JP2004231190A - 物品包装用容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】人体に影響のある抗菌剤や防腐剤などを使用することなく、容器の内部に収容した物品の品質をできるだけ長期に保存することができる物品包装用容器を提供する。
【解決手段】内部に物品bを収容して包装する物品包装用容器Aにあって、前記物品包装用容器Aにおける容器本体1は、プラスチック製であり、少なくとも、前記物品bが接触する前記容器本体1の内層部に、該容器本体1の成形時に抗菌性物質2を混在させる、あるいは、物品包装用容器の内部に、口元3より挿入した物品の抽出体5を設けて、この外層部に、該抽出体5の成形時に抗菌性物質2を混在させる。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、容器の内部に収容した物品の品質をできるだけ長期に保存することができる物品包装用容器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、容器に収容された目薬や化粧液などの内容物は、開封した後でも比較的長い間使用することがあるため、この使用時に、空気中の浮遊菌や落下菌,カビの胞子等が入り込んで、容器内での繁殖による前記内容物の品質劣化を生じさせないように、あらかじめ抗菌剤や防腐剤等を添加させてある。
そのため、使用者にあって、これら抗菌剤や防腐剤等に敏感に反応して、主たる内容物の使用ができないことがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、前記した問題点を解決するためになされたもので、内部に物品を収容して包装する物品包装用容器にあって、前記物品包装用容器における容器本体は、プラスチック製であり、少なくとも、前記物品が接触する前記容器本体の内層部に、該容器本体の成形時に抗菌性物質を混在させることにより、人体に影響のある抗菌剤や防腐剤などを使用することなく、容器の内部に収容した物品の品質をできるだけ長期に保存することができる物品包装用容器を提供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】
前記した目的を達成するための本発明の手段は、
内部に物品を収容して包装する物品包装用容器にあって、
前記物品包装用容器における容器本体は、プラスチック製であり、少なくとも、前記物品が接触する前記容器本体の内層部に、該容器本体の成形時に抗菌性物質を混在させた物品包装用容器の構成にある。
【0005】
また、
上部に口元を有し、内部に物品を収容して包装する物品包装用容器にあって、
前記物品包装用容器の内部に、前記口元より挿入した前記物品の抽出体を設けて、
この抽出体は、プラスチック製であり、少なくとも、前記物品が接触する前記抽出体の外層部に、該抽出体の成形時に抗菌性物質を混在させた物品包装用容器の構成にある。
【0006】
抽出体は、その外層部を有する外側部に突起体を設ける。
【0007】
そして、
内部に物品を収容して包装する物品包装用容器にあって、
前記物品包装用容器における容器本体内において、前記物品が接触し得る位置の壁部に、物品品質保持部材を貼着させてなり、
前記物品品質保持部材は、基材と、この基材に設けた光触媒組成物層と、前記基材の一側面に設けた粘着層とを有する物品包装用容器の構成にある。
【0008】
基材に設けた光触媒組成物層は、可視光の照射によって光触媒作用を示すものである。
【0009】
基材は、容器本体内へ着脱自在に設ける。
【0010】
【発明の実施の形態】
次に本発明に関する物品包装用容器の一実施例を図面に基づいて説明する。
図1においてAは第一実施例の物品包装用容器で、内部に物品bを収容して包装する容器にあって、その容器本体1は、プラスチック製であり、少なくとも、物品bが接触する容器本体1の内層部に、該容器本体1の成形時に抗菌性物質2を混在させてある。
なお、物品bは、人体などに使用する薬品や化粧品等の液体や、食品等の流動物など鮮度保持や品質保持が必要なものが用いられる。
