JP3090740U - 熱溶融ガンの加熱ノズル装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 直接加熱の方式で、高熱を経由して膠を溶融
し、様々な粘着作業を行う熱溶融ガンの加熱ノズル装置
を提供する。 【解決手段】 加熱ノズル１０、隔熱ゴムガスケット２
０およびゴムパイプ３０を備える。加熱ノズル１０に
は、耐高温、高い熱効率の発熱抵抗ユニットにより焼結
された発熱体１２を嵌め込み、ゴムガスケット２０、ゴ
ムパイプ３０をガンに一体に組み立てる。回路は直列、
並列したあとで、ＤＣの電源供給を必要とし、加熱ノズ
ルが高温、高熱効率値まで到達し、熱膠のバーを熔解さ
せ、粘着の作業を行う。さらに、携帯が容易および操作
が可能である。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は熱溶融ガンの加熱ノズル装置に関し、主に、熱の高い伝導効率のヒー ターで、加熱ノズルまで伝導する。ＤＣの電源（６Ｖ電池）だけで、加熱ノズル が高温、高熱効率値まで至るので、熱膠のバーを熔解させ、粘着などの作業を行 う。

【０００２】

【従来の技術】

現今、従来から既存の熱溶融ガンの採用した熱伝導方式はほぼ外部にＡＣ電源 を接続して、高熱まで至る時に、ヒーターへ伝導する。ヒーター自身の体積は極 めて大きいので、設計では、膠ガンの出口の近い箇所に配置できない。そのゆえ 、より長いガイドパイプで、熔解の膠液を膠ガンの出口まで伝送しなければなら ない。また、間接方式に、熱量を膠バーの案内伝送用のガイドパイプまで伝導す る。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

しかしながら、それら熱溶融ガンの結構はガイドパイプの外周囲に、若干のプ リヒート装置を設ける。電源の導通で、プリヒート装置に、高熱が生じる。さら に、間接方式で、金属管まで伝導する。それで、ガイドパイプから導入した熱膠 のバーを溶融の液体状に呈して、粘着作業を行う。そのせいで、より大きなエネ ルギーの損耗はガイドパイプで伝送しているうちに、発生する。また、プリヒー トのプロセスが長い時間かかる。熱のソースを快速に伝導して、膠バーを液体状 へ形成するために、熱溶融ガンの加熱時間は２〜３分かかる。プリヒートの時間 はどれぐらいが受け入れられる範囲だと言えないが、電源切断、冷却したあとで 、長過ぎるガイドパイプのせいで、積み上げる熱溶融膠が多くて、直ちに冷却で きず、膠液体の流れ続く現象が起こる。そして、使用、操作が非常に不便だけで なく、熱膠のバーの二次資源の無駄も形成される。それらの欠陥は現今のユーザ にとって、常に問題である。つまり、従来から既存の熱溶融ガンの熱伝導方式は いままで、改善されなかった。それらの構造および応用は消費者の実際のニーズ を満足できず、改善しなければならない。

【０００４】 本考案の目的は直接加熱の方式で、高熱を経由して膠を溶融し、様々な粘着作 業を行う熱溶融ガンの加熱ノズル装置を提供することにある。 本考案のもう一つの目的は、熱溶融ガンの中に、１．５ＶのＮＯ４電池を四つ 配置し、６ＶのＤＣ電源を採用し、加熱ノズルのヒーターの回路に合わせて接続 し、勿論、外部接続の電源又は電圧のアダプターで、全体の電力ソースとしても 使用可能で、それで高熱効率値を達成して、簡易に、携帯および操作して使用す る熱溶融ガンの加熱ノズル装置を提供することにある。

【０００５】

【課題を解決するための手段】

以上の欠点に鑑みて、考案者はそれら熱溶融ガンの結構を積極に研究したり、 工夫したりして、前掲の欠陥を改善した。加熱のノズルに、発熱体を埋め込んで 粘着する。（発熱体は特に、精密セラミックで発熱抵抗ユニットを被覆して焼結 するものを指す。精密セラミックは耐高温、高い熱効率値など特性がある。）そ れで、有効的に、加熱ノズルの長さを減らすので、短い時間に、プリヒートがで きあがったばかりでなく、体積も十分小さいし、エネルギーソースの使用効率も 高くて、損耗が少ない。しかも、快速に、冷却の効果を果たして、ノズル及び膠 のガイドパイプの余熱で、溶融膠の流れ続く問題を回避する。

【０００６】

【考案の実施の形態】

本考案の目的、特徴および効果などをご了解なさるために、以下、さらに具体 的な実施例に図面をあわせて詳しく説明してみよう。 まずは図１、図２を御覧下さい。本考案の一実施例により、提供される「熱溶 融ガンの加熱ノズル装置」は主に、加熱ノズル１０がある。そのノズル１０は耐 熱金属材質から製造される。その先端のノズルの後から、金属の円いパイプが延 ばされる。円いパイプの適当な距離に沿って、二つ貫通孔１１を設けて、おりよ く発熱体１２を放置する。

