JP3093054U - アウトドア用テーブル - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単に折り畳めて体積を縮小し、多種用途変
化機能を有するアウトドア用テーブルを提供する。 【解決手段】 脚部１、テーブル２、置物台３及び置物
トレイ４を備える。脚部１は、テーブル２に取り付けら
れ、伸縮および折り畳み可能である。テーブル２は、脚
部１の上方箇所に枢着され、両側にはスライド道２１が
それぞれ設置され、伸縮移動可能なスライド桿２２が嵌
入される。またテーブル２のスライド桿２２は相対的に
枢着されており、相対的に折り曲げ収納も可能である。
置物台３は、テーブル２間に置かれ、二つの側面にはそ
れぞれ凹孔３１を凹設し、二つの側面上には切口３２を
設け、底部には、数個の引掛孔３４を有する。置物トレ
イ４は、テーブル２間に置かれ、二つの側面に凹孔４１
を凹設し、他の側面には切口４２が設けられる。

Description

【考案の詳細な説明】 【０００１】 【考案の属する技術分野】 本考案は、アウトドア用テーブルに関する。特に脚部上のそれぞれに枢着した テーブルをそのスライド桿にて対称的に軸着し、よって、迅速な折り畳みに便利 であり、体積縮小が可能であり、及び多種用途等機能を有するアウトドア用テー ブルに関する。 【０００２】 【従来の技術】 現在、週休二日制により、非常に多くの人が入念にレジャー活動を段取りして いる。その中でも、一家で郊外に出掛け焼き肉を楽しむ人々が主流である。焼き 肉に必要な器具は非常に多く、一般的なものとして、テーブル、焼き肉レンジ等 がある。 【０００３】 【考案が解決しようとする課題】 しかしながら、そのテーブルの体積は非常に大きく、片づけるのも一苦労なの が現状である。折畳みアウトドア用テーブルは市場でも多く販売されているが、 その機能は非常に限られたものである。テーブルに物を置く他は何も他の機能を 有しない。焼き肉レンジは焼き肉をする際不可欠な器具であるが、器具を置く適 当な場所はないので、不適当な位置に置いてしまった場合、テーブルの傾斜や火 傷を引き起こしやすく非常に危険であり、使用において理想的ではない。 【０００４】 本考案の目的は、伸縮および折り畳み可能なアウトドア用テーブルを提供する ことにある。 また、本考案の別の目的は、簡単に折り畳め、体積を縮小し、持ち運びに便利 で、収納時はスペースを取らず、並びに、多種用途変化機能を有するアウトドア 用テーブルを提供することにある。 【０００５】 【課題を解決するための手段】 上記課題を解決するために、本考案の請求項記載のアウトドア用テーブルは、 主に、脚部、テーブル、置物台及び置物トレイを備える。それぞれに取付けられ る二つの脚部は、その間に折り畳み可能な連接管を軸着した支持部を連接し、連 接管内に穿孔を内設し、連接管内に伸縮可能であり、ボタンを設置する支桿を嵌 入する。 【０００６】 テーブルは、二つの脚部の上方箇所に枢着され、両側にはスライド道をそれぞ れ設置し、スライド道の側面には引っ張り嵌合させる為のボタンを設置し、スラ イド道内には伸縮移動可能なスライド桿を嵌入し、スライド桿にスライド溝を設 け、テーブルのスライド桿は相対的に枢着されており、相対的に折り曲げ収納も 可能であり、また、二つのテーブルの対象的な内側面に数個の突起を突設する。 【０００７】 置物台は、テーブル間に置かれ、二つの側面にはそれぞれ凹孔を凹設し、二つ の側面上には切口を設け、底部には、数個の引掛孔を有する。置物トレイは、テ ーブル間に置かれ、二つの側面に凹孔を凹設し、他の側面には切口を設ける。 【０００８】 【考案の実施の形態】 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。 図１に示すとおり、本考案の一実施例によるアウトドア用テーブルは、脚部１ 、テーブル２、置物台３および置物トレイ４を備える。それぞれに取付けられる 二つの脚部１は、その間に折り畳み可能な連接管１３を軸着した支持部１２を連 接し、連接管１３内には弾性のあるボタン１４１を設置したＴ字の支桿１４を嵌 合（図２を参照）、ボタン１４１は、連接管１３の穿孔１３１内に嵌入し、また 、脚部１側面に固着した湾曲する補強片１５を含む。 