JP3095281B2 - 複数品種のライン生産支援システム - Google Patents

複数品種のライン生産支援システム

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JP3095281B2
JP3095281B2 JP5392692A JP5392692A JP3095281B2 JP 3095281 B2 JP3095281 B2 JP 3095281B2 JP 5392692 A JP5392692 A JP 5392692A JP 5392692 A JP5392692 A JP 5392692A JP 3095281 B2 JP3095281 B2 JP 3095281B2
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    • Y02P90/30Computing systems specially adapted for manufacturing

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  • Multi-Process Working Machines And Systems (AREA)
  • General Factory Administration (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、産業機械、家庭用電器
などの複数機種の製品を連続的に多数台生産する工場で
のライン生産支援システムおよびライン生産方式に関す
る。
【0002】
【従来の技術】搬送装置によって所定の時間間隔で新し
い作業物(作業設備(加工もしくは組立装置、または作
業者)による、加工もしくは組立の対象となるものであ
り、部品または最終組立品である)が送り込まれ、この
送り込まれた作業物に搬送方向に併設した複数の作業設
備により多数の作業要素(加工もしくは組立工程の一つ
一つの工程を意味する)を施す生産方式をライン生産方
式と呼ぶ。
【0003】この方式では、同一機種の作業物を多数連
続して生産する場合、作業設備の効率(稼働率)や作業
者の作業性を著しく高く維持できるといった特徴があ
る。
【0004】しかし、ライン生産方式により、タクト時
間の短い(例えば、20秒程度)複数機種の作業物を生
産する場合には、機種ごとの作業物の作業要素(作業内
容)や作業要素時間の違いにより、機種の切替りに伴っ
て作業設備の変更や段取作業、治工具の交換、搬送時間
間隔の変更などが必要となるため、設備の稼働率や作業
性を高く維持することが困難となる。
【0005】複数機種の作業物をライン生産する際のこ
のような問題点を解決するための従来技術として、全て
の機種の作業物を一本のライン(単一ライン)により生
産する方式と、特開昭55−106756号公報に記載
のように、同一機種の作業物のみの作業要素を専用に施
すための設備から構成した部分的なラインを複数併設
し、これら複数の併設ラインを直列につなげて生産する
方式とがある。いづれの方式でも作業物は、同一機種ご
とに多数台まとめて連続して生産する方式である。 複
数機種の作業物を単一ラインにより生産する方式では、
機種の切り替わりごとにライン各部における作業物の搬
送時間を複雑に変えることが必要となる。ところが、機
種の切替りに伴って単一ラインの各部における搬送時間
間隔が変わることにより、ライン上に作業物の停滞領域
や空き領域が生じるために、ライン全体の作業効率が著
しく低下する問題がある。
【0006】また、複数の併設ラインを直列につなげて
生産する方式では、作業物を供給搬送する主供給搬送装
置を少なくとも2本平行に設置し、多数の支流搬送装置
を並行に並設して上記主供給搬送装置の間を接続し、こ
の支流搬送装置ごとに作業物の搬送速度を可変させる手
段を備え付けているために、作業者や作業設備の稼働率
が極めて高くなる特徴があるが、機種ごとの生産量が変
動した場合には支流搬送装置の数や搬送装置のスピード
などのライン設備の構成を変えることが必要であり、搬
送装置の管理が複雑であるという欠点があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記従来方式では、単
一ラインにより複数機種を生産する際の機種切替りに伴
う、作業設備の変更や段取作業、搬送時間間隔の変更、
各作業設備における作業要素時間の合計値(作業負荷
量)の変動の問題を解決することが困難である。
【0008】本発明は、搬送装置によって複数機種の作
業物が送り込まれ、この作業物に搬送装置の搬送方向に
沿って一列に併設された複数の作業設備により一連(多
数)の作業要素を施す生産ラインにおいて、一定時間に
複数品種の作業物を生産できるようにするライン生産支
援システムを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のライン生産支援システムにおいては、搬送
装置によって複数品種の作業物が搬送され、搬送装置の
搬送方向に沿って設置された複数の作業設備により一連
の作業要素が作業物に施される生産ラインの運用支援を
行なうライン生産支援システムであって、分類指標とし
て、ラインに送り込む複数品種の作業物の作業要素に関
する情報および作業設備に関する情報の少なくとも一方
を受付る入力手段と、これらの情報のうちの少なくとも
一つを分類指標として、上記複数品種の作業物をグルー
プに分類する分類手段と、上記各グループの作業物を、
各グループごとの作業物の総生産個数に応じて混合して
一定台数からなる生産単位(混合ロット)に編成する編
成手段と、上記各グループのいずれかに属し、グループ
内での先行順序が規定されている作業要素群に対して、
重複する作業要素を統合した上で、上記グループ内での
先行順序関係を維持したまま、各作業要素の実行順序を
決定する順序統合手段と、生産順序を決定する決定手段
と、得られた生産順序を出力する出力手段とを有し、上
記入力手段は、上記表示した分類結果の変更を受付ける
こととしたものである。
【0010】
【作用】上記入力手段は、分類指標として、ラインに送
り込む複数品種の作業物の作業要素に関する情報および
作業設備に関する情報の少なくとも一方を受付る
【0011】上記分類手段は、ラインに送り込む複数品
種の作業物を作業要素の関する情報(作業要素の種類、
作業要素時間の合計値等)、作業設備に関する情報(作
業設備のうち特定の作業設備の種類、作業設備の補助的
機器として用いる治具または工具(治工具)のうち特定
の治工具の種類等)の少なくとも一つを分類指標として
当該上記作業物の品種数より少ない数のグループに分類
する。この結果、各グループ属する作業物は、施される
作業要素の種類または作業要素時間の合計値すなわち当
該作業物を1台生産するのに要するための作業時間、使
用する作業設備、または作業設備の補助的機器として用
いる治工具が類似することになる。従って、各グループ
に属する作業物を単一ラインにおいて生産する場合に
は、異なる機種の作業物を連続して投入しても、機種の
切り替わりに伴う作業内容の変化は極めて少なくなる。
【0012】上記編成手段は、このようにして分類した
