JP3095043U - トレータイプのシリコンディスクドライブ - Google Patents

トレータイプのシリコンディスクドライブ

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JP3095043U JP2002008356U JP2002008356U JP3095043U JP 3095043 U JP3095043 U JP 3095043U JP 2002008356 U JP2002008356 U JP 2002008356U JP 2002008356 U JP2002008356 U JP 2002008356U JP 3095043 U JP3095043 U JP 3095043U
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文聰 劉
志彬 楊
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萬國電脳股▲ふん▼有限公司
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Abstract

(57)【要約】 【課題】メモリカードをローディングして読み書き用に
使用する際に、メモリカードの出入力端子の磨耗を防止
する。 【解決手段】シリコンディスクドライブ100は、主に
外殻10,前記外殻10内に設置される台座20,及び
前記台座20上にて摺動して開閉させるトレー30より
構成される。前記トレー30中央は設置空間31となっ
ている。設置空間31には、各種異なるタイプのメモリ
カード50が設置される。前記トレー30の底部には台
座20の下方に設けられた回路基板の接点に対応して複
数の端子80が設けられている。メモリカード50をト
レー30の設置空間31に設置する場合、前記トレー3
0の端子80と前記メモリカード50の出力端子を摩擦
させることなく接触させることができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、コンピュータホストやデジタル製品に設置または接続され、メモリ カードの読み書きに用いられるトレータイプのシリコンディスクドライブに係り 、特にメモリカードの出入力端子の磨耗の防止に好適なトレータイプのシリコン ディスクドライブに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、シリコンディスクドライブとは、一種のメモリカード(シリコンディス ク)に対し読み書きを行う装置のことを指しいる(例えば、実用新案文献1参照 )。
【0003】 図1はこのような従来のシリコンディスクドライブを示す斜視図である。
【0004】 図1に示すように、シリコンディスクドライブ1は、ボックス型を呈しており 、伝送ユニット2を設けている。
【0005】 シリコンディスクドライブ1は伝送ユニット2を介してコンピュータホストや 、携帯情報端末(PDA)やデジタルカメラを始めとする携帯タイプのデジタル 機器に外接可能になっている。
【0006】 シリコンディスクドライブ1の前側にはスロット4が設けられいる。スロット 4はメモリカード3が差し込まれる個所となっている。
【0007】 シリコンディスクドライブ1を使用する場合には、該メモリカード3をスロッ ト4より該シリコンディスクドライブ1に指しこんだ後、該シリコンディスクド ライブ1の伝送ユニット2を該コンピュータホストあるいは形態タイプのデジタ ル機器にまで連結し、該メモリカード3に伝送ユニット2からのデータの読み書 きが行われるようになっている。
【0008】 また、該メモリカード3は、例えばやスマートメディアカード、マルチメディ アカード(R)、セキュアメディアカード、セキュアデジタルカード{SDカー ド(R)}、xDカード及びメモリースティック等、異なる規格により、異なる 位置にそれぞれ出入力端子が設けられている。
【0009】 該メモリカード3を該シリコンディスクドライブ1に挿し込むという点では前 記いずれのカードも使用法が共通している。これらカードの出入力端子は、挿し 込み動作中に該シリコンディスクドライブ1内で固定された接続端子或いは接点 と摩擦接触し、該メモリカード3を挿入して定位した際に、該シリコンディスク ドライブ1内に固定された接続端子或いは接点は緊密に接触している状態となっ ている。
