JP3095565U - ド ア - Google Patents
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 有害な化学物質を吸収,分解することができ
るとともにダニ,カビなどの増殖を防止することのでき
るドアを提供する。 【解決手段】 杉樹皮の粉砕物からなる板材1の表面に
炭酸カルシウム又は酸化カルシウムを主成分とするカル
シウム粉体の塗布層2を設けたパネル3を備えた。カル
シウム粉体はホタテ貝殻を原料とした。また、杉樹皮の
粉砕物からなる板材1の表面にシリカを主成分とするシ
リカ粉体の塗布層を設けたパネル3を備えた。シリカ粉
体は、モミ殻を原料とした。有害な化学物質を吸収,分
解することができるとともにダニ,カビなどの増殖を防
止することができる。
るとともにダニ,カビなどの増殖を防止することのでき
るドアを提供する。 【解決手段】 杉樹皮の粉砕物からなる板材1の表面に
炭酸カルシウム又は酸化カルシウムを主成分とするカル
シウム粉体の塗布層2を設けたパネル3を備えた。カル
シウム粉体はホタテ貝殻を原料とした。また、杉樹皮の
粉砕物からなる板材1の表面にシリカを主成分とするシ
リカ粉体の塗布層を設けたパネル3を備えた。シリカ粉
体は、モミ殻を原料とした。有害な化学物質を吸収,分
解することができるとともにダニ,カビなどの増殖を防
止することができる。
Description
【0001】
本考案は、主に室内において用いられる木製のドアに関する。
【0002】
近年、住宅の内装に関わる壁材等の内装材や接着剤から発生するホルムアルデ
ヒドなどの有害な化学物質が原因となって生じるシックハウス症候群,化学物質
過敏症や、建材自体の通気性の問題から生じるダニ,カビなどの増殖などが原因
となって生じるアレルギーが大きな社会問題となっている。
【0003】
なお、シックハウス症候群は、新築や改築された住居に入居した際に、頭痛,
吐気,眩暈などの症状が現われる化学物質に対する低濃度中毒症状である。また
、化学物質過敏症は、化学物質に大量もしくは微量に長期暴露したときに生じる
化学物質に対する過敏反応であり、頭痛,不眠,下痢,視力障害,眩暈,筋肉痛
,不整脈,皮膚炎,喘息など様々な器官に対する障害として現われる。また、ア
レルギーは、身体の動きを保つ上で正常な反応である抗原抗体反応のうち、ダニ
,カビなどが原因となって生じる皮膚炎,喘息,花粉症などの過敏反応である。
【0004】
これらシックハウス症候群,化学物質過敏症,アレルギーを防止するためには
その原因物質を除去することが先決である。このため、有害な化学物質を吸収,
分解することができるとともにダニ,カビなどの増殖を防止することのできる住
宅建材が求められていた。
【0005】
そこで本考案は、有害な化学物質を吸収,分解することができるとともにダニ
,カビなどの増殖を防止することのできるドアを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載のドアは、杉樹皮の粉砕物からなる板材の表面に炭酸カルシウム
又は酸化カルシウムを主成分とするカルシウム粉体の塗布層を設けたパネルを備
えたことを特徴とする。
【0007】
有害な化学物質を吸収,分解することができるとともにダニ,カビなどの増殖
を防止することができる。
【0008】
請求項2記載のドアは、請求項1において、前記カルシウム粉体は、ホタテ貝
殻を原料とするものであることを特徴とする。
【0009】
従来は廃棄されていたホタテ貝殻を用いることにより廃棄物を資源化すること
になり、廃棄物処理の問題も解決することができる。
【0010】
請求項3記載のドアは、請求項1又は2において、前記カルシウム粉体には天
然着色剤が含まれることを特徴とする。
【0011】
有害な化学物質を用いることなくパネルに着色することができる。
【0012】
