JP3096050U - ダイアフラムバルブの構造改良 - Google Patents

ダイアフラムバルブの構造改良

Info

Publication number
JP3096050U
JP3096050U JP2003000856U JP2003000856U JP3096050U JP 3096050 U JP3096050 U JP 3096050U JP 2003000856 U JP2003000856 U JP 2003000856U JP 2003000856 U JP2003000856 U JP 2003000856U JP 3096050 U JP3096050 U JP 3096050U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
diaphragm
valve
chamber
ventilation
housing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2003000856U
Other languages
English (en)
Inventor
溪▲しん▼ 鍾
Original Assignee
力揮企業有限公司
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 力揮企業有限公司 filed Critical 力揮企業有限公司
Priority to JP2003000856U priority Critical patent/JP3096050U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3096050U publication Critical patent/JP3096050U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Valve Housings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 開閉が確実で機械動作反応時間が速く、上下
層同時に動作でき連動遅延を生じない圧縮空気供給ダイ
アフラムバルブの構造改良を提供する。 【解決手段】バルブ装置内に二つのチャンバ21,22
を設け、これらに連接してガイド管31、32とその外
周に大きい通気受入口41、42を設け、チャンバと各
ガイド管口との間にダイアフラム51、52を設けて隔
離し、ダイアフラムを弁としてガイド管と通気受入口と
の流路を制御する。上層チャンバと下層通気受入口との
間のハウジング壁に直通通気管6を設けて、上層ダイア
フラム全体を密封状態とすることにより、上層チャンバ
上の電磁弁7を起動すると、受入れ口42から供給され
る圧縮空気により上下ダイアフラム弁を同時に開閉作動
することができるため、機械動作時間を短縮し、弁の開
閉が確実にすることができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案はダイアフラムバルブの改良に関し、特に反応が迅速、開閉が確実で、 機械動作反応時間が速く、上下層同時に動作でき、連動遅延を生じないダイアフ ラムバルブの構造改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
工業生産とゴミ焼却において排気の濾過清浄は非常に重要であり、一般に排気 は全て集塵処理をして排出しなければならない。集塵設備内には筒フレーム数個 を設けて濾布を懸架し、排気を通過させて粉塵が濾布により隔離除去される。濾 布表面にダストが堆積して通気が困難になり集塵清浄機能が低下するのを防止す るため、先進設計では数個のダイアフラムバルブで気体加圧を制御し、自動制御 方式でバルブを瞬間開放して濾布内に強力噴射することにより、表面のダストケ ーキを払い落とし下方のホッパから収集する。
【0003】 エネルギー節減と良好な集塵効果を達成するためには使用する気体圧は高く、 ダイアフラムバルブは瞬時に作動しなければならない。一般に開放時間はわずか およそ零コンマ数秒であり、小型のバルブの作動制御であればあまり問題はない が、制御するバルブ出口の接続管が大きい場合、差圧複層連動制御に依って達成 する。図1に示すように、一個のバルブ装置内に大きさの異なる二つのチャンバ を設け、チャンバ内にそれぞれ大きさの異なるダイアフラムを設け、そのダイア フラムは可撓弾性をもち、中心に硬質の弁を設けて下方のガイド管を塞ぐように なっている。ダイアフラムの周辺部には数個の空気進入孔を設けて接続管から導 入した気体を進入孔から二つのチャンバに注入し、連動制御を行い、上方の電磁 弁が閉じて気体圧が上がるとそれに連動して二つの弁が閉じ、電磁弁が開くと気 体が逃げて二つの弁が開く。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】 しかし公知の複層式ダイアフラムバルブは、弁開閉の気体進入制御の設計が、 大きいダイアフラムの孔から大きいチャンバに注入し、それから小さいダイアフ ラムの孔を通って小さいチャンバに入る(或いは直接ボンネット上に破線で示す ように孔を設ける)ため、動作上どうしても上層の小さい弁を開いてから下層の 大きい弁が連動することになり、動作時間に遅延現象が生じてしまい迅速に即時 反応できない。また二つのダイアフラムが連動関係にあるため、上層のダイアフ ラムの穴にわずかでも不具合や漏れがあれば、もう一層に即影響して移動してし まう。 そこで本考案は反応が迅速で、開閉が確実であり、機械動作反応時間が速く、 上下層同時に動作でき連動遅延を生じないダイアフラムバルブの構造改良を提供 することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本考案はバルブ装置内に少なくとも二つのチャンバ を設け、各チャンバに連接してガイド管とその外周に大きい通気受入口を設け、 チャンバとガイド管口との間にダイアフラムを設けて隔離し、ダイアフラムを弁 としてガイド管と通気受入口との流路を制御する。