【0010】
【実用新案文献1】 実用新案登録第3084707号公報(第7−9頁、図1−2)
【0011】
【考案が解決しようとする課題】
このような従来のシリコンディスクドライブでは、メモリカードは抜き差しの 過程において、該メモリカードの出入力端子と該シリコンディスクドライブ内に て固定されている接続端子或いは接点とが摩擦を繰り返すことによって、メモリ カードの出入力端子が磨耗し易く、出入力端子が一端磨耗してしまったら該メモ リカードが使用できなくなってしまい、データが読み取れないということが起こ ってしまう。
【0012】 本考案は、これらの事情に鑑みてなされたものであり、メモリカードをローデ ィングして読み書き用に使用する際に、メモリカードの出入力端子の磨耗を防止 することができるトレータイプのシリコンディスクドライバを提供することを目 的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために請求項1に記載のトレータイプのシリコンディスク ドライブは、外殻と、該外殻内に設置される台座と、該台座上にて摺動して移動 することにより開閉するトレーとより構成されるトレータイプのシリコンディス クドライブであって、前記台座の下方には更に回路基板が設けられ、該回路基板 には更に伝送ユニット及び数個の接点がもうけられ、前記トレーの底部には複数 の端子が設けられ、前記トレーを摺動させて開けることで前記トレーにメモリカ ードを設置すると、前記トレーの端子が前記メモリカードの出入力端子と接触し 、前記トレーを摺動させて閉じることで、前記トレーの底部の複数の端子と前記 回路基板の接点とを接触させて電気的に連結させ、前記メモリカードのデータが 前記出入力端子、前記トレーの端子及び前記回路基板の接点を通し、前記伝送ユ ニットによって伝送されるものであることを特徴とする。
【0014】 請求項2に記載のトレータイプのシリコンディスクドライブは、外殻と、該外 殻内に設置される台座と、該台座上にて摺動して移動することにより開閉するト レーとより構成されるトレータイプのシリコンディスクドライブであって、前記 台座の下方には更に回路基板が設けられ、該回路基板には更に伝送ユニット及び 数個の接点がもうけられ、前記トレーの底部には複数の端子が設けられ、前記ト レーの端子には更に前記トレー本体に固定される固定端並びに上下にそれぞれ湾 曲した第一接触端と第二接触端とを有し、前記トレーを摺動させて開けることで 前記トレーにメモリカードを設置すると、前記第一接触端は前記メモリカードの 出入力端子と接触し、前記トレーを摺動させて閉じると、前記第二接触端は前記 台座の下方の回路基板の接点と電気的に連結されて、前記伝送ユニットを通して 前記メモリカードのデータが伝送されることを特徴とする。
【0015】 請求項3に記載のトレータイプのシリコンディスクドライブは、外殻と、該外 殻内に設置される台座と、該台座上にて摺動して移動することにより開閉するト レーとより構成されるトレータイプのシリコンディスクドライブであって、前記 外殻内には回路基板が設置され、前記台座の両側には更に軌道が設けられ、且つ 前記台座片側にはリジェクトボタンが設けられており、前記トレー両側には前記 軌道に合わせて導引溝が設けられ、前記トレーは、前記台座上にて摺動して移動 し閉じられるとともに、前記リジェクトボタンを押すことで開かれ、前記回路基 板には伝送ユニット及び数個の接点が設けられ、前記台座の底部は平板状を呈し ており、且つ数個の孔が設置されており、前記台座の底部の数個の孔は前記回路 基板の接点に対応し、前記トレーの底部には複数の端子が設けられ、前記トレー の底部の複数の端子は前記回路基板の接点に対応し、前記台座の底部の前方には 位置限定部が設けられ、前記位置限定部にはストップ板及び少なくとも一つ以上 の弾力部が設けられており、前記トレーを摺動させて開けることで前記メモリカ ードを設置すると、前記ストップ板は前向きに傾いて回転した後、前記弾力部が 弾力を回復することにより、前記メモリカードを定位させ、前記メモリカードの 出入力端子が前記トレーの底部と接触し、逆に前記トレーを摺動させて閉じると 、前記トレーの端子が前記台座の底部の前記孔を経て前記回路基板の接点と電気 的に連結され、前記伝送ユニットを通じて前記メモリカードのデータが伝送され 、前記伝送ユニットの規格にはIDE/ATAPI,USB及びIEEE139 4のシステムのインターフェイスを含み、前記外殻は前記伝送ユニットによって 前記コンピュータホスト及び形態タイプのデジタル機器に連結されていることを 特徴とする。
