JP3096051U - 組み合せリベット構造 - Google Patents

組み合せリベット構造

Info

Publication number
JP3096051U
JP3096051U JP2003000857U JP2003000857U JP3096051U JP 3096051 U JP3096051 U JP 3096051U JP 2003000857 U JP2003000857 U JP 2003000857U JP 2003000857 U JP2003000857 U JP 2003000857U JP 3096051 U JP3096051 U JP 3096051U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rivet
washer
combined
shaft
rivet structure
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2003000857U
Other languages
English (en)
Inventor
陳炳松
Original Assignee
陳 炳松
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 陳 炳松 filed Critical 陳 炳松
Priority to JP2003000857U priority Critical patent/JP3096051U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3096051U publication Critical patent/JP3096051U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Insertion Pins And Rivets (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 格別の工具なしで堅固に締結できる軽量の組
み合せリベット構造を提供する。 【解決手段】 リベット本体10とワッシャー20の相
互組み合せ構造とすることにより、リベット本体を被結
合部材の下穴に通した後ワッシャーとの簡単なスナップ
フック動作で固定でき、DIY組み立てによる各種箱状
物その他の部材連結を可能にする。更に、組み合せリベ
ット構造のリベット本体とワッシャーを可塑素材で個別
に一体成型で製造することにより、全体の生産製造の容
易化および重量の軽量化を実現する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は組み合せリベット構造に係り、特に軽い素材で重量が小さく、且つリ ベット本体とワッシャーは実際の締結の厚さに応じて、生産時に組み込み長さを 調整でき、加えて全体を経験のない利用者が自分で組み立てることができるいわ ゆる、Do It Your Self(DIY)組み立てに提供できるきわめて実用性に富 んだ組み合せリベット構造に関わる。
【0002】
【従来の技術】
環境保護と資源再利用の目的で、現在多くの収納箱や棚が直接ダンボールや再 生紙材で作られており、この種の収納容器は多くリベット構造で結合固定してい る。 図9の一般的なリベットのかしめ実施状態断面図に示すように、金属リベット 50の構造は頭部51とかしめ部52からなり、かしめ部52はチューブラ状に なっており、組み立て結合時にかしめ部52を被結合部材30の下穴31に通し 、機器でプレスしてチューブラ状のかしめ部52の外端部を外向きに彎曲成型し て被結合部材30を締結固定する。かしめ部52が二本の脚状になっているスプ リット状のものもあり、脚を圧迫彎曲させてかしめて締結固定する。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、チューブラ軸でもスプリット状でもかしめ部52による締結固定は、 大部分が機器を使用してプレスや彎曲を施すため、リベットそのものはDIY組 み立てには提供不能または不向きである。スプリット状のかしめ部を手動で圧迫 固定する場合、固定効果は堅固さに欠けるものが多く、結合形態も美観に乏しい 上、鋭利な切り口を形成しやすく、内部の収蔵物や指を傷つける危険もある。従 来のリベットは機器で彎曲できるよう金属材質に限られ、そのため製品自体の重 量も増加する。 本考案の組み合せリベット構造は、軽い材質で、リベット本体とワッシャーは 実際の締結の厚さに応じて生産時に長さを調整できるため、全体をDIY組み立 てに提供することができる、使用に便利なものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本考案はリベット本体とワッシャーの相互組み合せ 構造とすることにより、リベット本体を被結合部材の下穴に通した後ワッシャー との簡単なスナップフック動作で固定でき、DIY組み立てによる各種箱状物そ の他の部材連結を可能にする。 更に本考案は、組み合せリベット構造のリベット本体とワッシャーを可塑素材 で個別に一体成型で製造することにより、全体の生産製造の容易化および重量の 軽量化を実現する。
【0005】
【考案の実施の形態】
