JP3092704U - 自家用水力発電装置 - Google Patents

自家用水力発電装置

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JP3092704U JP2002006584U JP2002006584U JP3092704U JP 3092704 U JP3092704 U JP 3092704U JP 2002006584 U JP2002006584 U JP 2002006584U JP 2002006584 U JP2002006584 U JP 2002006584U JP 3092704 U JP3092704 U JP 3092704U
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吉蔵 西塚
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有限会社西電機
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/20Hydro energy

Abstract

(57)【要約】 【課題】コストが安価で一般の家庭でも簡単に設置でき
る揚水式の自家用発電装置を提供する。 【解決手段】下部に設置された下部貯水槽1と、前記下
部貯水槽1より上部貯水槽2へ水を供給する給水管3
と、前記給水管3の途中に設けられた給水ポンプ4と、
前記上部貯水槽2から下部貯水槽1へ落下させる水圧管
5と、前記水圧管の途中に設けられた水車部10と、前
記水車部10により変速手段6を介して駆動する発電機
7と、を備えたことを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、雨水や水道水などを利用して一般家庭などでも使用できる揚水式の 自家用水力発電装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、一般家庭向けの自家用水力発電装置としては、実開平3−73677号 公報に示すような揚水式自家用発電装置があった。この揚水式自家用発電装置は 、貯水槽と、この貯水槽へ水を供給する給水管と、この給水管の途中に設けた電 磁弁またはポンプと、前記貯水槽より下方に設けられた受水槽と、前記貯水槽の 水を前記受水槽に導く水圧管と、この水圧管の途中に設けられた水車と回転数変 換装置と発電モータとからなる水力発電装置と、この発電装置から生じた電力を 充電させる蓄電池と、前記受水槽の水を前記貯水槽へ戻す揚水管と、この揚水管 に設けられた主として一般市販用の電力により駆動される用水ポンプとから構成 されたものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来の揚水式自家用発電装置にあっては、この揚水式 自家用発電装置の主要部となり、装置全体の中でも最もコストのかかる水車の具 体的な構成が開示されていないのでコストの推定ができず、一般の家庭でも使用 可能であるかがわからないという不都合があった。
【0004】 本考案は、このような課題に着目してなされたもので、コストが安価で一般の 家庭でも簡単に設置できる揚水式の自家用発電装置を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案に係る自家用発電装置は、下部に設置され た下部貯水槽と、前記下部貯水槽より上部貯水槽へ水を供給する給水管と、前記 給水管の途中に設けられた給水ポンプと、前記上部貯水槽から下部貯水槽へ落下 させる水圧管と、前記水圧管の途中に設けられた水車部と、前記水車部により変 速手段を介して駆動する発電機と、を備えたことを特徴とするものである。
【0006】 また、本考案に係る自家用発電装置は、下部に設置された下部貯水槽と、前記 下部貯水槽より上部貯水槽へ水を供給する給水管と、前記給水管の途中に設けら れた給水ポンプと、前記上部貯水槽へ雨水を集めて供給する雨水供給手段と、前 記上部貯水槽から下部貯水槽へ落下させる水圧管と、前記水圧管の途中に設けら れた水車部と、前記水車部により変速手段を介して駆動する発電機と、を備えた ことを特徴としている。
【0007】 さらに、本考案に係る自家用発電装置は、下部に設置された下部貯水槽と、前 記下部貯水槽より上部貯水槽へ水を供給する給水管と、前記給水管の途中に設け られた給水ポンプと、前記上部貯水槽へ水道水を供給する水道水供給手段と、前 記上部貯水槽から下部貯水槽へ落下させる水圧管と、前記水圧管の途中に設けら れた水車部と、前記水車部により変速手段を介して駆動する発電機と、を備えた ことを特徴とするものである。
【0008】
【考案の実施の形態】
以下、図面の図1乃至図2に基づき、本考案の実施の形態を詳細に説明する。 図1は、本考案に係る自家用水力発電装置を示す全体構成図、図2は本考案の自 家用水力発電装置の主要部である水車部を示す一部破断の正面図、図3は図2の A−A断面図、図4は本考案の自家用水力発電装置に用いる水車の斜視図、図5 は本考案の自家用水力発電装置の実施例を示す全体構成図である。
【0009】 図1は、本考案に係る自家用水力発電装置の全体構成を示すもので、下部に設 置された下部貯水槽1と、前記下部貯水槽1より上部貯水槽2へ水を供給する給 水管3と、前記給水管3の途中に設けられた給水ポンプ4と、この上部貯水槽2 から下部貯水槽へ落下させる水圧管5と、この水圧管の途中に設けられた水車部 10と、この水車部10により変速手段6を介して駆動する発電機7と、を備え たものである。また、水圧管5には給水を調整するバルブ8が取り付けられてい る。さらに、上部貯水槽2は屋根などから雨水を集めて供給する雨水供給手段で ある雨樋9が取り付けられている。
