JP3092921U - 凹型組み合せ式棚用ボックス - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】使用空間に応じて自由に組合わせて収納空間を
構成することができる凹型組み合せ式棚用ボックスを提
供する。 【解決手段】凹型組み合せ式棚本体Ａは、主に凹部の受
け口部１１と２箇所の凸部２１に別々に固定された小天
板２０、凹、凸部の底辺部横枠１３間にある一つの大天
板３０から構成される。これらに凹,凸部を嵌合して組
合わせることにより、物置棚として使用者が手軽に組み
合せて使用空間に適合した収納棚とすることができる。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は一種の凹型組み合せ式棚用ボックスに関する。特に一種の凹型組み合 せ式用ボックスであって手軽に組み立てられる。複数の凹型組み合せ式棚用ボッ クスを互いに重ね合わせ、多様な形の物置棚を生み出し、同時に、物を置くスペ ースとして、実用面でも最大限の効果を発揮する。

【０００２】

【従来の技術】

公知の物置棚は多種多様、その中で無論組み合せ式物置棚或いは組み立てか ら構成されるものは何種類もあり、その大多数が既に設計され、それぞれ既存の 形の決まった物置棚となっている。 そのため使用者が購入する場合、使用空間に適合させることが困難であるため 、ただ物を置く為だけの組み合せ式の棚を選択したり、或いは使用空間にそぐわ ないものであったりする。 このような使用条件に合わせずに無理な妥協で購入すると、サイズが不適合な どの使用空間との不調和が発生したり、或いは、物は置けても理想的な物置棚で はないこととなる。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

上記公知構造の欠点を解決するため、本考案は一種の凹型組み合せ式棚用ボッ クスの提供を課題とする。 それは、凹型の凹部の受け口部、凸部と底辺部の横枠に大小の天板設計、手軽 に利用できる凹型組み合せ式棚用ボックスを構成して、物置として最大の効果を 達成させる。

【課題を解決するための手段】

上記課題を解決するため、本考案は下記の凹型組み合せ式棚用ボックスを提供 する。 該凹型組み合せ式棚用ボックスは凹型をなし、複数の組み合せ式棚用ボックスを その凹、凸部を組み合せることにより構成する。

【０００４】

【考案の実施の形態】

図１、２に示すように本考案の組み合せ式棚用ボックス構造は組合わせ可能な 凹型構造からなる。 Ａは凹型組立式物置棚本体であって、前後一対の凹型の枠体は、凹型側面を支え る縦枠１０、凹型の受け口部１１１を有する凹部１１からなり、これら一対の枠 体の前後一対の凸部１２と１２の間及び凹部１１，１１の間を小天板２０で結合 して固定する。 凹型枠体の左右の縦枠を結合する横枠１３を前後に大天板３０で結合、固定 することにより、図１２示す凹型組立式物置棚本体Ａを構成する。 図３、及び４示すように、本考案はこの凹型組立式物置棚本体A（ボックス ）より構成される、この本体Ａを単位（ユニット）として組合わせることにより 、空間の大きさに関係なく、必要に応じて簡単にどのような形の収納スペースに も対応することができる。

【０００５】 特に、上記に述べた棚Aの縦枠10と幅との比率は１：１、凹部１１の受け口１ １１の巾は、凸部１２の外側の巾と適合され、故に図３，４に示すように2つの 棚A、Ａの凹、凸部１１，１２は互いに組み合わせることができる。 図３、４が示すように重要なのは本考案の棚本体Aは組み合せによってどのよ うな型にも構成することができ、このような基本的な組み合せによって相容性と 併接性の組み合せ式のものとすることができる。

【０００６】 図３、４、５が示すように相容性組み合せ式というのは、棚Aの凹、凸部１１ 、１２相互間の嵌合により、棚Aの凸部分１２に他の棚Aの凹部分１１を組み合せ るものをいう。

【０００７】 図６が示すように、併接性組み合せというのは、凹、凸部分１１、１２の相容 性以外に、さらに2箇所の棚Aの縦枠１０を利用或いはそれより大天板の部分３０ ，２０を互いに並列に置くことによって多種類の組み合せるができる設計をいう 。 このように本考案の棚Ａは利用空間の大きさにかかわらず、個々の条件に合わ せて、組み合せることができるため、使用空間に制約されない自由な構成とする ことが可能であり、図６が示すように立体的な組み合せ構造とすることができる 。

【考案の効果】

上記構造により凹型組み合せ式棚用Ａを単位ユニットとして任意の構造の収納 ボックスの構成することが可能であり、機能的でデザイン的にも最良の効果を達 成することができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の立体外観図である。

【図２】本考案の立体分解外観図である。

【図３】本考案の基本的な組み合せ図である。

【図４】本考案の基本的な組み合せ図である。

【図５】本考案の基本的な組み合せ図である。

【図６】本考案の実施例の立体外観図である。

【符号の説明】

A 凹型組み立て式物置棚本体 B 本考案実施例物置棚 １０ 縦枠 １１ 凹部 １２ 凸部 ２０ 小天板 １１１ 受け口 １３ 横枠 ３０ 大天板

Claims (2)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】一対の凹型の枠体に対して、該一対の凹型
   の凹部の受け口部と２箇所の凸部の間に小天板をそれぞ
   れ固定すると共に、凹型の底辺枠部に大天板を固定し
   て、凹型組み合せ式棚用ボックス本体を構成し、これら
   の凹型組み合せ式棚用ボックス本体の上記凸凹部を嵌合
   して組み立てることにより、使用空間の大きさに応じて
   これらの複数のボックスを組合わせてなる収納スペース
   を構成することができるようにしたことを特徴とする組
   み合せ式棚用ボックス構造。
2. 【請求項２】凹型縦横2辺の枠の長さの比率は１：１、
   凹部受け口部の巾は２箇所ある凸部の一つの外巾と同じ
   であり、２つの棚の凹、凸部を嵌合することにより互い
   に組み合せ可能に構成したことを特徴とする請求項１記
   載の組み合せ式棚用ボックス構造。