上記各グループの作業物をグループごとの作業物の総生
産個数に応じて混合して、一定台数からなる複数の生産
単位(混合ロット)に編成する。この結果、各混合ロッ
トに関する作業設備、治工具、作業要素の種類、各作業
設備における作業要素時間の大きさが等しくなるため
に、このようにして編成した混合ロットを連続して生産
しても作業設備の段取作業および治工具の交換が不要に
なると共に、複数種類の作業物をその生産比率に応じた
頻度で繰り返して生産することにより、一定の期間に多
機種の作業物を生産することができる。
【0013】順序統合手段は、上記各グループのいずれ
かに属し、グループ内での先行順序が規定されている作
業要素群に対して、重複する作業要素を統合した上で、
上記グループ内での先行順序関係を維持したまま、各作
業要素の実行順序を決定する
【0014】上記決定手段は、編成された生産単位につ
いて、生産順序を決定する。
【0015】上記順序表示手段は、このようにして決定
した生産順序を表示する。
【0016】
【実施例】本発明によるライン生産支援システムの一実
施例を図1、2、3、4、8、9、10、11、12、
13、14、15、16により説明する。
【0017】図8において、Pは、生産が予定されてい
る作業物であり、これらは、以下に説明するグループ化
の方法により3個のグループ(これらを機種A、機種
B、機種Cと呼ぶことにする)に分類される。機種Aが
18台、機種Bが12台、機種Cが6台の合計36台の
製品の生産が予定されているとする。
【0018】ライン生産支援システムの構成についての
べる。
【0019】本システムは、図1に示すように、入力手
段2と、分類手段3と、分類表示手段4と、分類変更手
段5と、編成手段6と、積算手段7と、配分手段8と、
配分表示手段9と、配分変更手段10と、決定手段11
と、順序表示手段12と、順序変更手段13と、出力手
段16とを有する。決定手段11は、演算手段14と、
順序決定手段15とを有する。
【0020】本システムを実現するハードウヱアの内部
構成を、図9に示す。
【0021】本システムは、入力手段2としてキーボー
ド2、出力手段16として表示装置18と、プリンタ1
7とを有し、さらに、外部記憶装置19と、本体1とを
有する。本体1は、中央処理装置(CPU)20と、プ
ログラム及びデータを記憶する主記憶21と、インタフ
ェース22、23とを有する。CPU20と、主記憶2
1と、インタフェース22、23とは、図1に示す分類
手段3と、分類表示手段4と、分類変更手段5と、編成
手段6と、積算手段7と、配分手段8と、配分表示手段
9と、配分変更手段10と、決定手段11と、順序表示
手段12と、順序変更手段13と、演算手段14と、順
序決定手段15の機能を実行する。
【0022】ライン生産支援システムは、図10に示す
フローで動作する。
【0023】ステップST20で、入力手段2は、作業
要素および作業設備の少なくとも一方に関する情報を受
付ける。ステップST21で、分類手段3は、グループ
に分類する。ステップST22で、分類表示手段4は、
分類結果を表示し、変更を選択する場合ステップST2
3で、分類変更手段5は、表示した分類結果を変更す
る。ステップST24で、編成手段6は、生産単位に編
成する。ステップST25で、積算手段7は、作業設備
ごとに作業要素時間の総和を求める。ステップST26
で、配分手段8は、作業設備に配分する。ステップST
27で、配分表示手段9は、配分結果を表示し、変更を
選択する場合ステップST28で、配分変更手段9は、
表示した配分結果を変更する。ステップST29で、決
定手段11は、生産順序を決定する。ステップST30
で、順序表示手段12は、生産順序を表示し、変更を選
択する場合ステップST31で、順序変更手段13は、
表示した生産順序を変更する。ステップST32で、出
力手段16は、生産順序を出力する。
【0024】次に、生産が予定された作業物Pをグルー
プ分けする方法について、図2、図3を用いて説明す
る。図2において、A1,B1,…,J1は作業物であ
る機種、e1,e2,…,e20は作業要素、j1,j
2,…,j20は各作業要素を施す際に用いる治工具で
ある。作業物の各機種を表わす行と作業要素を表わす列
の交点の丸印はその作業物がその作業要素を施されるこ
とを意味している。
【0025】まず、ステップST21の10種類の機種
を互いに類似な機種の集まりで構成された幾つかのグル
ープに分ける方法について、図3を用いて詳細に説明す
る。図3は、図2において交点の意味を変えないよう
に、行と列を入れ替える過程のフローチャートである。
まず、図2において作業要素名を表わす列の右より、列
ごとにe20の列は20、e19の列は21、以降、
2,23,…,219というように重みをつけ、各行ごと
に丸印のついた個所だけの重みを計算し、その重みの大
きい順に上から行を並べ替える(ステップST1)。こ
のように並べ替えた後の各行の位置と、並べ替える前の
各行の位置とに変更があるかどうかを調べる(ステップ
ST2)。変更がない場合は行と列の入れ替えをこの段
階で終了する。変更がある場合は、並べ替える前の行を
重みの大きい順に上から並べ替えたものに更新する(ス
テップST3)。更新した行に対して、機種名を表わす
行の下より、行ごとに機種Jの行は20、機種Cの行は
1、以降、22,23,…,29というように重みをつけ
る。各列ごとに丸印のついた個所だけの重みを計算し、
その重みの大きい順に左から列を並べ替える(ステップ
ST4)。このように並べ替えた後の各列の位置と、並
べ替える前の各列の位置とに変更があるかどうかを調べ
る(ステップST5)。変更がない場合は行と列の入れ
替えをこの段階で終了する。変更がある場合は、並べ替
える前の列を重みの大きい順に左から並べ替えたものに
更新し(ステップST6)、最初の過程(ステップST
1)に戻る。このようにして行と列を入れ替えることに
より、図2のように交点の丸印は2組の行と列によって
囲まれる領域に集約される。この結果よりグループ分け
すると、e1からe7の作業を施す作業物の機種A1、
D1、E1と、e8からe15の作業を施す作業物の機
種B1、F1、G1、H1、I1と、e16からe20
の作業を施す作業物の機種C1、J1というように3つ
のグループに分けられる。従って、生産が予定されてい
る作業物Pのグループ分けした結果により、第1グルー
プを機種A、第2グループを機種B、第3グループを機
種Cと、以下では呼ぶことにする。
【0026】次に、上記の分類結果を画面に表示し、必
要に応じて変更する方法を説明する。図11に、分類結
果を画面表示した例を示す。図中の30において機種グ
ル−プ名称を、31において各機種グル−プに属する機
種名称を、32において分類の対象となる総ての機種の
名称を表示する。本システムのユ−ザが、表示した分類
結果に対して変更を希望する場合、入力装置としてのキ
−ボ−ドまたはマウスを用いて、変更したいグル−プ名
称(30)を指定し、上記グル−プに不必要と判断した
機種名称を削除または新たな機種名称を対象機種名称群
(32)から選択して指定する。
【0027】又、上記の分類変更を、各機種の使用治工
具種類によって行いたい場合は、図12の例に示すよう
