JP3093735B2 - Atm交換機 - Google Patents

Atm交換機

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JP3093735B2 JP20527798A JP20527798A JP3093735B2 JP 3093735 B2 JP3093735 B2 JP 3093735B2 JP 20527798 A JP20527798 A JP 20527798A JP 20527798 A JP20527798 A JP 20527798A JP 3093735 B2 JP3093735 B2 JP 3093735B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ATM交換機に関
し、特に、スイッチ容量を無瞬断で増設することができ
るATM交換機に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、今まで提案されているATM交
換機(ATMスイッチ)は、大きく2種類に分類するこ
とができる。
【0003】1つは、共有バッファ型や入出力バッファ
型等の様に、スイッチ内部に比較的大きなバッファを内
蔵するメモリ型ATMスイッチを用いたものであり、も
う1つは、バッチャバイヤン網やベネス網、あるいはバ
ッファードバイヤン網等の様に、高速で小さなスイッチ
が多段接続された多段網型のATMスイッチを用いたも
のである。
【0004】前者のメモリ型のATMスイッチにおいて
は、主にアクセス速度や制御速度がスイッチ規格に依存
して増加するため、一般的にビットスライス構成が採用
されており、比較的低速でポート数の多いスイッチが多
い。大規模なATM交換機を構成する場合、このスイッ
チを多段にリンク接続する構成が提案されている。
【0005】ここで、装置を増設する場合、小容量から
大容量への増設は無瞬断で行われることが望まれる。ス
イッチを多段にリンク接続する場合、例えば、3段にリ
ンク接続する場合は、2段目のスイッチを予め最大規模
に設定しておけば、リンクの張り替え無しに無瞬断で増
設を行うことができる。また、1段目及び3段目のスイ
ッチは分散配置が可能であるため、2段目のスイッチを
基本スイッチモジュールとし、1段目及び3段目のスイ
ッチと外部インタフェースとをまとめてインタフェース
モジュールとすることにより、インタフェースモジュー
ルを増設する構成にすることができる。
【0006】これに対して、後者の多段網型のATMス
イッチにおいては、全くメモリを内蔵しないか、あるい
は比較的小さなスイッチで大量のメモリを内蔵しないた
め、高速動作が可能で、ギガビットオーダの多重レベル
でのスイッチングを行う、高速でポート数の少ないスイ
ッチが多い。大規模なATM交換機を構成する場合、ス
イッチを多段網状に接続する。この場合、増設に伴って
スイッチ段数が増加するため、無瞬断での増設は難し
い。このため、小容量のATMスイッチであっても、予
め最大規模のスイッチを用意しておく必要がある。
【0007】また、特開平4−273739号公報に
は、上記問題を解決するために、単位スイッチモジュー
ル内に増設時のみ使用する拡張ポートを予め設けてお
き、無瞬断増設を実現する技術が開示されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような従来のATM交換機においては、稼働状態にお
いて無瞬断でスイッチを増設することは困難であり、こ
れを実現するには、予め最大容量のスイッチを配置する
必要があり、最大容量のスイッチを配置した場合、小容
量の装置構成が大規模化してしまうという問題点があ
る。
【0009】また、特開平4−273739号公報に開
示されたものにおいても、増設用のポートが予め配置さ
れているため、上記同様に装置構成が大規模化してしま
うという問題点がある。
【0010】本発明は、上述したような従来の技術が有
する問題点に鑑みてなされたものであって、余分な装置
を配備することなく、稼働状態において無瞬断でスイッ
チを増設することができるATM交換機を提供すること
を目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、回線を収容する複数の回線インタフェース
と、ATMスイッチとをそれぞれ有する複数の単位スイ
ッチモジュールからなり、収容されるスロット数の増設
が可能なATM交換機において、前記複数の単位スイッ
チモジュールはぞれぞれ、前記複数の単位スイッチモジ
ュール同士を接続するための2つの拡張インタフェース
を有し、該拡張インタフェースは、セルに付与された識
別子を検出し、検出された識別子が自機に付与された識
別子である場合は前記セルを受信し、検出された識別子
が自機に付与された識別子ではない場合は前記セルを他
の単位スイッチモジュールに送信することを特徴とす
る。