【0010】 図2乃至図4は本考案の自家用水力発電装置の主要部である水車部10を示す ものである。この水車部10は、水車11がシャフト12により軸支されており 、シャフト12は軸受け13により回転自在に支承されている。また、軸受け1 3は取り付けアングル14に固定されている。このシャフト12の一端側には大 プーリ15が装着されており、この大プーリ15はVベルト16により前記発電 機7の小プーリ7aに連結されている。
【0011】 この大プーリ15、小プーリ7aおよびVベルト16により変速手段6を構成 するもので、大プーリ15と小プーリ7aの径の比率は3:1となっている。即 ち、発電機7の回転速度は水車11の所定の回転速度(400RPM)の3倍の 速度(1200RPM)で運転されることになる。
【0012】 また、水車部10は、全体を透明な樹脂材料であるアクリル樹脂製のカバー1 7で覆われており、水車11の回転時に水を外部に飛散しないようになっている 。そして、使用された水はアクリル製のカバー17の底部より下部水槽1に流れ 込むように、吐出口18が設けられている。
【0013】 水車11は、塩化ビニール樹脂などの比較的安価な樹脂材料から形成されたも のであり、両サイドの円形の側板11aには補強のため補強板11bが固着され 、中心部をシャフト12が貫通している。この両サイドの円形の側板11aに挟 まれた内部には、複数の水室20が形成されており、この水室20は、それぞれ 隔壁板11cと底板11dにより隔離されている。
【0014】 また、隔壁板11cは放射状に取り付けられているが、水平位置では少し上向 きになるように側板11aに取り付けられており、水圧管5からの水が水室20 に溜まり易いようになっている。これは、水圧管5から落下する水が水圧で隔壁 板11cに当たり、その反動で水車11を回すとともに、水が水室20に溜まる ことにより、水の重力で水車11を回すようにするものである。
【0015】 このように構成された水車11の能力は、例えば、水車の直径を1200mm とし、所定の回転数(400rpM)で運転され、後述する発電機7が変速手段 6により3倍の回転数(1200rpM)で運転された場合は、5KVの発電能 力を持つものである。
【0016】 また、発電機7は、三相交流のブラシレスモータを使用するもので、10KV の能力を持つものである。通常は家庭用の電圧100Vで出力するが、200V の出力端子も備えている。この発電機7により発電された電力は、家庭用の電源 に供給されて使用されるとともに、一部はポンプ4の駆動電力に供給され、下部 貯水槽1の水を汲み上げて上部貯水槽2に循環するものである。
【0017】 このように構成された自家用水力発電装置は、雨水供給手段である雨樋9など で集水した上部貯水槽2から水圧管5を経由して水を落下させ、水車11を回転 させて発電機7を駆動し発電を行うものである。水車11の回転速度は400r pMになるように上部貯水槽2の高さとバルブ8を調整する。水車11は、落下 する水の圧力と水室20に溜まる水の重量により回転するものである。
【0018】 また、水車11に使用された水は、水車11の下面よりカバー17の底部に落 下し、吐出口18より下部貯水槽1に流入する。下部貯水槽1に溜まった水は発 電機7により発電された電力が使用され、給水ポンプ4により上部貯水槽2へ循 環され再度発電に使用される。このように、本考案の自家用水力発電装置は、一 度使用した水を再度使用することができ、効率的な揚水式の自家用水力発電装置 とすることができるものである。
【0019】 次に、図5は本考案の自家用水力発電装置の実施例を示すもので、下部に設置 された下部貯水槽1と、この下部貯水槽1より上部貯水槽2へ水を供給する給水 管3と、この給水管3の途中に設けられた給水ポンプ4と、前記上部貯水槽2へ 水道水を供給する水道水供給手段である水道管19と、前記上部貯水槽2から下 部貯水槽1へ落下させる水圧管5と、前記水圧管5の途中に設けられた水車部1 0と、前記水車により変速手段6を介して駆動する発電機7と、を備えたもので ある。
【0020】 このように構成された自家用水力発電装置は、前述した自家用水力発電装置と 同様に、効率的な揚水式の自家用水力発電装置とすることができるものである。 さらに、上部貯水槽2へ水道水を供給して使用できるために、給水ポンプ4を頻 繁に使用する必要がなく、発電した電力をより多く家庭用電力に使用できるもの である。
【0021】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案に係る自家用発電装置は、下部に設置された下部 貯水槽と、前記下部貯水槽より上部貯水槽へ水を供給する給水管と、前記給水管 の途中に設けられた給水ポンプと、前記上部貯水槽から下部貯水槽へ落下させる 水圧管と、前記水圧管の途中に設けられた水車と、前記水車により変速装置を介 して駆動する発電機と、を備えたことにより、クリーンなエネルギーである水力 を繰り返し使用できる効率的な揚水式の自家用水力発電装置とすることができる ものである。さらに、水車は安価な塩化ビニールなどを使用しているので、自家 用水力発電装置のコストを低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る自家用水力発電装置を示す全体構
成図である。
【図2】本考案の自家用水力発電装置の主要部である水
車部を示す一部破断の正面図である。
【図3】図2のA−A断面図てある。
【図4】本考案の自家用水力発電装置に用いる水車の斜
視図である。
【図5】本考案の自家用水力発電装置の実施例を示す全
体構成図である。
【符号の説明】
1 下部貯水槽 2 上部貯水槽 3 給水管 4 ポンプ 5 水圧管 6 変速手段 7 発電機 7a 小プーリ 8 バルブ 9 雨樋 10 水車部 11 水車 11a 側板 11b 補強板 11c 隔壁板 11d 底板 12 シャフト 13 軸受け 14 アングル 15 大プーリ 16 Vベルト 17 カバー 18 吐出口 19 水道管 20 水室

