JP3095946U - 本体組込照明部を用いて髭剃り面を照射する電気シェーバー - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【課題】暗い場所では使いにくい電気シェーバーを、よ
り快適に安心して使い易くする。 【解決手段】電気シェーバーに複数の白色ＬＥＤを光源
とした部分照明部位を設け、皮膚面を照射する。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は、直線又は円形刃部を持つ電気シェーバーの刃部に隣接して皮膚面を 照射する照明部位を設けることに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来の電気シェーバーは、その剃り味や形態等全体的な性能では様々な改良、 改善、工夫が加えられ、より実用性に富む製品とはなりつつある。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

電気シェーバー自体の性能が著しく向上する反面、これを日常使用せざるを得 ない使い手側の利便性には、今一つ配慮に欠けているものがある。 それは、低照度場所での電気シェーバー利用への機能的な配慮である。 往々にして、照明が弱いため、ともすると剃り残し髭を見つけるために手探りし 、必要以上に外刃部を押し付け、場合によっては皮膚を傷めることすらある。部 分照明を備えることによって剃り残し髭や、皮膚の状態を細部にわたり良く点検 、観察する等が確実に可能になれば、髭剃りには不適切な暗い場所でも安心して 電気シェーバーが使える。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

本考案は、前述の課題を解決するため、電気シェーバーに（白色ＬＥＤ）を光 源とした照明部を設ける。照明設置部位は、直線刃形式の電気シェーバーにあっ ては、複数個の（白色ＬＥＤ）を直線状に配した照明部を直線刃に平行させて配 する。円形刃形式のシェーバーにあっては、複数個の（白色ＬＥＤ）を半円環状 に配した照明部分で円形刃を囲む。

【０００５】

【考案の実施の形態】

本考案の照明部は、電源をシェーバー本体から供給するよう配線する。 シェーバーの使用時に直接皮膚に触れることもあり、清掃に湯水などの液状物を 用いることを勘案し防水処理を施す。また、いわゆる外刃部分は清掃や外刃交換 のため着脱自由としておくことが必要であることから、照明部位は、電気シェー バー本体と一体構造として成形し、着脱は不可とする。

【０００６】

【考案の効果】

上述のごとく、低照度下においても、容易に剃り残しを見つける事だけに留ま らず、皮膚の状態を観察する事が出来、安心して快適に電気シェーバーが使える ようになる。また、充電式電気シェーバーの場合、電源スイッチに切り替え機能 を付加すると、非常時用灯としても利用できる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の髭剃り面を照射する直線刃形式電気シ
ェーバーの斜視図

【図２】本考案の円形刃形式電気シェーバーの斜視図

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【手続補正書】

【提出日】平成１５年３月１２日（２００３．３．１
２）

【手続補正１】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】請求項２

【補正方法】変更

【補正内容】

Claims (2)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】電気シェーバーに、複数個の高輝度白色発
   光するＬｉｇｈｔ Ｅｍｉｔｔｉｎｇ Ｄｉｏｄｅ（以
   下白色ＬＥＤと表記する）を直線状に配列した照明部分
   を設け、髭剃り皮膚面を直接照射することのできる電気
   シェーバー。
2. 【請求項２】複数個の（白色ＬＥＤ）を半円環状に配し
   た照明部分を設け、請求項１と同様の効果を得られる電
   気シェーバー。