請求項4記載のドアは、杉樹皮の粉砕物からなる板材の表面にシリカを主成分
とするシリカ粉体の塗布層を設けたパネルを備えたことを特徴とする。
【0013】
有害な化学物質を吸収,分解することができるとともにダニ,カビなどの増殖
を防止することができる。
【0014】
請求項5記載のドアは、請求項4において、前記シリカ粉体は、モミ殻を原料
とするものであることを特徴とする。
【0015】
従来は廃棄されていたモミ殻を用いることにより廃棄物を資源化することにな
り、廃棄物処理の問題も解決することができる。
【0016】
請求項6記載のドアは、請求項4又は5において、前記シリカ粉体には天然着
色剤が含まれることを特徴とする。
【0017】
有害な化学物質を用いることなくパネルに着色することができる。
【0018】
請求項7記載のドアは、請求項1〜6のいずれか1項において、前記パネルの
四方を囲むドア枠を備えたことを特徴とする。
【0019】
ドアの強度を保つことができる。
【0020】
請求項8記載のドアは、請求項7において、前記ドア枠の表面に天然着色剤を
塗布したことを特徴とする。
【0021】
有害な化学物質を用いることなくドア枠に着色することができる。
【0022】
請求項9記載のドアは、請求項7又は8において、前記ドア枠にドア取手部を
備えるとともに、前記ドア枠と前記ドア取手部の接続部に蓄光性塗料を塗布した
ことを特徴とする。
【0023】
夜間、照明を消した状態であっても、ドア取手部の位置を使用者に確実に知ら
しめることができる。
【0024】
請求項10記載のドアは、請求項7〜9のいずれか1項において、横方向に前
記ドア枠を仕切って上部枠と下部枠を形成する横仕切り枠を備えるとともに、前
記上部枠と下部枠のいずれか一方に前記パネルを設けたことを特徴とする。
【0025】
ドアの強度を増すことができるとともにデザインの選択度を向上させることが
できる。
【0026】
請求項11記載のドアは、請求項7〜9のいずれか1項において、縦方向に前
記ドア枠を仕切って右部枠と左部枠を形成する縦仕切り枠を備えるとともに、前
記右部枠と左部枠のいずれか一方に前記パネルを設けたことを特徴とする。
【0027】
ドアの強度を増すことができるとともにデザインの選択度を向上させることが
できる。
【0028】
請求項12記載のドアは、請求項7〜9のいずれか1項において、 横方向に
前記ドア枠を仕切って上部枠,中部枠,下部枠を形成する二つの横仕切り枠を備
えるとともに、前記上部枠,中部枠,下部枠のいずれか一つ又は二つに前記パネ
ルを設けたことを特徴とする。
【0029】
ドアの強度を増すことができるとともにデザインの選択度を向上させることが
できる。
【0030】
請求項13記載のドアは、請求項7〜9のいずれか1項において、 前記ドア
枠の横方向にヒンジを介して連結した第二のドア枠を備えたことを特徴とする。
【0031】
折戸としてのドアを提供することができる。
【0032】
請求項14記載のドアは、請求項7〜13のいずれか1項において、前記ドア
枠に通気口を設けたことを特徴とする。
【0033】
部屋の内外の通気性を向上させることができる。
【0034】
以下、本考案の実施形態を添付した図面を参照しながら説明する。
【0035】
はじめに、本考案のドアを構成するパネルについて、図1及び図2を参照しな
がら説明する。1は杉樹皮の粉砕物からなる板材であり、この板材1は、杉樹皮
をチップ状又はファイバ状に粉砕した粉砕物に接着剤を付与し、コンベア又はコ
ールプレート上でマット状に形を整えて堆積した後、スペーサー機能を備えたホ
ットプレス機で熱圧成形することにより形成したものである。なお、杉樹皮は、
ホルムアルデヒドやアンモニアなどの有害な化学物質や悪臭を半永久的に吸着,
分解し続けるともに、防虫,防腐,抗菌効果を有し、ダニやカビの繁殖を防止す
る機能を有することが知られている。
【0036】
