JP3088043U - 多機能容器 - Google Patents

多機能容器

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JP3088043U
JP3088043U JP2002000738U JP2002000738U JP3088043U JP 3088043 U JP3088043 U JP 3088043U JP 2002000738 U JP2002000738 U JP 2002000738U JP 2002000738 U JP2002000738 U JP 2002000738U JP 3088043 U JP3088043 U JP 3088043U
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志明 洪
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志明 洪
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 製造コストが低く、組立てが容易で、安全性
の高い多機能容器を提供する。 【解決手段】 本体3、筆頭、および上蓋5を備える。
本体3は内部が中空であり溶液を充填可能である。筆頭
は内部に中空室41を有し、流出管42が中空室41の
頂部から突き出ている。中空室41は底部にはめ合わせ
口43を有しブラシ棒44が頂端に嵌められ、ブラシ棒
44の頂端に中空のブラシ棒頭440が組み付けられ中
空室41と相通じている。ブラシ棒頭440がブラシ棒
44と接触する個所に案内孔を設けて溶液を通過させ、
溶液はブラシ棒頭440の中に流入し中空室41の中に
充填される。ブラシ棒頭440の外周面は凸條442を
有し、中空室41は底部のはめ合わせ口43にはめ合わ
せ溝430を有し、凸條442とはめ合わせ溝430と
がはめ合わさりブラシ棒44と筆頭とが直接組合せられ
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、多機能容器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の多機能のネールエナメル容器としては図1に示すアメリカの特許第60 65477号と図2に示すアメリカの特許第6059474に公布されたものが ある。図2に示すものは弾性中空管部10とブラシ筆20とで構成され、ブラシ 筆20は本体21とブラシ棒22と筆キャップ23で組み合わせて構成される。 本体21は両端が相互に通じる管状にして、底端に孔211を設け、この孔21 1にめすねじ部212があって弾性中空管部10のおすねじ13とかみ合う。本 体21の内部の中段部には肩部214を形成し、本体21の内部には円錐形の筆 頭24を入れる。筆頭24の頂部に突出して設けている突出リング241は肩部 214の上に坐り、筆頭24の筆管242は本体21の頂端の孔213から突き 出る。本体21のめすねじ212と肩部214の間には固接部(めすねじ215 を持つ)を設け、ブラシ棒22の頂部には突出した連結部221(おすねじ22 7を持つ)を設ける。連結部221の上部の接ぎ部222の外径は筆頭24の孔 243の内径と同じで、連結部221は本体21の固接部と固く組み合う。連結 部221の底部は収束して塞ぎリング223を形成し、この塞ぎリング223の 外径は弾性中空管部10の孔12の内径と同じである。ブラシ棒22は連結部2 21の下方の適当な箇所にその壁に沿って複数の案内孔224を持ち、案内孔2 24は上方に通じ、ブラシ棒22の頂端は孔225を形成し、その底端はブラシ 毛226を付設している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記の従来のネールエナメル容器は次の欠点がある。 まず、製造コストが高い。ブラシ筆は少なくとも本体と筆頭と筆管と連結部と ブラシ棒の五個の部分品を含有し、更に各部分品の組み合わせ構造が複雑で、例 えば本体と筆頭とが持つ肩部、突出リング固接部、連結部が持つめすねじとおす ねじ等、全体の製造時間とコストが従って高くなる。
