劣化、老化等の回復、予防に効果のある足関節屈曲運動を反復、継続して行うことが出来るようになる。
【図面の簡単な説明】
【図１】内臓機能活性化運動機の一部切裁斜視図である。
【図２】座乗者に適用した状態の実施例を示す側面図である。
【図３】下腿台の床面をはずし、足置台を傾斜、復元運動させる機能の構造を示す斜視図である。
【図４】下腿台の床面をはずし、足置台を傾斜、復元運動させる機能の構造を示す平面図である。
【符号の説明】
Ａ 下腿台
Ｂ クランク機構
１ 背もたれ部
２ 座台
３ 足置台
４ 肘かけ
５ 基底枠フレーム
６ ギアモートル
７ ピストンシャフト
８ 軸受け
９ 軸受具
１０ スイッチ
１１ 介護用ハンドル
１２ ブレーキバー
１３ 前輪
１４ 後輪
１５ 保持具
１６ クランク盤
１７ クランク棒
１８ 回転軸
１９ 螺子桿[0001]
[Technical field to which the invention belongs]
In the present invention, since it is not easy to move and exercise on its own, various problems such as deterioration of visceral organs, aging, illness, etc. caused by insufficient exercise of wheelchair dwellers who are feared that various health problems may occur due to lack of exercise. Prevention of symptoms, related to the activation of visceral functions for recovery, deficiency of visceral movements that cause the occurrence of the various symptoms, to improve the lack, skeletal system, on the structural structure of the muscular system, By repeatedly performing tilting, restoring pressing and decompression operations on the feet that closely cooperate with the activities of internal organs with a certain rhythm, and continuously performing the flexion movement of the ankle joint for a certain period of time, The present invention relates to a wheelchair equipped with a device for activating the functions of various internal organs of a wheelchair user, which has an effect of giving appropriate stimulation and shock to the organ.
[0002]
[Prior art]
In general, doctors and others recommend jogging and walking exercises as a means of maintaining the health and physical strength of those who are likely to fall short of exercise such as middle-aged and elderly people. In addition to strengthening the function, it is proved that it exerts moderate exercise and stimulation on each organ and organ of the human body, prevents organs and organs from deteriorating and aging, and enhances the natural healing ability of the whole body Because it is.
The most prominent activity of this leg movement is the movement of the ankle joint, and the movement of the ankle joint structurally leads to this movement of the skeletal and muscular systems such as the legs, waist, abdomen, and chest. Therefore, since this has the effect of giving exercise and stimulation to each organ contained in these, each organ, those who can not exercise by themselves, such as jogging and walking, and those who are bedridden It is highly desirable in the health of physically handicapped to take measures to produce the same effect even for those who are physically unable or unable to exercise.
As a method of responding to this, a procedure in which these persons are supine and the upwardly directed foot is pressed and decompressed by another force and the ankle joint is flexed repeatedly has been performed manually by a doctor or the like. Was filed on August 28, 2001 with the application for registration of utility model No. 2001-006417, and registered on March 6, 2002 with the registration No. 3086008 as a visceral function activating exercise machine. is there.
However, since this internal organ function activating machine is designed to be set on a mat or bed frame placed on the floor, the user has to carry his / her body to the place where it is set, and it is necessary to use a wheelchair. In many cases, walking by themselves is difficult, and there is a problem that, in addition to the case where assistance by other powers can be obtained, it is not possible to use this by itself.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
The problem to be solved by this school plan is that the internal organs function that is effective in activating the internal organs and the functions of the internal organs while the wheelchair user is sitting in the wheelchair without the help of other powers An object of the present invention is to provide a wheelchair with a built-in function activating exercise machine that can perform an activating exercise on its own and on its own.
[0004]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, the wheelchair with a built-in function activating exercise machine according to the present invention is configured such that the backrest 1 is tilted substantially horizontally, and the lower leg table A is set substantially horizontal, and the occupant is supine. A gear motor 6 in which a crank mechanism B having a piston shaft 7 is attached to a rotating shaft 18 is provided at the upper end of a base frame 5 of a lower leg A of a wheelchair having a reclining structure that can be brought into a state. The footrest 3 which moves in a restorable manner is installed, and the tip of the piston shaft 7 is fixed to a bearing 9 provided at the center of the base of the footrest 3, and the piston shaft 6 is linked to the crank motion caused by the operation of the gear motor 6. Due to the piston motion, the footrest 3 repeatedly performs a tilting and restoring motion, and repeatedly presses and depresses the upward leg of the occupant in a supine wheelchair to reduce the bending motion of the ankle joint. It is that to be able to be carried out in the time continuously.
[0005]
A holder 15 is fixed to an upper horizontal frame of a base frame 5 constituting a frame of a lower leg base A in which a set angle with respect to the seat 2 can be freely adjusted to a substantially horizontal state as a limit. The small gear motor 6 is mounted with the rotating shaft 18 oriented sideways. The gear motor 6 is started and stopped by the operation of a switch 10 provided on a seat, and a timer with an automatic switch is attached to the gear motor 6, and a driving time is set according to a physical condition of a user. It can be adjusted. Also, the speed of the piston movement of the piston shaft 7 linked to the crank movement can be adjusted by installing an inverter for controlling the movement.
