JP3096407U - ディスプレイパネル傾斜度制御機構 - Google Patents

ディスプレイパネル傾斜度制御機構

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JP3096407U
JP3096407U JP2003001262U JP2003001262U JP3096407U JP 3096407 U JP3096407 U JP 3096407U JP 2003001262 U JP2003001262 U JP 2003001262U JP 2003001262 U JP2003001262 U JP 2003001262U JP 3096407 U JP3096407 U JP 3096407U
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啓文 羅
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川巨益模具有限公司
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ディスプレイパネル傾斜度制御機構の提供。 【解決手段】 ディスプレイパネルとスタンドの間に固
定接合手段と制御装置が設けられ、該固定接合手段がデ
ィスプレイパネルの背面に固定され、固定接合手段に制
御装置が枢接され、制御装置内に限止装置が設けられ、
限止装置とスタンドが接合され、該制御装置内の係止手
段により限止装置が係止され、限止装置が異なる位置に
位置決めされて制御装置が回転後の固定角度にあって、
スタンドがディスプレイパネルに対して異なる傾斜度の
支持を形成できるものとされ、高い安定度を有し、調整
に便利で組立が確実な支持構造を形成している。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は一種のディスプレイパネル傾斜度制御機構に係り、特に、ディスプレ イパネルの背面に制御装置が枢設され、スタンドに設けられた限止装置が制御装 置内に組み合わされてスライド可能とされると共に係止手段により係止位置決め され、スタンドがディスプレイパネルに対して異なる傾斜度の支持を形成できる よう制御され、且つ異なる固定接合手段が異なるディスプレイパネルに接合され 一体とされて、モジュール化された構造形態とされ、全体が傾斜支持の調整に便 利で快速で確実であり、多様な組合せが可能な、ディスプレイパネル傾斜度制御 機構に関する。
【0002】
【従来の技術】
液晶ディスプレイパネルの支持構造で、最も伝統的なものは固定式構造であり 、この構造は調整不能で、使用上、不便である。このためディスプレイパネル傾 斜度を調整できる構造が開発され、その構造形態は、固定されたフレームの上部 が円弧状構造とされ、並びにその円弧形のフレームの上部に別にディスプレイパ ネルサポートフレームが設けられ、このような構造は、そのディスプレイパネル をフレームに沿って調整できるが、そのフレームが固定され、且つ場所をとるた め、卓上の相当大きな空間を占有し、特に現在のタブレットPCが流行し始めて いる現状にあって、ディスプレイパネルは経常的に持ち上げられて文字や図を描 くのに供されるため、この固定式のフレームは実用性に符合しない。
【0003】 このためディスプレイパネルの背面或いは底面に搭載用の支持構造が設けられ たものも提供されている。しかし、その構造は複雑度が高く、コスト上、十分に 高価であり、使用者による直接携帯、出し入れができず、ゆえに使用上、不便な ところがある。
【0004】 また、足座とディスプレイパネルを分離し、足座上に角度調整可能な構造が設 けられたものもある。しかし、それはディスプレイパネルと足座の間に相互に挿 嵌する構造形態が形成され、このような構造形態は以下のような欠点がある。 1.使用上不便である。すなわち、足座とディスプレイパネルが分離した状態 であるため、ディスプレイパネルと足座分離後に、他の場所に携帯し、その場所 で足座を使用できない時、ディスプレイパネルを確実に支持できず、多くの不便 が形成された。 2.調整構造が複雑である。すなわち、その調整構造は足座に設けられ、のた めディスプレイパネルと足座を分離すると調整の機能はなくなり、且つその調整 の構造は複雑で、製造と使用のいずれにとっても不便であり、ゆえに改良の必要 がある。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