本考案の好適な実施例を図に沿って説明する。 図1に示すように、本考案の組み合せリベット構造の立体分解図では、リベッ トAはリベット本体10とワッシャー20で構成され、リベット本体10を二つ の被結合部材30に通し、これをワッシャー20と相互に掛け合せて二つの被結 合部材30を結合固定できる(図2も合わせて参照のこと)。 リベット本体10には円形のフランジ11を設け、その一端に圧合面111 を形成し圧合面111の中央部に凸状に軸部12を設け、軸部12の先端に斜錐 状のスライドフック13を設け、スライドフック13の底部に軸部12の外径よ り突出してフック嵌合部131を形成し、スライドフック13の中央から軸部1 2方向に直立してスリット14を設けることにより、スリット14の両側の軸部 12がスライドフック13と共に内向きに圧合される。 ワッシャー部20は円状薄片の形態で、一端に圧合面21を形成し、圧合面2 1の中央部に軸孔22を設け、もう一端の軸孔の口径周囲に凹型環状溝状の結合 部23を設け、結合部23の外周に軽微な傾斜の弧状面を形成し、軸穴22はリ ベット本体10の軸部12を中に通し、組み込み部23は軸部12を通した後の スライドフック13のフック嵌合部131が嵌合する。
【0006】 図2に示すように、本考案のリベットの締結実施状態の断面図では、リベット Aは一般にダンボール紙或いはその他の硬質板紙相互間の結合固定に用いるが、 リベット結合嵌合の前に、通常適当な締結箇所にあらかじめ下穴をあける必要が あるが、或いは硬度によっては直接リベットのリベット本体10先端部のスライ ドフック13を二つの被結合部材30のリベット穴31に挿入してから、ワッシ ャー20と相互に掛け合わせる。この時、リベット本体10の軸部12にはスリ ット14が設けてあり、スライドフック13は斜錘状の設計であることにより、 スライドフック13がワッシャー20の軸孔22を通るとき、斜錘面は軸孔22 の底部との間に圧力を生じて軸部12先端のスライドフック13を内側のスリッ ト14の向きに押し縮め、このためスライドフック13は軸孔22を通過でき、 スライドフック13のフック嵌合部131はちょうど軸孔22上面の組み込み部 23と相互に掛かり圧迫し合うため、二つの被結合部材30を結合でき、且つ簡 易堅固なかしめ締結の効果を発揮する。
【0007】 図3に示すように、本考案のリベット本体延長形態の締結立体分解図では、リ ベットは被結合部材30の実際の結合厚さに応じて、リベット本体10の軸部1 2部分を適度に延長でき、リベットAはラバープラスチック素材で製造されるた め、全体の金型の変更が比較的容易で機動性応変性がある。 また、結合時のリベット本体10軸部12部分の結合強度を上昇させるため、 ワッシャー20の軸孔22を直接底部の向きに突出して柱状の軸受け部24を延 長し(図4、図5参照)、軸受け部24内の軸孔22とリベット本体10の軸部 12が組み合うようにし、その外径部は被結合部材30に通る。
【0008】 図6に示すように、本考案のワッシャーのもう一種の形態の締結立体分解図で は、リベットAを二つの被結合部材30に通してかしめた後、リベット本体10 のフランジ11部は外に残るので、結合部をはっきり見せるために本考案ではリ ベット本体10のフランジ11に、金属素材のキャップ15で内向きに彎曲して 覆い包むことができる。キャップ15の設計により、一般の金属鋲と同様の高級 質感を作り出し、全体の付加価値を上昇させることができる(図7も合わせて参 照のこと)。
【0009】 図8に示すように、本考案のリベットを箱の結合に運用した具体実施例では、 DIY組み立て結合の箱構造40を設け、その箱構造40は、あらかじめ簡易に 彎曲できる折線を設けてある部材数片とリベット締結用のリベット孔411を設 けてある連結部材41で、連結部材41を折線に沿って適宜彎曲させ、本考案の リベットAをあらかじめ設けてある各リベット孔411に通して二つの連結部材 41を結合することにより、簡便且つスピーディーにリベット締結組み立てでき る。
【考案の効果】
上記のように、本考案はリベット本体とワッシャーの相互組み合せ構造とす ることにより、簡便にリベット締結固定でき、DIY組み立てによる部材結合を 可能にし、更に、組み合せリベット構造のリベット本体とワッシャーを可塑素材 で個別に一体成型で製造することにより、全体の生産製造の容易化および重量の 軽量化が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のリベットの立体分解図である。
【図2】本考案のリベットの締結実施状態断面図であ
る。
【図3】本考案のリベット本体延長形態の締結立体分解
図である。
【図4】本考案のワッシャー延長形態の締結立体分解図
である。
【図5】本考案のワッシャー延長形態の締結実施状態断
面図である。
【図6】本考案のもう一種のワッシャー形態の締結立体
分解図である。
【図7】本考案のもう一種のワッシャー形態の締結実施
状態断面図である。
【図8】本考案のリベットを箱の結合に運用した具体実
施例の図である。
【図9】本考案のリベットの他の締結状態の断面図であ
る。
【符号の説明】
10 リベット本体 11 フランジ 111 圧合面 12 軸部 13 スライドフック 131 フック嵌合部 14 スリット 15 キャップ 20 ワッシャー 21 圧合面 22 軸孔 23 組み込み部 24 軸受け部 30 被結合部材 31 下穴 40 箱 41 連結部材 411 リベット穴 50 リベット 51 フランジ頭部 52 かしめ部