【0012】また、前記識別子に基づいて、前記セルを
該当する識別子が付与された単位スイッチモジュールに
転送する拡張スイッチモジュールを有することを特徴と
する。
【0013】また、前記識別子は、前記単位スイッチモ
ジュールの数分のビットから構成され、前記単位スイッ
チモジュール毎に前記ビットがそれぞれ割り当てられて
いることを特徴とする。
【0014】(作用)上記のように構成された本発明に
おいては、単位スイッチモジュールのそれぞれに設けら
れた拡張インタフェースにおいて、セルに付与された識
別子が検出され、検出された識別子が自機に付与された
識別子である場合はセルが受信され、検出された識別子
が自機に付与された識別子ではない場合はセルが他の単
位スイッチモジュールに送信される。
【0015】これにより、拡張インタフェースを介して
複数の単位スイッチモジュールが接続され、収容可能な
スロット数の増設が行われる。
【0016】ここで、拡張インタフェースにおいては、
1つの単位スイッチモジュールにぞれぞれ2つずつ設け
られており、2つの拡張インタフェースを切り替えてス
ロット数の増設が行われるので、無瞬断でスロットの増
設が行われる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。
【0018】(第1の実施の形態)図1は、本発明のA
TM交換機の第1の実施の形態を示す図であり、図2
は、図1に示した単位スイッチモジュールの構成を示す
図である。なお、図2には、図1に示した単位スイッチ
モジュール1−1の構成のみを示すが、単位スイッチモ
ジュール1−2〜1−nの構成も同様である。
【0019】本形態は図1に示すように、複数の単位ス
イッチモジュール1−1〜1−nがシリアルに接続され
て構成されており、単位スイッチモジュール1−1に
は、実際に回線を収容する複数の回線インタフェース1
0−1,20−1,30−1と、回線インタフェース1
0−1,20−1,30−1と接続されたm×mのAT
Mスイッチ40−1と、スロット数の増設時に、セルに
付与された送付先拡張インタフェースを示す識別子JI
Dを参照し、該識別JIDが自機に予め割り当てられた
JIDである場合は、そのセルの受信を行い、それ以外
の場合は、そのセルをそのまま次段の単位スイッチモジ
ュール1−2に送信するIDフィルタリング機能を有す
る拡張インタフェース50−1,60−1とが設けられ
ている。なお、拡張インタフェース50−1,60−1
においては、運用系インタフェースに接続された拡張イ
ンタフェース50−1と予備系インタフェースに接続さ
れた拡張インタフェース60−1との2重化構成となっ
ており、無瞬断切り替え機能を有している。
【0020】図1に示すように本形態においては、図2
に示した単位スイッチモジュールがそれぞれに設けられ
た拡張インタフェースにより接続され、それにより、収
容可能なスロット数の増設が図られる。なお、収容スロ
ット数は、増設する単位スイッチモジュールに比例して
増加する。
【0021】図3は、図2に示した回線インタフェース
の構成を示す図である。
【0022】本形態における単位スイッチモジュールは
図3に示すように、物理回線部を終端するPHY部11
と、セルのスイッチ部でのルーティング情報を生成及び
付与あるいは削除するIHT部12とから構成されてい
る。
【0023】図4は、図2に示した拡張インタフェース
の構成を示す図である。
【0024】本形態における拡張インタフェースは図4
に示すように、IDフィルタリング機能を有し、他の拡
張インタフェースとのインタフェース部を構成するUI
NF部51と、JIDの生成及び付加を行うHI部52
とから構成されている。
【0025】図5は、図4に示したUINF部の構成を
示す図である。
【0026】本形態におけるUINF部は図5に示すよ
うに、他の拡張インタフェースを介して受信されたセル
に付与されたJIDの識別を行うID−Checker
部81と、ID−Checker部81で識別されたJ
IDが自拡張インタフェースに予め割り当てられたJI
Dと等しいかどうかを判断し、両者が等しい場合はセル
を後段のHI部52(図4参照)へ送出し、両者が異な
る場合はMUX部83へ送信するFilter部82
と、Filter部82から受信したセルと自拡張イン
タフェースのHT部52(図4参照)から受信したセル
の調停を取り、どちらを次段の他の拡張インタフェース
へ送出するかを選択するMUX部83と、MUX部83
における輻輳状態を監視し、輻輳が発生した場合は自拡
張インタフェース前段へ通知を行うTraffic C
hecker部84とから構成されている。
【0027】図6は、図4に示したHI部の構成を示す
図である。
【0028】本形態におけるHI部は図6に示すよう
に、セルに付与されたJIDを除去し、JIDを自スイ
ッチ部でのルーティング情報へ変換し、セルへ付与する
IHT部91と、IHT部91にてJIDをルーティン