に、各機種グル−プに属する機種の使用治工具及び分類
対象治工具群を表示することにより、同様の方法で変更
することができる。
【0028】次に、上記のグループ分けされた作業物P
を複数の生産単位に編成する方法を説明する。各グルー
プの総生産個数は、第一グループの機種Aが18台、第
二グループの機種Bが12台、第三グループの機種Cが
6台であり、各グループの総生産個数に比例する比率
は、3:2:1となる。この比率でグループ分けされた
作業物Pを最小の台数からなる生産単位に編成する。こ
の場合、機種Cの比率は1/6であるから、生産単位は
6の倍数以上の台数であり、ここでは6台とする。グル
ープ分けされた作業物Pは合計36台なので6つの生産
単位に編成される。そして、生産単位ごとの作業物Tの
6台の内訳は、機種Aが3台、機種Bが2台、機種Cが
1台となる。
【0029】このように編成された生産単位の作業物P
に関する作業要素を、作業設備である作業者に配分する
方法を図4において説明する。e1,e2,・・・,e2
0は作業要素名、t1,t2,・・・,t20はそれぞれ
の作業要素の遂行に要する時間(作業要素時間)であ
る。また、機種Aについて、e2はe1が完了していな
ければ施せない作業要素であり、e5はe2が完了して
いなければ施せない作業要素である。つまり、機種Aに
関する作業要素にはe1、e2、e5、e6、e7の順
で作業を施す順序がある。機種Bに関してもe8、e
9、e11、e12、e13の順で作業を施す順序があ
り、機種Cに関してもe16、e17、e18、e1
9、e20の順で作業を施す順序がある。機種A、B、
Cの作業要素を各工程の作業者に配分する場合は、生産
単位ごとの作業物に関する全ての作業要素をその遂行に
要する時間(作業要素時間)の各工程ごとの総和が平均
化するように配分する。つまり、積算手段により、第一
工程において生産単位ごとの機種Aに関する作業要素時
間 t1、t2、t5の合計と、機種Bに関する作業要
素時間t8、t9の合計と、機種Cに関する作業要素時
間0(ゼロ)との総和であるt1+t2+t5+t8+t
9を求め、第二工程、第三工程においても、同様にt6
+t7+t11+t12+t13+t16+t17+t
18と、t19+t20とを求める。次に、配分手段に
より、この3つの総和が平均化するように作業要素を配
分する。この配分手段としては、”IE,Vol.1
3,No.14,1971.(P137〜P142)
「多機種組立ラインのライン・バランシング」”などの
方法を用いても良い。
【0030】次に、上記の各工程に配分された作業要素
を表示し、必要に応じて変更する方法を説明する。図1
3に、配分結果を画面表示した例を示す。図中の40に
おいて作業工程名称及び該作業工程に配分された作業要
素時間の機種一台当たりの平均値を、41において各作
業工程に配分された作業要素名称を、42において機種
別の作業要素時間と生産単位ごとの合計値を、43にお
いて次に説明する配分結果変更機能を選択するコマンド
メニュ−を表示する。
【0031】本システムのユ−ザが、表示した配分結果
に対して変更を希望する場合(例えば、図14におい
て、各工程の作業時間は、190秒程度で均一化されて
いるが、工程−3は熟練者が担当するために、作業負荷
を増やしても良い場合は、工程−3に、他の工程から要
素作業を幾つか増やして、工程−3の作業量を増やす場
合がある)、上記のコマンドメニュ−を指定し、配分結
果の変更画面を起動する(図14)。入力装置としての
キ−ボ−ド及びマウスを用いて、変更したい作業要素名
称(41)と、変更先の作業工程を指定する(44)。変
更指示の完了メニュ−(45)を指定することにより、
変更後の工程別作業時間、作業配分の評価指標(バラン
ス遅れ)を再計算し、変更結果を表示する。
【0032】図8において、Qは、各グループごとの総
生産個数に比例する比率で混合して一定台数からなる複
数の生産単位(混合ロット)に編成する投入手段であ
る。
【0033】S1は、第一工程の作業者であり、S2
は、第二工程の作業者であり、S3は、第三工程の作業
者である。また、作業領域1は、作業者S1の作業ので
きる範囲(作業領域)であり、作業領域2は、作業者S
2の作業領域であり、作業領域3は、作業者S3の作業
領域である。Rは、作業物を各作業領域における各作業
者に搬送する搬送装置である。Tは生産単位ごとの作業
物である。j1は、作業者S1が機種Aのみに用いる治
工具であり、j8は作業者S1が機種Bのみに用いる治
工具である。j6は作業者S2が機種Aのみに用いる治
工具であり、j11は作業者S2が機種Bのみに用いる
治工具であり、j16は作業者S2が機種Cのみに用い
る治工具である。j19は作業者S3が機種Cのみに用
いる治工具である。
【0034】ここで生産単位ごとの作業物Tが、搬送装
置Rにより一定の時間間隔で第一工程の作業者S1の作
業領域1に送り込まれると、作業者S1は、機種Aの治
工具j1と機種Bの治工具j8を使って、機種A,Bの
作業要素e1およびe8を施す。その他の作業要素e
2,e5,e9については、機種A,Bに共通の治工具
を用いるか、あるいは、治工具を使用しないで施す。こ
うして作業領域1内で機種AおよびBの作業物が搬送装
置Rによって作業領域1外へ搬送されるまでに、作業者
S1に割り当てられた作業要素e1,e2,e5,e
8,e9が遂行される。
【0035】次に、生産単位ごとの作業物Tが搬送装置
Rにより一定の時間間隔で第二工程の作業者S2の作業
領域2に送り込まれる。作業者S2は、機種Aの治工具
j6と機種Bの治工具j11と機種Cの治工具j16を
使って、機種A,B,Cの作業要素e6,e11,e1
6を施す。その他の作業要素e7,e12,e13,e
17,e18については機種A,B,Cに共通の治工具
を用いるか、あるいは、治工具を使用しないで施す。こ
うして作業領域2内で、機種AおよびBおよびCの作業
物が搬送装置Rによって作業領域2外へ搬送されるまで
に、作業者S2に割り当てられた作業要素e6,e7,
e11,e12,e13,e16,e17,e18が遂
行される。
【0036】次に、生産単位ごとの作業物Tが搬送装置
Rにより一定の時間間隔で第三工程の作業者S3の作業
領域3に送り込まれる。作業者S3は、機種Cの治工具
j19を使って、機種Cの作業要素e19を施す。そ
の他の作業要素e20については共通の治工具を用いる
か、あるいは、治工具を使用しないで施す。こうして作
業領域3内で、機種Cが搬送装置Rによって作業領域3
外へ搬送されるまでに、作業者S3に割り当てられた作
業要素e19,e20が遂行されることになる。
【0037】この結果、各工程の作業者は、各工程の作
業者に割り当てられた各機種ごとの作業要素を6生産単
位分繰り返せば良いことになる。即ち、複数機種の作業
物をその生産比率に応じた頻度で繰り返して生産するこ
とができ、各工程の作業者における生産単位ごとの作業
内容と作業要素時間の合計は一定に保たれることにな
る。
【0038】次に、決定手段によって決定された生産順
序を表示し、必要に応じて変更する方法を説明する。図
15に、決定された生産順序を画面表示した例を示す。
図中の50において生産単位内の生産順序を表示する。
本システムのユ−ザが、表示した生産順序に対して変更