【0016】 請求項4に記載のトレータイプのシリコンディスクドライブは、請求項1乃至 3のいずれかに記載のトレータイプのシリコンディスクドライブであって、前記 トレーの底部に設けられた複数の端子は、それぞれ前記トレー本体の固定端、及 びそれぞれ上向きと下向に湾曲した第一及び第二接触端を具備し、前記トレーが 摺動して開けられて前記メモリカードが設置されると、前記第一接触端が前記メ モリカードの出入力端子と接触し、前記トレーが摺動して閉じられると、前記第 二接触端が前記台座の下方の回路基板の接点と電気的に連結されることを特徴と する。
【0017】 請求項5に記載のトレータイプのシリコンディスクドライブは、請求項3に記 載のトレータイプのシリコンディスクドライブであって、前記位置限定部には更 に連動片を含み、前記ストップ板は、やや前方に傾いて回転すると同時に、下方 の前記連動片底部を上側に向かって連動させ、こうすることで前記連動片が前記 メモリカードを上向きに持ち上げて、前記メモリカードが前記トレーより取り出 し易くなることを特徴とする。
【0018】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施の形態を図面を参照して説明する。 図2乃至図11は本考案の実施の形態に係り、図2はトレータイプのシリコン ディスクドライブをコンピュータホストシステムの本体に設置する場合の斜視図 、図3はトレータイプのシリコンディスクドライブをコンピュータホストシステ ムと外部接続する場合の斜視図、図4はシリコンディスクドライブの斜視図、図 5は台座の底部の第1の例を用いたシリコンディスクドライブの分解斜視図、図 6は台座の底部の第2の例を用いたシリコンディスクドライブの分解斜視図、図 7は台座の底部の第2の例を用いたシリコンディスクドライブの要部を示す断面 図、図8はトレーの端子の第1の例の斜視図、図9はトレーの端子の第2の例の 斜視図、図10は位置限定部及びその周辺の定位動作を示す第1の説明図、図1 1は位置限定部及びその周辺の定位動作を示す第2の説明図である。
【0019】 図2及び図3に示すように、本実施の形態のトレータイプのシリコンディスク ドライブ100は、主に外殻10,前記外殻10内に設置される台座20,及び 前記台座20上にて摺動して開閉させるトレー30より構成される。
【0020】 図3に示すように、前記外殻10には伝送ユニット11が設けられており、図 2及び図3に示すように、シリコンディスクドライブ100は、コンピュータホ ストシステム40或いはデジタル機器に内部に搭載或いは外接されている。
【0021】 本実施の形態では前記伝送ユニット11はIDE/ATAPIシステムインタ ーフェイスの規格とし、前記外殻10をコンピュータホストシステム40(図2 参照)に搭載し易くしており、またUSB或いはIEEE1394等のシステム のインターフェイス規格としてもよく、前記外殻10を前記コンピュータホスト 40や携帯タイプのデジタル機器上に外接(図3参照)し、こうすることでメモ リカード50に対して読み取りや書き込みが行えるようにしている。
【0022】 図4乃至図7に示すように、前記外殻10内には回路基板12が設けられいる 。回路基板12には前述の伝送ユニット11及び数個の接点13が設けられてい る。接点13は前記台座20の下方で前記伝送ユニット11と連結されている。 前記伝送ユニット11は、伝送信号用であり、少なくとも回路基板12上のチッ プやコネクタ、並びに前記コネクタと接続される信号ケーブルなどを含む。