本考案はディスプレイパネルの支持の傾斜調整を速やかに行える構造で、且つ ディスプレイパネルと一体の構造形態で、並びにモジュール化された構造形態と されて、従来の技術の欠点を解決できる、一種のディスプレイパネル傾斜度制御 機構を提供する。
【0006】 本考案の主要な目的は、一種のディスプレイパネル傾斜度制御機構を提供する ことにあり、それは、ディスプレイパネル背面に制御装置が設けられ、スタンド 上の限止装置と組み合わされてスライド式弾性係止位置決めの形態を形成でき、 並びに固定接合手段と制御装置間の弾性係止が組み合わされ、制御装置が確実に 異なる角度に位置決め可能とされ、さらに異なる傾斜角度でディスプレイパネル を支持でき、ディスプレイパネル支持の傾斜度調整を速やかに行え、且つ便利で 安定した支持を行える機構であるものとする。
【0007】 本考案のもう一つの目的は、一種のディスプレイパネル傾斜度制御機構を提供 することにあり、それは、ディスプレイパネル背面に固定接合手段が設けられ、 並びに固定接合手段に制御装置が枢接され、制御装置の別端にスタンドが設けら れ、異なる固定接合手段に異なるディスプレイパネル背面形態を組み合わせるこ とにより、モジュール化接合の目的を達成するものとする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1の考案は、ディスプレイパネル傾斜度制御機構において、ディスプレ イパネルの背面にスタンドが設けられ、ディスプレイパネルとスタンド間に傾斜 度の制御装置が設けられ、該制御装置の一端がディスプレイパネルに枢接され、 制御装置の別端がスタンドと接合されて一体とされ、且つ制御装置とスタンドに 限止装置が設けられ、制御装置においてスタンドの一定行程の移動と位置決めが 可能とされたことを特徴とする、ディスプレイパネル傾斜度制御機構としている 。 請求項2の考案は、請求項1に記載のディスプレイパネル傾斜度制御機構にお いて、ディスプレイパネルの背面にディスプレイパネルを支持するスタンドが設 けられ、スタンドとディスプレイパネルの間に固定接合手段が設けられ、固定接 合手段に制御装置が枢接されたことを特徴とする、ディスプレイパネル傾斜度制 御機構としている。 請求項3の考案は、請求項1に記載のディスプレイパネル傾斜度制御機構にお いて、制御装置が主蓋と副蓋を具え、主蓋と副蓋内に限止装置が収容され、限止 装置がスタンドと一体に形成されたことを特徴とする、ディスプレイパネル傾斜 度制御機構としている。 請求項4の考案は、請求項1に記載のディスプレイパネル傾斜度制御機構にお いて、制御装置内に別に限止装置を弾性係止する弾性係止手段が設けられたこと を特徴とする、ディスプレイパネル傾斜度制御機構としている。 請求項5の考案は、請求項2に記載のディスプレイパネル傾斜度制御機構にお いて、固定接合手段の周縁に固定部が設けられ、固定接合手段の中央部分に凹ん だ収容溝が設けられ、該収容溝の両側よりそれぞれ枢軸が突出し、並びに収容溝 の枢軸に近い部分の溝底の角部に制限部が設けられ、制限部間に別に限定部が設 けられ、溝底の適当な部分に別に複数の孔が設けられ、並びに溝の側壁に係止部 が設けられたことを特徴とする、ディスプレイパネル傾斜度制御機構としている 。 