JP3096301U - ヨーヨー型シャボン玉装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【課題】ヨーヨーにシャボン玉装置を組み合わせたこと
で、玩具としての機能をアップせしめ、おもしろさが増
し、従来のヨーヨーに比べ、より子供の興味を引くこと
が可能であるヨーヨー型シャボン玉装置を提供する。 【解決手段】本考案のヨーヨー型シャボン玉装置は、ヨ
ーヨーのケースの構成部分を利用し、この構成部分を密
閉したヨーヨー装置の容器にして、シャボン玉の液を入
れ、このシャボン玉の容器１から軸管１１が伸びて、ヨ
ーヨーの紐が巻けるようになっている。その軸管部分の
長さは、液をつけるスティック３を納めることができ
る。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案はヨーヨーにシャボン玉装置を組み合わせた玩具である。本考案のヨー ヨー型シャボン玉装置は、ヨーヨー内部の空間を充分に利用して、新しい組み合 わせにより、単純な玩具に付加価値を持たせてグレードアップしている。

【０００２】

【従来の技術及び課題】

従来のヨーヨーは、元来様々な遊び方ができる。高度なテクニックを駆使する ことで、さらに、変化に富んだ遊び方が可能である。しかしながら、現代の子供 は、単にヨーヨーとしてだけしか遊べない玩具には飽きたらず、多くの機能を持 つ多様性に富んだ玩具が必要とされる。

【０００３】

【課題を解決するための手段】

本考案のヨーヨー型シャボン玉装置は、ヨーヨーのケースの構成部分を利用し 、この構成部分を密閉したヨーヨー装置の容器にして、シャボン玉の液を入れ、 このシャボン玉の容器から軸管が伸びて、ヨーヨーの紐が巻けるようになってい る。その軸管部分の長さは、液をつけるスティックを納めることができるので、 容器内の空間を有効に利用できる。 また、本考案のヨーヨー型シャボン玉装置は、ヨーヨーにシャボン玉装置の機 能を組み合わせているので、おもしろさが増し、子供の興味を充分引きつける効 果がある。

【０００４】

【考案の実施の形態】

図１から図３を参照されたい。本考案のヨーヨー型シャボン玉装置は、ヨーヨ ーにシャボン玉装置の機能を組み合わせている。本考案のヨーヨー型シャボン玉 装置は、シャボン玉容器１、構成部分の半分２、液をつけるスティック３、紐４ からなる。そのうち、シャボン玉容器１と構成部分の半分２は同じ大きさの体積 を持ち、形状も同じである。シャボン玉容器１は一体成型で、内部が空洞状の内 部室１３になっていて、液をつけるスティック３を組み合わせる。また、シャボ ン玉容器１は内側から軸管１１が一体成型で伸びている。この軸管１１は底の部 分が封鎖した空洞状になっていて、内部空間１１３と内部室１３が通じている。 さらに、軸管１１が軸ケース１４を通過して、構成部分の半分２に連結している 。その軸管１１の上段は軸部分１１２で、軸ケース１４が入るようになっている 。その軸ケース１４は紐４を結んで固定するようになっている。また、軸管１１ の外側の縁にはいくつかの突起リング１１１がある。

【０００５】 上述の構成部分の半分２は帽子の形をしていて、内側中央は軸管１１が通過す るための軸穴２１がある。外縁の開口部と底蓋２２は付き合わさって結合するよ うになっている。その底蓋２２の中央の位置には、内側に向かって連結部分２２ １が伸びている。この連結部分２２１はシャボン玉容器１の軸管１１が挿入する 。また、軸管１１外側の縁にある多数の突起リング１１１を利用して、連結部分 ２２１の内部の環状溝２２２にはめ込むようになっている。そして、シャボン玉 容器１と構成部分の半分２が結合する。

【０００６】 図３及び図５を参照されたい。軸管１１が伸びていることで、シャボン玉容器 １に液が満たされた時、その空間の深さが増し、液をつけるスティック３がシャ ボン玉容器１に挿入し易くなっている。その軸管１１は、液をつけるスティック ３を納める空間であるだけでなく、シャボン玉容器１が構成部分の半分２と連結 して、組み合わさった後、一つのヨーヨーとなり、シャボン玉容器１の軸管１１ にある軸部分１１２の軸ケース１４がはめ込まれて、シャボン玉容器１と構成部 分の半分２の距離がちょうど紐４が巻きつくようになっている。

