JP3093345U - 綿 棒 - Google Patents

綿 棒

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JP3093345U
JP3093345U JP2002006437U JP2002006437U JP3093345U JP 3093345 U JP3093345 U JP 3093345U JP 2002006437 U JP2002006437 U JP 2002006437U JP 2002006437 U JP2002006437 U JP 2002006437U JP 3093345 U JP3093345 U JP 3093345U
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JP
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packaging material
impregnated
swab
acetic acid
chemicals
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JP2002006437U
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English (en)
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俊介 中村
Original Assignee
株式会社中村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 家庭で用いる場合に使用の都度、薬液瓶中に
差し込むような面倒がなく、開封するだけで常に適量の
薬液類を含浸させたものとしてそのまま使用できる便利
さがあり、しかも、薬液などに全く無駄のない綿棒を提
供する。 【解決手段】 軸11の端部に巻き付けられた吸液性材
よりなる頭部12に薬液類を含浸させた綿棒本体1を密
封包材2に包蔵させた。なお、頭部12に含浸させる薬
液類としては、竹酢酸の希釈液、特に、竹酢酸の1.5
〜4%水溶液が好ましい。また、密封包材2は非透光性
としておいたり、開口部近くの内面対向位置に雌雄一対
の線状係合部よりなる線状ファスナ部21aが形成され
ている主包材21と、これを収納してある包装袋22と
よりなるものが好ましい。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、耳、鼻、口腔などに薬をつけるときに用いる綿棒に関するものであ る。
【0002】
【従来の技術】
【非特許文献1】 広辞苑 めんぼう〔綿棒〕 綿棒は、軸の端部に脱脂綿などの吸液性材を巻き付けて頭部を形成したもので 、耳、鼻、口腔などに薬をつけるときに用いるものであるが、家庭で用いる場合 、薬瓶中に差し込んで頭部に薬液類を含浸させる場合に薬液類が過剰に含浸され たり不足したりして適量の薬液類を含浸させ難いものであった。また、市販の薬 液類は1回の使用量に比べて多い量が瓶詰めされているため、多くの無駄が出る という問題もあった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案が解決しようとするところは、前記したような問題を解決し、家庭で用 いる場合、使用の都度、薬瓶中に差し込むような面倒がなく、開封するだけで常 に適量の薬液類を含浸させたものとして即時に使用できる便利さがあり、しかも 、薬液などに全く無駄が生じることのない綿棒を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
前期のような課題を解決した本考案に係る綿棒は、軸の端部に巻き付けられた 吸液性材よりなる頭部に薬液類を含浸させてなる綿棒本体を密封包材に包蔵させ たものを基本構成とする。そして、このような綿棒において、頭部に含浸された 薬液類を竹酢酸の希釈液としたものを請求項2の考案とし、この竹酢酸の希釈液 を竹酢酸の1.5〜4%水溶液としたものを請求項3の考案とする。また、前記 した各発明において、綿棒本体を包蔵させている密封包材を非透光性としたもの を請求項4の考案とする。なお、前記した各考案における密封包材は、開口部近 くの内面対向位置に雌雄一対の線状係合部よりなる線状ファスナ部が形成されて いる主包材と、この主包材を収納してある包装袋とよりなるものとして、包装袋 に包装された状態で販売され、これを購入した消費者は包装袋を破いて主包材を 取り出し、線状ファスナ部による開口部の封止を解いてこれに包蔵されている複 数本の綿棒本体のうちから必要本数を取り出して使用し、残りは再度線状ファス ナ部により開口部の封止して保存できるようにしておくことが好ましく、これを 請求項5の考案とする。
【0005】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の好ましい実施の形態について詳細に説明する。 1は綿棒本体、2はこの綿棒本体1を包蔵させている密封包材である。前記し た綿棒本体1は、周知の綿棒と同様、軸11の一端部または両端部に脱脂綿など の吸液性材を巻き付けて形成した吸液性のある頭部12を設けてこの頭部12に 適量の薬液類を含浸させたものであって、この実施の形態においては、薬液類と して花粉症治療に有効とされている竹酢酸の希釈液を含浸させてある。なお、薬 液類を竹酢酸の希釈液とするときには、竹酢酸の刺激臭を考慮して1.5〜4% 水溶液が好ましく、また、この竹酢酸の希釈液には必要に応じて果実系の香料、 特に、いちごや桃などの柑橘系以外の果実系の香料や、防腐剤などを添加してお くことが好ましい。