請求項6の考案は、請求項1、2、3、5のいずれかに記載のディスプレイパ ネル傾斜度制御機構において、制御装置が二つの相互に閉じ合わされて一体とさ れる主蓋と副蓋を具え、該主蓋と副蓋の両側に、枢軸に対応する半円形の軸固定 部が設けられ、主蓋と副蓋の対向端面の中央部分にそれぞれ案内溝が凹設されて 限止装置が該案内溝内にスライド自在に収容され、主蓋に、固定接合手段の制限 部に対応して凹んだ溝が設けられ、固定接合手段の限定部に対応して二組の半円 凹溝状の限定部が設けられ、主蓋に固定接合手段の係止部に対応して二つの割り 溝が形成され並びに弯曲し弾性を具えた弾性係止部が設けられ、弾性係止部に別 に弾性柱状のゴム形態の圧迫手段が設けられて弾性係止部の弾性係止力が高めら れ、主蓋にスタンド突出部分に対応するように、二つの半円形の貫通溝が設けら れ、並びに固定接合手段の孔に対応する部分に穿孔形態の結合部が設けられ、主 蓋の別側の中央部分に凸形切欠き形態の制限溝が設けられて、片状の馬蹄形の係 止手段の両端がこの制限溝に係止され、係止手段の内に凹んだ区域内に弾性ブロ ックが挿入されたことを特徴とする、ディスプレイパネル傾斜度制御機構として いる。 請求項7の考案は、請求項6に記載のディスプレイパネル傾斜度制御機構にお いて、副蓋の周側に主蓋の結合部に対応する雌ネジ形態の結合部が設けられ、副 蓋に主蓋の貫通溝に対応する制圧フレーム部が設けられ、副蓋の別端に固定接合 手段の制限部に対応するストッパ部が設けられたことを特徴とする、ディスプレ イパネル傾斜度制御機構としている。 請求項8の考案は、請求項1に記載のディスプレイパネル傾斜度制御機構にお いて、限止装置が一体射出成形の方式で直接スタンドと射出成形されて一体とさ れた構造であることを特徴とする、ディスプレイパネル傾斜度制御機構としてい る。 請求項9の考案は、請求項1に記載のディスプレイパネル傾斜度制御機構にお いて、限止装置が二つの相互に閉じ合わされる蓋体が結合される構造とされてス タンドと組み合わされて一体とされたことを特徴とする、ディスプレイパネル傾 斜度制御機構としている。 請求項10の考案は、請求項9に記載のディスプレイパネル傾斜度制御機構に おいて、限止装置の二つの相互に閉じ合わされる蓋体に、スタンドに対応して止 転部と限転部が設けられ、二つの蓋体が固定手段により組み合わされて一体とさ れたことを特徴とする、ディスプレイパネル傾斜度制御機構としている。 請求項11の考案は、請求項1、2、3のいずれかに記載のディスプレイパネ ル傾斜度制御機構において、主蓋の限定部に近い端縁中央部分に貫通溝が設けら れて限位手段がこの貫通溝に挿入され、並びに限位手段が主蓋の端部を貫通して 固定接合手段に向けて延伸され、固定接合手段にこれに対応して一定長さの限位 溝が形成されたことを特徴とする、ディスプレイパネル傾斜度制御機構としてい る。 請求項12の考案は、請求項1、2、3のいずれかに記載のディスプレイパネ ル傾斜度制御機構において、主蓋の底部にあって固定接合手段に向けて弾性片状 のフック状の係止部が伸出し、固定接合手段の穿孔形態の係止部と組み合わされ 、制御装置と固定接合手段が相互に組み合わされ係合する時、これら係止部の係 止により位置決めの効果が達成されることを特徴とする、ディスプレイパネル傾 斜度制御機構としている。 請求項13の考案は、請求項1、2、3、4のいずれかに記載のディスプレイ パネル傾斜度制御機構において、制御装置の主蓋と副蓋の案内溝内の限止装置は 係止手段と弾性ブロックの弾性の違いに合わせて、副蓋の弾性ブロックに対応す る部分に限弾部が設けられて、弾性ブロックの端部と挿嵌位置決めされ、主蓋に 限弾溝底部に対応して収容溝が設けられ、弾性ブロックの対応する端部を制限し 、並びにボルト形態の調整手段が弾性ブロック中心を貫通し、並びに副蓋の限弾 部にねじ込まれたことを特徴とする、ディスプレイパネル傾斜度制御機構として いる。
【0009】
【考案の実施の形態】
図1、2、3に示されるように、本考案のディスプレイパネル10にはディス プレイパネル10を支持するスタンド20が設けられ、該ディスプレイパネル1 0とスタンド20の間に別に固定接合手段30が設けられ、固定接合手段30に 制御装置Aが枢接されている。該制御装置Aは主蓋40と副蓋50を具え、該主 蓋40と副蓋50内に収容空間が形成されて限止装置60が収容されている。該 限止装置60はスタンド20と一体に形成される。制御装置A内に別に弾性係止 手段70が設けられて限止装置60を弾性係止し、固定長さのスタンド20と制 御装置Aが異なる長さを具えてディスプレイパネル10を異なる傾斜角度に支持 し、且つ制御装置Aと固定接合手段30の間の係止組合せにより、制御装置Aが 異なる傾斜度に位置決め可能とされ、確実な傾斜支持と調整に便利な目的を達成 する。