この板材1の表面に炭酸カルシウム又は酸化カルシウムを主成分とするカルシ
ウム粉体、或いはシリカを主成分とするシリカ粉体を塗布した塗布層2が設けら
れ、多層構造のパネル3が構成されている。
【0037】
また、前記カルシウム粉体は、廃棄物としてのホタテ貝殻を原料とするもので
あり、ホタテ貝殻を乾燥,粉砕したもの、さらに加熱処理したものが用いられる
。なお、ホタテ貝殻を乾燥,粉砕したものの主成分は炭酸カルシウムであり、加
熱処理すると酸化されて酸化カルシウムとなる。ホタテ貝殻の粉砕物は加熱処理
しない炭酸カルシウムを主成分とする状態でも防虫機能を有するが、加熱処理し
て酸化カルシウムを主成分とした場合は黄色ブドウ球菌や大腸菌などに対する除
菌,抗菌機能、ホルムアルデヒド,揮発性有機化合物に対する化学物質軽減機能
、ポリウレタンに対する化学物質分解機能、その他、消臭機能などの機能を有す
ることが知られている。
【0038】
前記シリカ粉体は、廃棄物としてのモミ殻を原料とするものであり、モミ殻を
乾燥,粉砕したものが用いられる。このモミ殻を乾燥,粉砕したシリカ粉体は、
有害な化学物質を吸着,除去し、抗菌性,消臭性を有するともに吸放湿性にも優
れ、室内の結露防止と保湿の機能を有することが知られている。
【0039】
また、前記カルシウム粉体やシリカ粉体には天然着色剤が含まれている。ここ
で、天然着色剤とは、化学的に合成されたものではなく、すべて天然物由来の原
料を用いて作製された着色剤のことをいう。
【0040】
つぎに、上記のパネル3を用いた本考案のドアの実施例について説明する。
【0041】
図3は本考案のドアの第1実施例を示す。4はパネル3の四方を囲むドア枠で
あって、このドア枠4には天然着色剤が塗付されている。この天然着色剤とは上
述のとおり、化学的に合成されたものではなく、すべて天然物由来の原料を用い
て作製された着色剤のことをいう。
【0042】
ドア枠4の略中央部には、横方向にこのドア枠4を仕切って上部枠4Aと下部
枠4Bを形成する横仕切り枠5が設けられている。そして、下部枠4Bにパネル
3が設けられている。この下部枠4B付近の断面を示す図4を参照すると、下部
枠4Bに止め部材6によってパネル3が取り付けられている。また、上部枠4A
には同様にして半透明なガラス板9が取り付けられている。なお、上部枠4Aに
パネル3、下部枠4Bにガラス板9を設けてもよい。また、半透明なガラス板9
の代わりに透明なガラス板、樹脂板などを設けてもよい。
【0043】
また、ドア枠4の一端側にはレバー状のドア取手部7が設けられている。この
ドア取手部7はノブ状のものであってもよく、ドアの開閉が可能であればどのよ
うな形状のものでもよい。そして、ドア枠4とドア取手部7の接続部8には蓄光
性塗料が塗布されている。塗付方法は特に問わないが、予め別の部材に蓄光性塗
料を含浸させたものを取付けてもよい。
【0044】
以上のように、本考案の第1実施例によれば、請求項1に対応して、杉樹皮の
粉砕物からなる板材1の表面に炭酸カルシウム又は酸化カルシウムを主成分とす
るカルシウム粉体の塗布層2を設けたパネル3を備えたので、有害な化学物質を
吸収,分解することができるとともにダニ,カビなどの増殖を防止することがで
きる。
【0045】
請求項2に対応して、前記カルシウム粉体は、ホタテ貝殻を原料とするので、
従来は廃棄されていたホタテ貝殻を用いることにより廃棄物を資源化することに
なり、廃棄物処理の問題も解決することができる。
【0046】
請求項3に対応して、前記カルシウム粉体には天然着色剤が含まれるので、有
害な化学物質を用いることなくパネルに着色することができる。
【0047】
請求項4に対応して、杉樹皮の粉砕物からなる板材1の表面にシリカを主成分
とするシリカ粉体の塗布層2を設けたパネル3を備えたので、有害な化学物質を
吸収,分解することができるとともにダニ,カビなどの増殖を防止することがで
きる。
【0048】