【0004】 また、組み合わせと取り外しが困難である。上述のように各部分品の組み合わ せ構造が複雑なので、筆頭と筆管あるいは連結部が塞った時には、そのとりはず しが容易でなく、またとりはずしたら再び組み合わせるのもやはり困難である。 さらに、安全性が悪い。筆頭がブラシ棒に押されて本体の中に固設されている し、また筆頭の末端の筆管も固定されているので、指爪にネールエナメルを塗粧 する時、若しも使用者が力を入れすぎると、筆管が指爪の表面を傷つけ易い。 本考案の目的は、製造コストが低く、組立てが容易で、安全性の高い多機能容 器を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記の課題を解決するため、本考案の請求項記載の多機能容器は、まず容器本 体を設け、中空の内部に溶液を入れられるようにし、底部に底台を付けて容器本 体を立てておけるようにする。また容器本体の頂部の開き口の外周面におすねじ を設けて筆頭のめすねじとねじ合わせられるようにし、容器本体は指に押されて 圧迫できるような弾性のある材質で作る。更に筆頭を設け、底端の内側壁にめす ねじを設けて上述のように容器本体のおすねじとかみ合わせ容器本体に組み付け られるようにする。筆頭は更に内部に中空室を設け、頂部を突き出るように流出 管を一体に設け、中空室の底部にはめ合わせ口を設けてブラシ棒の上端を差し込 んで固定するようにし、ブラシ棒の上端に中空のブラシ棒頭を付設して中空室と 相通じる少なくとも一本の案内孔をつける。溶液は容器本体が圧迫されたら、内 部から案内孔を経由して中空のブラシ棒頭を通って中空室に入り流出管から排出 されて爪を塗粧するのに使用できるようにする。ブラシ棒の末端にはブラシを付 け溶液を塗って使用できるようにする。上蓋を設けて筆頭に被せ、内部にはめ管 部を設けて筆頭の流出管にはめ付くようにして溶液が流出管から漏れないように する。ブラシ棒と筆頭とが固く組み付けられるようにするために中空のブラシ棒 頭の外周面に環状凸條を設け、筆頭の中空室のはめ合わせ口にはめ合わせ溝を設 けて環状凸條とはめ合うようにし、ブラシ棒と筆頭とがしっかりと組み合わせら れるようにする。
【0006】
【考案の作用】
本考案のブラシ棒および筆頭は凸條とはめ合わせ溝とのはめ合わせにより組み 合わさり固定される。ブラシ棒は容易に筆頭から引き離して塞ぎを除去できる。 その材質が弾性を持つので凸條とはめ合わせ溝とは容易に傷がつかない。また容 器にはネールエナメルの外、誤字用修正液などを充填することができ適用範囲が 広い。
【0007】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。 本考案の一実施例による多機能容器は図3、図4、図5、および図6が示すよ うに、本体3、筆頭4および上蓋5の主要部を組み合わせて構成されている。 本体3は中空の容器であり、その中に溶液(ネールエナメルとか誤字の修正液 など)を入れ、底部は底台31を有し、頂部の開き口の外周面におすねじ30を 形成して筆頭4とねじ合わせる。本体3は軟らかい弾性がある材質で作り、使用 者の指で押し付けて操作できるようにする。
【0008】 筆頭4は底端の内側壁にめすねじ40を形成して本体3のおすねじ30とかみ 合う。筆頭4は内部に中空室41を有し、中空室41の頂部は収縮して流出管4 3がそこから外に突きぬけて一体に設置される。中空室41の底部はつぎ合わせ 口43を形成して、ブラシ棒44の上端部にさしこまれ、ブラシ棒44が筆頭4 と組み合わせられる。ブラシ棒44の上端に中空のブラシ棒頭440を組み付け 、中空室41と相通じ、ブラシ棒頭440はブラシ棒と接する個所に少なくとも 一個以上の案内孔441を設けて溶液を通過させ、ブラシ棒頭440を通り中空 室41の中を充満させる。本体3が指で圧迫されると中の溶液は流出管42から 適量が排出される。ブラシ棒44の底端に塗粧用のブラシ45を一面に付設して いる。
【0009】 上蓋5は筆頭4の上に被さり封をする状態になっている。上蓋5は図5に示す ように内部の頂端にはめ管部51を形成し、上蓋5が筆頭台4に被さる時は、流 出管42が完全にはめ管部51の中に密封され、溶液がそこから漏れ出ないよう にする。
【0010】 本実施例の特徴としてはブラシ棒44における中空のブラシ棒頭440の外周 面に環状凸條442を設け、筆頭4の中空室41のつぎ合わせ口43に凸條44 2と相応するはめ付け溝を形成するのでブラシ棒44と筆頭4とが直接に相互に かみ合って固定され、両者の組み合わせ構造が簡単に形成される。