【0010】 ディスプレイパネル10の背面には固定接合手段30に合わせて雌ネジ状の固 定部11が設けられている。
【0011】 スタンド20は固定フレームとされ、金属線を巻いてなる。且つスタンド20 の端部に限止装置60に対応する止転部21が設けられ、スタンド20の地面或 いは平面との接触部分に凹んだ位置決め部22が設けられて軟質ゴムのパッド2 3が套設されている。
【0012】 固定接合手段30の周縁に、前述の固定部11に対応し穿孔形態の固定部31 が設けられ、ボルトが組み合わされて固定接合手段30がディスプレイパネル1 0の背面に取り付けられる。固定接合手段30の中央部分に凹んだ収容溝32が 形成され、制御装置Aを収容する。該収容溝32の両側より枢軸33がそれぞれ 突出し、並びに収容溝32の枢軸33に接近する部分の溝底の角部に二つの突出 するブロック状の制限部34が設けられ、並びに溝底の適当な部分に別に複数の 孔36が設けられ、並びに側壁に方形穿孔形態の係止部37が設けられている。
【0013】 制御装置Aは二つの相互に閉じ合わされて一体とされる主蓋40と副蓋50で 組成され、そのうち主蓋40と副蓋50の両側に、枢軸33に対応する半円形の 軸固定部41、51が設けられ、主蓋40と副蓋50の対向端面の中央部分にそ れぞれ案内溝42、52が凹設されて限止装置60がそのなかにスライド自在に 収容される。主蓋40に、固定接合手段30の制限部34に対応して凹んだ溝4 3が設けられ、限定部35に対応して二組の半円凹溝状の限定部44が設けられ ている。また、図4も参照されたいが、主蓋40に係止部37に対応して二つの 割り溝が形成され並びに弯曲し弾性を具えた弾性係止部45が設けられ、弾性係 止部45に別に弾性柱状のゴム形態の圧迫手段46が設けられて弾性係止部45 の弾性係止力を高めている。主蓋40にスタンド20突出部分に対応するように 、二つの半円形の貫通溝47が設けられ、並びに孔36に対応する部分に穿孔形 態の結合部48が設けられ、主蓋40のもう一側の中央部分に凸形切欠き形態の 制限溝49が設けられて、片状の馬蹄形の係止手段70の両端がそのうちに係止 され、並びに係止手段70の内に凹んだ区域内に弾性ブロック71が挿入されて いる。前述の主蓋40の二つの上述の溝43の間に別に二組の限定部44が設け られ、固定接合手段30の限定部35と係合してジョイントの構造形態が形成さ れ、制御装置Aが確実にその調整の角度に位置決めされる。
【0014】 副蓋50の周側に結合部48に対応する雌ネジ形態の結合部53が設けられ、 ボルトが孔36を通過して結合部48を貫通して結合部53と螺合固定され、副 蓋50に貫通溝47に対応する制圧フレーム部54が設けられ、スタンド20を 制圧し、副蓋50に別に、制限部34に対応するストッパ部55が設けられて制 御装置Aが枢軸33を中心として回転させられる時に、制限部34と組み合わさ れて一定の角度に位置決めされる。
【0015】 限止装置60は一体射出成形の方式で直接スタンド20と射出されて一体とさ れる構造とされるか、或いは制御装置Aの構造形態と同様に、二つの対応するカ バー体が結合された構造形態にスタンドが組み合わされて一体とされた形態とさ れる。そのうち、主蓋体61と副蓋体62に、スタンド20の止転部21に対応 して限転部610が設けられ、主蓋体61と副蓋体62にボルト形態の固定手段 63が組み合わされて結合され一体とされる。