グ情報に変換する際に使用されるIHT−Table9
2と、ルーティング情報に基づいて他のどの拡張インタ
フェースへセルを送出するかどうかを決定し、ルーティ
ング情報をJIDに変換し、送りたい拡張インタフェー
スのJIDを付与するJHT部93と、JHT部93に
てルーティング情報をJIDに変換する際に使用される
JHT−Table94とから構成されている。
【0029】以下に、上記のように構成されたATM交
換機におけるスイッチの増設方法について説明する。
【0030】小容量スイッチが必要であり、かつ増設の
可能性がない場合は、図2に示した単位スイッチモジュ
ールが1モジュールでシステムが構成され、拡張インタ
フェース50−1,50−2を配備する必要は無く、A
TMスイッチ40−1の全容量を効率的に使用すること
ができる。
【0031】また、モジュールの回線数が不足した場合
は、図1に示したように、単位スイッチモジュールを複
数接続し、それにより、回線数がリング状に増設され
る。しかもこの増設は、現在使用している単位スイッチ
モジュールに拡張インタフェースを介して新たな単位ス
イッチモジュールを運用系の拡張インタフェースと予備
系の拡張インタフェースとの動作を切り替えて接続すれ
ば実現できるため、無瞬断での増設が可能である。
【0032】以下に、図1に示したATM交換機の動作
について説明する。
【0033】単位スイッチモジュール1−1側で見た場
合、回線インタフェース10−1,20−1,30−1
を介して入力されたセルは、それぞれの回線インタフェ
ース10−1,20−1,30−1内のIHT部でルー
ティング情報を付加されてATMスイッチ40−1に入
力される。
【0034】すると、ATMスイッチ40−1において
は、入力された情報に基づいてセルのスイッチングが行
われる。もし、ルーティング情報が示す情報が拡張イン
タフェースを示していた場合、入力されたセルは運用系
の拡張インタフェース50−1のみに入力され、予備系
の拡張インタフェース60−1には入力されない。
【0035】拡張インタフェースの送信側(自単位スイ
ッチモジュールのATMスイッチから受信する側)にお
いては、JHT部61において、ATMスイッチ40−
1から受け取ったセルのルーティング情報に基づいて、
送信先の他の拡張インタフェースを示すJIDが生成及
び付加され、MUX部83を介して他の拡張インタフェ
ースへ向けて送信される。
【0036】また、拡張インタフェースの受信側(自単
位スイッチモジュールのATMスイッチへの送信側)に
おいては、Filter部82において、予め自拡張イ
ンタフェースに割り当てられたJIDと同じJIDを持
つセルが入力してきた場合のみそのセルが取り込まれ、
それ以外のセルはMUX部83を介して次の拡張インタ
フェースへ送信される。
【0037】ここで、MUX部83においては、Fil
ter部82から入力されるセルとJHT部93から入
力されるセルとの調停が行われるが、両者から入力され
るセルの量がMUX部83の総出力量を越えてしまう輻
輳状態に陥った場合、輻輳状態がTraffic Ch
ecker部84自単位スイッチモジュールのATMス
イッチ40−1及びJHT部93に通知され、自単位ス
イッチモジュールのATMスイッチ40−1及びJHT
部93側にてMUX部83へのセルの流量が抑制され、
それにより、輻輳状態におけるセル廃棄が抑制される。
【0038】上述した実施の形態に示したリング構成
で、最大リング容量を越える増設が必要な場合、スター
状の構成を採用することにより、スイッチング容量の増
設が可能になる。
【0039】(第2の実施の形態)図7は、本発明のA
TM交換機の第2の実施の形態を示す図であり、図1に
示したATM交換機のスイッチング容量を増設するため
の形態を示す。
【0040】本形態は図7に示したように、図1に示し
たものに、拡張インタフェースと同じインタフェースを
持つ拡張スイッチモジュール70が追加されて構成され
ており、スター状の構成を採ることにより、ノンブロッ
キングスイッチを構成することが可能である。
【0041】また、このとき、IDフィルタリング機能
を有する拡張インタフェースの運用系と予備系との動作
の切り替えにより、無瞬断で、既存パスの設定の変更無
しでの増設が可能となる。さらに、上述したように、必
要な時に拡張インタフェースを追加する構成を採るの
で、予め余分な単位スイッチモジュールを配備すること
なくスイッチ容量の増設が可能である。
【0042】図8は、図7に示した拡張スイッチモジュ
ール70の構成を示す図である。
【0043】本形態における拡張スイッチモジュールは
図8に示すように、拡張インタフェースから受信したセ
ルに付与されたJIDの識別を行うID−Checke
r71−1〜71−n,72−1〜72−nと、ID−
Checker71−1〜71−nにて識別されたJI
Dに基づいてスイッチングを行うn×nのATMスイッ
チ73と、ID−Checker72−1〜72−nに
