JP3094012U - 携帯通信機器及び携帯用パソコン用立体シール型お守り - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】従来の形態と異なり、携帯電話や携帯用パソコ
ン等そのものをお守りにする事を特徴とするお守り、開
運護符を提供する。 【解決手段】極薄の金属板にお守りの御神体、文言、マ
ーク等を腐食加工より、凹凸で際立たせた後、表面処理
を行ない、裏面に貼付用の粘着剤を塗布し、携帯電話や
携帯パソコン等に貼り、お守りと一体化するものであ
る。

Description

【考案の詳細な説明】 【０００１】 神社・仏閣等のお守りや開運護符等に表示される文字や図案、願望等を金属加工 技術の一つである腐食技術を用い凹凸を作り際立たせた該基板を磨きや鍍金加工 や塗装等を施した後、裏面に貼付用のシール加工したものや透明保護シールによ り携帯電話、携帯用パソコン等利用者の身近な愛用品に直接貼ってお守りとして の利用を目的とするものである。また樹脂の成形による製品の代用も考えられる 。 【考案の属する技術分野】 【０００２】 本考案は、常に持ち歩く携帯電話、携帯パソコン等にお守り及び開運護符を直接 貼る事により、お守りをさらに身近に感じ、安心感や満足感が得られるお守りに 関するものである。 【従来の技術】 【０００３】 昔からお守りといえば、金糸銀糸の刺繍を施した布製の袋に各々の神社・仏閣の 御神体を印刷した厚紙や木片を入れ、紐で吊るしたものが一般的であった。近年 ではキーホルダー、携帯電話ストラップ、テレホンカードタイプ、自動車用ステ ッカー等のお守りや護符も存在するが、本考案のような金属板腐食及び樹脂によ る立体化したお守りを各人所有の携帯電話や携帯用パソコン等日常持ち歩くもの に直接手軽に貼る発想は無かった。 【考案が解決しようとする課題】 【０００４】 前述の既存のお守りは衣服に付けるか、バッグや財布等に装着して使用するもの であり、仕舞い忘れ、あるいは使用中汚れたり、紐や鎖が切れ、欠損、紛失の可 能性がある。これらはお守りの性質上甚だ有って欲しくない事態である。また携 帯電話ストラップ型のお守りの中には、材質・形状によって引っ掛かり、衣服や バッグから取り出し難いもの。携帯電話自体を傷つけるものも有る。テレホンカ ードタイプの護符の場合、金属製のものは存外分厚くかさ張り、薄いものは本物 のテレホンカードと間違えやすく、必ずしも携帯に向いているとは言い難い。自 動車や自転車用ステッカータイプのお守りの多くは、紙製またはビニール、金属 箔に印刷したのみでいかにも安価。しかも経年劣化も激しく、接着面が大きい為 、剥がす際に破れたり、残った粘着剤が取り難く汚い。 【課題を解決するための手段】 【０００５】 本考案は、お守りを携帯電話や携帯パソコン等に直接貼るため、かさ張らず、欠 損や紛失の心配が無い。携帯電話の場合、財布等に入れるカードタイプよりも換 金性が低いため無くしても手元に戻る可能性も高い。既存ステッカータイプのお 守りとは異なり、薄い金属板に腐食加工で図案や文言等に凹凸をつけ、鍍金加工 等を施し際立たせたり、樹脂による凹凸を一体成形で行なうため経年劣化が少な く、品質、完成度も高く高級感があり、所持する満足度が大きい。また破れ難く 、透明保護シールのみによってお守りを貼付した際には、該お守り、開運護符自 体の表面を保護するのは元より、接着面が少ないため、剥がし易く跡もきれいで ある。 【考案の実施の形態】 【０００６】 本考案を図に沿って、一実施例について説明するが、ここで用いる図柄等はあく まで見本であり、形状、デザイン、文言等を限定するものではない。図１は、本 考案の全体図を示すもので、例として携帯電話の背面等平坦部分（４）に本考案 の加工を施したお守り腐食基板（１）の裏面に粘着加工し貼付しているもの。透 明保護シール（２）は塩ビ等の透明な材質で本考案のお守り、開運護符より一回 りほど大きく、本来、該お守りの表面を傷や汚れから保護する目的で予備的に用 いるが、敢えてお守り本考案腐食基板本体の粘着部分を使わず、透明保護シール でのみお守り本体を貼付する場合は剥がし易く、跡も残らないという利点も付記 する。 【０００７】 図２は本考案のお守り本体一例である。（１）は該お守りの基板本体で、楕円部 分がそれにあたるが、材質として主に真鍮、ステンレス、銅等の金属が用いられ る。この（１）の基板本体に（５）図案または文様、（６）願望等、（７）神社 ・仏閣名等々を腐食加工の技術を利用し、へこませあるいは出っ張らせて際立た せたものに、鍍金、塗装、磨き等の表面処理した後、裏面に貼付用の粘着処理し たものをお守りとする。また樹脂等の材質を使って型取りしたものを代用する事 も可能である。 【０００８】 図３は使用例の縦断面図である。図３では、（４）バッテリーカバー本体に（１ ）お守り腐食基板を（８）粘着部分により貼付した後（２）透明保護シールを貼 付しているが、（８）のみの貼付、（２）のみの貼付でも良い。 【考案の効果】 本考案に係るお守りは、お守り札そのものを携帯電話や携帯パソコンに直接装着 する事により、破損、脱落、紛失等を防ぎ、携帯電話及び携帯パソコン自体に傷 を付ける事も無くなる。また携帯電話や携帯パソコン等は、常に持ち歩く事を考 慮すれば、お守りのご利益や効力を身近に感じる事ができ、より信仰心を深める 事が出来る。さらに本考案の凹凸のある立体お守り及び開運護符の品質、完成度 、高級感に優れたデザイン性が加われば、幅広い年齢層の新たな支持者を増やす 事が可能となる。このことが経済効果向上の一助となればと期待する。

【図面の簡単な説明】 【図１】は本考案の一実施例によるお守り、開運護符の
使用法を示す斜視図。 【図２】は本考案のお守り、開運護符の基板本体の構成
内容例図である。 【図３】は本考案のお守り、開運護符の使用例の縦断面
図である。 【符号の説明】 １ 基板本体 ２ 透明保護シール ３ 携帯電話本体 ４ バッテリーカバー等平面部分 ５ 図案又は文様 ６ 願望等 ７ 神社・仏閣名 ８ 粘着部分

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【手続補正書】 【提出日】平成１４年１２月１１日（２００２．１２．
１１） 【手続補正１】 【補正対象書類名】明細書 【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲 【補正方法】変更 【補正内容】 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項１】神社・仏閣及びその他縁起物等の開運護符
に表示される文字図案、願望等の文言を金属腐食加工ま
たは樹脂加工により凹凸で表し、表面処理した板を粘着
剤によって携帯電話やパソコン等愛用品に直接貼る事を
特徴とした開運護符。

Claims (1)

1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項１】神社・仏閣等のお守り及び通信販売等の開
   運護符に表示される文字や図案、願望等の文言を金属腐
   食加工の技術を利用し、凹凸を作り、際立たせたものに
   磨き、鍍金、塗装等表面加工を施したお守り及び開運護
   符。または樹脂等の成形により、凹凸を作ったお守り及
   び開運護符等の裏面に粘着剤のシール加工あるいは透明
   保護シールにて、携帯電話や携帯用パソコン等の身近な
   愛用品に直接貼って使用するお守り及び開運護符であ
   る。大きさを変える事であらゆるものに応用できる事も
   特徴とする。