JP3088356U - 気圧式マッサージ帽 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】頭部に対して効果的にマッサージが行える気圧
式マッサージ帽を提供する。 【解決手段】帽子本体１０の内側に内層３０を設けて気
体充填袋２０を挟み、該内層３０の内側には更に凸粒３
４を設け、該気体充填袋２０は更に連結管５０によって
制御装置６０にまで相通させ、また該帽子本体１０下方
にはあごひも４１を設けるなどして固定効果を更に強化
し、該気体充填袋２０の膨張と収縮によって該凸粒３４
が頭部の各種つぼを刺激し、頭部全体に対してマッサー
ジの効果を提供する。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は気圧式マッサージ帽に係り、特に帽子の形状をしていることより頭部 に対する固定効果に優れ、気体袋を制御装置によって操作することで頭部全体の 各つぼを刺激して頭部の各症状を軽減するマッサージ用防止に関わる。

【０００２】

【従来の技術】

現代人の生活は多忙であり、また仕事や学業の上での競争が激しいことから、 長時間において極度の緊張状態に陥ることがしばしばある。そこでこのようなス トレスが原因となって起こる頭痛や不眠症、肩凝り等といった各症状を和らげる べく、既に各種マッサージ器材が開発されており、特に気圧式による身体の各部 位に対応したマッサージ器材としては、粘着テープを利用して腕や脚などの部位 に巻きつけて使用するものがある。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

しかし上述のようなマッサージ器材において、腕や脚などの各部位に対応して はいるものの、頭部をマッサージするのには不適である。現代人の疲労を軽減さ せるのに頭部のマッサージは必須であることから、頭部に対して効果的にマッサ ージが行える本考案の気圧式マッサージ帽を提供する。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

帽子本体の内側に内層を設けて気体充填袋を挟み、該内層の内側には更に凸粒 を設け、該気体充填袋は更に連結管によって制御装置にまで相通しており、また 該帽子本体下方にはあごひもを設けるなどして固定効果を更に強化し、該気体充 填袋の膨張と収縮によって該凸粒が頭部の各種つぼを刺激し、頭部全体に対して 効果的にマッサージを施す。

【０００５】

【考案実施の形態】 図１，２に示すように、本考案は主に帽子本体１０とその内側である内層３０ を具有し、少なくとも一つの気体充填袋２０がその内部に挟まれており、且つ該 帽子本体１０下方にはあごひも４０が設けられており、該気体充填袋２０は連結 管５０によって制御装置６０にまで連結されて相通している。

【０００６】 該帽子本体１０は帽子縁１１上に帽子頭部１４が設けられており、下方前側に は帽子つば１５が設置されており、また該帽子縁１１には孔１２が設けられ、一 端には粘着テープ（雄）１３が設けられている。

【０００７】 該気体充填袋２０は帽子縁気体充填袋２１と帽子頭部気体充填袋２３を含み、 且つ両該気体袋２１，２３は相通しており、該帽子縁気体充填袋２１上にはまた 気体充填接続部２２が設けられ、該気体充填接続部２２は該帽子縁１１の孔１２ を通り、該帽子本体１０の外部に露出しており、該連結管５０と連結されるのに 便利なようになっている。

【０００８】 該内層３０は帽子縁内層３１，帽子頭部内層３３とを含み、該帽子縁内層３１ は該帽子縁気体充填袋２１を該帽子縁１１の内側に縫製し、一端には該帽子縁１ １の粘着テープ（雄）１３と相互に粘着する粘着テープ（雌）３２が設けられて おり、該帽子頭部内層３３は該帽子頭部気体充填袋２３を該帽子頭部１４内側に 縫製し、且つ両該内層３１，３３の内面にはそれぞれ血液の循環を促進する遠赤 外線凸粒３４が設けられている。

【０００９】 該あごひも４０はゴムなどであり、両側は該帽子縁１１に縫製されており、該 あごひも４０上には更にあごあて４１が設けられて固定を強化している。また該 連結管５０はその一端が制御装置６０にまで連結されており、もう一端には着脱 装置５１が設けられ、該帽子本体１０より突出する気体充填接続部２２上に取り つけられるようになっている。

【００１０】 該制御装置６０は底板６１とカバー体６２とより構成され、気体充填ポンプ６ ３，気体放出ポンプ６４，導管６５を内部に固定して成り、該底板６１一端には 上方を向いて突出している凸管６１０を具有し、また該凸管６１０には下方に延 伸する挿し込み管６１１が設けられて連結管５０の一端と連結されるようになっ ており、導管６５が該凸管６１０，気体充填ポンプ６３，気体放出バルブ６４と 連結し、これらを相通させている（図３，４参照）。

【００１１】 上述の構造により、図２に示すように、本考案は該制御装置６０を利用し、該 帽子本体１０内の気体充填袋２０を膨張或いは収縮させるべく操作し、該帽子本 体１０内側の内層３０もこの動作に伴うことより、該内層３０上の遠赤外線凸粒 ３４が使用者頭部のつぼに当たって適度な刺激を提供し、優しいマッサージ効果 が提供される。

【００１２】

【考案の効果】

本考案によると、頭部の形状に合わせて設計されていることより使用中の固定 効果に優れ、頭部全体に広がる各種つぼに対してマッサージが施されることで、 効果的に疲労や頭痛等の症状を和らげる目的が達成された。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案における分解図である。

【図２】本考案における斜視図である。

【図３】本考案における制御装置の立体分解図である。

【図４】本考案における制御装置の局部断面図である。

【符号の説明】

１０ 帽子本体 １１ 帽子縁 １２ 孔 １３ 粘着テープ（雄） １４ 帽子頭部 １５ 帽子つば ２０ 気体充填袋 ２１ 帽子縁気体充填袋 ２２ 気体充填接続部 ２３ 帽子頭部気体充填袋 ３０ 内層 ３１ 帽子縁内層 ３２ 粘着テープ（雌） ３３ 帽子頭部内層 ３４ 遠赤外線凸粒 ４０ あごひも ４１ あごあて ５０ 連結管 ５１ 着脱装置 ６０ 制御装置 ６１ 底板 ６１０ 凸管 ６１１ 挿し込み管 ６２ カバー体 ６３ 気体充填ポンプ ６４ 気体放出バルブ ６５ 導管

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】帽子本体を具有し、該帽子本体の内側に内
   層を設けることで気体充填袋を挟設して固定し、更に該
   内層の内側には頭部を刺激する複数の凸粒が設けられて
   おり、また該気体充填袋は連結管によって制御装置にま
   で相通されており、また該帽子本体下方には更に固定効
   果を高めるべくゴム等の材質によるあごひもが設けられ
   ていることを特徴とする気圧式マッサージ帽。