JP3095472U - 発光ボール - Google Patents

発光ボール

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JP3095472U JP2003000329U JP2003000329U JP3095472U JP 3095472 U JP3095472 U JP 3095472U JP 2003000329 U JP2003000329 U JP 2003000329U JP 2003000329 U JP2003000329 U JP 2003000329U JP 3095472 U JP3095472 U JP 3095472U
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潔 新田
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株式会社ニッタクス
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ボールの視認性を著しく向上させると共に、
高いゲーム性を維持した発光ボールを提供する。 【解決手段】 発光装置10は、1個以上の発光素子1
と、当該発光素子1を駆動する電池2と、衝撃や振動で
作動するスイッチ5と、当該スイッチの作動により前記
発光素子1を一定期間発光させる制御回路4と、これら
パーツ類を搭載する回路基板9とで構成され、外部の衝
撃や振動で発光する。この発光装置10は、透明もしく
は半透明の球状ケース6内に封入された状態で透明もし
くは半透明の粘弾性樹脂材で被覆された球体の内部に収
納されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、パークゴルフ、グランドゴルフ、ゲートボール等に用いて好適な発 光ボールに関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の競技は、樹木や適度に起伏のある公園や河川敷、或いは遊休地等を利 用して行うもので、一般のゴルフ競技と相違し、外径が約5〜7cm程度の比較 的大きなボールを使用し、且つ、ホールの距離も1ホール100m以下というよ うに短いことから、老若男女誰でも気軽に楽しめる多世代スポーツとして、近年 愛好者数も増加してきている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、上記したパークゴルフ、グランドゴルフ、ゲートボール等にあって は、公園や河川敷、遊休地等を利用して行うため、環境(樹木や芝草、地形の起 伏)の整備や夜間の照明設備等も他のスポーツ(例えば、野球、サッカー等)に 比べて十分ではない。明るさ(太陽光や照明)が低下した環境でのプレーでは、 打撃したボールの進行方向が明確にならないため、プレイヤーはボールを見失う ことも多く、その探索に多くの時間を費やすことになることから、プレーできる のは主に昼間に限られていた。
【0004】 このような状況の中で、近年では、パークゴルフ、グランドゴルフ、ゲートボ ール等においても、他のスポーツと同様に、夜間でも気軽にプレーを楽しむこと ができるような何らかの施策が望まれている。
【0005】 本考案は、この要望に鑑み、ボールの内部に発光装置を設置することによりボ ールの視認性を著しく向上させると共に、発光装置の構成パーツを適正に重量配 分してボールの転がり方を滑らかにすることにより高いゲーム性を維持した発光 ボールを提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
すなわち、請求項1に記載の考案は、透明もしくは半透明の粘弾性樹脂材で被 覆された球体の内部に発光装置を収容し、外部の衝撃や振動で当該発光装置を発 光する発光ボールにおいて、前記発光装置は、1個以上の発光素子と、当該発光 素子を駆動する電池と、衝撃や振動で作動するスイッチと、当該スイッチの作動 により前記発光素子を一定時間発光させる制御回路と、これらパーツ類を搭載す る回路基板とを備え、且つ、透明もしくは半透明のケースに封入されて成ること を特徴としている。
【0007】 また、請求項2に記載の考案は、請求項1に記載の発光ボールにおいて、前記 ケースが、透明もしくは半透明の球状コアの中心部分に収容されて成ることを特 徴としている。
【0008】 また、請求項3に記載の考案は、請求項1または請求項2の何れかに記載の発 光ボールにおいて、前記回路基板を前記ケース内の中央部に配置すると共に、当 該回路基板の両面に前記パーツ類を重量的にバランス良く配置したことを特徴と している。
【0009】 また、請求項4に記載の考案は、請求項1から請求項3までの何れかに記載の 発光ボールにおいて、前記球状コアは、それぞれ中心部に前記ケースが収まる窪 みを有する一対の半球体の組み合わせで構成されることを特徴としている。