[0006]
The crank mechanism B is slidably mounted on a crank disk 16 provided with a plurality of screw holes (not shown) attached to a rotating shaft 18 of the gear motor 6 and a screw rod 19 screwed into the screw holes and coupled to the crank disk. The front end of the crank rod 17 is fixed to the piston shaft 7.
[0007]
By providing a plurality of screw holes in the crank disc 16, when the crank rod 17 is screwed by the screw rod 19 and mounted on the crank disc 16, the crank rod 17 can be mounted at a position that can be freely moved from the center of the crank disc. That is, since the rotation width of the crank rod increases as the position thereof is farther from the center of the crankboard, the movement width of the footrest 3 caused by the movement of the bearing 9 in conjunction with the movement of the piston shaft increases, and the movement width of the footrest 3 is closer to the center. As the movement becomes smaller, the inclination of the footrest 3 and the strength of the pressing force on the foot due to the restoration can be adjusted according to the physical condition of the user.
[0008]
[Embodiment of the invention]
An embodiment of the invention will be described with reference to the drawings.
In FIG. 1 and FIG. 2, the wheelchair has a reclining structure in which the backrest 1 and the lower leg A can be set at any angle within a substantially horizontal limit, and the seat width is about 50 cm and the front seat height is about 50 to 60 cm. Which can be immobilized by a brake attached to the rear wheel. The seat occupant sets the backrest 1 and the lower leg table A in a substantially horizontal state, puts the patient in a supine position, and adheres the upward-facing foot to the footrest. When the gear motor 6 is operated, the crank mechanism B, the piston shaft 7 and the bearing 9 of the footrest 3 connected to the gearmotor 6 are interlocked, and the footrest 3 is tilted forward and pressed against the foot by restoring, and the pressure is released. Therefore, the flexion exercise of the ankle joint is performed, and the exercise for activating the internal organ function can be repeatedly performed continuously for the time set by the automatic switch timer.
[0009]
3 and 4 are configuration diagrams showing a structure of a function of removing the floor surface of the lower leg A and tilting and restoring the footrest 3, and FIG. 3 is a perspective view and FIG. 4 is a plan view.
The holder 15 is fixed to the upper horizontal frame of the base frame 5 constituting the framework of the lower leg stand A, and the small gear motor 6 is attached to the holder with the rotating shaft 18 in the horizontal direction. A crank mechanism B is attached to the shaft 18.
[0010]
The crank mechanism B includes a crank disk 16 having a plurality of screw holes (not shown), and a crank rod 17 screwed to the screw disk with a screw rod. The crank rod 17 is connected to the piston shaft 7, and the piston shaft 7 It is fixed to the bearing 9 of the footrest 3 via a bearing 8 provided for maintaining the stability of the movement.
[0011]
The gear motor 6 is connected to a timer with an automatic switch by a code (not shown), and is operated by an occupant input to a switch 10 provided on the seat 2.
[0012]
The lower leg base A has a width similar to that of the seat table and is about 50 cm, and when the crank mechanism is mounted on a small gear motor, the total length thereof is approximately 20 to 30 cm. 5, the piston shaft 7 can be fixed vertically to the bearing 9 of the footrest. In addition, since the vertical width of the lower leg A is approximately 50 to 60 cm, the piston shaft 7 can be set with a sufficient distance between the piston shaft 7 and the bearing 9 of the footrest to perform the piston movement.
[0013]
The footrest 3 can be set so that the base of the platform can be bent, and if necessary, can be flipped up so as not to disturb the seating.
[0014]
[Effect of the invention]
Since the school plan is configured as described above, the following effects are obtained.
[0015]
It is clear that lack of exercise or impairment does not merely result in deterioration of motor function and muscle deterioration, but also deterioration of internal organs and aging, leading to deterioration of health. People with poor mobility have been considered to be able to exercise moderately with the help of human or mechanical power.However, effective measures have been taken for wheelchair users who cannot move on their own or practice as they wish. Absent.
[0016]
According to the school's proposal, wheelchair users set the backrest and lower leg of the wheelchair in a horizontal state, and perform flexion movements of the ankle joint, which is effective for activating internal organs which leads to maintenance and recovery of health while lying down. , The duration and the ability to adjust the intensity of exercise can be controlled by self-starting, so that wheelchair users with physical disabilities can activate their internal organs arbitrarily without waiting for assistance from other powers, It becomes possible to repeatedly and continuously perform an ankle flexion exercise that is effective for recovery and prevention of deterioration and aging.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a partially cutaway perspective view of an internal organ function activating exercise machine.
FIG. 2 is a side view showing an embodiment applied to a occupant.
FIG. 3 is a perspective view showing a structure of a function of removing a floor surface of a lower leg base and tilting and restoring a footrest.
FIG. 4 is a plan view showing a structure of a function of removing a floor surface of a lower leg and tilting and restoring a footrest;
[Explanation of symbols]
Reference Signs List A Lower leg base B Crank mechanism 1 Backrest 2 Seat 3 Footrest 4 Armrest 5 Base frame 6 Gear motor 7 Piston shaft 8 Bearing 9 Bearing 10 Switch 11 Care handle 12 Brake bar 13 Front wheel 14 Rear wheel 15 Holder 16 Crank board 17 Crank rod 18 Rotary shaft 19 Screw rod