を希望する場合(例えば、図14の工程−3の作業要素
YV−CASE−Z テープ固定*3 を行なう作業者
が他の作業を行なわないとすると、この作業者は、一つ
の長い作業を行なった後、手空きの時間がかなり生じる
ことになる。この様な状態を避けたいと考える場合に、
本変更を行なう)、入力装置としてのキ−ボ−ド及びマ
ウスを用いて、変更後の生産順序を指定する(51)。
【0039】変更結果を図16に示す。
【0040】本発明の他の実施例を図5、図6により説
明する。
【0041】図1と同一の生産が予定されている作業物
A1,B1,…,J1があり、これらを図2、3のよう
にグループ分けした結果を機種A,B,Cと呼ぶ。機種
Aが18台、機種Bが12台、機種Cが6台の合計36
台の製品の生産が予定されているとする。
【0042】グループ分けされた作業物Pを複数の生産
単位に編成する方法については、図1により説明したよ
うに行なう。
【0043】図5において、Qは作業物の生産順序を整
列する装置である。j8はS11が使う機種Bの治工
具、j1はS12が使う機種Aの治工具、j16はS1
3が使う機種Cの治工具、j11はS14が使う機種B
の治工具、j2はS15が使う機種Aの治工具、j6は
S16が使う機種Aの治工具である。Rは、作業物を各
作業者の作業できる範囲(作業領域)に搬送する搬送装
置である。Tは生産単位ごとの作業物である。
【0044】生産単位における各作業物の生産順序を整
列する方法を説明する。
【0045】生産単位において第一グループの作業物で
ある機種Aの個数は3台、第二グループの作業物である
機種Bの個数は2台、第三グループの作業物である機種
Cの個数は1台である。
【0046】演算手段により個数比を求めると、機種A
は3/6、機種Bは2/6、機種Cは1/6となる。次
に順序決定手段により、個数比にしたがって、振り分け
る。その結果、生産単位内の機種Aの3台を生産単位6
台中に均等に振り分けると機種Aは生産単位内で2台に
1台出現するように割り当てられる(A_A_A_)。
次に、生産単位内の機種Bの2台を生産単位6台中に均
等に振り分けると、機種Bは生産単位内で3台に1台出
現するように割り当てられる(ABABA_)。機種C
についても同様に割り当てると、機種Cは生産単位内で
6台に1台出現するように割り当てられ、”ABABA
C”という生産順序になる。つまり、各作業物の生産順
序は生産単位における各グループの作業物の個数に逆比
例する頻度の間隔で出現するように各グループの作業物
を整列させる。
【0047】生産単位の同一グループの作業物に関する
作業要素のみを施す作業者を配置する方法を説明する。
【0048】ここで、S11、S14は機種Bのみの作
業要素を施す作業者であり、S12、S15、S16は
機種Aのみの作業要素を施す作業者であり、S13は、
機種Cのみの作業要素を施す作業者である。
【0049】第一グループの作業物に関する作業要素の
みを施す作業者については、生産単位における第一グル
ープの作業物の個数(3台)以下の人数(3人)の作業
者S12、S15、S16を搬送装置の搬送方向に沿っ
て一列に配置し、第二グループの作業物に関する作業要
素のみを施す作業者については、生産単位における第二
グループの作業物の個数(2台)以下の人数(2人)の
作業者S11、S14を搬送装置の搬送方向に沿って一
列に配置し、第三グループの作業物に関する作業要素の
みを施す作業者については、生産単位における第三グル
ープの作業物の個数(1台)以下の人数(1人)の作業
者S13を搬送装置の搬送方向に沿って一列に配置す
る。従って、第一工程の作業者はS11、S12であ
り、第二工程の作業者はS13、S14、S15であ
り、第三工程の作業者はS16である。
【0050】作業要素を各作業者に配分する方法を図6
により説明する。
【0051】作業物は15秒の時間間隔で搬送されてく
るとする。
【0052】機種Aは生産単位内では前記のように2台
に1台の頻度で出現するので、機種Aの作業要素のみを
施す作業者S12、S15、S16については、15秒
の2倍である30秒で作業を遂行することになる。図6
において機種Aの行は第一工程で施す作業要素e1と、
第二工程で施す作業要素e2,e5と、第三工程で施す
作業要素e6,e7であり、それぞれの合計時間が30
秒に近くなるように配分されている。作業者S12は作
業要素e1を、作業者S15は作業要素e2とe5を、
作業者S16は作業要素e6とe7を施すことになる。
【0053】機種Bは生産単位内では前記のように3台
に1台の頻度で出現するので、機種Bの作業要素のみを
施す作業者S11、S14については、15秒の3倍で
ある45秒で作業を遂行することになる。図6において
機種Bの行は第一工程で施す作業要素e8,e9と、第
二工程で施す作業要素e11,e12,e13であり、
それぞれの合計時間が45秒に近くなるように配分され
ており、作業者S11は作業要素e8とe9を、作業者
S14は作業要素e11とe12とe13を施すことに
なる。
【0054】機種Cは生産単位内では前記のように6台
に1台の頻度で出現するので、機種Cの作業要素のみを
施す作業者S13のついては、15秒の6倍である90
秒で作業を遂行することになる。図6において機種Cの
行は第二工程で施す作業要素e16,e17,e18,
e19,e20であり、その時間が90秒に近くなるよ
うに配分されており、作業者S13は作業要素e16と
e17とe18とe19とe20を施すことになる。
【0055】各作業者の作業領域を確保する方法を説明
する。
【0056】作業領域1は作業者S11の作業できる範
囲(作業領域)であり、作業領域2は作業者S12の作
業領域であり、作業領域3、作業領域4、作業領域5、
作業領域6も同様に作業者S13、S14、S15、S
16の作業領域であるとする。生産単位における各グル
ープの総生産台数は第一グループの作業物である機種A
が3台、第二グループの作業物である機種Bが2台、第
三グループの作業物である機種Cが1台である。
【0057】ここで、作業者S11の作業領域を確保し
ようとする。作業者S11は第二グループの機種Bに関
する作業要素のみを施す作業者であり、作業者S11の
作業領域内に出現する機種Bについてのみの作業要素を
施せば良く、その作業要素時間の合計が約45秒であ
る。また、作業物は15秒の時間間隔で搬送され、生産
単位内で機種Bが出現する頻度の間隔は3台に1台であ
る。従って、作業者S11が割り当てられた作業要素を
遂行でき、作業者S11の作業領域内に作業者S11の
施す作業物である機種Bが少なくとも1台出現するよう
に作業領域を確保すると図5の作業領域1となる。この
ように作業領域1を確保すると、機種Bが生産単位内で
は3台に1台の頻度の間隔で出現し、作業者S11が作
業領域1内に現われた機種Bに関する割り当てられた作
業要素を支障なく遂行すれば、作業者S11は他の作業
者の作業領域を干渉することはなくなる。
【0058】次に、作業者S12の作業領域を確保しよ
うとする。作業者S12は第一グループの機種Aの関す
る作業要素のみを施す作業者であり、作業者S12の作
業領域内に出現する機種Aについてのみの作業要素を施