【０００７】 図３及び図４を参照されたい。本考案のヨーヨー型シャボン玉装置は、構成部 分の半分２の帽子型内部に発光装置５を設けることが可能である。構成部分の半 分２が回転した時、遠心力によって接触して導電し、ヨーヨー遊びをする時、そ の内部が光るので、おもしろさが増す。

【０００８】 図４を参照されたい。シャボン玉容器１’の構造を強化するために、シャボン玉 容器１’外側の直径を小さくし、外部にケース１５’を取り付けている。シャボ ン玉容器１’外部をケース１５’がカバーすることにより、シャボン玉容器１’ の構造をグレードアップして、物にあたった時に、凹まないようにしている。シ ャボン玉容器１’は同様に軸管１１’、瓶の口１２’、及び内部室１３’があり 、軸管１１’には突起リング１１１’、及び、軸部分１１２’があって、その機 能は前述の図１から図３までの実施例と同じである。

【０００９】

【考案の効果】

本考案のヨーヨー型シャボン玉装置は、ヨーヨーにシャボン玉装置を組み合わ せたことで、玩具としての機能をアップした。したがって、おもしろさが増し、 従来のヨーヨーに比べ、より子供の興味を引くことが可能である。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の立体外観図である。

【図２】本考案の立体分解図である。

【図３】本考案の断面図である。

【図４】本考案の、もう一つの実施例の断面図である。

【図５】本考案の使用状態を示した図である。

【符号の説明】

１、１’ シャボン玉容器 ２ 構
成部分の半分 １１、１１’ 軸管 ２１ 軸
穴 １１１、１１１’ 突起リング ２２ 底
蓋 １１２、１１２’ 軸部分 ２２１ 連
結部分 １１３ 内部空間 ２２２ 環状
溝 １２、１２’ 瓶の口 ３ 液
を付けるスティック １３、１３’ 内部室 ４ 紐 １４ 軸ケース ５ 発光
装置 １５’ ケース

Claims (3)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 シャボン玉容器、構成部分の半分、液を
   つけるスティック、紐からなり、そのうち、紐はシャボ
   ン玉容器と構成部分の半分の間に巻き付けられ、 シャボン玉容器は一体成型で、内部が空洞状の内部室に
   なっていて、液をつけるスティックを組み合わせ、シャ
   ボン玉容器は内側から軸管が一体成型で伸びていて、こ
   の軸管は構成部分の半分の内部にあって、軸管上段は軸
   部分で、軸ケースが入るようになっていて、 構成部分の半分は帽子の形をしていて、内側中央は軸管
   が通過するための軸穴があり、外縁の開口部と底蓋は付
   き合わさって結合するようになっていて、その底蓋の中
   央の位置には、内側に向かって連結部分が伸びていて、
   この連結部分はシャボン玉容器の軸管が挿入し、 シャボン玉容器から軸管が伸びていて、この軸管が構成
   部分の半分の内部にあることにより、シャボン玉容器と
   構成部分の半分をしっかりと固定させ、さらに、連結軸
   が伸びていることにより、シャボン玉容器に液が注入さ
   れた際に、深さが増して、液をつけるスティックが挿入
   し易いという特徴を有するヨーヨー型シャボン玉装置。
2. 【請求項２】 軸管の底の部分は中が空洞状になってい
   て、内部空間と内部室が通じていて、シャボン玉容器に
   液が注入された時に深さが増し、液をつけるスティック
   が挿入し易いという特徴を有する請求項１に記載のヨー
   ヨー型シャボン玉装置。
3. 【請求項３】 軸管の外縁に多数の突起リングがあっ
   て、連結部分内部の環状溝の位置で固定されて、シャボ
   ン玉容器と構成部分をしっかり結合させるという特徴を
   有する請求項１または２に記載のヨーヨー型シャボン玉
   装置。