【0010】 また、請求項5に記載の考案は、請求項1から請求項4までの何れかに記載の 発光ボールは、パークゴルフ用、もしくはグランドゴルフ用、もしくはゲートボ ール用であることを特徴としている。
【0011】 ここで、請求項1に記載の構成では、打撃時や回転時の衝撃や振動で発光装置 が発光するため、打撃した後のボールの視認性が向上し、夕刻等、明るさが低下 した環境でのプレーにおいてもボールの進行方向を明確に把握でき、ボールの紛 失を防止することがきる。また、同時に発光による特異な美感により、プレーが より一層楽しくなる。 また、請求項2に記載の構成では、重量物である発光装置をボールの中心部に 配置することにより、ボールの回転慣性モーメントが安定し、ボールの転がり方 が滑らかになる。この際、請求項3に記載の構成のように、回路基板に実装され るパーツ類の重量バランスを考慮することで、その効果はより一層向上する。ま た、パーツ類をケース内に封入することにより、ボールの加工工程において配線 切断等の不良が発生し難くなり、作業性、生産性が向上する。 また、請求項4に記載の構成では、球状コアを2分割構造とすることにより、 容易、且つ、確実にケースをコア中心部に収容することができる。 また、請求項5に記載の構成では、パークゴルフやグランドゴルフやゲートボ ールのゲーム性を著しく向上できる。
【0012】
【考案の実施の形態】
以下、図1に基づいて本考案の一実施形態を説明する。図1は、本考案に係る 発光ボールの内部構造を示している。この発光ボールはパークゴルフ、グランド ゴルフ、或いはゲートボール等に用いて好適である。
【0013】 図1に示すように、本実施形態の発光ボール20は、透明もしくは半透明の球 状コア7の表面に透明もしくは半透明の粘弾性樹脂材で成るシェル8を形成した 外径50〜70mm程度の球体であり、球状コア7の中心部分に発光装置10が 収容されている。
【0014】 当発光装置10は、発光ダイオード1と、当発光ダイオード1の駆動電力源と なるボタン電池2と、衝撃や振動から当電池の接続性を保持するブラケット3と 、衝撃や振動で一定時間オンするスイッチ5と、当スイッチ5のオン動作により 発光ダイオード1を通電して一定時間発光させる制御IC4を備え、これらパー ツ類が回路基板9に一括実装された状態で、透明もしくは半透明のプラスチック 製球状ケース6に封入されている。この球状ケース6は、外径が20〜25mm 程度の中空体で、この中空体の内壁に前記回路基板9が図示しない適宜手段によ り固定されている。
【0015】 このように、発光装置10を構成する複数のパーツ類をケース内に封入するこ とにより、ボールの加工工程中において発生し易い配線切断等の不良が防止でき 、作業性、生産性が向上する。
【0016】 ここで、本実施形態では、前記回路基板9を球状ケース6内の中央部に配置・ 固定すると共に、当回路基板9の両面に上記した各パーツ類を重量的にバランス 良く実装してある。具体的には、図1において、回路基板9の上面にスイッチ5 、発光ダイオード1、制御IC4等が実装され、回路基板9の下面にもう一つの 発光ダイオード1とブラケット3に保持されたボタン電池2等がバランス良く実 装されている。 即ち、基板上面のスイッチ6と基板下面のボタン電池2が重量的に略同等と見 なしてバランスを取っている。尚、当スイッチ5は、バネ材とその中央に立設さ れた金属製のスティックとで構成されており、バネの振動による両者の接触を利 用する。
【0017】 このように、重量物である発光装置10をボールの中心部に配置し、且つ、こ の発光装置10を構成するパーツ類を球状ケース内の中央部に位置する基板上に 重量バランスを考慮して実装することにより、ボールの回転慣性モーメントが安 定し、ボールをどの方向から打撃しても正常に転がすことができ、よって、球内 に発光装置を収容したことによるゲーム性への弊害は生じない。
【0018】 また、前記球状コア7は、高耐衝撃性の樹脂製で成る上下一対の半球体7a、 7bで構成されており、それぞれ扁平円部の中心部分に前記球状ケース6の略半 分が収まる半球状の窪み11が形成されている。これら半球体7a、7bは射出 成形にて成形することができ、パーツ類が封入された球状ケース6を一方の半球 体7aの窪み11に収容すると共に、露出部分をその窪み11で覆うように他方 の半球体7bを組み合わせることにより、球状ケース6を球状コア7の中心部に 収容することができる。球状ケース6を収容した後、球状コア7の外表面に粘弾 性樹脂材を射出成形することによりシェル8が形成され、真円の発光ボールとな る。これをセンターコア方式という。 尚、球状コア7を射出成形で一気に成形してしまうことも可能であり、これを 一括射出方式という。
【0019】 因みに、一括射出方式とは、射出成型機の金型に設けた支柱で球状ケース6を ボールの中心部で支えた状態にしておき、樹脂材の射出で球状コア7を一気に成 形するものである。支柱はシェル8の形成後に抜き取り、抜き跡に同種の樹脂を 充填する。
