JP3092881U - 冷蔵庫の扉表面で栄養管理するための食品配分表と食品マグネットカード - Google Patents

冷蔵庫の扉表面で栄養管理するための食品配分表と食品マグネットカード

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佐恵子 米倉
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 栄養バランスの良い食事を実現し、簡単に献
立が立てられる一覧表を提供する。 【解決手段】 食品配分表は、食品グループを主食、主
菜、副菜、デザートとおやつの4項目とし、上側の横方
向にとり、左端に朝食、昼食、夕食の3項目を縦項目と
し、食品カードを配分する配列表を作成し、冷蔵庫の扉
面にマグネット等で装着配置するものとする。またこの
食品配分表に貼付する食品カードについては、80キロ
カロリーを基本単位とした食品のエネルギー点数と主な
食材の目安量を記載して、1日の必要エネルギーに相当
する点数分用意する。これらの食品カードは、耐水性の
小型カードで主食・主菜・副菜・果物とデザートの食品
グループごとに色分けし、裏面にはそれぞれ粘着付きマ
グネットシートを取付けるものとする。マグネットはカ
ードが着脱し易くするため、カードの外縁より小さくす
る。そして、先の冷蔵庫の扉表面に貼った配分表の外側
にグループごとにまとめて貼付する。

Description

【考案の詳細な説明】 【0001】 【考案の属する技術分野】 本考案は、栄養バランスの良い食事を実現し、健康的にダイエットをしたい人 や、生活習慣病の治療や予防のために食事制限する人が献立を考える時に、栄養 の摂取状況を視覚的にとらえて、簡単に献立が立てられるように工夫したもので ある。 【0002】 【従来の技術】 栄養所要量に見合う献立を簡単につくるために、前女子栄養大学学長香川綾氏 は四群点数法を提唱した。五訂食品成分表の四群点数法の基本によると、習慣や 嗜好にまかせた食事は、往々にして栄養バランスを欠くため、病気にかかりやす い軟弱なからだをつくり、肥満や生活習慣病の原因にもなる。これらの病気を予 防し、毎日の生活を健康にするためには、具体的に「なにを」「どれだけ」食べ れば毎日の食事を栄養的にバランスのとれたものにできるか。これを分かりやす く示したのが「四群点数法」である。「なにを」「どれだけ」食べるといっても 、サバはたんぱく質がいくら、ビタミンAがいくら、などと、いちいち計算する のでは実行が困難で、長続きしない。そこでこの食事法では、つぎの考え方をも とにし、めんどうな栄養計算をしなくても、栄養的な食事ができるようになって いる。まず、なにを摂るかについて、日本人が日常食べているあらゆる食品を栄 養成分の似たもの同士でまとめて4つのグループに分け、「4つの食品群」とし た。栄養を完全にする第1群、血や肉をつくる第2群、からだの調子をよくする 第3群、力や体力となる第4群。このすべての食品群から食品を選ぶことによっ て、必要な栄養素がそろうことになる。次にどれだけ摂るかについては、従来は 1日に肉○グラム、穀物は○グラムというように重量で表されていたが、これだ とエネルギー量はあらためて計算が必要である。そこでエネルギーの単位、つま り「80キロカロリーを1点」とし、食品をとり合せることで、エネルギー量も 同時にわかるエネルギー点数という単位で表した。80キロカロリーは卵小1個 、魚1切れ、豆腐3分の1丁に相当するエネルギーで、日常使う1回分の量に一 番近いため大変便利な目安となる単位である。その単位を使って、たとえば1日 20点の組み合わせ例を示すと、第1群から第3群は3点ずつ、残りの11点を 第4群でとる。この4つの食品群の食品エネルギー構成に従って献立を立てれば 、必要な栄養素をバランスよく摂取できるとしている。(図1)これは一般家庭 の主婦に合う点数であるから、これでは多すぎる人、たとえば肥満の人は第4群 を減らし、逆にやせている人は第1、第2、第3、第4群の中から好みのもので ふやせばよいとしている。 【0003】 この考え方は日本糖尿病学会編「糖尿病食事療法のための食品交換表」や、市 販されているダイエット本にも多く採用されている。 【0004】 【考案が解決しようとする課題】 しかしながら、実際の食生活の中でこれを実践するにはまだまだ煩雑である。 結局、これに関連する書籍や雑誌の献立例を参考に食事を作ることになって、な かなか面倒である。毎日の生活の中で、今、冷蔵庫に入っている材料を使って、 気楽に簡単に献立が立てられ、食べ終わったときには、バランスが取れた食事を したという満足感をあたえることが必要だと考える。そのためには、献立を考え る時、いつ、どのようなものがどれだけ食べられるかということが目で確認でき 、その中で献立を立てられることが必要だと考える。朝食、昼食、夕食、間食に どんなものをどれくらい食べたらよいか、分かりやすくする必要がある。 【0005】 【課題を解決するための手段】 本考案は健康な食事を目指す人が、いつなにをどれだけ食べたか、いつ、なに をどれだけ食べられるか、を視覚的に確認しながら、献立を立てたり、栄養管理 をすることができるよう、1日の食事の食品配分表とその配分表に貼付する食品 カードを工夫した。 【0006】 食品配分表は食品グループ別に、朝食、昼食、夕食ごとになにをどれだけ食べ たかを視覚的に把握できるようにした配列表で冷蔵庫の扉表面にマグネット等で 装着できるようにしたものである。食品グループとは三色食品群、四群点数法に よる4つの食品群、「糖尿病食事治療のための食品交換表」(文光堂)による6 つの食品群、「目でみる80キロカロリー食品ガイド」(主婦の友社)で採用す る4S分類による「5つの食品群」、文部省・厚生労働省・農林水産省が新しい 食生活指針で示している主食、主菜、副菜、果物その他の食品の「4つの食品群 」など、任意の食品分類をいう。 