せば良く、その作業要素時間の合計が約30秒である。
また、作業物は15秒の時間間隔で搬送され、生産単位
内で機種Aが出現する頻度の間隔は2台に1台である。
従って、作業者S12が割り当てられた作業要素を遂行
でき、作業者S12の作業領域内に作業者 S12の施
す作業物である機種Aが少なくとも1台出現するように
作業領域を確保すると図5の作業領域2になる。このよ
うに作業領域2を確保すると、機種Aが生産単位内では
2台に1台の頻度の間隔で出現し、作業者S12が作業
領域2内に現われた機種Aに関する割り当てられた作業
要素を支障なく遂行すれば、作業者S12は他の作業者
の作業領域を干渉することはなくなる。
【0059】同様に、作業者S13、S14、S15、
S16についても、作業領域3、作業領域4、作業領域
5、作業領域6が確保される。つまり、生産単位におけ
る同一グループの作業物に関する作業要素のみを施す作
業者の作業領域内では、その作業者が施すグループの作
業物が常に出現し、作業者は作業を施す作業物が搬送装
置Rによって作業領域外へと搬送されるまでに割り当て
られた作業要素を遂行することになる。
【0060】この結果、作業物の機種グループごとの作
業時間の違いに伴う作業領域の干渉を削除でき、作業設
備の作業内容の変更に伴う段取作業および治工具の交換
に伴う作業損失を削減できると共に、作業設備ごとの作
業性を向上させることができる。
【0061】前記の実施例において、生産単位内の同一
グループの作業物に関する作業要素のみを施す作業者あ
るいは作業設備が移動し、その作業に用いる各機種グル
ープごとの治工具数に制限がある場合の本発明の他の実
施例を図7より説明する。
【0062】機種Aが18台、機種Bが12台、機種C
が6台の合計36台の製品の生産が予定されているとす
る。
【0063】グループ分けについては、図2、図3によ
り説明したように行なう。
【0064】グループ分けされた作業物Pを複数の生産
単位に編成する方法については、図1により説明したよ
うに行なう。
【0065】S21,S22,…,S32は作業設備で
あり、S21,S27は機種Cの作業要素のみを施す作
業設備、S22,S24,S26,S28,S30,S
32は機種Aの作業要素のみを施す作業設備、S23,
S25,S29,S31は機種Bの作業要素のみを施す
作業設備である。作業領域iは作業設備S21, S2
2,…,S32がある作業要素を施すことのできる範囲
(作業領域)である。 j41,j47は作業領域i内
で機種Cのある作業を施す際に用いる治工具、j42,
j44,j46,j48,j50,j52は作業領域i
内で機種Aのある作業を施す際に用いる治工具、j4
3,j45,j49,j51は作業領域i内で機種Bの
ある作業を施す際に用いる治工具である。
【0066】R1は、作業領域iに作業物を送り込む搬
送装置であり、R2は、作業領域iで作業が遂行された
作業物を他の作業領域へ搬送する搬送装置である。
【0067】Vは、R1によってある一定の時間間隔で
搬送されてきた作業物を、作業設備および治工具と共に
矢印方向に回転して搬送させる搬送装置である。
【0068】U1は、R1によって搬送されてきた作業
物をVへと移動させ、治工具に取り付ける取付装置であ
る。U2はVによって搬送されてきた作業物を治工具か
ら取外し、R2へと移動させる移動装置である。
【0069】ここで、搬送装置R1によって作業物が作
業領域iに15秒の時間間隔で搬送され、S21,S2
2,…,S32の施す各作業要素の合計が180秒であ
るとする。
【0070】次に、動作を説明する。
【0071】搬送装置Vが回転し、作業設備S21はそ
の治工具j41作業物が取り付けられていない状態であ
り、その位置がU1とU2の間であるとする。また、他
の作業設備S22,S23,…,S32は割り当てられ
た各作業要素を施しながら搬送装置Vによって回転して
いるとする。ここで、機種Cのみの作業を施す S21
およびj41はU1へ搬送される。同時に、S32がj
52を使って機種Aについての割り当てられた作業要素
を遂行して、機種Aとその作業を施すS32とj52が
共に搬送装置VによってU2へと搬送されている。j4
1は作業物である機種Cが取り外された前記状態になっ
ていて、U1が搬送装置R1によって搬送されてきた機
種Cを搬送装置Vへ移動させ、治工具j1へ取り付け
る。同時に、U2は機種Aをj52から取り外し、搬送
装置R2へと移動させる。これらの作業の間、他の作業
設備S22,S23,S24,S25,S26, S2
7,S28,S29,S30,S31は搬送装置V上で
各作業設備に割り当てられた作業要素を施している。U
1,U2の作業が完了すると、S32は作業物が取り付
けられていない状態で搬送装置Vによって搬送されて、
S31 とj51はU2へ搬送されるまでに割り当て
られた全作業要素を遂行し、この他の作業設備も割り当
てられた作業要素を施している。次に、S32がU1
へ、S31がU2へ搬送されると、前回と同様に、U1
はR1によって搬送された機種Aを搬送装置Vへと移動
し、j52に取り付ける。また同時に、U2によって機
種Bがj51から取り外され、R2に移動される。以
降、これらの作業が繰り返されることになる。
【0072】図7のようなライン設備で機種グループ別
の治工具が必要となるとき、生産単位は各機種グループ
の治工具の所有数を考慮して編成しなければならない。
各グループの作業物を混合して一定台数からなる複数の
生産単位(混合ロット)に編成する方法を説明する。
【0073】図7においてある作業を施すための機種A
の治工具の所有数はj42,j44,j46,j48,
j50,j52という6個であり、生産単位の機種Aの
個数は3個である。また、機種Bの治工具の所有数はj
43,j45,j49,j51という4個であり、生産
単位の機種Bの個数は2個である。また、機種Cの治工
具の所有数はj41,j47という2個であり、生産単
位の機種Cの個数は1個である。生産単位における各グ
ループの個数は各機種グループの作業物が使用する治工
具の所有数より少ないので、治工具の所有数ではなく、
生産単位における各グループの個数により各グループの
作業物を混合して一定台数からなる複数の生産単位(混
合ロット)に編成する。
【0074】編成された結果、機種Aと機種Bと機種C
の比率は3:2:1となる。このように治工具の所有数
に制限が有るとき、それを考慮して生産単位を編成する
ことで治工具の交換に伴う作業損失を削減できる。
【0075】生産単位における機種グループごとの順序
の決定は、図5に説明したように行なう。
【0076】搬送装置V上に作業設備を設置する方法を
説明する。
【0077】搬送装置V上の作業を施す作業設備は生産
単位の整数倍、かつ、生産単位における機種グループご
との生産順序に対応するように配置する。従って、搬送
装置V上に生産単位6台の2倍の台数である12台を、
生産単位内に機種グル ープごとの順序”ABABA
C”に対応して、生産単位の同一グループの作業物に関
する作業要素のみを施す作業設備S21,S22,…,
S32を治工具 j41,j42,…,j52と共に配
置する。このような配置をすることで、作業内容の変更
に伴う治工具の交換を削減でき、R1によってVに搬送