【0006】 その主要な特徴として、上層チャンバと下層通気受入口との間のハウジング壁 に直通通気管を設けて、上層ダイアフラムは全体を密封状態とすることにより、 上層チャンバに設置した電磁弁を起動すると、上下ダイアフラム弁を同時に開閉 作動することができ、公知の作動時に生じる遅延現象を減少して機械動作時間を 短縮することができる上、弁の開閉が確実になり、ダイアフラムの不具合による 誤作動の発生を減少することができる。
【0007】
【考案の実施の形態】
本考案の好適な実施例を図に沿って説明する。 図2、6に示すように、本考案のダイアフラムバルブの構造改良は、実施時に 基本的に少なくとも二つの形態があり、ハウジング12が異なる以外は、その他 各部の構成は同じである。 図2〜5に示すように、主にバルブ装置1内に少なくとも2層のチャンバ21 と22を設け、各チャンバ21、22に連接してそれぞれガイド管31、32と その外周に大きい通気受入口41、42を設け、チャンバ21とガイド管31と の間にダイアフラム51を設けて隔離し、チャンバ22とガイド管32との間に ダイアフラム52を設けて隔離し、ダイアフラム51、52を弁55、56とし てガイド管31、32と通気受入口41、42との流路を制御する。
【0008】 主要な特徴として、上層チャンバ21と下層通気受入口42との間のバルブハ ウジング上に直通通気管6を直接設け、上層ダイアフラム51を全体に密封状に することにより、上層チャンバ21に設置した電磁弁7を起動すると、上下ダイ アフラム弁55、56を同時に開閉作動でき、公知の作動で生じる遅延現象が減 少し、機械動作時間を短縮し、更に弁55、56を確実に開閉でき、ダイアフラ ム51の不具合により発生する誤作動を減少できる。
【0009】 図2に示すように、具体的な設計ではバルブ装置1に一対の上下ハウジング1 1、12と上部に接続する電磁弁ボンネット71から成り、上下ハウジング11 、12周辺部にかしめ穴81を設けてボルト91固定できるようにする。 下ハウジング12は下方に大きい通気受入口42を設け、その中心に数本のス ペーサ421に連接してやや小さいガイド管32を設け、受入口42の内壁に 」型の通気孔121を埋設する。
【0010】 上ハウジング11は円形蓋状を呈し、これにより下層チャンバ22を形成し、 中心部に突出して小型の通気受入口41を設け、突出部周辺にかしめ穴82を設 けて上方に電磁弁ボンネット71をボルト92で接合できるようにし、受入口内 にスペーサ411に連接して更に小さいガイド管31を設け、上ハウジング11 の半径面上に突出して通気管6を設け、この通気管の一端の入口61を下ハウジ ング12の 」型通気孔121に接続する箇所に配置し、もう一端の出口62を L型として中心の小通気受入口41突出部の壁内部に設ける。実施時にはこの直 通通気管6は別途チューブ体を用いて付加部品を接続することもできる(図には 未表示)。 電磁弁ボンネット71下部に凹スペースを設けて上層チャンバ21を形成し、 ボンネット壁内部に」型に穴72を設け、上ハウジング11のL型通気管出口6 2に接続する。
【0011】 大小二つのダイアフラム51、52には組立用のかしめ穴53のほか、ダイア フラム上にそれぞれ一つの穴59と58を増設して上下ハウジング11、12と 電磁弁ボンネットとを組立後に直通するようにし、二つのダイアフラム51、5 2は可撓弾性があり、中央のガイド管31、32に対応する部位を硬質弁55、 56とし、上方にそれぞれスプリング98、99を設けて圧力に対抗し、上ダイ アフラム51は全部密封状に、下層ダイアフラム弁56の外周には複数個の通気 孔57を設ける。
【0012】 図4、5に示すように、組立時にはバルブ装置1の下に外部接続管フード10 を取り付けることができ、これにより、電磁弁7を閉じたときに外部接続の導入 気体を内部の上下チャンバ21、22に停留させて圧力を形成し、上下層ダイア フラム51、52の中心を突出させて弁55、56でガイド管31、32を閉じ ることができる。電磁弁7を開放すると直通通気管6の設計により、チャンバ2 1、22内部圧力がほぼ同時に開放され、ダイアフラム51、52はすぐにもと の位置に戻る。二つは同時に動き、最後に下層通気受入口42に注入された気体 はガイド管32から放出され、粉塵の払い落としに使用される(図には未表示) 。
【0013】
【考案の効果】
上記のように、本考案が提供するダイアフラムバルブは機械動作の反応時間を 短縮し、公知の装置の使用上発生した遅延の欠点を解決する。弁を確実に開閉で き、瞬時の開閉でエネルギー節減を達成するとともに、上層ダイアフラムの不具 合による誤動作の発生を減少できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】公知のバルブ装置の部分立体分解図である。
【図2】本考案のバルブ装置構造立体分解図である。
【図3】本考案のバルブ装置構造の組立立体図である。
【図4】本考案の弁閉鎖の例図である。
【図5】本考案の弁開放の例図である。
【図6】本考案の別種のバルブ装置構造立体分解図であ
る。
【符号の説明】
1 バルブ装置 11 ハウジング 12 ハウジング 121 通気孔 21 チャンバ 22 チャンバ 31 ガイド管 32 ガイド管 41 受入口 411 スペーサ 42 受入口 421 スペーサ 51 ダイアフラム 52 ダイアフラム 53 かしめ穴 55 弁 56 弁 57 通気孔 58 穴 59 穴 6 通気管 61 入口 62 出口 7 電磁弁 71 弁ボンネット 72 穴 81 かしめ穴 82 かしめ穴 91 ボルト 92 ボルト 98 スプリング 99 スプリング 10 フード