【0007】 ここでは、食品グループを主食、主菜、副菜、デザートとおやつの4項目とし 、上側の横方向にとり、左端に朝食、昼食、夕食の3項目を縦項目とし、食品カ ードを配分する配列表を作成し、冷蔵庫の扉面に配置するものとする。(図2) またこの食品配分表に貼付する食品カードについては、6センチ×3.5セン チ程度のカードに、食品のエネルギー点数と主な食材の目安量を記載して、1日 の必要エネルギーに相当する点数分用意する。具体的に1日の必要エネルギーが 1600キロカロリーの人を例にすると20点分のカードでその内訳は、主食グ ループは4群の穀物8点を、3点、3点、2点のカードに分け。3群より「いも 1点」で計9点。主菜グループのたんぱく質は2群より「魚介1点」、「肉1点 」、「豆・豆製品1点」。1群より「卵1点」の計4点、副菜は3群より「野菜 1点」、これは「緑黄色野菜30g」、「淡色野菜70g」のカードをそれぞれ 3枚ずつ用意する。果物とデザートは3群より「果物1点」これは0.5点を2 枚にしてもよい。1群より「乳・乳製品2点」これも1点を2枚にする。の計3 点とする。その他に砂糖等調味料と油脂は4群の「油脂2点」、「砂糖・調味料 1点」の総計20点である。 【0008】 カードは、具体的な食材の目安量を食品成分表や80キロカロリーガイドより 抜粋して記入し「ごはん3点(ごはん普通に1杯)」2枚と「ごはん・パン・麺 類2点(ごはん軽く1杯、食パン6枚切り1枚、焼きそば(3玉を4人で)、生 うどん(3玉を4人で)スパゲティ乾40g)」1枚、「いも1点(じゃがいも 100g、さつまいも60g、さといも140g)」。主菜は「魚介1点(白身 魚40〜90g、脂肪の多い魚60〜23g、いか90g、かに100g、えび ・たこ80g)」1枚、「肉類1点(牛肉60〜30g、豚肉60〜40g、鶏 肉80〜40g、レバー60g)」1枚「豆・豆製品1点(とうふ1/3丁11 0g、納豆小1パック、あぶらあげ20g、えだ豆60g)」1枚。卵1点(た まご1コ、うずら卵6コ)」1枚。副菜は「緑黄色野菜30g」、「淡色野菜7 0g」のカードを3枚ずつで1点。果物とデザートでは「くだもの1点(バナナ 小1本、りんご半分、みかん2コ、いちご235g)」1枚、「牛乳など1点( 牛乳120g、ヨーグルト130g、チーズ25g、カテージチーズ75g)」 を2枚。「油脂1点(ベーコン1枚20g、豚ばら肉20g、サラミソーセージ ドライ15g、サラダ油大1弱、バター大2/3、マヨネーズ大1弱、ドレッシ ング20g、ごま15g、ピーナッツ15g)」を2点分と「砂糖と調味料1点 (みそ1人分0.3点、さとう6g0.3点、ケチャップ大10.3点、カレー ルー1人分1.2点)」は1枚のカードにし、調理のときの目安となるよう配分 表の横に配置する。 【0009】 これらの食品カードは、耐水性の小型カードで主食・主菜・副菜・果物とデザ ートの食品グループごとに色分けし、裏面にはそれぞれ粘着付きマグネットを取 付けるものとする。マグネットはカードが着脱し易くするため、カードの外縁よ り小さくする。(図3)そして、先の冷蔵庫の扉表面に貼った配分表の下側にグ ループごとにまとめて貼付する。(図4) 【0010】 【考案の実施の形態】 冷蔵庫の上部に食品配分表を貼り、その表の下に食品グループごとにまとめて 食品カードを貼付する。毎日の食事の献立を立てる時、冷蔵庫の中の食材を確認 して、扉を閉める。扉表面に貼ってある配分表と食品カードに目をやって、まず 、主食を何にするか考え、冷蔵庫下のカード群の主食カードから選び配分表の朝 の主食の欄に移動する。次に主菜カードの肉、魚介、卵、大豆の中から1点分選 んで配分表に移動し、それと副菜の野菜緑黄色野菜と淡色野菜の計100g分を 加える。それぞれのカードには食材の目安量が記載されているので、このカード の材料をヒントに朝の献立を立てればいいのである。献立が決まったら冷蔵庫の 中から材料を取り出し、計量する。食材の当該点数の詳しい分量が知りたい場合 はカロリーブックで確認する。調理する上では油脂と調味料のカードを考慮に入 れて調理するので、低脂肪、減塩を心がけることができる。 【0011】 家族の中で激しいスポーツをする人や、妊娠・授乳期の人や育ち盛りの人は、 ごはんの量を増やしたり、魚や肉の量を増やすことで個人にあった摂取エネルギ ー量にすることによって、食事制限する人も家族と同じ食事をとることができる 。 【0012】 【実施例】 本考案は四群点数法による配分例や80キロカロリー食品ガイドの食品目安量 を掲載したが、糖尿病やその他の生活習慣病の予防や、スポーツ栄養学の観点か ら食事制限をしている人にもカードの記載例や食品配分を工夫することで応用で きると考える。また、学校給食や病院給食の献立を立てる場合にも、役立つと考 える。この場合は冷蔵庫の扉面でなくホワイトボードなどでも管理できる。 【0013】 【考案の効果】 本考案の利点はいつも目にする冷蔵庫の扉面で食品マグネットカードを貼りな がら簡単に栄養管理をするという点である。冷蔵庫の中にはほとんどの食材が入 っているので、冷蔵庫の中の食材を確認しながら、献立を決めていくことができ るのである。食事制限というと食べてはいけない、というイメージがあるが、こ のシステムを使用すると、これだけの食品が食べられる、食べてもいいのだとい う安心感をもって食事をすることができ、何よりも、単純なシステムなので誰に でもでき、長続きしやすい栄養管理方法である。 【0014】
【図面の簡単な説明】 【図1】四群点数法の1日20点の基本パターン 【図2】食品配分表。食品マグネットカードを食品群ご
とに、朝食・昼食・夕食欄に分けて貼り付けるもの。 【図3】食品群ごとに基本的な食材の目安量を記入した
食品マグネットカード。裏側にマグネットが貼ってあ
る。 【図4】食品配分表と食品カード使用例
【手続補正書】 【提出日】平成14年9月20日(2002.9.2
0) 【手続補正1】 【補正対象書類名】図面 【補正対象項目名】図2 【補正方法】変更 【補正内容】 【図2】 【手続補正2】 【補正対象書類名】図面 【補正対象項目名】図4 【補正方法】変更 【補正内容】 【図4】