【0020】 但し、この一括射出方式は、射出成型機の価格が高く、型の成形精度調整に時 間を要し、生産コストを高騰させることから、前記したセンターコア方式の方が 好適である。
【0021】 上記構成の発光ボール20では、プレイヤーがボールを打つと、その打撃によ る衝撃や振動で発光装置10のスイッチ5がオンし、対向配置された2個の発光 ダイオード1、1が通電され、発光する。発光期間は、制御IC4により制御さ れており、スイッチ5が復旧(オフ)してもその後一定時間発光が継続するよう になっている。
【0022】 これにより、ボールの視認性が向上し、夕刻等、明るさが低下した環境でのプ レーにおいてもプレイヤーは遠方からボールの進行方向や停止位置を明確に把握 することができ、よって、ボールの探索時間を短くでき、紛失も防止できる。 また、同時に、夕刻において発光による特異な美感を伴う球技を楽しむことが でき、ゲーム性も向上する。尚、発光形態は点灯だけでなく、点滅状態としても 良い。点滅状態とすることにより、電池の電力消費を抑え、且つ、茂み等に打ち 込んだボールの所在をより明確にすることができると共に、点滅による特異性で 、ゲーム性もより高まる。 尚、搭載する発光ダイオード1は本実施形態の2個に限るものではなく、ボー ルの視認性を考慮して適宜数搭載すれば良い。
【0023】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案によれば、ボールの内部に発光装置を設置するこ とにより、ボールの視認性が向上し、夕刻等の明るさが低下した環境でのプレー であってもボールの進行方向を明確に把握でき、見失ったボールの探索時間を短 縮でき、且つ、ボールの紛失を防止できる。また、同時に、夕刻時の発光により 、特異な美感を伴う球技を楽しむことができる。 また、本考案によれば、発光装置の構成パーツ類をバランス良くボール中心部 分に収容することにより、回転慣性モーメントが向上し、ボールの転がりに滑ら かさが得られ、高いゲーム性を維持できる。
【0024】 上記した本考案の作用効果により、パークゴルフ、もしくはグランドゴルフ、 もしくはゲートボールにあっては、従来にも増して気軽にプレーを楽しむことが できるようになり、その愛好者の増加に貢献できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る発光ボールの内部構造を示す図。
【符号の説明】
1 発光素子(発光ダイオード) 2 電池(ボタン電池) 3 ブラケット 4 制御回路(制御IC) 5 スイッチ 6 ケース 7 球状コア 8 シェル 9 回路基板 10 発光装置 20 発光ボール

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透明もしくは半透明の粘弾性樹脂材で被
    覆された球体の内部に発光装置を収容し、外部の衝撃や
    振動で当該発光装置を発光する発光ボールにおいて、 前記発光装置は、1個以上の発光素子と、当該発光素子
    を駆動する電池と、衝撃や振動で作動するスイッチと、
    当該スイッチの作動により前記発光素子を一定時間発光
    させる制御回路と、これらパーツ類を搭載する回路基板
    とを備え、且つ、透明もしくは半透明のケースに封入さ
    れて成ることを特徴とする発光ボール。
  2. 【請求項2】 前記ケースが、透明もしくは半透明の球
    状コアの中心部分に収容されて成ることを特徴とする請
    求項1に記載の発光ボール。
  3. 【請求項3】 前記回路基板を前記ケース内の中央部に
    配置すると共に、当該回路基板の両面に前記パーツ類を
    重量的にバランス良く配置したことを特徴とする請求項
    1または請求項2の何れかに記載の発光ボール。
  4. 【請求項4】 前記球状コアは、それぞれ中心部に前記
    ケースが収まる窪みを有する一対の半球体の組み合わせ
    で構成されることを特徴とする請求項1から請求項3ま
    での何れかに記載の発光ボール。
  5. 【請求項5】 パークゴルフ用、もしくはグランドゴル
    フ用、もしくはゲートボール用であることを特徴とする
    請求項1から請求項4までの何れかに記載の発光ボー
    ル。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005165980A (ja) * 2003-12-05 2005-06-23 Nec Viewtechnology Ltd 電子ペンの発光制御方法/電子ペン
JP2014199719A (ja) * 2013-03-29 2014-10-23 宏幸 風袋 振動に応じて光る灯光ブロック
KR102211045B1 (ko) * 2020-09-03 2021-02-02 박민경 플래시볼 시스템 및 스포츠 기구

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