された作業物を順次治工具に取付けて作業することがで
き、R2へは作業物の生産順序を変えずに送り出すこと
ができる。
【0078】搬送装置Vの一回転する時間を決定する方
法を説明する。
【0079】搬送装置Vの一回転する時間は、作業領域
iにおける各作業設備が施す作業要素時間の最大値以上
で、作業物が搬送装置R1によって作業領域iへ搬送さ
れる時間間隔の整数倍になるようにする。従って、搬送
装置Vは作業物が搬送装置R1によって作業領域iへ搬
送される時間間隔である15秒の12倍の180秒で一
回転すればよい。
【0080】このような搬送装置と共に作業設備が回転
するライン設備では、作業を施すための必要となる面積
は、(1個の作業物の作業を施すための面積)×(前記
作業領域内で作業が施される作業物の個数)でよい。
【0081】また、生産単位ごとの作業物を一定の時間
間隔で作業設備に送り込むことにより、作業内容の変更
に伴う段取作業および治工具の交換に伴う作業損失を削
減できる。
【0082】本発明によれば、複数機種の作業物をその
生産比率に応じた頻度で繰り返して生産すると共に、各
作業設備における生産単位ごとの作業内容と作業要素時
間の合計を一定に保つことができるので、単一ラインに
より複数機種を生産する際にも搬送時間間隔の変更を必
要とせず、各作業設備における作業要素時間の合計値
(作業負荷量)の変動が少なくなる。
【0083】また、作業設備の作業内容の変更に伴う段
取作業および治工具の交換に伴う作業損失を削減できる
と共に、作業設備ごとの作業性を向上させることができ
るので、単一ラインにより複数機種を生産する際にも機
種切替りに伴う作業設備の変更と段取作業が少なくな
る。
【0084】また、作業物の機種グループごとの作業時
間の違いに伴う作業領域の干渉を削減できるので、単一
ラインにより複数機種を生産する際にも作業設備ごとの
作業性が向上される。
【0085】本発明の他の実施例を図17、18、1
9、20、21により説明する。
【0086】本実施例は、上記の実施例にたいして、順
序統合手段、統合順序表示手段、統合順序変更手段、時
間表示手段、時間計算手段を付加したものである。
【0087】上記順序統合手段は、品種ごとに与えられ
た作業要素の作業順序(先行順序)から、複数品種に対
する作業要素の作業順序を決定する。異なるグループに
属する作業物に共通する作業要素がある場合、このよう
にして決定した統合先行順序によって、それらの作業要
素を一つの作業設備に配分でき、該作業設備において作
業の平準化、効率的な配膳、作業者の習熟などが期待で
きる。
【0088】上記統合順序表示手段は、このようにして
決定した統合先行順序を表示する。
【0089】上記統合順序変更手段は、表示した統合先
行順序を必要に応じて変更することができる。
【0090】上記時間計算手段は、上記順序決定手段の
出現頻度でラインに送り込まれた複数品種の作業物の各
作業設備における作業の開始及び終了する時刻を計算す
るものである。
【0091】上記計算表示手段は、時間計算結果を表及
びグラフィックで表示することができる。この結果、作
業設備ごとの稼働率やタクトタイムに対する作業物の遅
れが把握できる。更に必要に応じて該計算結果を表示し
ながら該表示した順序を部分的に変更し、再計算するこ
とができる。以下、詳細に説明する。
【0092】本システムは、図19に示すように、入力
手段2と、分類手段3と、分類表示手段4と、分類変更
手段5と、編成手段6と、順序統合手段7と、統合順序
表示手段98と、統合順序変更手段99と、積算手段8
と、配分手段11と、配分表示手段9と、配分変更手段
10と、決定手段11と、順序表示手段12と、順序変
更手段13と、時間計算手段91と、計算表示手段92
と、出力手段16とを有する。決定手段11は、演算手
段14と、順序決定手段15とを有する。
【0093】本システムは、入力手段2としてキーボー
ド、出力手段16として表示装置と、プリンタとを有
し、さらに、外部記憶装置と、本体とを有する。本体
は、中央処理装置(CPU)と、プログラム及びデータ
を記憶する主記憶と、インタフェースとを有する。
【0094】CPUと、主記憶と、インタフェースと
は、図19に示す分類手段3と、分類表示手段4と、分
類変更手段5と、編成手段6と、順序統合手段7と、統
合順序表示手段98と、統合順序変更手段99と、積算
手段8と、配分手段11と、配分表示手段9と、配分変
更手段10と、決定手段11と、演算手段14と、順序
決定手段15と、順序表示手段12と、順序変更手段1
3と、時間計算手段91と、計算表示手段92の機能を
実行する。
【0095】ライン生産支援システムは、図20に示す
フローで動作する。
【0096】ステップST20で、入力手段2は、作業
要素および作業設備の少なくとも一方に関する情報を受
付ける。ステップST21で、分類手段3は、グループ
に分類する。ステップST22で、分類表示手段4は、
分類結果を表示し、変更を選択する場合ステップST2
3で、分類変更手段5は、表示した分類結果を変更す
る。ステップST24で、編成手段6は、生産単位に編
成する。
【0097】ステップST25で順序統合手段7は、先
行順序を統合する。ステップST126で、統合順序表
示手段98は、統合先行順序を表示する。ステップST
127で、統合順序変更手段99は、表示した統合先行
順序を変更する。
【0098】ステップST128で、積算手段8は、作
業設備ごとに作業要素時間の総和を求める。ステップS
T129で、配分手段11は、作業設備に配分する。ス
テップST130で、配分表示手段9は、配分結果を表
示する。ステップST131で、配分変更手段10は、
表示した配分結果を変更する。ステップST132で、
決定手段11は、生産順序を決定する。ステップST1
33で、順序表示手段12は、生産順序を表示する。ス
テップST134で、順序変更手段13は、表示した生
産順序を変更する。
【0099】ステップST135で、時間計算手段91
は、作業物の各作業設備における作業開始および終了時
刻を計算する。ステップST136で、計算表示手段9
2は、計算結果を表示する。必要に応じてST134ま
たはST131へもどることができる。
【0100】ステップST137で、出力手段16は、
配分結果および生産順序を出力する。
【0101】次に、時間計算手段91によって生産状況
を模擬する方法について説明する。
【0102】上記決定した生産順序および配分結果に従
って、ライン上を混合ロット一つ分の複数品種の作業物
が搬送されるものとして、各作業物の各作業設備におけ
る作業開始時刻と作業終了時刻を計算する。図18に、
時間計算結果を画面表示した例を示す。図中62におい
て各工程の稼働率やタクトタイムに対する遅れを、63
においてガントチャート形式による各作業設備での作業
物の推移を、64において62で指定した工程について
各作業物の作業開始及び終了時刻を表示する。
【0103】本システムのユーザーがこの結果から、生
産順序、タクトタイムの変更を希望する場合は、変更画
面(60)をマウスで選択した上でキーボード及びマウ
スを用いて入力を変更し、上記コマンドメニュー(6
5)を指定することによって再計算が可能である。配分