【０００９】 テーブル２は、二つの脚部１の上方箇所に枢着され、両側には、スライド道２ １をそれぞれ設置し、スライド道２１の側面には引っ張り嵌合させる為のボタン ２１１を設置し、スライド道２１内には折り畳み可能なように相対的に枢着した スライド桿２２を嵌入し、スライド桿２２側面に設けるスライド溝２２１は、ボ タン２１１に嵌合固定し、並びに、テーブル２の対称的な側面に数個の突起２３ を突設し、テーブル２の一方の外側に二つのロック鉤２４及び取っ手２５を定設 し、もう一つのテーブル２の外側に二つのロック柱２６を突設する。 【００１０】 置物台３は、テーブル２の内側に対称となる突起２３上に置かれ、置物台３の 前後側面にそれぞれ凹孔３１を凹設、また、二側面上には切口３２を設け、底部 の前後側面には、引掛孔３４を有する引掛部３３を枢着する。 置物トレイ４は、テーブル２内側に対称的に突設した突起２３及びスライド桿 ２２上に置かれ、前後側面に凹孔４１を凹設、他の側面に切口４２を設ける。 【００１１】 組立時は図３に示すとおり、まず、各脚部１及び補強片１５を枢着部品Ａでテ ーブル２底部に枢着、並びに、脚部１、連接管１３に内設する支桿１４を引き出 し、テーブル２の内側底部の対応箇所を支えると、比較的重量の大きな物を積載 可能となる。ボタン１４１を穿孔１３１内に嵌入すると支桿１４は連接管１３上 に固定され、随意内縮することがない。テーブル２側面のスライド道２１に内設 するスライド桿２２はボルトＢ及びナットＣにより対称的に枢着されておりボタ ン２１１を引っ張るとスライド桿２２がスライド道２１内において完全に伸びき る。その後、置物台３前後側面の凹孔３１を二つのテーブル２内側に対称的に突 設した突起２３上に置き置物トレイ４の前後側面に凹設した凹孔４１を二つのテ ーブル２内側に対称的に突設した突起２３及びスライド桿２２上に置くことによ り、長方形のテーブルであるアウトドア用テーブルは組立完了する。 【００１２】 焼き肉レンジを置く場合は、図４に示す通りであり、まず、テーブル２、突起 ２３から取り外した置物台３を逆向きにテーブル２の内側下方に配置し、並びに 置物台３の引掛部３３の引掛孔３４をテーブル２突起２３上に引掛け、これによ り、レンジをこの中に置いて焼き肉をし、また、焼き終わったものは置物トレイ ４上に置くことも可能である。 【００１３】 小型テーブルを使用する場合は、図５に示す通りであり、置物台３及び置物ト レイ４を取り外し、二つのテーブル２の両側スライド道２１上のボタン２１１を 引っ張り、スライド桿２２を緩めると、二つのテーブル２両側のスライド桿２２ がスライド道２１内に押し込まれ、これにより、二つのテーブル２は密着、縮小 された単純なテーブル面だけのアウトドア用テーブルとなる。 【００１４】 折り畳み収納する場合は、図６、７に示すとおりであり、まず支桿１４上のボ タン１４１を押して支桿１４を連接管１３内から取り外し、更に連接管１３を折 り曲げてテーブル脚１１と平衡状態にし、続いて二つの脚部１及び補強片１５を それぞれ二つのテーブル２の底部方向に折り曲げ、並びに、二つのテーブル２の スライド桿２２枢着箇所を軸心とし、両側を折り曲げ密着させると一つのボック ス体となる。支桿１４、置物台３及び置物トレイ４はそれぞれ二つのテーブル２ を折り曲げた後形成される空間内に入れ、置物トレイ４の切口４２を連接管１３ 上に、並びに、二つの支桿１４を一つの置物トレイ４の下方箇所に定置し、また 、置物台３の切口３２を一つの支持部１２上に定設し、最後にテーブル２の二つ のロック鉤２４をテーブル２のロック柱２６上に嵌合することにより、二つのテ ーブル２を結合させることが可能である（図８参照）。離脱することもなく、こ うして折り畳み作業が完了し、体積を縮小させ、片手で取っ手２５を握るだけで 迅速に持ち運びが可能であり、携帯に便利なアウトドア用テーブルである。 【００１５】 【考案の効果】 以上説明したように、本考案のアウトドア用テーブルは、簡単にテーブル面を 折り畳めるという特徴を有する。それにより、体積の縮小、外出携帯時における 持ち運びの便利性および空間節約に効果的である。 また、アウトドア用テーブルは、折り畳みにより、テーブル面の大小を変えら れ、焼き肉レンジを置くことが可能であるという特徴を有する。それにより、多 種機能を有するテーブルとなり、用途状況に応じて使用方法選択に効果的である 。

