JP3095272U - 防寒用ネックウォーマー - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】この考案は首部のツボを温めることにより手足
の血行をよくし、手足を迅速に温める防寒用ネックウォ
マーを提供する。 【解決手段】襟（１）に対して人間の体に密着するよう
立体的に設計されたたれ布（２）を前後部及び両側に取
付けている。又、襟（１）の後側の内部にポケット
（３）を設けた構成をしている。

Description

【考案の詳細な説明】 【０００１】 【考案の属する技術分野】 本考案は人の温感に敏感な首部を使い捨てカイロで温めることにより、手足を 効果的に温める防寒用服装品に関するものである。 【０００２】 【従来の技術】 従来の考案品は、円筒形状をした製品を頭からスッポリかぶり首周りを覆って 防寒をしていた。又、襟巻き状のマフラーにカイロを取付けて防寒具としていた 。 【０００３】 【考案が解決しようとする課題】 ただ単に、首周りを覆った従来品では、首部を使い捨てカイロの温度で温めな いために手足が迅速に温まらず遅い。外出の時、外に出た場合すぐに温まらず間 に合わない。 又、襟巻き状のマフラーは激しい運動、動作に防寒具の機能として不適当であ る。これらの欠点を解決するために考案をした。 【０００４】 【考案を解決するための手段】 襟（１）に対して人間の体に密着するよう立体的に設計されたたれ布（２）を 前後部及び両側に取り付けている。又、襟（１）の後側の内部にポケット（３） を設けた構成をしている。 【０００５】 【考案の実施形態】 本考案を使うときはポケット（３）に使い捨てカイロを入れて、頭からスッポ リかぶり、その時にポケット（３）の位置が首の後側に来るようにし、たれ布（ ２）を人体に密着させる。 【０００６】 【実施例】 以下に本考案の実施例を述べる。襟（１）は頭からスッポリとかぶれるよう伸 縮性の布地を用い、二重の円筒形状になっている。たれ布（２）も伸縮性の布地 であり、襟（１）に対して前後部及び両側に適当な角度を持って取り付けた漏斗 状の長方形をし、人体に密着するよう設計し動いても回転ずれしないようにした 。 又、ポケット（３）の位置は二重になっている襟（１）の後側真中の内部に設 けているが、その下部に適当な大きさの開口したポケット入口（４）を設けた。 以上のような構造になっているが次にその使用方法を述べる。 本考案を使用するときは襟（１）の開口したポケット入口（４）から使い捨て カイロを入れる。 そして、本考案を頭からスッポリかぶり、ポケット（３）の位置が首の後側に 来て使い捨てカイロが当たり、手足の動静脈吻合（ふんごう）が開き、血行を促 進して手足の冷えを解消する。又、たれ布（２）を人体にきちんと密着させ、回 転ずれをしないように使用する。 又、図４に示すように本考案の防寒用ネックウォーマーの変化例として、襟（ １）とたれ布（２）を後部で割ったオープン形式のものであるが、割った襟（１ ）の両縁にボタン（５）又はマジックテープ（図示なし）を取り付け、割った襟 （１）の両側にポケット（３）を設けた構造である。このオープン形式のものは 眼鏡者又は化粧の崩れ、髪形の乱れを気にする人用などに対応したものとしてい る。 尚、襟にポケットを付けた方式の応用例としては、すべての襟付き衣料品に適 用できる。 【０００７】 【考案の効果】 本考案を使用することによる効果はポケットに挿入された使い捨てカイロが首 の後側を暖めることにより手足の動静脈吻合が速やかに開き、血行が促進して早 く手足の冷えを解消し、従来品のただ単に、首周りを覆うよりもはるかにスピー ディーにポカポカと暖かくなり効果的である。 又、あらゆるスポーツや激しい動作にもずれない設計で密着性があり適してい る。

【図面の簡単な説明】 【図１】本考案の斜視図 【図２】本考案のポケット位置図 【図３】本考案の襟内側から見たポケットの取付使用説
明図 【図４】本考案の変化例を示す斜視図 【図５】本考案の使用状態を示す斜視図 【符号の説明】 １ 襟 ２ たれ布 ３ ポケット ４ ポケット入口 ５ ボタン

Claims (1)

1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項１】襟（１）に対して人間の体に密着するよう
   立体的に設計されたたれ布（２）を前後部と両側に取り
   付け、襟（１）の後側の内部にポケット（３）を設けた
   防寒用ネックウォーマー。