【0023】 図4に示すように、前記外殻10外部後方に設置されているのは伝送ユニット 11の信号ケーブル、また図5に示すように、回路基板12の後方の前記伝送ユ ニット11のコネクタであり、これらは公知の構造である。
【0024】 図4乃至図7に示すように、前記台座20は前記外殻10内の回路基板12の 上方に設置されている。前記台座20の両側には軌道21が設けられている。ま た片側にはリジェクトボタン22が設けられている。
【0025】 図5に示す第1の例では、前記台座20の底部は開いた状態を呈している。前 記回路基板12の接点13は直接前記台座20の下方にて露出した状態としてい る。
【0026】 図6及び図7に示す第2の例では、前記台座20は平板状の底部を呈している 。且つ台座20は数個の孔23が設けられている。前記孔23と回路基板12の 接点13は相互に対応している。
【0027】 図4から図7に示すように、前記トレー30中央は設置空間31となっている 。設置空間31には、各種異なるタイプのメモリカード50が設置される。
【0028】 トレー30両側は前記台座20の軌道21に相対して導入溝32が設けられて いる。こうすることで前記トレー30が前記台座20上で摺動して開閉するよう になっている。
【0029】 また前記トレー30の前縁には位置限定部70が設けられている。前記トレー 30の底部は前記回路基板12の接点13に対応して複数の端子80が設けられ ている。
【0030】 また前記トレー30は、前記台座20上で摺動移動して開閉し、設置空間31 にメモリカード50を設置すると、前記位置限定部70によって前記メモリカー ド50を定位する。この状態で、前記トレーの端子80は前記メモリカード50 の出力端子51(図7参照)と接触する。前記トレー30が摺動して閉じられる とき、前記トレーの端子80はちょうど前記回路基板12の接点13と位置が合 い、電気的に連結されるようになる。
【0031】 図6及び図7に示すように、前記第2の例の台座20の底部には数個の孔23 が設けられている。これら数個の孔23の位置は回路基板12の接点13の位置 に対応している。よって前記トレー30が摺動して閉じる際、前記端子80は先 ず前記孔23と位置が合い、更に前記孔23を通して前記回路基板12の接点1 3と電気的に連結される。
【0032】 このとき、前記メモリカード50の出入力端子51,トレーの端子80及び接 点13は相互に相通した状態になる。これにより、前記メモリカード50が保存 しているデータを、順に前記出入力端子51,トレー端子80,接点13を介し 、前記伝送ユニット11(図2及び図4参照)を介してコンピュータホスト40 や携帯タイプのデジタル機器にまで伝送する。
【0033】 こうして前記メモリカード50がシリコンディスクドライブ100を介してデ ータの読み取りや書き込みを行う。前記メモリカード50を取り出そうとする際 は、前記リジェクトボタン22を押すことによって前記トレー30を摺動させて 開け、使用者が前記メモリカード50を取り出せるようにする。
【0034】 図6乃至図8に示す第2の例では、前記トレー30底部に設けられた複数の端 子80には、固定端81、並びに弾性を有する第一,第二接触部82,83を具 備することより、前記固定端81を前記トレー80本体に固定し、前記第一及び 第二接触端82,83はそれぞれ上と下に湾曲する。
【0035】 前記トレー30を前記メモリカード50に設置する際、メモリカード50底部 の出入力端子51は上方へ湾曲している第一接触部82と接触し、前記トレー3 0が摺動して閉じる際、前記トレーの端子80の下向に湾曲している第二接触端 83は前記回路基板12の接点13と電気的に連結される。このとき前記メモリ カード50底部の出入力端子51は前記トレーの端子80を経て前記回路基板1 2の接点13と電気的に連結され、こうしてメモリカード50の読み取り及び書 き込みが行われる。
【0036】 ここで、図6乃至図9で示す第2の例では、図8及び図9に示す二つの異なる 形状の端子80,80aを用いることができ、主にトレー30が摺動する際、前 記第二接触端83,83aが前記台座20底部で摺動して摩擦が起こり、前記第 二接触端83,80aは前記接点13と位置が合うとき、前記第二弾接触端83 ,83aは自動的に前記孔23に弾かれて入りこみ、前記回路基板12の接点1 3と電気的に連結が成され、よって前記第二接触端83,83aの下向に湾曲し た方向を前記トレー30の摺動する方向を同じにすることで、前記第二接触端8 3,83aと前記台座20の間の摩擦抵抗を減少させることになる。