【0011】
前記した容器本体1は、その成形にあって、ポリエチレンやポリプロピレン,ナイロン,ポリエステル等の塑性加工可能なプラスチック素材が用いられるもので、上部に物品bが出し入れされる口元3が設けられ、適宜、スクリュー式や打栓式のキャップ4により閉塞される。
【0012】
前記した抗菌性物質2は、無機系抗菌剤が好ましく、例えば、その抗菌性組成物が銀イオンによりイオン交換されたメタ珪酸アルミン酸マグネシウムや珪酸チタン,ゼオライトなどが用いられるもので、容器本体1の成形に用いられるプラスチック素材へ比較的容易に混在し得るものである。
また、容器本体1中の抗菌性物質2の含有量が、容器本体1の重量に対して、1〜5重量%を有する。なお、この抗菌性物質2の配合比率は、必ずしもこの量に限定されるものではなく、物品bや容器本体1の使用素材などに応じて適宜変更し得るものである。
【0013】
したがって、前記のように構成される本発明の物品包装用容器Aの第一の実施例は、以下に述べる作用を奏する。
まず、物品bの充填包装に用いる容器本体1の成形にあって、あらかじめ、基材となるポリエチレン素材に抗菌性物質2を混練して、成形機(図示せず)における成形型(図示せず)へ供給し、所定の成形を行う。あるいは、この成形型(図示せず)への供給にあって、ポリエチレン素材と抗菌性物質2(ポリエチレン素材と混練したものも含む。)とを別々に圧送し、この抗菌性物質2が、物品bが接触する容器本体1の内層部に位置するように供給する。
【0014】
これにより、少なくとも、容器本体1の内層部には、抗菌性物質2が存在する抗菌性物質層が形成される。なお、容器本体1の全体に抗菌性物質2が混入された場合であっても構わない。
【0015】
この容器本体1へ物品bを充填包装し、口元3へキャップ4を施せば、該物品bは、容器本体1に密封包装された物品包装用容器Aが作成される。
【0016】
内容物である物品bは、容器本体1の内層部に形成された抗菌性物質2が、該容器本体1の略全体から透過し放射されて物品bへ作用し、この物品bの使用時に、空気中の浮遊菌や落下菌,カビの胞子等が入り込んで、容器本体1内で繁殖しようとしても、この抗菌性物質2によって容器本体1内に侵入した前記菌類の殺菌や滅菌を行って、内容物である物品bの品質劣化や鮮度劣化を生じさせることがない。
【0017】
特に、内容物である物品bには、品質保持などのための抗菌剤や防腐剤等を添加させてないため、これら抗菌剤や防腐剤等に対する過敏な使用者へも安心した使用が望める。
【0018】
次に、本発明に関する物品包装用容器の第二の実施例を説明するもので、図2および図4〜図5においてAは第二実施例の物品包装用容器で、上部に口元3を有し、内部に物品bを収容して包装する容器Aにあって、容器本体1の内部に、口元3より挿入した物品bの抽出体5を設けてあるもので、この抽出体5は、プラスチック製であり、少なくとも、物品bが接触する抽出体5の外層部に、該抽出体5の成形時に抗菌性物質2を混在させてある。
なお、物品bは、人体などに使用する薬品や化粧品等の液体や、食品等の流動物など鮮度保持や品質保持が必要なものが用いられる。
【0019】
前記した容器本体1は、前記第一実施例と同様構成によるもので、その成形にあって、ポリエチレンやポリプロピレン,ナイロン,ポリエステル等の塑性加工可能なプラスチック素材が用いられるもので、上部に物品bが出し入れされる口元3が設けられ、適宜、スクリュー式や打栓式のキャップ4により閉塞される。
【0020】
前記した抽出体5は、口元3より挿入(口元3に対して着脱自在とすることもできる。)して、図2〜図3にあっては、該口元3に嵌着してあって、その中心部に設けた通孔8より、容器本体1内の物品bの適量を抽出できるようにしてある。
この抽出体5は、その成形にあって、ポリエチレンやポリプロピレン,ナイロン,ポリエステル等の塑性加工可能なプラスチック素材が用いられる。
【0021】
