JP3096649U - 警報音自動可変機能付き医療機器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 この考案は警報音自動可変機能付き医療機器
に関するものである。 【解決手段】 周囲の音を検出する装置１、検出した音
に対し、適正な警報音に設定する回路２、結果を報鳴す
る回路４を医療機器内部に装備する。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案に属する技術分野】

この考案は、医療機器を使う環境下での、警報などのメッセージに関する ものである。

【０００２】

【従来の技術】

現在、医療機器の警報音量等は規格により規定されている。緊急を要する 警報や緊急を要しない警報など様々であるが、規格により音量が画一化され ているものがほとんどである。なかには音量可変できるものもあるが、設定 された音量でしか報鳴できない。医療機器を使う環境下では、使用す場所や 時間帯により環境音量が変化する。うるさい環境下でも聞こえるレベルに音 量を合わせた場合、夜間の静かな時間帯に報鳴すれば患者の安眠を妨げる。 また、夜間に適正な音量に合わせれば、昼間の騒音が大きいとき警報を聞 き逃すこともある。 これらも危険であるが最も危険なことは、作業中の警報音がうるさいと警 報回路を切ったままで、作業後に警報回路を入れ忘れたため重大な事故につ ながった事例も多々ある。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

本考案は、その欠点を除いて、医療機器を使用する環境下で、環境音が変 化しても、自動で適正な警報音になる医療機器である。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

いま、その解決手段を図面に追いながら説明すれば、 （イ）周囲の音を検出する装置１を設ける。 （ロ）検出した音に対し、適正な警報音に設定する回路２を設ける。 （ハ）結果を報鳴する装置３を設ける。

【０００５】

【考案の実施の形態】

本考案は、以上のような構造であるから、これを使用するときには、周囲 の音を検出する装置１から入った音が、結果を報鳴する装置３から出たとき には、医療機器周辺の音量が変化しても、適正な警報音が聞こえる。

【０００６】 なお、本考案の実施に当たって次のことができる。 （イ）検出した音に対し、適正な警報音に設定する回路２をプログラムＩ Ｃ５にする。 （ロ）周囲の音を検出する装置１と結果を報鳴する装置３を、音を検出す る機能と報鳴する機能を備えた装置６にする。

【０００７】

【考案の効果】

したがって、危険が低減でき、医療機器周辺の音量が変化しても、適正な 警報音が聞こえる医療機器である。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案のブロック図

【図２】本考案の検出した音に対し、適正な警報音に設
定する回路をプログラＩＣにしたブロック図

【図３】本考案の周囲の音を検出する装置と結果を報鳴
する装置を、音を検出する機能と報鳴する機能を備えた
装置にしたブロック図

【符号の説明】

１は周囲の音を検出する装置 ２は検出した音に対し、適正な警報音に設定する回路 ３は結果を報鳴する装置 ４は医療機器 ５はプログラムＩＣ ６は音を検出する機能と報鳴する機能を備えた装置

Claims (3)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】（イ）周囲の音を検出する装置１を設け
   る。 （ロ）検出した音に対し、適正な警報音に設定する回路
   ２を設ける。 （ハ）結果を報鳴する装置３を設ける。 以上の如く構成された警報音自動可変機能付き医療機
   器。
2. 【請求項２】検出した音に対し、適正な警報音に設定す
   る回路２をプログラムＩＣ５にした請求項１の警報音自
   動可変機能付き医療機器。
3. 【請求項３】周囲の音を検出する装置１と結果を報鳴す
   る装置３を、音を検出する機能と報鳴する機能を備えた
   装置６にした請求項１の警報音自動可変機能付き医療機
   器。