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】バルブ装置内に少なくとも二つのチャンバ
    を設け、それぞれのチャンバにガイド管とその外周に比
    較的大きい通気受入口を設け、チャンバとガイド管との
    間にダイアフラムを設けて隔離し、ダイアフラムを弁と
    してガイド管と通気受入口の流路を制御して成るダイア
    フラムバルブにおいて、 上層チャンバと下層の通気受入口との間のバルブハウジ
    ング壁に直通通気管を設けて、上層のダイアフラムは全
    体を密封状とすることにより、上層チャンバに電磁弁を
    設けて制御すると上下ダイアフラム弁を同時に開閉動作
    することができるようにしたことを特徴とするダイアフ
    ラムバルブの構造。
  2. 【請求項2】バルブ装置は上下対になった半ハウジング
    と上部接続する電磁弁ボンネットから成り、二つのハウ
    ジング周辺部にはかしめ穴を設けてボルト固定できるよ
    うにし、 下ハウジングは下方に大きい通気受入口を設け、中心に
    数本のスペーサに連接してやや小さいガイド管を設け、
    受入口内壁に 」型の通気孔を埋設し、 上ハウジングは円形蓋状を呈し、これにより下層チャン
    バを形成し、中心部に突出して小型の通気受入口を設
    け、突出部周辺にかしめ穴を設けて上方に電磁弁ボンネ
    ットをボルト接合できるようにし、受入口内にスペーサ
    に連接して更に小さいガイド管を設け、ハウジングの半
    径面上に突出して通気管を設け、この通気管の一端の入
    口を下ハウジングの 」型通気孔に接続する箇所に配置
    し、もう一端の出口をL型として中心の小通気受入口突
    出部の壁内部に設け、 電磁弁ボンネット下部に凹スペースを設けて上層チャン
    バを形成し、ボンネット壁内部に」型に穴を設け、上ハ
    ウジングのL型通気管出口に接続するようにし、 大小二つのダイアフラムには組立用のかしめ穴のほか、
    ダイアフラム上にそれぞれ一つの穴を増設して上下ハウ
    ジングと電磁弁ボンネットとを直通させ、二つのダイア
    フラムは可撓弾性があり、中央のガイド管に対応する部
    位を硬質弁とし、上方にそれぞれスプリングを設けて圧
    力に対抗し、上ダイアフラムは全部密封状に、下層ダイ
    アフラム弁の外周には複数個の通気孔を設けて成ること
    を特徴とする請求項1記載のダイアフラムバルブの構
    造。
  3. 【請求項3】直通通気管は別途チューブ体を用いて付加
    部品を上ハウジングに接続できることを特徴とする請求
    項1記載のダイアフラムバルブの構造改良。
JP2003000856U 2003-02-24 2003-02-24 ダイアフラムバルブの構造改良 Expired - Lifetime JP3096050U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003000856U JP3096050U (ja) 2003-02-24 2003-02-24 ダイアフラムバルブの構造改良