結果の変更を希望する場合、コマンドメニュー(66)
を指定することによって配分結果変更画面(図14)を
起動する。これらの機能によって計算結果を参照しなが
ら、最適な生産条件を探索することが可能になる。
【0104】前記の実施例において、生産単位内の異な
るグループに属する作業物の作業要素に重複がある場合
の本発明の実施例を図21より説明する。
【0105】機種Aに関する作業要素にはEa,Eb,
Ec,Ed,Ee1,Ef,Eg,Ehの順で作業を施
す順序がある。機種Bに関してもEc,Ei,Ee2,
Ej1,Ej2の順で作業を施す順序があり、機種Cに
関してもEk,Eb,Ei,Ee3,El,Emの順で
作業を施す順序がある。
【0106】異なるグループに属する作業物に共通する
作業要素がある場合、それらの作業要素を一つの作業設
備に配分することによって、該作業設備において作業の
平準化、効率的な配膳、作業者の習熟などが期待でき
る。
【0107】そこで、図21の機種A,B,Cの作業要
素を一つの順序(統合先行順序)に統合する。図17
は、これらの先行順序を一つの順序に統合する方法を説
明するフローチャートである。
【0108】機種毎の先行順序は上記の通り与えられて
いる(ステップST41)。読み込みの順番は、作業要
素数の多い順に機種A,C,Bとする(ステップST4
1)。機種A,C,Bの順に上からそれぞれ一つずつ読
み込む(ステップST42)。すると、Ea,Ek,E
c,Eb,Eb,Ei,Ec,Ei,Ee2,Ed,E
e3,Ej1,Ee1,El,Ej2,Ef,Em,E
g,Ehという統合先行順序を得る(ステップST4
3)。ここで作業要素名に含まれる使用部品、加工また
は組立内容などいくつかのキーワードを用いて、同一も
しくはほぼ同一の作業要素が3度以上重複して出現して
いるかどうか調べる。その結果Eb,Ec,Ei,Ee
が重複しているので、最初に出現した方を残し、2番目
以降は削除する(ステップST44)。するとEa,E
k,Ec,Eb,Ei,Ee,Ed,Ej1,El,E
j2,Ef,Em,Eg,Ehという統合先行順序を得
る。しかしEc,Ebの順序が機種Aに与えられた先行
順序と矛盾するため入れ替える。同様にEh,Ekの順
序およびEe,Edの順序も入れ替える(ステップST
45)。またEj1,Ej2は同一の部品を使用する作
業要素であるのでソートしてElとEj2を入れ替える
(ステップST46)。
【0109】以上の手順によってするとEa,Ek,E
b,Ec,Ei,Ed,Ee,Ej1,Ej2,El,
Ef,Em,Eg,Ehという各機種の先行順序を満た
した統合先行順序を得ることができる。機種によって、
Ea,Eb,Eb,Eaと相反する順序を有するとき
は、作業要素Ea,Ebをまとめて同一の作業設備に配
分することによって作業物の逆走を防ぐことができる。
【0110】
【発明の効果】本発明によれば、搬送装置によって複数
機種の作業物が送り込まれ、この作業物に搬送装置の搬
送方向に沿って一列に併設された複数の作業設備により
一連(多数)の作業要素を施す生産ラインにおいて、一
定期間に複数品種の作業物を生産できるようにするライ
ン生産管理システムを提供できる。
【0111】さらに、複数品種の組合せ、作業要素の配
分、生産順序等の生産管理情報を直接変更可能な機能を
備えることにより、ユ−ザの判断を随時反映できるシス
テムを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るライン生産支援システムのブロッ
ク図である。
【図2】図8における10機種の作業物の作業要素の内
容を示す説明図である。
【図3】図2を各業と各列に重みを付けて集約して、グ
ループに分類するときのフローチャートである。
【図4】図1において各工程に作業要素を均等に割り当
てた結果を示す説明図である。
【図5】本発明による生産ライン方式の他の実施例を示
す平面図である。
【図6】図5において各工程に作業要素を均等に割り当
てた結果を示す説明図である。
【図7】搬送装置と作業設備が共に動くライン設備に、
本発明によるライン生産方式を適用した一実施例を示す
平面図である。
【図8】本発明による生産ライン方式の実施例を示した
平面図である。
【図9】ライン生産支援方式システムのハードウェア構
成図である。
【図10】ライン生産支援システムの動作を示すフロー
チャートである。
【図11】生産機種グル−プの分類結果を表示した画面
の説明図である。
【図12】使用治工具によって生産機種グル−プを変更
する場合の画面の説明図である。
【図13】各工程に作業要素を配分した結果を表示した
画面の説明図である。
【図14】各工程に作業要素を配分した結果を変更する
画面の説明図である。
【図15】生産順序を表示した画面の説明図である。
【図16】生産順序を変更する画面の説明図である。
【図17】各機種の先行順序から複数機種の統合先行順
序を決定するときのフローチャートである。
【図18】時間計算結果を表示した画面の一例の説明図
である。
【図19】本発明に係るライン生産支援システムの他の
実施例のブロック図である。
【図20】他の実施例のライン生産支援システムの動作
を示すフローチャートである。
【図21】各機種の先行順序を示す説明図である。
【符号の説明】
P・・・作業物、A,B,・・・,J・・・機種、Q・・・投入装
置、R,R1,R2・・・搬送装置、V・・・搬送装置、U1
・・・取付装置、U2・・・移動装置、T・・・生産単位、S1
〜S3,S11〜S16・・・作業者、S21〜S32・・・
作業設備、e1〜e20・・・作業要素、j1〜j20,
j41〜j52・・・治工具名、Ta〜Tj・・・作業要素時
間。
フロントページの続き (72)発明者 森田 浩隆 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株式会社 日立製作所 生産技術研究所 内 (72)発明者 鹿子嶋 昭 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株式会社 日立製作所 横浜工場内 (72)発明者 小島 経雄 栃木県下都賀郡大平町大字富田800番地 株式会社 日立製作所 栃木工場内 (56)参考文献 特開 平4−75105(JP,A) 特開 平4−300149(JP,A) 特開 平4−69137(JP,A) 特開 平1−234142(JP,A) 特開 昭62−173155(JP,A) 特開 平4−75836(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 17/60 B23Q 41/08 B65G 37/00 JICSTファイル(JOIS)

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】搬送装置によって複数品種の作業物が搬送
    され、搬送装置の搬送方向に沿って設置された複数の作
    業設備により一連の作業要素が作業物に施される生産ラ
    インの運用支援を行なうライン生産支援システムであっ
    て、分類指標として、ラインに送り込む複数品種の作業物の
    作業要素に関する情報および作業設備に関する情報の少
