JP3095269U - 風呂釜パイプ掃除機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本考案は、循環式風呂釜の熱交換循環パイプ
内に湯又は水を通しておき、風呂釜パイプ掃除機から空
気を送りパイプ内を泡状にしで循環させパイプ内の湯垢
等の汚れの洗浄を容易にする。 【解決手段】 本考案は、空気吐き出し専用の風呂釜パ
イプ掃除機本体１に電動空気ポンプ２を設け、電源コー
ド４とスイッチ３にて該掃除機の可動をおこない連結ホ
ース７の一方を空気吐き出し口６に繋ぎ、片方の一端を
浴槽内の熱交換循環パイプ下部口に挿入する。浴槽内循
環パイプ上部口面まで湯又は水を満たし、該掃除機を可
動させ空気を送風すると循環パイプ内を気泡が循環し、
これまで目に見えず困難だったパイプ内の湯垢等の汚れ
を容易に洗浄することに役立ち且つ循環パイプの熱交換
効率向上に役立つ。

Description

【考案の詳細な説明】 【０００１】 【考案の属する技術分野】 本考案は、循環式風呂釜の熱交換循環パイプの内面の汚れを洗浄することに 関するものである。 【０００２】 【従来の技術】 蛇腹式で、循環パイプ下部口を手で押し戻しするポンプ。 【０００３】 【考案が解決しようとする課題】 蛇腹式ポンプを手で押し戻しするのでパイプ内の水が十分に循環せず洗浄が不 十分で、また、浴槽の水の中まで、腕をいれての作業で時間的、労働的負担であ る。従って、風呂釜パイプ洗浄機に連結ホースを繋ぎ、循環パイプ内を自動で気 泡循環させることにより、パイプ内を容易に洗浄することが可能となり前述の欠 点を解決しようとするものである。 【０００４】 【課題を解決するための手段】 本考案は、電動空気ポンプを装着した掃除機の空気吐き出し口と風呂釜の熱交 換循環パイプ下部口との間を連結ホースで繋ぎ、空気を送ることにより湯又は水 と混合させ気泡が熱交換循環パイプ内を循環することにより自動的に容易に洗浄 すことで問題点を解決している。 【０００５】 【考案の実施の形態】 風呂釜パイプ掃除機は空気の吐き出し専用の器具で、該掃除機の空気吐き出し 口と浴槽内の循環パイプ下部口に連結ホースを繋ぐ、該掃除機を可動することに より空気が循環パイプ内に送られる。このとき浴槽内の循環パイプ上部口まで湯 又は水を満たしておくと循環パイプ内を気泡が循環しパイプ内が洗浄される。 【０００６】 【実施例】 以下、添付図面に従って一実施例を説明する。１は電動空気ポンプを装着した 風呂釜パイプ掃除機本体、３は該掃除機のスイッチ、４は電源コード、６は掃除 機の空気吐き出し口、７は連結ホースである。この連結ホースを空気吐き出し口 ６と循環式風呂釜浴槽内の循環パイプ下部口８に連結する。このとき浴槽内の循 環パイプ上部口まで湯又は水を満たしておく。掃除機の可動スイッチを入れると 空気が連結ホースを通り循環パイプ内に送られる。これにより循環パイプ内を気 泡が循環しパイプ内の洗浄が行われる。 【０００７】 １３は連結ホースを支持する固定クリップで、連結ホース７の長さを適宜にす ることにより掃除機本体を浴室外の脱衣室に固定することにより、清掃作業をよ り容易に出来る。 【０００８】 この時、浴槽内に洗浄剤を入れて循環させると尚洗浄効果がでる。また、パイ プ内の湯垢等の汚れの度合いにより、スイッチ３を送出空気の強弱を制御出来る ものにすることにより、さらにパイプ内部の洗浄効果があがる。 【０００９】 【考案の効果】 上述の様に、本考案の風呂釜パイプ掃除機は空気の送風を専用とし、連結ホー スで簡単に循環パイプ内を気泡循環させることでパイプ内の洗浄を容易にするこ とが出来る。このことにより清潔な風呂を保ち入浴でき且つ、循環パイプの熱交 換の効率を良好に保つことに役立つ。

【図面の簡単な説明】 【図１】本考案の風呂釜パイプ掃除機の断面簡略図であ
る。 【図２】本考案の実施例を示す斜視図である。 【符号の説明】 １ 風呂釜パイプ掃除機本体 ２ 電動空気ポンプ ３ スイッチ ４ 電源コード ５ 空気吸い込み口 ６ 空気吐き出し口 ７ 連結ホース ８ 循環パイプ下部口 ９ 循環パイプ上部口 １０ 循環パイプ １１ 循環式風呂釜 １２ 浴槽 １３ ホース支持クリップ

Claims (1)

1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項１】 電動空気ポンプを装着し、電動空気ポン
   プの回転を制御可能とするスイッチを設けた空気吐き出
   し専用の掃除機本体と、空気送出用連結ホースおよびホ
   ース支持クリップから構成され、循環式風呂釜の熱交換
   循環パイプ内の湯垢等の汚れの洗浄を、気泡の循環で容
   易にすることを特徴とする風呂釜パイプ掃除機。