JP3088134U - パソコン用テーブル - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 利用者が迅速にかつ簡単に高度を調整できる
パソコン用テーブルを提供する。 【解決手段】 主体１およびリアフレーム体２を備え
る。主体１は、脚チューブ１１、フレームチューブ１３
および矩形チューブ１５が組み合わさり構成され、脚チ
ューブ１１とフレームチューブ１３の裏側に卓面１６が
設けられる。利用者は状況に応じて脚チューブ１１と矩
形チューブ１５とに固定孔１１１，１５１を設けて卓面
１６の高さを調整し、固定片を利用して第一ねじで固定
する。リアフレーム体２は、フレームチューブ２１およ
び横チューブ２３により構成され、フレームチューブ２
１上にスペア板２２が設けられる。フレームチューブ２
１を主体１のフレームチューブ１３内に挿し込んでスペ
ア板２２の高さを調整した後、主体１の固定ブロック１
２に設けられた調整部材１２１によりロックする。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は、パソコン用テーブルに関する。

【０００２】

【従来の技術】

従来のパソコン用テーブルは固定タイプと調整可能タイプとに分けられ、固定 タイプのパソコン用テーブルは、卓面と摺動可能なキーボード設置板とを有する 。一方、調整可能タイプのパソコン用テーブルは、主体とスペアフレームとを有 し、主体は枠体で構成されて固定タイプのものと同じ構造の卓面とキーボード設 置板とを有し、その他に、僅かに高度調整可能なスペアフレームが増加される。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

しかしながら、固定タイプのパソコン用テーブルは、利用者がパソコンの周辺 装置（例えばプリンターなど）を設置したい場合、別のスペースが必要になるた め、かなりのスペースを占める。また、調整可能タイプのパソコン用テーブルは 、組立ての部品の点数が非常に多いので組立作業はかなりの時間がかかり、利用 者の身長に合う高度調整はできない。

【０００４】 本考案の目的は、利用者のニーズに対応して、主体の矩形チューブと脚チュー ブとに固定孔を設けて卓面を上下に調整可能にし、リアフレーム体に設けられた フレームチューブを主体の対応するチューブ内に挿し込んで高度を調整した後、 調整部材によりリアフレーム体をロックすることによって、利用者が迅速にかつ 簡単に高度を調整できるパソコン用テーブルを提供することにある。

【０００５】

【課題を解決するための手段】

前記の課題を解決するため、本考案請求項１に記載のパソコン用テーブルは、 主体とリアフレーム体とから構成される。主体は、両側に逆Ｊ字形を呈し内側に それぞれ複数の固定孔を有する脚チューブを有し、脚チューブの一側に固定ブロ ックが連接され、固定ブロックの一側に調整部材が設けられる。固定ブロックの 下部は逆Ｌ字形を呈するフレームチューブと連接し、フレームチューブの下には 複数の車輪が設けられる。主体の後側に逆Ｔ字形を呈し複数の固定孔を有する矩 形チューブが固定して設けられる。両側の脚チューブとフレームチューブの裏側 に卓面が設けられ、卓面の両側の下部にコの字形を呈しキーボード設置板の置き 入れに提供される二つのスライド溝が固定して設けられ、鈎形を呈した固定片を 利用して卓面を脚チューブの固定孔および矩形チューブの固定孔に第一ねじで締 め付けて固定し、主体の底部に底板が設けられ、利用者は状況を見て固定片と第 一ねじとを利用して高度の異なる固定孔に締め付けることにより卓面の高度を上 下に調整する。リアフレーム体は、主体の両側における固定ブロックは逆Ｌ字形 を呈したフレームチューブが連接して設けられ、フレームチューブの後側に横チ ューブが設けられ、横チューブの両端部は第二ねじで固定される。フレームチュ ーブの上にスペア板が固定して設けられ、フレームチューブを主体の対応するチ ューブ内に挿し込んで利用者がスペア板の高度を調整した後、主体の調整部材に よりリアフレーム体をロックすることによって、リアフレーム体を簡単にかつ迅 速に高度調整する。 本考案の請求項２に記載のパソコン用テーブルは、請求項１に記載のパソコン 用テーブルであって、主体の底部における車輪は主体の位置を自由に調整して固 定する。

【０００６】

【考案の実施の形態】

以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。 図１に示すのは、本考案の一実施例によるパソコン用テーブルを組立てた状態 を示す斜視図である。それは主体１およびリアフレーム体２から構成される。主 体１は、両側に逆Ｊ字形を呈し内側にそれぞれ複数の固定孔１１１を有した脚チ ューブ１１を有し、前記脚チューブ１１の一側に固定ブロック１２が連接されて いる。固定ブロック１２の一側に調整部材１２１が設けられ、固定ブロック１２ の下部は逆Ｌ字形を呈するフレームチューブ１３と連接されている。フレームチ ューブ１３の下に複数の車輪１４が設けられ、主体１の後側に逆Ｔ字形を呈し複 数の固定孔１５１を有した矩形チューブ１５が固定して設けられる。両側の脚チ ューブ１１およびフレームチューブ１３の裏側に卓面１６が設けられ、卓面１６ の両側の下部にコの字形を呈しキーボード放置板１７の置き入れに提供される二 つのスライド溝１７１が固定して設けられる。鈎形を呈した固定片１６１を利用 して卓面１６を脚チューブ１１および矩形チューブ１５の固定孔１１１、１５１ に第一ねじ１６２で締め付けて固定する。主体１の底部に底板１８が設けられ、 利用者は状況に応じて固定片１６１と第一ねじ１６２とを利用して高度の異なる 固定孔１１１、１５１に締め付けることにより卓面１６の高度を上下に調整する 。