更に、この抽出体5にあっては、図4に示すように、物品bの抽出においてポンプ式のものも用いられるもので、ポンプ部材6付きのキャップ4と、このポンプ部材6へ接続させたホース部材7とからなるもので、これらの部材4,6,7等は、前記プラスチック素材により形成される。
【0022】
前記した抗菌性物質2は、無機系抗菌剤が好ましく、例えば、その抗菌性組成物が銀イオンによりイオン交換されたメタ珪酸アルミン酸マグネシウムや珪酸チタン,ゼオライトなどが用いられるもので、抽出体5の成形に用いられるプラスチック素材へ比較的容易に混在し得るものである。
また、抽出体5中の抗菌性物質2の含有量が、抽出体5の重量に対して、1〜5重量%を有する。なお、この抗菌性物質2の配合比率は、必ずしもこの量に限定されるものではなく、物品bや抽出体5の使用素材などに応じて適宜変更し得るものである。
【0023】
この抽出体5の成形にあって、あらかじめ、基材となるポリエチレン素材に抗菌性物質2を混練して、成形機(図示せず)における成形型(図示せず)へ供給し、所定の成形を行う。あるいは、この成形型(図示せず)への供給にあって、ポリエチレン素材と抗菌性物質2(ポリエチレン素材と混練したものも含む。)とを別々に圧送し、この抗菌性物質2が、物品bが接触する抽出体5の外層部に位置するように供給する。
【0024】
これにより、少なくとも、抽出体5の外層部には、抗菌性物質2が存在する抗菌性物質層が形成される。また、ポンプ式の抽出体5の場合、ポンプ部材6およびポンプ部材6へ接続させたホース部材7にも抗菌性物質2が混在される。
なお、抽出体5の全体に抗菌性物質2が混入された場合であっても構わない。
更にまた、抗菌性物質2の混在にあっては、前記第一実施例において示した容器本体1へ抗菌性物質2を混入した該容器本体1と併用することができる。
【0025】
また、この抽出体5は、物品bとの接触面積を可及的増大させて、容器本体1内の物品bと、できるだけ抗菌性物質2層が触れることができるようにするために、その外層部を有する外側部に突起体10を設けてある。
この突起体10は、例えば、図3に示すように、長さ方向へ連続させた複数条のひだ状に形成させる。
更に、図示してないが、放射状に多数個突出する棒状や間欠的な板材等でもよく、多数個からなる凹凸形状でもよい。
【0026】
更に、この抽出体5は、既存の容器本体1へ取り付けることができるもので、図2に示すように、口元3へ嵌着させることでその固着がなされる。
【0027】
したがって、前記した第二実施例の物品包装用容器Aは、容器本体1の口元3へ取り付けた抽出体5は、該抽出体5の略全体に接触する容器本体1内の物品bに対して、少なくとも、容器本体1の外層部に形成された抗菌性物質2が、該抽出体5から透過して物品bへ作用し、この物品bの使用時に、空気中の浮遊菌や落下菌,カビの胞子等が入り込んで、容器本体1内で繁殖しようとしても、物品bと抽出体5との接触により、抽出体5に混在する抗菌性物質2によって、容器本体1内に侵入した前記菌類の殺菌や滅菌を行って、内容物である物品bの品質劣化や鮮度劣化を生じさせることがない。
【0028】
なお、容器本体1内の物品bを適量ずつ抽出するこの抽出体5は、通孔8と連通させた連通孔11を穿設してあって、容器本体1内に圧力が掛かっても通孔8からの物品bの飛び出しが防止され、容器本体1内の物品bの最後まで使用することができる。
【0029】
更に、この例における抽出体5は、図4に示すような、既存のポンプ部材6付きキャップ4におけるホース部材7へ着脱自在に設けることができるもので、例えば、図5に示すように、ホース部材7の外周部を包持するように設けた主体12の外周部に、長さ方向へ連続させた複数条のひだ状に形成させた突起体13を設けてある。なお、主体12の中心部には、ホース部材7を挿通させる取付孔14を設けてある。
【0030】
そして、この抽出体5には、少なくとも、該抽出体5の外層部は、抗菌性物質2が存在する抗菌性物質層が形成される。
したがって、この抽出体5にあって、既存の容器本体1への着脱ができて抗菌作用のための使用が可能となる。