【０００７】 粘着又は溶接の方式で、発熱体１２を加熱ノズルに結合する。加熱ノズル１０ の前に、階段状のゴム製ガスケット２０を配置する。ゴム製ガスケット２０を経 由して、加熱ノズル１０が膠ガンの殻体４０と安定するように設置される。密封 のゴム製ガスケット２０のために、ノズルから発散する高温は外殻体と隔離され る。加熱ノズル１０の後から延ばされる金属管に、ゴムパイプ３０を嵌め込んで 、正確に、膠バー６０を加熱ノズル１０の中に、案内、輸送する。

【０００８】 図３、図４を御覧下さい。加熱ノズル１０、隔熱ゴムガスケット２０、ゴムパ イプ３０などのコンポネットから形成される加熱ノズルセットにおいて、膠ガン の殻体自身の入口には、ゴムガスケット２０をクリップする台座がある。後端に は、適当な距離に、固定台座４１を設置する。そうすると、加熱ノズルセットを 安定かつ丈夫に、膠ガンの中に位置決め、滑り移動する恐れがない。ゴムパイプ ３０後方に、ゴムバー５０を案内、伝送するための押し送り台座４７が設けられ る。押し送り台座４７は上方向ガイドシュート４３を経由して、押し送り台座４ ７を滑り移動、係止させる。それに対して、その下方に、下方向ガイドシュート が作られる。押し送り台座４７の下方に、連動のレバーが配置され、下方向ガイ ドシュートに係止される。連動のレバーの間に、凸柱４８が設けられ、しかも、 膠ガンの殻体にも、凸柱４１がある。二本凸柱の間に、伸縮スプリング４９の接 続で、押し送り台座は圧縮性がある。押し送り台座は連動レバーに合わせて、ク リップブロックを経由し、別側の膠の殻体の外において、連動レバーの箇所に、 プッシュロッド５０を設ける。ただ、親指で、膠バーを押すと、それをゴムパイ プ３０の中に案内して入れ、粘着作業を行う。

【０００９】 膠ガン殻体４０のハンドル位置に、ＮＯ４の電池７０を四つ収容する電池台座 ４５が配置される。それは直列の方式で、回路を導通して、発熱体１２の電源を 供給する。熱膠ガンの結構には、制御スイッチ９０、ＬＥＤ表示ランプ８０、電 池台座などを設置する。各回路の接続方式を調べて説明すると、次のとおりであ る。加熱ノズル１０の発熱体の間はまず並列回路を採用する。各分岐回路の一端 を電池台座の負極に接続し、もう一端をＬＥＤ表示ランプ８０、制御スイッチ９ ０、電池台座の正極に接続する。ＬＥＤ表示ランプ８０の自身がローパワー、例 えば１／８Ｗの抵抗と直列するので、ランプの消耗電流を低降する。（例えば、 抵抗６００Ω、電圧６Ｖの場合に、電流が１０ｍＡしかかからない。）ＬＥＤ表 示ランプ８０及びローパワー抵抗と直列したあとで、並列の方式で、発熱体の分 岐の両端に接続する。結局、全体６ＶのＤＣ電源が発熱体に供給し、制御スイッ チで、回路の導通及びＬＥＤの表示を制御する。

【００１０】

【考案の効果】

よって、高熱の伝導効率で、熱を加熱ノズルへ伝送し、熱膠のバーを熔解させ 、粘着などの作業を行うことができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の一実施例による熱溶融ガンの加熱ノズ
ル装置を示す斜視図である。

【図２】本考案の一実施例による熱溶融ガンの加熱ノズ
ル装置を示す模式図である。

【図３】本考案の一実施例による熱溶融ガンの加熱ノズ
ル装置を示す断面図である。

【図４】本考案の一実施例による熱溶融ガンの加熱ノズ
ル装置を示す断面図である。

【図５】本考案の一実施例による熱溶融ガンの加熱ノズ
ル装置を示す斜視図である。

【符号の説明】

１０ 加熱ノズル １２ 発熱体 ２０ ゴムガスケット ３０ ゴムパイプ ６０ 熱膠のバー ７０ 電池

Claims (3)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 熱溶融ガンの加熱ノズル装置において、
   加熱ノズル、隔熱ゴムガスケットおよびゴムパイプを備
   え、加熱ノズルには、耐高温、高い熱効率の発熱抵抗ユ
   ニットにより焼結された発熱体を嵌め込み、さらに、ゴ
   ムガスケット、ゴムパイプをガンに一体に組み立て、 回路は直列、並列したあとで、ＤＣの電源供給を必要と
   し、加熱ノズルが高温、高熱効率値まで至るので、熱膠
   のバーを熔解させ、粘着などの作業が可能であり、携帯
   が容易および操作が可能であることを特徴とする熱溶融
   ガンの加熱ノズル装置。
2. 【請求項２】 請求項１記載の熱溶融ガンの加熱ノズル
   装置において、ガンの全体電源供給は外部接続の電源又
   は電圧のアダプターであり、全体の電力ソースとして使
   用可能であり、高熱効率値を達成することを特徴とする
   熱溶融ガンの加熱ノズル装置。
3. 【請求項３】 請求項１記載の熱溶融ガンの加熱ノズル
   装置において、ガンの押し送り台座はプッシュロッドを
   利用し、安定かつ丈夫に、膠バーをガイドパイプの中に
   案内、伝送することを特徴とする熱溶融ガンの加熱ノズ
   ル装置。