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】1日の栄養の摂取状況を、任意の食品グル
    ープ別に、朝食、昼食、夕食ごとになにをどれだけ食べ
    たかを視覚的に把握できるようにした配列表で、朝食・
    昼食・夕食のいつどのグループの食品をどれくらい摂取
    したらよいか目安を記入できる欄を設け、冷蔵庫の扉表
    面にマグネット等で装着できるようにした食品配分表
    と、その配分表に当該者に必要な1日のエネルギー分の
    食品カードをグループごとに貼付することによって、栄
    養の摂取状況を確認するための食品カード群で、形状は
    耐水性の小型カードで各食品グループごとに色分けし、
    食品の80キロカロリーを1点として、0.5〜3点分
    を1枚のカードとし、エネルギー点数とグループの代表
    的な食品名と具体的な食材の目安分量を記載し、裏面に
    はカードが着脱し易くするため、カードの外縁より小さ
    く切った粘着付きマグネットシートを取付けたカード
    群。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019096089A (ja) * 2017-11-24 2019-06-20 株式会社ドクターミール 調理食品を分類するための処理をコンピュータに実行させるコンピュータプログラム及び調理食品陳列構造

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019096089A (ja) * 2017-11-24 2019-06-20 株式会社ドクターミール 調理食品を分類するための処理をコンピュータに実行させるコンピュータプログラム及び調理食品陳列構造
JP7090310B2 (ja) 2017-11-24 2022-06-24 株式会社ドクターミール 調理食品を分類するための処理をコンピュータに実行させるコンピュータプログラム及び調理食品を陳列するための方法

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