【0031】
次に、本発明に関する物品包装用容器の第三の実施例を説明するもので、図6においてAは第三実施例の物品包装用容器で、上部に物品bが出し入れされる口元3が設けられ、適宜、スクリュー式や打栓式のキャップ4により閉塞されるものであって、該容器Aの内部に物品bを収容して包装する。
なお、物品bは、飲料水や、人体などに使用する薬品・化粧品等の液体、食品等の流動物など鮮度保持や品質保持が必要なものが用いられる。
【0032】
前記した容器本体1は、その成形素材は、前記第一および第二実施例と同様構成によるものを使用することができるで、他にも任意の形状や容量のものが用いられるものであって、その成形においては、ポリエチレンやポリプロピレン,ナイロン,ポリエステル等の塑性加工可能なプラスチック素材が用いられる。
また、該容器本体1の上部には、可搬が可能となる取っ手26が設けられている。
この容器本体1は、災害時用の所定量(例えば、5〜20リットル)の飲料水を長期に保存し得るものである。
【0033】
また、この物品包装用容器Aにおける容器本体1内において、物品bが接触し得る位置の壁部に、物品品質保持部材20を貼着させてある。
この物品品質保持部材20は、図7に示すように、基材21と、この基材21に設けた光触媒組成物層22と、基材21の一側面に設けた粘着層23とを有する。
【0034】
前記した基材21は、物品包装用容器Aにおいて、物品bへ容易に溶出しないあるいは悪影響を与えない素材が選定されるもので、例えば、不織布シートや紙シート,合成樹脂製シート,これらの複合シートなどが用いられる。
その形態にあっては、例えば、帯状でかつ薄厚状に形成してある。
また、基材21の全体が可撓性を有することで、貼着時に、物品包装用容器Aの内壁面に馴染んで、突出することなく他物と邪魔にならず、かつ、貼着性が良好となって該基材21の離脱が防止される。
【0035】
前記した光触媒組成物層22は、可視光の照射によって光触媒作用を示すもので、例えば、酸化チタンやハイドロキシアパタイト,チタニアなどが用いられるものであり、微粉末に形成させた粒子状光触媒組成物の単体あるいは、他の化合物(例えば、シリカやアルミナ、ジルコニア、ゼオライト、セラミックスなど)を混合して所定の化合物としたものを、基材21へ塗布やコーティング処理,溶射などの手段により設けたり、または、これら粒子状光触媒組成物の溶液中にドブ漬けなどの方法による含浸処理を行って、基材21の略全体に対して万遍なく前記光触媒組成物が行き渡るように、例えば、所定厚の層状などに形成する。
なお、前記した可視光は、例えば、波長250nm〜550nm程度の範囲であって、直接照射される光以外も、光が直接照射されない面においてもその透過光によって、光触媒組成物層22が光触媒活性作用(水などの物品に接する光触媒組成物に光が当たると、その接触表面において水を分解し、活性酸素を発生することで、この光触媒組成物付近に存在する細菌などと反応し、水などの物品に存在する該細菌を分解させる作用)により、滅菌や殺菌効果を発揮し、水などの物品の長期鮮度保持が図れる。
【0036】
前記した粘着層23は、基材21を容器本体1内の内壁へ簡単に取り付けるためのもので、アクリル系やウレタン系の粘着剤が基材21の一側面に塗工等されている。
また、この粘着層23の最外層面には、慣用の剥離紙24が貼着されていて、容器本体1に対してこの物品品質保持部材20を用いるとき、該剥離紙24を粘着層23から剥がして、この粘着層23面部を容易に容器本体1内壁に貼り付けて取り付けることができる。
この粘着層23は、所定の接着力とかつ一定の剥離性を有するため、物品品質保持部材20における基材21は、容器本体1内へ着脱自在に設けることができると共に、経年使用後、適宜、剥がして新しいものと交換したり、あるいは、その貼着箇所数を複数に増やしたりすることができる。
【0037】
したがって、この第三実施例にあって、物品品質保持部材20をその剥離紙24を剥がした状態で、物品包装用容器Aにおける容器本体1内の壁部へ、その粘着層23を介して貼着するだけで簡単に取り付けることができる。