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】下部に設置された下部貯水槽と、前記下部
    貯水槽より上部貯水槽へ水を供給する給水管と、前記給
    水管の途中に設けられた給水ポンプと、前記上部貯水槽
    から下部貯水槽へ落下させる水圧管と、前記水圧管の途
    中に設けられた水車部と、前記水車部により変速手段を
    介して駆動する発電機と、を備えたことを特徴とする自
    家用水力発電装置。
  2. 【請求項2】下部に設置された下部貯水槽と、前記下部
    貯水槽より上部貯水槽へ水を供給する給水管と、前記給
    水管の途中に設けられた給水ポンプと、前記上部貯水槽
    へ雨水を集めて供給する雨水供給手段と、前記上部貯水
    槽から下部貯水槽へ落下させる水圧管と、前記水圧管の
    途中に設けられた水車部と、前記水車部により変速手段
    を介して駆動する発電機と、を備えたことを特徴とする
    自家用水力発電装置。
  3. 【請求項3】下部に設置された下部貯水槽と、前記下部
    貯水槽より上部貯水槽へ水を供給する給水管と、前記給
    水管の途中に設けられた給水ポンプと、前記上部貯水槽
    へ水道水を供給する水道水供給手段と、前記上部貯水槽
    から下部貯水槽へ落下させる水圧管と、前記水圧管の途
    中に設けられた水車部と、前記水車部により変速手段を
    介して駆動する発電機と、を備えたことを特徴とする自
    家用水力発電装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5062791B1 (ja) * 2012-01-24 2012-10-31 株式会社オージーエイ 多連式水力発電システム。
JP2013515211A (ja) * 2011-02-10 2013-05-02 林獻銘 運動エネルギー生産装置
JP2017515052A (ja) * 2014-05-07 2017-06-08 ホ, サンチェHEO, Sang Chae 水圧及び蒸気を利用した自家発電方法及びその発電装置
CN108252841A (zh) * 2018-01-12 2018-07-06 成明军 重力水轮

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