て識別されたJIDに基づいてスイッチングを行うn×
nのATMスイッチ74とから構成されており、ATM
スイッチ73がID−Checker71−1〜71−
nを介して単位スイッチモジュール1−1〜1−nの運
用系の拡張インタフェース50−1〜50−nと接続さ
れた運用系のATMスイッチであり、ATMスイッチ7
4がID−Checker72−1〜72−nを介して
単位スイッチモジュール1−1〜1−nの予備系の拡張
インタフェース60−1〜60−nと接続された予備系
のATMスイッチであるという2重化構成となってい
る。
【0044】以下に、図1に示したリング状の構成から
図8に示したスター状の構成への切替動作について説明
する。
【0045】図9は、図1に示したリング状の構成から
図8に示したスター状の構成への切替動作を説明するた
めの図である。
【0046】第1の手順として、予備系の拡張インタフ
ェース60−1〜60−nを、リング状接続からスター
状接続に変え、各単位スイッチモジュール1−1〜1−
nの予備系拡張インタフェース60−1〜60−nと予
備系のATMスイッチ74とをID−Checker7
2−1〜72−nを介して接続する。この状態では、セ
ルは運用系の拡張インタフェース50−1〜50−nの
みを流れているのでセルの紛失等は発生しない。
【0047】第2の手順として、拡張インタフェース5
0−1〜50−n,60−1〜60−nの系を無瞬断系
切り替え方式にて切り替える。その場合、セルは、予備
系の拡張インタフェース60−1〜60−nと拡張スイ
ッチモジュール70内の予備系のATMスイッチ74間
を流れる。
【0048】ここで、リング状接続の場合は、各拡張イ
ンタフェース50−1〜50−n,60−1〜60−n
において、自分宛のセルのみが受け取られ、それ以外の
セルはリング接続されている次段の拡張インタフェース
へそのまま送信されていた。つまり、各拡張インタフェ
ース50−1〜50−n,60−1〜60−nにおいて
自分宛のセルがフィルタリングされていた。
【0049】しかし、拡張スイッチモジュール70にお
いてJIDが識別され、識別結果に基づいてスイッチン
グが行われるため、各拡張インタフェース50−1〜5
0−n,60−1〜60−nにおいては、自JIDを持
つセルのみが受信されることになる。
【0050】各拡張インタフェース50−1〜50−
n,60−1〜60−nにおいては、自拡張インタフェ
ースを示すJIDが付加されたセルのみが送られてくる
ので、全てのセルが取り込まれる。
【0051】つまり、拡張インタフェース同士を直接接
続する形態から、拡張インタフェース同士を拡張スイッ
チモジュールを介して接続する形態に切り替える場合に
おいても、拡張スイッチモジュールにおいて、JIDを
用いてスイッチングが行われるため、送信側の拡張イン
タフェースにおいては今までと同じJIDを付加すれば
良く、拡張スイッチモジュールを介した場合において
も、既存パス設定を変更する必要はない。これにより、
増設時のパス設定時間が大幅に短縮される。
【0052】その後、運用系の拡張インタフェース50
−1〜50−nにおいても、拡張スイッチモジュール7
0を介する接続に変更し、再度無瞬断系切り替えを行え
ば大容量スイッチへのスイッチング容量の無瞬断増設が
可能となる。
【0053】上述したように、スター状への増設も同様
に無瞬断増設が可能である。
【0054】(第3の実施の形態)次に、本発明の第3
の実施の形態について説明する。
【0055】上述した第2の実施の形態においては、図
6に示したJHT部93にて生成され、セルに付与され
る、送付先拡張インタフェースを示すJIDは、1つの
拡張インタフェースのみを示す場合について説明した
が、その形状を変更し、複数の宛先を示すことも可能で
ある。
【0056】以下に、複数の宛先を示すJIDの例を示
す。
【0057】送付先拡張インタフェースを示すJIDと
して、nbitを用意し、第mbit目を送付先拡張イ
ンタフェースmに対応させる。このmbit目が“1”
であればその拡張インタフェース宛のセルであることを
示し、“0”であればその拡張インタフェース宛のセル
でないことを示せば、複数の宛先を示すJIDが実現可
能である。
【0058】このように、送付先拡張インタフェースを
示すJIDを複数の宛先を示す構成にした場合、図7に
示した拡張スイッチモジュール70のハード量の削減及
び同報制御の簡易化を図ることができる。
【0059】ここで、図7に示した拡張スイッチモジュ
ール70を用いてセルの同報を行う場合、拡張スイッチ
モジュール70内にそのセルの同報先を示すテーブルを
配備する必要がある。
【0060】通常の制御においては、そのテーブル内の
同報先情報を参照してセルの同報が行われていたが、上
記のように、送付先拡張インタフェースを示すJIDで
複数の同報先を示す場合、同報先を示すテーブルを配備
する必要がなくなり、それにより、ハード量の削減及び