【0016】 全体の組立後、図4、5に示されるように、その制御装置Aは枢軸33を中心 としてディスプレイパネル10の背面中央部分に収容され、且つその弾性係止部 45と係止部37の相互係合により、スタンド20と制御装置Aがディスプレイ パネル10内に収納された状態を保持し、ディスプレイパネル10を携帯使用す るのに便利であり、特にタブレットPCの使用に適合する。外出時には、直接ス タンド20をディスプレイパネル10の背面凹溝内に収容し、使用時には、図6 に示されるように、直接スタンド20を、制御装置Aの枢軸33を中心として回 転させて一体の角度とし、aに示されるようにし、その制御装置Aの限弾部56 に固定接合手段30の限定部35を超過させ、弾性係止部45が固定接合手段3 0を超過した後に、ジョイントの効果を発生するようにする。且つストッパ部5 5と制限部34が係合しある角度に制限され、即ちディスプレイパネル10が平 面上に置かれた後に一定の傾斜度を保持する。また図6、7に示されるように、 スタンド20を下向きに引っ張り、限止装置60を図3に示されるように、点線 位置から実線位置とすると、制御装置Aとスタンド20の総長が増加し、係止手 段70が限止装置60に対して位置上の制限を形成し、並びに弾性ブロック71 で弾性係止の力が増加し、ディスプレイパネル10が異なる角度を現出する。
【0017】 このような構造は以下の機能を具えている。 1.使用に便利である。即ち、スタンド20とディスプレイパネル10が一体 化するよう枢接され、スタンド20がディスプレイパネル10に付随し携帯移動 され、高い機動性と便利性を有する構造とされ、特に、携帯式のタブレットPC への使用に適合し、移動式コンピュータ使用者の使用要求に符合する。 2.構造が簡易化されている。即ち、制御装置Aに限止装置60を組み合わせ た構造により、全体構造が確実にディスプレイパネル10を支持し、且つ傾斜度 の調整が行え、構造が簡易化され、複雑な調整構造がなく、全体として製造コス トを下げることができ、実用性が高く、且つ修理コストを下げることができる。 3.調整が簡易で確実である。即ち、制御装置Aと固定接合手段30の組合せ により、固定角度に構造を係止確定でき、さらに制御装置Aと限止装置60の組 合せにより、スタンド20の長さ調整を確実に位置決めでき、傾斜度調整の要求 に符合し、その調整後の構造の安定度が高く、且つ多重の係止の形態、即ち限定 部35、400及び弾性係止部45及び係止部37の弾性係止組合せ形態による 多重係止位置決めの形態による、調整位置決めの安定性が高い。
【0018】 制御装置A調整後の角度保持をさらに確実とするため、以上の組合せ構造のほ か、別に主蓋40の限定部44に近い端縁中央部分に貫通溝440が設けられて 限位手段80がそのなかに挿入され、並びに限位手段80が主蓋40の端部を貫 通して固定接合手段30に向けて延伸され、固定接合手段30にこれに対応して 一定長さの限位溝38が形成され、図5に示されるように、折り畳み時に、限位 手段80が限位溝38の別端に突き当たり、こうして全体支持時に、高い安定度 を有する係止構造が形成される。
【0019】 別に制御装置Aが折り畳まれる時、確実に固定接合手段30と係止できるよう に、前述の構造のほか、別に主蓋40の案内溝42底部にあって固定接合手段3 0に向けて弾性片状のフック状の係止部420が伸出し、固定接合手段30の穿 孔形態の係止部39と組み合わされ、制御装置Aと固定接合手段30が相互に組 み合わされ係合する時、係止部420、39の係止により位置決めの効果が達成 される。
【0020】 制御装置Aの主蓋40と副蓋50の案内溝42、52内の限止装置60は係止 手段70と弾性ブロック71の弾性の違いに合わせて、限止装置60移動後の限 止の力を調整できる。さらに図2、8に示されるように、弾性ブロック71は弾 力調整可能な形態に形成可能で、即ち副蓋50の弾性ブロック71に対応する部 分に雌ネジ形態の限弾部56が設けられて、弾性ブロック71の端部と挿嵌位置 決めされ、主蓋40に限弾溝49底部に対応して貫通溝490が設けられ、弾性 ブロック71の対応する端部を制限し、並びにボルト形態の調整手段491が弾 性ブロック71中心を貫通し、並びに副蓋50の限弾部56にねじ込まれ、調整 手段491の頭部の弾性ブロック71に対する制圧の程度の違いにより、弾性ブ ロック71に異なる変形を形成させ、これにより係止手段70を支持して限止装 置60に対して異なる支持力を発生させ、限止装置60に対する支持力を調整で きるものとされている。
【0021】
【考案の効果】
総合すると、本考案は上述の各種の機能を達成し、ゆえに本考案は実用新案登 録の要件を具備している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の立体外観図である。