【0037】 また同様の理由により、図5に示す第1の例の前記台座20では、前記台座2 0底部に孔23を設けておらず開いた状態となっている。前記トレー30移動の 際、前記第二接触部83,83aと前記基板12とに摩擦が起こる。
【0038】 また、図6乃至図9で示す前記トレーの端子80,80aの第一及び第二接触 端はそれぞれ上,下に湾曲した設計となっている。こうすることで前記第二接触 端83,83aの下向に湾曲した方向は、前記トレー30の摺動方向と同じであ る条件の下、前記第一接触端82,82aの方向は制限を受けず、且つ前記メモ リカード50の出入力端子51はトレーの端子80,80aと摺動して摩擦が起 こり、前記メモリカード50の設置方向は制限を受けず、大きさも異なる規格の メモリカード50がメモリカードコネクタ上のトレー30の設置空間31を共用 できるようになり、一つのメモリカードコネクタに多くの異なる規格のメモリカ ードが設置できるようになり、異なる規格のメモリカード50間のデータ流通が 行えるようになる。
【0039】 またここで言うメモリカード50には、少なくとも、コンパクトフラッシュ( R)カード タイブ1/2,スマートメディアカード,マルチメディアカード( R)やセキュアメディアカード、セキュアデジタルカード{SDカード(R)} 、xDカード及びメモリースティックカード(R)等を含む。
【0040】 前記メモリカード50を前記トレー30上に設置すると、底部の出力端子51 と上向きに湾曲した第一接触部82とが接触する際、前記第一接触端82には上 向きの反作用力が生じ、前記メモリカード50が上向きに押し上げられた状態と なり、前記位置制限部70は前記メモリカード50定位後、前記メモリカード5 0の出入力端子51と前記第一接触端82との間にて緊密な接触状態を保つよう になる。
【0041】 図5、図10及び図11に示すように、前記定位部70においては、更にスト ップ板71を含み、少なくとも弾力部72及び連動片73を含み、前記ストップ 板71は前記トレー30前縁に枢設されて前後に傾いて回転するようになってい る。またその内側には下向に傾斜したフック74が設けられている。且つ前記ス トップ板71は前向きに傾いて回転する際、前記弾力部72が弾性の回復力によ り、前記ストップ板71下方の連動片73を連動し、底部から上方に持ち上げる 。
【0042】 前記メモリカード50の下向に位置するトレー30は、側面が前記フック74 の斜面を押すとき、前記ストップ板71はやや前方に傾いて回転し、且つ前記弾 力部72は弾性の回復力を生じ、前記メモリカード50の側面が前記フック74 を通過した後、前記ストップ板71が前記弾力部72の作用力によって元の位置 に戻り、前記フック74が前記メモリカード50の側面上方でストップされ、よ って自動で位置が制限されるようになる。
【0043】 前記メモリカード50を取り出そうとする際は、前記ストップ板71をやや前 向きに回転させると同時にその下方の連動片73を上方に持ち上げる。すると前 記連動片73は前記メモリカード50を上向きに持ち上げ、前記トレー30より 前記メモリカード50が取り出し易いようになる。
【0044】 また、図7に示すように、実施の形態中で前記メモリカード50が前記トレー 30に位置するとき、前記第一接触部82は上向きの反作用力を生じ、前記メモ リカード50を上向きに持ち上げ、よって前記メモリカード50は前記ストップ 板71のフック74によって限定されていた位置より抜け出し、前記メモリカー ド50が再び下方に押されない限りは、前記メモリカード50は前記第一接触部 82の持ち上げる力によって取り出しやすい状態を保持する。