同報制御の簡易化を図ることができる。
【0061】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載するような効果を奏する。
【0062】(1)IDフィルタリング機能を有し、無
瞬断系切り替えが可能な2つの拡張インタフェースを複
数の単位スイッチモジュール間のインタフェースとして
使用し、1つの拡散インタフェースから単位スイッチモ
ジュール間インタフェースの接続を無瞬断で変更し、そ
の後他の拡散インタフェースを無瞬断で変更することが
可能であるため、リング状構成システムからスター状構
成システムへ、無瞬断でスイッチング容量を増設するこ
とができる。
【0063】(2)単位スイッチモジュール間インタフ
ェースである拡張インタフェースを予め単位スイッチモ
ジュールへ配備するのではなく、必要な時に配備可能な
構成としたため、予め余分な装置を配備しておく必要が
なく、小容量のシステム構成時でも効率の良い構成とす
ることができる。
【0064】(3)拡張スイッチモジュールを設けた場
合、拡張スイッチモジュールにおけるスイッチングをリ
ング状構成時に用いた識別子に基づいて行うため、スタ
ー型構成にした場合においても、識別子の設定を拡張ス
イッチモジュール用に変更する必要がなく、増設時間を
大幅に短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のATM交換機の第1の実施の形態を示
す図である。
【図2】図1に示した単位スイッチモジュールの構成を
示す図である。
【図3】図2に示した回線インタフェースの構成を示す
図である。
【図4】図2に示した拡張インタフェースの構成を示す
図である。
【図5】図4に示したUINF部の構成を示す図であ
る。
【図6】図4に示したHI部の構成を示す図である。
【図7】本発明のATM交換機の第2の実施の形態を示
す図である。
【図8】図7に示した拡張スイッチモジュールの構成を
示す図である。
【図9】図1に示したリング状の構成から図8に示した
スター状の構成への切替動作を説明するための図であ
る。
【符号の説明】
1−1〜1−n 単位スイッチモジュール 10−1〜10−n,20−1〜20−n,30−1〜
30−n 回線インタフェース 11 PHY部 12,91 IHT部 40−1〜40−n,73,74 ATMスイッチ 50−1〜50−n,60−1〜60−n 拡張イン
タフェース 51 UINF部 52 HI部 70 拡張スイッチモジュール 81,71−1〜71−n,72−1〜72−n I
D−Checker 82 Filter部 83 MUX部 84 Traffic Checker部 92 IHT Table 93 JHT部 94 JHT Table
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松山 尚市 福岡県福岡市早良区百道浜二丁目4番1 号 九州日本電気通信システム株式会社 内 (56)参考文献 特開 平3−218142(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 12/28 H04L 12/56

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回線を収容する複数の回線インタフェー
    スと、ATMスイッチとをそれぞれ有する複数の単位ス
    イッチモジュールからなり、収容されるスロット数の増
    設が可能なATM交換機において、 前記複数の単位スイッチモジュールはぞれぞれ、前記複
    数の単位スイッチモジュール同士を接続するための2つ
    の拡張インタフェースを有し、該拡張インタフェース
    は、セルに付与された識別子を検出し、検出された識別
    子が自機に付与された識別子である場合は前記セルを受
    信し、検出された識別子が自機に付与された識別子では
    ない場合は前記セルを他の単位スイッチモジュールに送
    信することを特徴とするATM交換機。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のATM交換機におい
    て、 前記識別子に基づいて、前記セルを該当する識別子が付
    与された単位スイッチモジュールに転送する拡張スイッ
    チモジュールを有することを特徴とするATM交換機。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のATM交換機におい
    て、 前記識別子は、前記単位スイッチモジュールの数分のビ
    ットから構成され、前記単位スイッチモジュール毎に前
    記ビットがそれぞれ割り当てられていることを特徴とす
    るATM交換機。
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