JP3092395U

JP3092395U - 爆裂防止洗面台

Info

Publication number: JP3092395U
Application number: JP2002005443U
Authority: JP
Inventors: 陳金徳
Original assignee: 陳金徳
Priority date: 2002-08-28
Filing date: 2002-08-28
Publication date: 2003-03-07
Anticipated expiration: 2008-08-28

Abstract

(57)【要約】【課題】本考案は、装着するときに割れたり、破裂、
落下、爆裂といった危険性がない爆裂防止洗面台を提供
する。【解決手段】プレス加工した洗面台の表面はエナメル
で覆われ、このエナメルが高温電気めっきの方法で洗面
台の表面を被膜することによって、表面と鋼材が緊密に
接合され、鋼材の耐久性と耐震性に優れた性質から、爆
裂する恐れがなくなり、直立のステンレス製の足部が設
けられており、この足部は中が空洞の筒状で、また洗面
台に接している一部分の足部には、切り欠き部が設けら
れ、使用時は足部が支えているため、洗面台が落下した
り爆裂したりしない。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は、加重しても容易に爆裂しない洗面台に関する。

【０００２】

【従来の技術】

図１のように、セラミック製の洗面台は適切な使用がなされていないとき落ちやすく、またきちんと装着していない状態のままで時間が経つと爆裂し、けがをすることがあり、消費者は耐久性のあるステンレス製の洗面台を購入することが多くなっている。ステンレス製の洗面台は装着しやすく、また、装着するときに割れたり、破裂、落下、爆裂といった危険性がないが、ステンレス製の洗面台はセラミック製のものより汚れが落ちにくく、表面がステンレスでは油汚れにおいても汚れがとりやすい。

【０００３】また、ステンレス製の洗面台は伝熱性がよく、使用時にはかならずまず冷たい水を出してから熱いお湯にしなければならない。その一方、冷めやすく保温性に優れていない。このほか、安全性においても考慮が必要である。

【０００４】

【考案が解決しようとする課題】

解決しようとする問題点は、セラミック製の洗面台は適切な使用がなされていないとき落ちやすく、またきちんと装着していない状態のままで時間が経つと爆裂し、けがをすることがあり、消費者は耐久性のあるステンレス製の洗面台を購入することが多くなっている。しかし、ステンレス製の洗面台は装着しやすく、また、装着するときに割れたり、破裂、落下、爆裂といった危険性がない。

【０００５】

【課題を解決するための手段】

以上の課題を解決するために、請求項１の考案は、厚さ１ミリ以上のステンレス板に穴を開け、金型にはめ、高い重力をかけてプレス加工して形を作り、洗面台の表面をエナメルで被膜し、このエナメルを高温電気めっきで洗面台と一体化させた爆裂防止洗面台である。

【０００６】請求項２の考案は、洗面台の下に、洗面台を支える鋼材で作られた足部を設けた請求項１記載の爆裂防止洗面台である。

【０００７】請求項３の考案は、足部の中央が空洞の筒状になっている請求項２記載の爆裂防止洗面台である。

【０００８】請求項４の考案は、エナメルは異なった色を選択できる請求項１記載の爆裂防止洗面台である。

【０００９】

【考案実施の形態】

図２に示すように、洗面台１０（どのような形でもよい）は面積が一定で、厚さが１ミリのステンレス板１００で構成されており、図３に示すように、ステンレス板１００の適当な位置に穴を開け１１、ステンレス板１００を金型にはめ、５００トンの圧力でプレス加工して形を作る。

【００１０】プレス加工した洗面台１０の表面はエナメル２０で覆われ、このエナメル２０が高温電気めっきの方法で洗面台１０の表面を被膜することによって、図４に示すように、表面と鋼材が緊密に接合され、鋼材の耐久性と耐震性に優れた性質から、洗面台１０は爆裂する恐れがなくなり、また、洗面台の表面とステンレス板を一体化することによって、表面のセラミックが滑らかくなって、熱が伝わる速度が遅くなり、さらに事故の発生を防ぐと同時に外観がより一層美しくなる。

【００１１】このほか、洗面台１０には直立のステンレス製の足部３０が設けられており、この足部３０は中が空洞の筒状で、また洗面台１０に接している一部分の足部３０には、図５に示すように切り欠き部３１が設けられ、図６に示すように、使用時は足部３０が支えているため、洗面台１０が落下したり爆裂したりしない。

【００１２】

【考案の効果】

以上説明したように、本考案によれば、装着するときに割れたり、破裂、落下、爆裂といった危険性がない。

【図面の簡単な説明】

【図１】従来の洗面台の立面図である。

【図２】本考案の洗面台を製造するステンレス板の平
面図である。

【図３】本考案のステンレス製の立面図である。

【図４】本考案の洗面台にエナメルを被膜した断面図
である。

【図５】本考案の足部の斜視図である。

【図６】本考案の装着時の断面図である。

【符号の説明】

１０洗面台２０エナメル３０足部１００ステンレス板

Claims

【実用新案登録請求の範囲】

【請求項１】厚さ１ミリ以上のステンレス板に穴を開
け、金型にはめ、高い重力をかけてプレス加工して形を
作り、洗面台の表面をエナメルで被膜し、このエナメル
を高温電気めっきで洗面台と一体化させた爆裂防止洗面
台。
【請求項２】洗面台の下に、洗面台を支える鋼材で作ら
れた足部を設けた請求項１記載の爆裂防止洗面台。
【請求項３】足部の中央が空洞の筒状になっている請求
項２記載の爆裂防止洗面台。
【請求項４】エナメルは異なった色を選択できる請求項
１記載の爆裂防止洗面台。