【0045】 以上、説明したように本実施の形態によれば、メモリカード50をトレー30 の設置空間31に設置する場合、前記トレー30の端子80と前記メモリカード 50の出力端子51を摩擦させることなく接触させることができるので、簡単な 構造により、小さな空間を多種の異なる規格のメモリカード50を共用するとと もに、メモリカード50をシリコンディスクドライブ100にローディングして 読み書き用に使用する際に、メモリカード50の出入力端子51の磨耗を防止す ることができるので、データの読み書きを安定して行える。
【0046】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案のトレータイプのシリコンディスクドライブは、 簡単な構造により、小さな空間を多種の異なる規格のメモリカードを共用すると ともに、メモリカードをシリコンディスクドライブにローディングして読み書き 用に使用する際に、メモリカードの出入力端子の磨耗を防止することができるの で、データの読み書きを安定して行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のシリコンディスクドライブを示す斜視
図。
【図2】本考案の実施の形態に係るトレータイプのシリ
コンディスクドライブをコンピュータホストシステムの
本体に設置する場合の斜視図。
【図3】本考案の実施の形態に係るトレータイプのシリ
コンディスクドライブをコンピュータホストシステムと
外部接続する場合の斜視図。
【図4】本考案の実施の形態に係るシリコンディスクド
ライブの斜視図。
【図5】本考案の実施の形態に係る台座の底部の第1の
例を用いたシリコンディスクドライブの分解斜視図。
【図6】本考案の実施の形態に係る台座の底部の第2の
例を用いたシリコンディスクドライブの第2の分解斜視
図。
【図7】本考案の実施の形態に係る台座の底部の第2の
例を用いたシリコンディスクドライブの要部を示す断面
図。
【図8】本考案の実施の形態に係るトレーの端子の第1
の例の斜視図。
【図9】本考案の実施の形態に係るトレーの端子の第2
の例の斜視図。
【図10】本考案の実施の形態に係る位置限定部及びそ
の周辺の定位動作を示す第1の説明図。
【図11】本考案の実施の形態に係る位置限定部及びそ
の周辺の定位動作を示す第2の説明図。
【符号の説明】
10 装置外殻 11 伝送ユニット 12 回路基板 13 接点 20 台座 21 軌道 22 リジェクトボタン 23 孔 30 トレー 31 孔 32 導入溝 40 コンピュータホストシステム 50 メモリカード 51 出入力端子 70 位置限定部 71 ストップ板 72 弾力部 73 連動片 74 フック 80 端子 81 固定端 82,83 第一,第二接触端 100 シリコンディスクドライブ

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外殻と、該外殻内に設置される台座と、
    該台座上にて摺動して移動することにより開閉するトレ
    ーとより構成されるトレータイプのシリコンディスクド
    ライブであって、 前記台座の下方には更に回路基板が設けられ、 該回路基板には更に伝送ユニット及び数個の接点がもう
    けられ、 前記トレーの底部には複数の端子が設けられ、 前記トレーを摺動させて開けることで前記トレーにメモ
    リカードを設置すると、前記トレーの端子が前記メモリ
    カードの出入力端子と接触し、前記トレーを摺動させて
    閉じることで、前記トレーの底部の複数の端子と前記回
    路基板の接点とを接触させて電気的に連結させ、前記メ
    モリカードのデータが前記出入力端子、前記トレーの端
    子及び前記回路基板の接点を通し、前記伝送ユニットに
    よって伝送されるものであることを特徴とするトレータ
    イプのシリコンディスクドライブ。
  2. 【請求項2】 外殻と、該外殻内に設置される台座と、
    該台座上にて摺動して移動することにより開閉するトレ
    ーとより構成されるトレータイプのシリコンディスクド
    ライブであって、 前記台座の下方には更に回路基板が設けられ、 該回路基板には更に伝送ユニット及び数個の接点がもう
    けられ、 前記トレーの底部には複数の端子が設けられ、 前記トレーの端子には更に前記トレー本体に固定される
    固定端並びに上下にそれぞれ湾曲した第一接触端と第二