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003000856U JP3096050U (ja) 2003-02-24 2003-02-24 ダイアフラムバルブの構造改良

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3096050U true JP3096050U (ja) 2003-08-29

Family

ID=43249946

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003000856U Expired - Lifetime JP3096050U (ja) 2003-02-24 2003-02-24 ダイアフラムバルブの構造改良

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3096050U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2022234778A1 (ja) * 2021-05-06 2022-11-10 株式会社村田製作所 バルブ、流体制御装置、加圧装置、および、血圧計

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2022234778A1 (ja) * 2021-05-06 2022-11-10 株式会社村田製作所 バルブ、流体制御装置、加圧装置、および、血圧計

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN205504071U (zh) 一种气压隔膜阀门
KR0170018B1 (ko) 탱크실을 가진 블록밸브
JP3096050U (ja) ダイアフラムバルブの構造改良
CN110410297A (zh) 一种用于压缩机的吸排气结构
CN107747634A (zh) 一种隔膜阀以及由该隔膜阀组成的流体输送设备及其输送方法
CN210950001U (zh) 一种高压球阀
CN207750522U (zh) 一种隔膜阀以及由该隔膜阀组成的流体输送设备
CN107081014A (zh) 一种自动更换活性炭的层流罩
JP3366595B2 (ja) 通気弁
CN207093475U (zh) 一种新型的油箱进排气装置
JPH067776Y2 (ja) 圧縮空気乾燥装置
CN202250492U (zh) 气路管道接头过滤器
CN111701309A (zh) 一种可拆卸汽车水滤
CN206958005U (zh) 一种用于汽车废油的接油抽油机
KR200325291Y1 (ko) 개선된 구조의 박막 필터 밸브
CN104864123B (zh) 多通路滤芯连接座
CN214946578U (zh) 一种带有排气槽的阀体及电磁阀
CN219242685U (zh) 一种防堵型气动阀门
CN217927216U (zh) 除尘器卸灰插板阀防故障装置
US20240151323A1 (en) Vacuum switching valve and suction system using vacuum switching valve
CN216396253U (zh) 一种高密闭干法制粒机
CN208221631U (zh) 一种用于列车真空集便器的滑阀
CN207843507U (zh) 一种热封盖板结构
CN104633249B (zh) 脉冲阀
CN218818488U (zh) 一种具有滤水功能的气动电磁阀

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080611

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090611

Year of fee payment: 6

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090611

Year of fee payment: 6