【図面の簡単な説明】 【図１】本考案の一実施例によるアウトドア用テーブル
を示す分解図である。 【図２】本考案の一実施例によるアウトドア用テーブル
の一部を示す側面図である。 【図３】本考案の一実施例によるアウトドア用テーブル
を示す斜視図である。 【図４】本考案の一実施例によるアウトドア用テーブル
に焼き肉レンジを置いた状態を示す斜視図である。 【図５】本考案の一実施例によるアウトドア用テーブル
を縮小した状態を示す斜視図である。 【図６】本考案の一実施例によるアウトドア用テーブル
の支持部１２を収納した状態を示す斜視図である。 【図７】本考案の一実施例によるアウトドア用テーブル
のテーブル２を収納した状態を示す斜視図である。 【図８】本考案の一実施例によるアウトドア用テーブル
の折畳み完成時を示す模式図である。 【符号の説明】 １ 脚部 ２ テーブル ３ 置物台 ４ 置物トレイ １２ 支持部 １３ 連接管 １４ 支桿 ２１ スライド道 ２２ スライド桿 ２３ 突起 ３１ 凹孔 ３２ 切口 ３４ 引掛孔 ４１ 凹孔 ４２ 切口 １３１ 穿孔 １４１ ボタン ２１１ ボタン ２２１ スライド溝

Claims (1)

1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項１】 脚部（１）、テーブル（２）、置物台
   （３）及び置物トレイ（４）を備えるアウトドア用テー
   ブルにおいて、 二つの脚部（１）は、その間に折り畳み可能な連接管
   （１３）を軸着した支持部（１２）を連接し、連接管
   （１３）内に穿孔（１３１）を内設し、連接管（１３）
   内に伸縮可能であり、ボタン（１４１）を設置する支桿
   （１４）を嵌入し、 テーブル（２）は、二つの脚部（１）の上方箇所に枢着
   され、テーブル（２）の両側にはスライド道（２１）を
   それぞれ設置し、スライド道（２１）の側面には引っ張
   り嵌合させる為のボタン（２１１）を設置し、スライド
   道（２１）の中には伸縮移動可能なスライド桿（２２）
   を嵌入し、スライド桿（２２）にスライド溝（２２１）
   を設け、テーブル（２）のスライド桿（２２）は相対的
   に枢着されており、相対的に折り曲げ収納も可能であ
   り、二つのテーブル（２）の対称的な内側面に数個の突
   起（２３）を突設し、 置物台（３）は、テーブル（２）間に置かれ、二つの側
   面にはそれぞれ凹孔（３１）を凹設し、二つの側面上に
   は切口（３２）を設け、底部には、数個の引掛孔（３
   ４）を有し、 置物トレイ（４）は、テーブル（２）間に置かれ、二つ
   の側面に凹孔（４１）を凹設し、他の側面には切口（４
   ２）を設けることを特徴とするアウトドア用テーブル。