    接触端とを有し、 前記トレーを摺動させて開けることで前記トレーにメモ
    リカードを設置すると、前記第一接触端は前記メモリカ
    ードの出入力端子と接触し、前記トレーを摺動させて閉
    じると、前記第二接触端は前記台座の下方の回路基板の
    接点と電気的に連結されて、前記伝送ユニットを通して
    前記メモリカードのデータが伝送されることを特徴とす
    るトレータイプのシリコンディスクドライブ。
  3. 【請求項3】 外殻と、該外殻内に設置される台座と、
    該台座上にて摺動して移動することにより開閉するトレ
    ーとより構成されるトレータイプのシリコンディスクド
    ライブであって、 前記外殻内には回路基板が設置され、 前記台座の両側には更に軌道が設けられ、且つ前記台座
    片側にはリジェクトボタンが設けられており、 前記トレー両側には前記軌道に合わせて導引溝が設けら
    れ、 前記トレーは、前記台座上にて摺動して移動し閉じられ
    るとともに、前記リジェクトボタンを押すことで開か
    れ、 前記回路基板には伝送ユニット及び数個の接点が設けら
    れ、 前記台座の底部は平板状を呈しており、且つ数個の孔が
    設置されており、 前記台座の底部の数個の孔は前記回路基板の接点に対応
    し、 前記トレーの底部には複数の端子が設けられ、 前記トレーの底部の複数の端子は前記回路基板の接点に
    対応し、 前記台座の底部の前方には位置限定部が設けられ、 前記位置限定部にはストップ板及び少なくとも一つ以上
    の弾力部が設けられており、 前記トレーを摺動させて開けることで前記メモリカード
    を設置すると、前記ストップ板は前向きに傾いて回転し
    た後、前記弾力部が弾力を回復することにより、前記メ
    モリカードを定位させ、前記メモリカードの出入力端子
    が前記トレーの底部の複数の端子と接触し、 逆に前記トレーを摺動させて閉じると、前記トレーの端
    子が前記台座の底部の前記孔を経て前記回路基板の接点
    と電気的に連結され、前記伝送ユニットを通じて前記メ
    モリカードのデータが伝送され、 前記伝送ユニットの規格にはIDE/ATAPI,US
    B及びIEEE1394のシステムのインターフェイス
    を含み、 前記外殻は前記伝送ユニットによって前記コンピュータ
    ホスト及び形態タイプのデジタル機器に連結されている
    ことを特徴とするトレータイプのシリコンディスクドラ
    イブ。
  4. 【請求項4】 前記トレーの底部に設けられた複数の端
    子は、それぞれ前記トレー本体の固定端、及びそれぞれ
    上向きと下向に湾曲した第一及び第二接触端を具備し、
    前記トレーが摺動して開けられて前記メモリカードが設
    置されると、前記第一接触端が前記メモリカードの出入
    力端子と接触し、前記トレーが摺動して閉じられると、
    前記第二接触端が前記台座の下方の回路基板の接点と電
    気的に連結されることを特徴とする請求項1乃至3のい
    ずれかに記載のトレータイプのシリコンディスクドライ
    ブ。
  5. 【請求項5】 前記位置限定部には更に連動片を含み、 前記ストップ板は、やや前方に傾いて回転すると同時
    に、下方の前記連動片底部を上側に向かって連動させ、
    こうすることで前記連動片が前記メモリカードを上向き
    に持ち上げて、前記メモリカードが前記トレーより取り
    出し易くなることを特徴とする請求項3に記載のトレー
    タイプのシリコンディスクドライブ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013222653A (ja) * 2012-04-18 2013-10-28 Smk Corp カードコネクタ
JP2015002174A (ja) * 2013-06-17 2015-01-05 モレックス インコーポレイテドMolex Incorporated カードソケットのための接触端子

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