    なくとも一方を受付る入力手段と、 これらの情報のうちの少なくとも一つを分類指標とし
    て、上記複数品種の作業物をグループに分類する分類手
    段と、 上記各グループの作業物を、各グループごとの作業物の
    総生産個数に応じて混合して一定台数からなる生産単位
    (混合ロット)に編成する編成手段と、上記各グループのいずれかに属し、グループ内での先行
    順序が規定されている作業要素群に対して、重複する作
    業要素を統合した上で、上記グループ内での先行順序関
    係を維持したまま、各作業要素の実行順序を決定する順
    序統合手段と、 生産順序を決定する決定手段と、 得られた生産順序を出力する出力手段とを有し、 上記入力手段は、上記表示した分類結果の変更を受付け
    ることを特徴とするライン生産支援システム。
  2. 【請求項2】請求項1記載のライン生産支援システムに
    より、設定されるライン生産設備であって、 上記順序統合手段により、決定された作業要素の実行順
    序に従って、各作業要素を遂行する設備を作業物の搬送
    方法に沿って設置したことを特徴とするライン生産設
    備。
  3. 【請求項3】搬送装置によって複数品種の作業物が搬送
    され、搬送装置の搬送方向に沿って設置された複数の作
    業設備により一連の作業要素が作業物に施される生産ラ
    インの運用支援を行なうライン生産支援システムであっ
    て、分類指標として、ラインに送り込む複数品種の作業物の
    作業要素に関する情報 および作業設備に関する情報の少
    なくとも一方を受付る入力手段と、 これらの情報のうちの少なくとも一つを分類指標とし
    て、上記複数品種の作業物をグループに分類する分類手
    段と、 グループの分類結果を表示する分類表示手段と、 受付けられた分類結果の変更指示に従って、分類結果の
    変更を行なう分類変更手段と、 上記各グループの作業物を、各グループごとの作業物の
    総生産個数に応じて混合して一定台数からなる生産単位
    (混合ロット)に編成する編成手段と、 生産順序を決定する決定手段と、 得られた生産順序を出力する出力手段とを有し、 上記入力手段は、上記表示した分類結果の変更指示を受
    付けることを特徴とするライン生産支援システム。
  4. 【請求項4】搬送装置によって複数品種の作業物が搬送
    され、搬送装置の搬送方向に沿って設置された複数の作
    業設備により一連の作業要素が作業物に施される生産ラ
    インの運用支援を行なうライン生産支援システムであっ
    て、分類指標として、ラインに送り込む複数品種の作業物の
    作業要素に関する情報および作業設備に関する情報の少
    なくとも一方を受付る入力手段と、 これらの情報のうちの少なくとも一つを分類指標とし
    て、上記複数品種の作業物をグループに分類する分類手
    段と、 上記各グループの作業物を、各グループごとの作業物の
    総生産個数に応じて混合して一定台数からなる生産単位
    (混合ロット)に編成する編成手段と、 生産順序を決定する決定手段と、 決定した生産順序を表示する順序表示手段と、 受付けられた生産順序の変更指示に従って、生産順序の
    変更を行なう順序変更手段と、 得られた生産順序を出力する出力手段とを有し、 上記入力手段は、上記表示した生産順序の変更指示を受
    付けることを特徴とするライン生産支援システム。
  5. 【請求項5】搬送装置によって複数品種の作業物が搬送
    され、搬送装置の搬送方向に沿って設置された複数の作
    業設備により一連の作業要素が作業物に施される生産ラ
    インの運用支援を行なうライン生産支援システムであっ
    て、分類指標として、ラインに送り込む複数品種の作業物の
    作業要素に関する情報および作業設備に関する情報の少
    なくとも一方を受付る入力手段と、 これらの情報のうちの少なくとも一つを分類指標とし
    て、上記複数品種の作業物をグループに分類する分類手
    段と、 上記各グループの作業物を、各グループごとの作業物の
    総生産個数に応じて混合して一定台数からなる生産単位
    (混合ロット)に編成する編成手段と、 上記編成手段により得られた生産単位内における作業要
    素の遂行に要する時間(作業要素時間)の作業設備ごと
    の総和を求める積算手段と、 作業設備ごとの総和を平均化して、複数の作業設備に配
    分する配分手段と配分結果を表示する配分表示手段と、 受付けられた配分結果の変更指示に従って、上記表示し
    た配分結果を変更する配分変更手段と、 生産順序を決定する決定手段と、 得られた生産順序を出力する出力手段とを有し、 上記決定手段は、作業設備への配分を考慮して、生産順
    序を決定し、 上記入力手段は、上記表示した配分結果の変更指示を受
    付ることを特徴とするライン生産支援システム。
  6. 【請求項6】請求項1、3、4または5記載のライン生
    産支援システムにおいて、 上記の決定手段は、 上記グループごとの総生産個数の比を求める演算手段
    と、 個数比に比例する頻度でライン上に出現させる順序決定
    手段とを有することを特徴とするライン生産支援システ
    ム。
  7. 【請求項7】請求項6記載のライン生産支援システムに
    おいて、 上記順序決定手段によって決定された出現頻度でライン
    に送り込まれる作業物の、各作業設備における作業の開
    始及び終了する時刻を計算する時間計算手段と、 上記計算結果を表示する計算表示手段と、 上記表示した生産順序を変更する手段とを有し、 上記入力手段は、上記表示した生産順序の変更を受付け
    ることを特徴とするライン生産支援システム。
  8. 【請求項8】請求項1、3、4、5、6または7記載の
    ライン生産支援システムにおいて、 上記編成手段は、得られた生産単位内における作業物の
    各グループごとの個数か、当該作業物が使用する治工具
    の所有数のうち少ない数で各グループの作業物を混合し
    て一定台数からなる複数の生産単位(混合ロット)に再
    編成する手段を設けたことを特徴とするライン生産支援
    システム。
  9. 【請求項9】搬送装置によって複数品種の作業物が搬送
    され、搬送装置の搬送方向に沿って設置された複数の作
    業設備により一連の作業要素が作業物に施されるライン
    生産方式において、 請求項1、3、4、5、6、7または8記載のライン生
    産支援システムによって得られた生産順序に従って、上
    記生産単位ごとの作業物を一定の時間間隔で搬送装置に
    送り込む投入手段とを設けることにより、複数品種の作
    業物をその生産個数に応じて生産することを特徴とする
    複数品種のライン生産方式。
  10. 【請求項10】請求項9記載の作業物は、電気機器であ
    り、上記のライン生産方式により生産することを特徴と
    する電気機器の生産方法。
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