そして、可視光が、基材21に設けた光触媒組成物層22へ当たることにより、該光触媒組成物層22が光触媒作用を発揮して、例え、容器本体1内に収容した物品bに細菌などが混入していても、この光触媒作用により滅菌や殺菌処理をおこなって、容器本体1内の物品bを長期にわたってその品質の保持や維持を行うことができる。
特に、光触媒作用の発揮は可視光により行われるため、広い範囲における波長の太陽光を使用することができて、光触媒組成物層22に対して万遍なく光線を照射させることができ、一層物品の品質の保持や維持が行われる。
【0038】
【発明の効果】
前述のように構成される本発明は、物品は、容器本体の内層部や抽出体の外層部に形成された抗菌性物質が、該容器本体や抽出体の略全体から透過し放射されて物品へ作用し、この抗菌性物質によって容器本体内に侵入した菌類の殺菌や滅菌を行って、物品の品質劣化を生じさせることがない。
特に、物品には、品質保持のための抗菌剤や防腐剤等を添加させてないため、これら抗菌剤や防腐剤等に対する過敏な使用者へも安心した使用を行うことができる。
また、容器本体内に、可視光により光触媒作用を発揮する物品品質保持部材を設けることにより、容器本体内の物品を長期にわたってその品質保持を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に関する物品包装用容器の第一の実施例を示す縦断正面図である。
【図2】本発明に関する物品包装用容器の第二の実施例を示す縦断正面図である。
【図3】図2における物品包装用容器の押圧体の他の例を示すもので、(a)はその斜視図、(b)は底面図、(c)は(b)におけるX−X線の断面図である。
【図4】図2における物品包装用容器の押圧体の更に他の例を示す使用状態の縦断正面図である。
【図5】図2における物品包装用容器の押圧体の更にまた他の例を示すもので、(a)はその斜視図、(b)は底面図、(c)は使用状態の縦断正面図である。
【図6】本発明に関する物品包装用容器の第三の実施例を示す一部を破断した正面図である。
【図7】図6における物品包装用容器に用いる物品品質保持部材を示す説明図である。
【符号の説明】
A…物品包装用容器.b…物品.1…容器本体.2…抗菌性物質.3…口元.5…抽出体.10…突起体.20…物品品質保持部材.21…基材.22…光触媒組成物層.23…粘着層

Claims (6)

  1. 内部に物品を収容して包装する物品包装用容器にあって、
    前記物品包装用容器における容器本体は、プラスチック製であり、少なくとも、前記物品が接触する前記容器本体の内層部に、該容器本体の成形時に抗菌性物質を混在させたことを特徴とする物品包装用容器。
  2. 上部に口元を有し、内部に物品を収容して包装する物品包装用容器にあって、
    前記物品包装用容器の内部に、前記口元より挿入した前記物品の抽出体を設けて、
    この抽出体は、プラスチック製であり、少なくとも、前記物品が接触する前記抽出体の外層部に、該抽出体の成形時に抗菌性物質を混在させたことを特徴とする物品包装用容器。
  3. 抽出体は、その外層部を有する外側部に突起体を設けたことを特徴とする請求項2記載の物品包装用容器。
  4. 内部に物品を収容して包装する物品包装用容器にあって、
    前記物品包装用容器における容器本体内において、前記物品が接触し得る位置の壁部に、物品品質保持部材を貼着させてなり、
    前記物品品質保持部材は、基材と、この基材に設けた光触媒組成物層と、前記基材の一側面に設けた粘着層とを有することを特徴とする物品包装用容器。
  5. 基材に設けた光触媒組成物層は、可視光の照射によって光触媒作用を示すことを特徴とする請求項3記載の物品包装用容器。
  6. 基材は、容器本体内へ着脱自在に設けたことを特徴とする請求項3記載の物品包装用容器。
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