【図2】本考案のシステム外観図である。
【図3】本考案の正面図である。
【図4】本考案の部分弾性係止表示図である。
【図5】本考案のスタンド動作表示図である。
【図6】本考案のディスプレイパネル傾斜度調整表示図
である。
【図7】本考案の傾斜度調整後の表示図である。
【図8】本考案の弾性係止状態断面表示図である。
【符号の説明】
10 ディスプレイパネル 11 固定部 20 スタンド 30 固定接合手段 31 固定部 32 収容溝 33 枢軸 34 制限部 35 限定部 36 孔 37 係止部 38 限位溝 39 係止部 A 制御装置 40 主蓋 41、51 軸固定部 42、52 案内溝 43 孔 420 係止部 44 限定部 45 弾性係止
部 46 圧迫手段 47 貫通溝 48 結合部 49 限弾溝 490 貫通溝 491 調整手
段 50 副蓋 53 結合部 54 制圧フレーム部 55 ストッパ
部 56 限弾部 60 限止装置 70 係止手段 71 弾性体 80 限位手段

Claims (13)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスプレイパネル傾斜度制御機構にお
    いて、ディスプレイパネルの背面にスタンドが設けら
    れ、ディスプレイパネルとスタンド間に傾斜度の制御装
    置が設けられ、該制御装置の一端がディスプレイパネル
    に枢接され、制御装置の別端がスタンドと接合されて一
    体とされ、且つ制御装置とスタンドに限止装置が設けら
    れ、制御装置においてスタンドの一定行程の移動と位置
    決めが可能とされたことを特徴とする、ディスプレイパ
    ネル傾斜度制御機構。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のディスプレイパネル傾
    斜度制御機構において、ディスプレイパネルの背面にデ
    ィスプレイパネルを支持するスタンドが設けられ、スタ
    ンドとディスプレイパネルの間に固定接合手段が設けら
    れ、固定接合手段に制御装置が枢接されたことを特徴と
    する、ディスプレイパネル傾斜度制御機構。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のディスプレイパネル傾
    斜度制御機構において、制御装置が主蓋と副蓋を具え、
    主蓋と副蓋内に限止装置が収容され、限止装置がスタン
    ドと一体に形成されたことを特徴とする、ディスプレイ
    パネル傾斜度制御機構。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載のディスプレイパネル傾
    斜度制御機構において、制御装置内に別に限止装置を弾
    性係止する弾性係止手段が設けられたことを特徴とす
    る、ディスプレイパネル傾斜度制御機構。
  5. 【請求項5】 請求項2に記載のディスプレイパネル傾
    斜度制御機構において、固定接合手段の周縁に固定部が
    設けられ、固定接合手段の中央部分に凹んだ収容溝が設
    けられ、該収容溝の両側よりそれぞれ枢軸が突出し、並
    びに収容溝の枢軸に近い部分の溝底の角部に制限部が設
    けられ、制限部間に別に限定部が設けられ、溝底の適当
    な部分に別に複数の孔が設けられ、並びに溝の側壁に係
    止部が設けられたことを特徴とする、ディスプレイパネ
    ル傾斜度制御機構。
  6. 【請求項6】 請求項1、2、3、5のいずれかに記載
    のディスプレイパネル傾斜度制御機構において、制御装
    置が二つの相互に閉じ合わされて一体とされる主蓋と副
    蓋を具え、該主蓋と副蓋の両側に、枢軸に対応する半円
    形の軸固定部が設けられ、主蓋と副蓋の対向端面の中央
    部分にそれぞれ案内溝が凹設されて限止装置が該案内溝
    内にスライド自在に収容され、主蓋に、固定接合手段の
    制限部に対応して凹んだ溝が設けられ、固定接合手段の