【0006】 また、前記した密封包材2の種類は特に限定されるものではないが、アルミ箔 などの非透光性材料を貼り合わせたシートを素材とした非透光性のものとしたと きは、光による変質を防止できるので長期保存できて好ましい。また、綿棒本体 1は1本ずつ使用するものであるから、1本の綿棒本体1を1つの密封包材2に 包蔵させたスティクタイプのものとしてもよいが、綿棒本体1の複数本を並べて 収納しておくことができる程度の大きさで、開口部近くの内面対向位置に雌雄一 対の線状係合部よりなる線状ファスナ部21aが形成されている主包材21と、 表面に収納物の名称や使用法などが印刷されていて内部に前記主包材21を収納 してある包装袋22とよりなるものとしておけば、包装袋22に包装された状態 で販売され、これを購入した消費者は包装袋22を破いて主包材21を取り出し 、線状ファスナ部21aによる開口部の封止を解いてこれに包蔵されている複数 本の綿棒本体1のうちから1本を取り出して使用し、残りは再度線状ファスナ部 21aにより開口部の封止して保存できるようにしておくことができるので便利 である。
【0007】 このように構成されたものは、これを購入した消費者が包装袋22を破いて主 包材21を取り出し、線状ファスナ部21aによる開口部の封止を解いてこれに 包蔵されている複数本の綿棒本体1のうちから1本を取り出せば、この綿棒本体 1が軸11の端部に巻き付けられた吸液性材よりなる頭部12に薬液類を含浸さ せたものであるから、頭部12を薬液瓶に差し込んで頭部12に薬液を含浸させ るような面倒な手数を要することなく、そのまま軸11を摘んで薬液が含浸され ている頭部12で耳、鼻、口腔などの患部の処置を行うことができる便利さがあ る。しかも、頭部12に含浸されている薬液量は工場において常に適正な一定量 となるようにしておくことができるので、使用の都度薬液瓶に差し込んで頭部1 2に含浸するときのような含浸不足や過剰含浸がなくて薬液などに無駄が生じる ことも防止することができる。
【0008】 特に、頭部12に含浸された薬液類を竹酢酸の希釈液としたものは、竹酢酸が 食品衛生法上も認められているように人体に対する安全性がきわめて高いうえに 殺菌力があって、最近の学会発表では花粉症治療にも有効とされているため、家 庭において安全かつ簡単に使用できる花粉症治療具として多くの花粉症患者にも たらすところは大きいものがある。この場合、竹酢酸は独特な刺激臭を有してい るので、この点を考慮して、竹酢酸の希釈液としては竹酢酸の1.5〜4%水溶 液、特に好ましくは2〜3%水溶液を用いると、充分な殺菌効果を有しながら独 特な刺激臭は希薄化されて殆どの人が匂いを気にせずに使用できるものとなり利 点がある。
【0009】 また、綿棒本体を包蔵させている密封包材2を非透光性としたものは、長期間 店頭に晒されている間において頭部12に含浸された薬液類が光線の照射で化学 変化を起こし難くなるので長期保存できるので好ましい。さらに、密封包材2を 、開口部近くの内面対向位置に雌雄一対の線状係合部よりなる線状ファスナ部2 1aが形成されている主包材21と、この主包材21を収納してある包装袋22 とよりなるものとしたものは、前記したように店頭において包装袋22に包装さ れた状態で販売されたものを購入した消費者は、包装袋22を破いて主包材21 を取り出し、線状ファスナ部21aによる開口部の封止を解いてこれに包蔵され ている複数本の綿棒本体1のうちから1本を取り出して使用し、残りは再度線状 ファスナ部21aにより開口部の封止して保存できるようにしておくことができ るので使用上便利である。 したがって、本考案は従来の綿棒の問題点を解決したものとして業界に寄与す るところ極めて大きいものがある。
【0010】
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の好ましい実施の形態を示す一部切欠斜
視図である。
【符号の説明】
1 綿棒本体 2 密封包材 11 軸 12 頭部 21 主包材 21a 線状ファスナ部 22 包装袋

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸(11)の端部に巻き付けられた吸液性材
    よりなる頭部(12)に薬液類を含浸させた綿棒本体(1) を
    密封包材(2) に包蔵させたことを特徴とする綿棒。
  2. 【請求項2】 頭部(12)に含浸された薬液類が、竹酢酸
    の希釈液である請求項1に記載の綿棒。
  3. 【請求項3】 竹酢酸の希釈液が、竹酢酸の1.5〜4
    %水溶液である請求項2に記載の綿棒。
  4. 【請求項4】 密封包材(2) が、非透光性である請求項
    1または2または3に記載の綿棒。
  5. 【請求項5】 密封包材(2) が、開口部近くの内面対向
    位置に雌雄一対の線状係合部よりなる線状ファスナ部(2
    1a) が形成されている主包材(21)と、この主包材(21)を
    収納してある包装袋(22)とよりなる請求項1〜4のいず
    れかに記載の綿棒。
JP2002006437U 2002-10-10 2002-10-10 綿 棒 Expired - Lifetime JP3093345U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04103548U (ja) * 1991-01-18 1992-09-07 日立冷熱株式会社 エアコン吹出口の自動首振装置

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