請求項5に対応して、前記シリカ粉体は、モミ殻を原料とするものであるので
、従来は廃棄されていたモミ殻を用いることにより廃棄物を資源化することにな
り、廃棄物処理の問題も解決することができる。
【0049】
請求項6に対応して、前記シリカ粉体には天然着色剤が含まれるので、有害な
化学物質を用いることなくパネルに着色することができる。
【0050】
請求項7に対応して、前記パネル3の四方を囲むドア枠4を備えたので、ドア
の強度を保つことができる。
【0051】
請求項8に対応して、前記ドア枠4の表面に天然着色剤を塗布したので、有害
な化学物質を用いることなくドア枠に着色することができる。
【0052】
請求項9に対応して、前記ドア枠4にドア取手部7を備えるとともに、前記ド
ア枠4と前記ドア取手部7の接続部8に蓄光性塗料を塗布したので、夜間、照明
を消した状態であっても、ドア取手部の位置を使用者に確実に知らしめることが
できる。
【0053】
請求項10に対応して、横方向に前記ドア枠4を仕切って上部枠4Aと下部枠
4Bを形成する横仕切り枠5を備えるとともに、前記上部枠4Aと下部枠4Bの
いずれか一方に前記パネル3を設けたので、ドアの強度を増すことができるとと
もにデザインの選択度を向上させることができる。
【0054】
次に、図5に基づいて、本考案のドアの第2実施例について説明する。ここで
前記第1実施例と同様の部分には同じ符号を付し、その詳細な説明を省略する。
この第2実施例においては、縦方向にドア枠4を仕切って右部枠4Cと左部枠4
Dを形成する縦仕切り枠5Aが設けられている。そして、右部枠4Cにパネル3
が設けられ、左部枠4Dにガラス板9が設けられている。
【0055】
以上のように、本考案の第2実施例によれば、請求項11に対応して、縦方向
に前記ドア枠4を仕切って右部枠4Cと左部枠4Dを形成する縦仕切り枠5Aを
備えるとともに、前記右部枠4Cと左部枠4Dのいずれか一方に前記パネル3を
設けたので、ドアの強度を増すことができるとともにデザインの選択度を向上さ
せることができる。
【0056】
つぎに、図6に基づいて第3実施例について説明する。この第3実施例におい
ては、横方向にドア枠4を仕切って上部枠4E,中部枠4F,下部枠4Gを形成
する二つの横仕切り枠5B,5Cが設けられている。そして、中部枠4Fにパネ
ル3、上部枠4Eと下部枠4Gにガラス板9が設けられている。
【0057】
以上のように、本考案の第3実施例によれば、請求項12に対応して、横方向
に前記ドア枠4を仕切って上部枠4E,中部枠4F,下部枠4Gを形成する二つ
の横仕切り枠5B,5Cを備えるとともに、前記上部枠4E,中部枠4F,下部
枠4Gのいずれか一つ又は二つに前記パネル3を設けたので、ドアの強度を増す
ことができるとともにデザインの選択度を向上させることができる。
【0058】
つぎに、図7に基づいて第4実施例について説明する。この第4実施例におい
ては、ドア枠4の横方向にヒンジ10を介して連結した第二のドア枠11が設けられ
ている。そして、ドア枠4と第二のドア枠11の上部と下部には通気口12が設けら
れている。そして、ドア枠4を縦方向に仕切る横仕切り枠5Dが設けられ、この
横仕切り枠5D上にドア取手部7Aが設けられ、ドア取手部7Aと横仕切り枠5
Dの接続部8Aに蓄光性塗料が塗布されている。
【0059】
以上のように、本考案の第4実施例によれば、請求項13に対応して、前記ド
ア枠4の横方向にヒンジ10を介して連結した第二のドア枠11を備えたので、折戸
としてのドアを提供することができる。
【0060】
請求項14に対応して、前記ドア枠4に通気口12を設けたので、部屋の内外の
通気性を向上させることができる。
【0061】
尚、本考案は上記実施形態に限定されるものではなく、本考案の要旨の範囲内
において、種々の変形が可能である。例えば、図8に示す第5実施例のように両
開き戸とし、ドア枠4にドア取手部7Bを設け、ドア取手部7Bとドア枠4の接