    限定部に対応して二組の半円凹溝状の限定部が設けら
    れ、主蓋に固定接合手段の係止部に対応して二つの割り
    溝が形成され並びに弯曲し弾性を具えた弾性係止部が設
    けられ、弾性係止部に別に弾性柱状のゴム形態の圧迫手
    段が設けられて弾性係止部の弾性係止力が高められ、主
    蓋にスタンド突出部分に対応するように、二つの半円形
    の貫通溝が設けられ、並びに固定接合手段の孔に対応す
    る部分に穿孔形態の結合部が設けられ、主蓋の別側の中
    央部分に凸形切欠き形態の制限溝が設けられて、片状の
    馬蹄形の係止手段の両端がこの制限溝に係止され、係止
    手段の内に凹んだ区域内に弾性ブロックが挿入されたこ
    とを特徴とする、ディスプレイパネル傾斜度制御機構。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載のディスプレイパネル傾
    斜度制御機構において、副蓋の周側に主蓋の結合部に対
    応する雌ネジ形態の結合部が設けられ、副蓋に主蓋の貫
    通溝に対応する制圧フレーム部が設けられ、副蓋の別端
    に固定接合手段の制限部に対応するストッパ部が設けら
    れたことを特徴とする、ディスプレイパネル傾斜度制御
    機構。
  8. 【請求項8】 請求項1に記載のディスプレイパネル傾
    斜度制御機構において、限止装置が一体射出成形の方式
    で直接スタンドと射出成形されて一体とされた構造であ
    ることを特徴とする、ディスプレイパネル傾斜度制御機
    構。
  9. 【請求項9】 請求項1に記載のディスプレイパネル傾
    斜度制御機構において、限止装置が二つの相互に閉じ合
    わされる蓋体が結合される構造とされてスタンドと組み
    合わされて一体とされたことを特徴とする、ディスプレ
    イパネル傾斜度制御機構。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載のディスプレイパネル
    傾斜度制御機構において、限止装置の二つの相互に閉じ
    合わされる蓋体に、スタンドに対応して止転部と限転部
    が設けられ、二つの蓋体が固定手段により組み合わされ
    て一体とされたことを特徴とする、ディスプレイパネル
    傾斜度制御機構。
  11. 【請求項11】 請求項1、2、3のいずれかに記載の
    ディスプレイパネル傾斜度制御機構において、主蓋の限
    定部に近い端縁中央部分に貫通溝が設けられて限位手段
    がこの貫通溝に挿入され、並びに限位手段が主蓋の端部
    を貫通して固定接合手段に向けて延伸され、固定接合手
    段にこれに対応して一定長さの限位溝が形成されたこと
    を特徴とする、ディスプレイパネル傾斜度制御機構。
  12. 【請求項12】 請求項1、2、3のいずれかに記載の
    ディスプレイパネル傾斜度制御機構において、主蓋の底
    部にあって固定接合手段に向けて弾性片状のフック状の
    係止部が伸出し、固定接合手段の穿孔形態の係止部と組
    み合わされ、制御装置と固定接合手段が相互に組み合わ
    され係合する時、これら係止部の係止により位置決めの
    効果が達成されることを特徴とする、ディスプレイパネ
    ル傾斜度制御機構。
  13. 【請求項13】 請求項1、2、3、4のいずれかに記
    載のディスプレイパネル傾斜度制御機構において、制御
    装置の主蓋と副蓋の案内溝内の限止装置は係止手段と弾
    性ブロックの弾性の違いに合わせて、副蓋の弾性ブロッ
    クに対応する部分に限弾部が設けられて、弾性ブロック
    の端部と挿嵌位置決めされ、主蓋に限弾溝底部に対応し
    て収容溝が設けられ、弾性ブロックの対応する端部を制
    限し、並びにボルト形態の調整手段が弾性ブロック中心
    を貫通し、並びに副蓋の限弾部にねじ込まれたことを特
    徴とする、ディスプレイパネル傾斜度制御機構。
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