【０００７】 リアフレーム体２について説明する。主体１の両側の固定ブロック１２に逆Ｌ 字形を呈したフレームチューブ２１が連接して設けられ、フレームチューブ２１ の後側に横チューブ２３が設けられ、横チューブ２３の両端部はねじ２３１で固 定されている。フレームチューブ２１の上にスペア板２２が固定して設けられ、 フレームチューブ２１を主体１の対応するチューブ１３内に挿し込んで利用者が スペア板２２の高度を調整した後、主体１における調整部材１２１によりリアフ レーム体２をロックすることによって、リアフレーム体を簡単かつ迅速に高度調 整する。

【０００８】 図２から図４に示すのは、本考案の一実施例によるパソコン用テーブルの作動 を示す概略図である。利用者がリアフレーム体２を調整しようとする場合、まず 、フレームチューブ２１を上昇させてから、図３に示す部分拡大断面図のように 、固定ブロック１２の調整部材１２１でフレームチューブ２１をロックする。そ して、リアフレーム体２を迅速に調整する。

【０００９】 図５から図８に示すのは、本考案の一実施例によるパソコン用テーブルのもう 一つの作動を示す概略図である。利用者が卓面１６を調整しようとする場合、ま ず、卓面１６を適当な高度に調整し、図７と図９とに示す部分拡大断面図のよう に、鈎形を呈する固定片１６１を利用して卓面１６を脚チューブ１１と矩形チュ ーブ１５との固定孔１１１、１５１にねじ１６２で締め付けて固定する。そして 、卓面１６を迅速に調整する。

【００１０】

【考案の効果】

この考案は次のような効果がある。 （イ）部品の点数がより少なくなり、組立ては極めて簡単である。 （ロ）利用者は迅速かつ簡単に卓面１６およびリアフレーム体２の高度を調整す る。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の一実施例によるパソコン用テーブルを
示す斜視図である。

【図２】本考案の一実施例によるパソコン用テーブルの
作動を示す斜視図である。

【図３】本考案の一実施例によるパソコン用テーブルの
一部を示す拡大断面図である。

【図４】本考案の一実施例によるパソコン用テーブルの
作動を示す背面図である。

【図５】本考案の一実施例によるパソコン用テーブルの
もう一つの作動を示す斜視図である。

【図６】本考案の一実施例によるパソコン用テーブルの
もう一つの作動を示す正面図である。

【図７】本考案の一実施例によるパソコン用テーブルの
一部を示す拡大断面図である。

【図８】本考案の一実施例によるパソコン用テーブルの
もう一つの作動を示す側面図である。

【図９】本考案の一実施例によるパソコン用テーブルの
一部を示す拡大断面図である。

【符号の説明】

１ 主体 ２ リアフレーム体 １１ 脚チューブ １２ 固定ブロック １３、２１ フレームチューブ １４ 車輪 １５ 矩形チューブ １６ 卓面 １７ キーボード放置板 １８ 底板 ２２ スペア板 ２３ 横チューブ １１１、１５１ 固定孔 １２１ 調整部材 １７１ スライド溝 １６１ 固定片 １６２ 第一ねじ ２３１ 第二ねじ

Claims (2)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 主体およびリアフレーム体から構成され
   るパソコン用テーブルであって、 前記主体は、両側に逆Ｊ字形を呈し内側にそれぞれ複数
   の固定孔を有する脚チューブを有し、前記脚チューブの
   一側に固定ブロックが連接され、前記固定ブロックの一
   側に調整部材が設けられ、前記固定ブロックの下部に逆
   Ｌ字形を呈するフレームチューブが連接され、前記フレ
   ームチューブの下に複数の車輪が設けられ、前記主体の
   後側に逆Ｔ字形を呈し複数の固定孔を有する矩形チュー
   ブが固定して設けられ、両側の前記脚チューブおよび前
   記フレームチューブの裏側に卓面が設けられ、前記卓面
   の両側の下部にコの字形を呈しキーボード設置板の置き
   入れに提供される二つのスライド溝が固定して設けら
   れ、鈎形を呈する固定片を利用して前記卓面を前記脚チ
   ューブの前記固定孔および前記矩形チューブの前記固定
   孔に第一ねじで締め付けて固定し、前記主体の底部に底
   板が設けられ、利用者は状況に応じて前記固定片と前記
   第一ねじとを利用して高度の異なる前記固定孔に締め付
   けることにより卓面の高度を上下に調整することが可能
   であり、 前記リアフレーム体は、前記主体の両側における固定ブ
   ロックに逆Ｌ字形を呈するフレームチューブが連接して
   設けられ、前記フレームチューブの後側に横チューブが
   設けられ、前記横チューブの両端部は第二ねじで固定さ
   れ、前記フレームチューブの上にスペア板が固定して設
   けられ、前記フレームチューブを前記主体の対応するチ
   ューブ内に挿し込んで利用者が前記スペア板の高度を調
   整した後、前記主体の前記調整部材により前記リアフレ
   ーム体をロックすることにより前記リアフレーム体を簡
   単にかつ迅速に高度調整することを特徴とするパソコン
   用テーブル。
2. 【請求項２】 前記主体の底部における前記車輪は前記
   主体の位置を自由に調整して固定することを特徴とする
   請求項１に記載のパソコン用テーブル。