続部8Bに蓄光性塗料を塗布して構成してもよい。
【0062】
また、図9に示す第6実施例のように引戸とし、ドア枠4にドア取手部7Cを
設け、ドア取手部7Cとドア枠4の接続部8Cに蓄光性塗料を塗布して構成して
もよい。
【0063】
請求項1記載のドアは、杉樹皮の粉砕物からなる板材の表面に炭酸カルシウム
又は酸化カルシウムを主成分とするカルシウム粉体の塗布層を設けたパネルを備
えたので、有害な化学物質を吸収,分解することができるとともにダニ,カビな
どの増殖を防止することができる。
【0064】
請求項2記載のドアは、請求項1において、前記カルシウム粉体は、ホタテ貝
殻を原料とするものであるので、従来は廃棄されていたホタテ貝殻を用いること
により廃棄物を資源化することになり、廃棄物処理の問題も解決することができ
る。
【0065】
請求項3記載のドアは、請求項1又は2において、前記カルシウム粉体には天
然着色剤が含まれるので、有害な化学物質を用いることなくパネルに着色するこ
とができる。
【0066】
請求項4記載のドアは、杉樹皮の粉砕物からなる板材の表面にシリカを主成分
とするシリカ粉体の塗布層を設けたパネルを備えたので、有害な化学物質を吸収
,分解することができるとともにダニ,カビなどの増殖を防止することができる
。
【0067】
請求項5記載のドアは、請求項4において、前記シリカ粉体は、モミ殻を原料
とするものであるので、従来は廃棄されていたモミ殻を用いることにより廃棄物
を資源化することになり、廃棄物処理の問題も解決することができる。
【0068】
請求項6記載のドアは、請求項4又は5において、前記シリカ粉体には天然着
色剤が含まれるので、有害な化学物質を用いることなくパネルに着色することが
できる。
【0069】
請求項7記載のドアは、請求項1〜6のいずれか1項において、前記パネルの
四方を囲むドア枠を備えたので、ドアの強度を保つことができる。
【0070】
請求項8記載のドアは、請求項7において、前記ドア枠の表面に天然着色剤を
塗布したので、有害な化学物質を用いることなくドア枠に着色することができる
。
【0071】
請求項9記載のドアは、請求項7又は8において、前記ドア枠にドア取手部を
備えるとともに、前記ドア枠と前記ドア取手部の接続部に蓄光性塗料を塗布した
ので、夜間、照明を消した状態であっても、ドア取手部の位置を使用者に確実に
知らしめることができる。
【0072】
請求項10記載のドアは、請求項7〜9のいずれか1項において、横方向に前
記ドア枠を仕切って上部枠と下部枠を形成する横仕切り枠を備えるとともに、前
記上部枠と下部枠のいずれか一方に前記パネルを設けたので、ドアの強度を増す
ことができるとともにデザインの選択度を向上させることができる。
【0073】
請求項11記載のドアは、請求項7〜9のいずれか1項において、縦方向に前
記ドア枠を仕切って右部枠と左部枠を形成する縦仕切り枠を備えるとともに、前
記右部枠と左部枠のいずれか一方に前記パネルを設けたので、ドアの強度を増す
ことができるとともにデザインの選択度を向上させることができる。
【0074】
請求項12記載のドアは、請求項7〜9のいずれか1項において、 横方向に
前記ドア枠を仕切って上部枠,中部枠,下部枠を形成する二つの横仕切り枠を備
えるとともに、前記上部枠,中部枠,下部枠のいずれか一つ又は二つに前記パネ
ルを設けたので、ドアの強度を増すことができるとともにデザインの選択度を向
上させることができる。
【0075】
請求項13記載のドアは、請求項7〜9のいずれか1項において、 前記ドア
枠の横方向にヒンジを介して連結した第二のドア枠を備えたので、折戸としての
ドアを提供することができる。
【0076】
請求項14記載のドアは、請求項7〜13のいずれか1項において、前記ドア
枠に通気口を設けたので、部屋の内外の通気性を向上させることができる。