Claims (7)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】フックを受けて固定するリベット構造をも
    ち、リベット本体とワッシャー相互の組み合せから成
    り、 該リベット本体にフランジを設け、その一端に圧合面を
    形成し圧合面の中央部に凸状に軸部を設け、軸部の底部
    にスライドフックを設け、スライドフックの中央に軸方
    向にスリットを形成してあり、 ワッシャーの一端には圧合面を形成し、圧合面中央部に
    軸孔を設け、リベット本体の軸部を中に通し、もう一端
    の軸孔の口径周囲に結合部の凹部を有して軸部を通した
    後のスライドフックが嵌合するようにしてなる組み合せ
    構造により、簡易に各種箱状部材をリベット締結できる
    ようにしたことを特徴とする組み合せリベット構造。
  2. 【請求項2】該スライドフックを斜錐体とすることで、
    その底部が押しはめられるフック嵌合部を形成すること
    ができることを特徴とする請求項1記載の組み合せリベ
    ット構造。
  3. 【請求項3】該フランジは、金属素材を内側に彎曲させ
    てキャップ状に包み覆ってなることを特徴とする請求項
    1記載の組み合せリベット構造。
  4. 【請求項4】該フランジとワッシャーを円状薄片の形態
    に形成したことを特徴とする請求項1記載の組み合せリ
    ベット構造。
  5. 【請求項5】該組み込み部を環状溝の構造形態としたこ
    とを特徴とする請求項1記載の組み合せリベット構造。
  6. 【請求項6】該ワッシャーの組み込み部外周部を外に向
    けて軽微な傾斜の弧面としたことを特徴とする請求項1
    記載の組み合せリベット構造。
  7. 【請求項7】ワッシャーの軸孔底部から柱状の軸受け部
    を延長し、これにより結合箇所の強度を増加したことを
    特徴とする請求項1記載の組み合せリベット構造。
JP2003000857U 2003-02-24 2003-02-24 組み合せリベット構造 Expired - Fee Related JP3096051U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003000857U JP3096051U (ja) 2003-02-24 2003-02-24 組み合せリベット構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003000857U JP3096051U (ja) 2003-02-24 2003-02-24 組み合せリベット構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3096051U true JP3096051U (ja) 2003-08-29

Family

ID=43249947

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003000857U Expired - Fee Related JP3096051U (ja) 2003-02-24 2003-02-24 組み合せリベット構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3096051U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5215356A (en) Wheel assembly for a baby carriage
US10746217B2 (en) Two-part plug-in coupling for connecting components
WO2007061171A1 (en) Multipurpose sucker
JP5313410B1 (ja) 走行玩具用ホイール
JP3096051U (ja) 組み合せリベット構造
KR20070015065A (ko) 요리 그릇 손잡이에 연결부재를 고정하는 디바이스
KR101051332B1 (ko) 가구용 체결구
US20100038878A1 (en) Universal wheel seat
CN204213132U (zh) 一种具有标识的垃圾桶定位销
US20080176025A1 (en) Composite wood and bamboo stick
JP2000257619A (ja) Tナット
JPH0633502U (ja) サンダルにおけるバンプ取付構造
CN214208148U (zh) 一种手柄组件及烹饪器具
JP3217196U (ja) 傘具枢着構造
KR101635174B1 (ko) 안경다리 결합장치
KR101895692B1 (ko) 걸레몸통에 중공자루 조립구조
CN211211830U (zh) 中束芯可替换的包装管
CN214617385U (zh) 带限位槽铆钉
JPH0610195Y2 (ja) ボ−ルジヨイントのボ−ルシ−ト
CN215245350U (zh) 一种带有链轮防转动结构的组合塑料曲柄
CN212415376U (zh) 一种快餐碗
JP3033975U (ja) なす環
KR102298637B1 (ko) 접이식 식사도구
CN202414291U (zh) 一种可拆卸的盒体
JP3167662U (ja) グリップ付ポール類

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees