JP3091072U - 誘導灯 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 夜間の道路工事現場において通行整理を行う
場合に、赤色灯と青色灯又は緑色灯の選択を可能にした
誘導灯の提供。 【解決手段】 一つの誘導灯に赤色の灯火筒４と青色、
又は緑色の灯火筒５の２本の灯火筒を設置し、この２本
の灯火筒４，５をスイッチ６，７の切換えで適切に点
灯、点滅を行うようにした。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は、主に道路工事等の現場において、特に夜間の通行整理等に使用する 誘導灯に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

夜間の道路工事等において、作業員が自動車等の通行整理を行う場合は、赤色 誘導灯を使って手信号により車の進行、停止等を行っているが、自動車のドライ バー側からみると、進行、停止の合図が判然とせず非常に見ずらい場合がある。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

前記のように夜間においては、赤色の手信号によって進行、停止の合図を行う 場合に見ずらい大きな要因は、赤色灯によって両方の合図を送る点にある。 本考案は、このような欠点を一掃し、誘導灯に赤色灯と青色灯、又は緑色灯の 両者を付設しておき、この両灯をスイッチの切換えによって使いわけるようにす ることになる新規の誘導灯の提供を目的としたものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

本考案は、前記の目的を達成する手段として、本体１と、該本体１の底部に着 脱可能に螺着し、内部に複数個の電池３を収納することになる把持部２と、前記 本体１上に立設され、内部に夫々ＬＥＤ電球を組込んでなる２本の細長棒状の灯 火筒４，５と、前記本体１の外周面に設置され、前記灯火筒４，５を点滅させる ための２個のスイッチ６，７とからなり、前記灯火筒４，５のうち、一方の灯火 筒４を赤色灯に、他方の灯火筒５を青色灯、又は緑色灯とした。

【０００５】

【考案の実施の形態】

本考案の構成を図にもとづいて説明すると、円柱短状の本体１の下部に複数個 の電池５を収納する把持部２を着脱可能に螺合し、前記本体１の上部には２本の 細長棒状の灯火筒４、５を立植してあり、この灯火筒４，５の内部にはＬＥＤ電 球を組込んであり、一方の灯火筒４を赤色に着色し、他方の灯火筒５を青色、又 は緑色に着色し、そして前記本体１に２個のスイッチ６，７を付設し、このスイ ッチ６，７の切換えにより灯火筒４，５の点滅を行うようになる。

【０００６】 又、前記灯火筒４，５を包囲するための赤色のキャップ筒８を本体１に着脱可 能に螺合し、昼間のように明るい時は赤色のキャップ８を装着して手信号を送る ようにすることも可能となるものである。 尚、把持部２の底部にはスプリング９があり、又、把持部２の内側には電導板 １０が装着され、この電導板１０の先端は把持部２の装着状態において本体１内 にある通電盤１１に接触し、且つ電池３の端子は本体１内に突出する接点部材１ ２に接触するようになっている。

【０００７】

【考案の効果】

本考案は、スイッチ６，７の切換えにより赤色の灯火筒４、及び青色灯又は緑 色灯５の点灯滅を選択することが可能となり、夜間の道路工事等において進行、 停止の合図がドライバー等に非常に見やすく、適確な通行整理が可能となるばか りでなく、スイッチ６，７の切換えによって操作も簡便にでき、しかも昼間のよ うに明るいときは、赤色のキャップ筒８を装着して作業員の手信号によることも 可能であり、昼夜を問わず非常に便利な誘導灯を提供し得るものである。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案に係る誘導灯の斜視図

【図２】同縦断面図

【符号の説明】

１ 本体 ２ 把持部 ３ 電池 ４，５ 灯火筒 ６，７ スイッチ

Claims (2)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 本体１と、該本体１の底部に着脱可能に
   螺着し、内部に複数個の電池３を収納するようになる把
   持部２と、前記本体１上に立設され、内部に夫々ＬＥＤ
   電球を組込んでなる２本の細長棒状の灯火筒４，５と、
   前記本体１の外周面に設置され、前記灯火筒４，５を点
   滅させるための２個のスイッチ６，７とからなり、前記
   灯火筒４，５のうち、一方の灯火筒４を赤色灯に、他方
   の灯火筒５を青色灯、又は緑色灯としたことを特徴とす
   る誘導灯。
2. 【請求項２】 前記２本の灯火筒４，５を包囲する赤色
   のキャップ筒８を前記本体１に着脱自在に装着可能にし
   た請求項１記載の誘導灯。