【図1】本考案の実施例を示すパネルの斜視図である。
【図2】同上、パネルの断面図である。
【図3】本考案の第1実施例を示すドアの斜視図であ
る。
る。
【図4】同上、図3の部分断面図である。
【図5】本考案の第2実施例を示すドアの斜視図であ
る。
る。
【図6】本考案の第3実施例を示すドアの斜視図であ
る。
る。
【図7】本考案の第4実施例を示すドアの斜視図であ
る。
る。
【図8】本考案の第5実施例を示すドアの斜視図であ
る。
る。
【図9】本考案の第6実施例を示すドアの斜視図であ
る。
る。
1 板材
2 塗布層
3 パネル
4 ドア枠
4A 上部枠
4B 下部枠
4C 右部枠
4D 左部枠
4E 上部枠
4F 中部枠
4G 下部枠
5 横仕切り枠
5A 縦仕切り枠
5B,5C 横仕切り枠
7 ドア取手部
8 接続部
10 ヒンジ
11 第二のドア枠
12 通気口
Claims (14)
- 【請求項1】 杉樹皮の粉砕物からなる板材の表面に炭
酸カルシウム又は酸化カルシウムを主成分とするカルシ
ウム粉体の塗布層を設けたパネルを備えたことを特徴と
するドア。 - 【請求項2】 前記カルシウム粉体は、ホタテ貝殻を原
料とするものであることを特徴とする請求項1記載のド
ア。 - 【請求項3】 前記カルシウム粉体には天然着色剤が含
まれることを特徴とする請求項1又は2記載のドア。 - 【請求項4】 杉樹皮の粉砕物からなる板材の表面にシ
リカを主成分とするシリカ粉体の塗布層を設けたパネル
を備えたことを特徴とするドア。 - 【請求項5】 前記シリカ粉体は、モミ殻を原料とする
ものであることを特徴とする請求項4記載のドア。 - 【請求項6】 前記シリカ粉体には天然着色剤が含まれ
ることを特徴とする請求項4又は5記載のドア。 - 【請求項7】 前記パネルの四方を囲むドア枠を備えた
ことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項記載のド
ア。 - 【請求項8】 前記ドア枠の表面に天然着色剤を塗布し
たことを特徴とする請求項7記載のドア。 - 【請求項9】 前記ドア枠にドア取手部を備えるととも
に、前記ドア枠と前記ドア取手部の接続部に蓄光性塗料
を塗布したことを特徴とする請求項7又は8記載のド
ア。 - 【請求項10】 横方向に前記ドア枠を仕切って上部枠
と下部枠を形成する横仕切り枠を備えるとともに、前記
上部枠と下部枠のいずれか一方に前記パネルを設けたこ
とを特徴とする請求項7〜9のいずれか1項記載のド
ア。 - 【請求項11】 縦方向に前記ドア枠を仕切って右部枠
と左部枠を形成する縦仕切り枠を備えるとともに、前記
右部枠と左部枠のいずれか一方に前記パネルを設けたこ
とを特徴とする請求項7〜9のいずれか1項記載のド
ア。 - 【請求項12】 横方向に前記ドア枠を仕切って上部
枠,中部枠,下部枠を形成する二つの横仕切り枠を備え
るとともに、前記上部枠,中部枠,下部枠のいずれか一
つ又は二つに前記パネルを設けたことを特徴とする請求
項7〜9のいずれか1項記載のドア。 - 【請求項13】 前記ドア枠の横方向にヒンジを介して
連結した第二のドア枠を備えたことを特徴とする請求項
7〜9のいずれか1項記載のドア。 - 【請求項14】 前記ドア枠に通気口を設けたことを特
徴とする請求項7〜13のいずれか1項記載のドア。
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JP2003000379U JP3095565U (ja) | 2003-01-28 | 2003-01-28 | ド ア |
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JP3095565U true JP3095565U (ja) | 2003-08-08 |
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