【0011】 上述の各部分品の組合せから分かるように、ブラシ棒44および筆頭4は凸條 442とはめ付け溝430とのはめ合わせにより固定される。筆頭4の流出管4 2またはブラシ棒44頂端の中空のブラシ棒頭440が塞った時は、使用者は容 易にブラシ棒44を筆頭4のはめ合わせ口43から引き離し塞ぎを除去すること ができる。凸條442とはめ付け溝430とは弾性のある材質で作られているの で容易に傷がつかない。流出管42とブラシ棒頭440とが塞ぎをきれいに除去 したらブラシ棒44を再び筆頭4のはめ合わせ口43に押しこめばよく、それで 凸條442は再びはめ付け溝430とはめ合って両者が固定される。
【0012】 図6に示すように、筆頭4の流出管42が滑動または変位しないようにするた め、流出管42と筆頭4とは一体に成形して作られている。仮に使用者がネール エナメルを塗粧する力が強く1.5Kgを超過しても、流出管42は筆頭4の中に 押しこまれることはなく、従って爪の表面が傷害を受けることは決して発生しな い。それに加えて、部分品の数量も減少されるので、製造と組立ての過程が簡単 化され、従ってコストと製造に要する時間を軽減することができ、市場における 競争力が強くなる。
【0013】 図7に示すように、本考案の一実施例による多機能容器において、筆頭4の上 蓋5とはまり合う周囲部に歯付きリング46を形成する。また上蓋5が筆頭4の 歯付きリング46に対応する内側壁に少なくとも一個以上のかみ歯52を形成し 、かみ歯52は少なくとも一個以上の歯を持ち、上蓋5と筆頭4とがはまり合う とかみ歯52は容易に歯付きリング46とかみ合い上蓋5を回転させ、本体3の おすねじ30をねじ回し、ブラシ毛45を取り出して使用あるいはしまう操作が できる。
【0014】 図8に示すように、使用者が流出管42を利用して点や線や模様などを塗粧す る時は、直接上蓋5をはずして、本体3を指で圧迫させれば、ネールエナメルは 案内孔441から筆頭台4の中空室41の中に入り、流出管42から排出されて 使用できる。
【0015】 図9が示すように、使用者がブラシ45を使用して爪の表面にネールエナメル を塗粧する時は、上蓋5を筆頭4にはめ付けたままで回転させれば、かみ歯52 と歯付きリング46の相互かみ合いにより筆頭4が同時に回転し、ブラシ45を 外に引き出して使用することができる。
【0016】
【考案の効果】
本考案は次の効果を有する。 1、実用性が高い。本考案のブラシ棒および筆頭は凸條とはめ合わせ溝とのはめ 合わせで固く組み合わされ、使用者はたやすくブラシ棒を引き離して塞ぎをきれ いに除去でき、材質の弾性により凸條およびはめ合わせ溝は傷がつかない。また 凸條とはめ合わせ溝とのはめ合わせによりブラシ棒と筆頭とは容易に固く組み合 わさりブラシ棒は筆頭のはめ合わせ口に差し込まれる。 2、コストを切り下げる。本考案の流出管と筆頭は一体に成形され流出管の滑動 と変位を避けられ、また安全性が高く、部分品の数量が減少すると共に、製造と 組立ての過程が簡略化され、コストと製造時間を軽減することができ、市場での 競争力が強くなる。 3、適用範囲が広い。本考案の容器本体はネールエナメルを充填でき爪に塗粧で きるほか、誤字用の修正液を充填して、誤字を修正するのに使用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のネールエナメル容器を示す断面図であ
る。
【図2】従来のネールエナメル容器を示す断面図であ
る。
【図3】本考案の一実施例による多機能容器を示す分解
図である。
【図4】本考案の一実施例による多機能容器を示す模式
図である。
【図5】図4のA−A線の断面図である。
【図6】本考案の一実施例による多機能容器の筆頭の部
分を示す斜視図である。
【図7】図4のB−B線の断面図である。
【図8】本考案の一実施例による多機能容器の使用例一
を示す斜視図である。
【図9】本案の一実施例による多機能容器の使用例二を
示す斜視図である。
【符号の説明】
3 本体 4 筆頭 5 上蓋 30 おすねじ 40 めすねじ 41 中空室 42 流出管 43 はめ合わせ口 44 ブラシ棒 45 ブラシ 430 はめ付け溝 440 ブラシ棒頭 441 案内孔 442 凸條

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部が中空であり溶液を充填可能であっ
    て、頂部の外周囲におすねじを持つ容器本体と、 底端部の内側壁にめすねじが形成され、前記容器本体の
    前記おすねじとねじ合わされ、内部に中空室を有し、前
    記中空室の頂部は収縮して小さくなり、流出管が前記中
    空室の頂部を突き出て外に伸出し、前記中空室は底部に
    はめ合わせ口を持ちブラシ棒が頂端にはめられて組み付
    けられ、前記ブラシ棒の頂端は中空のブラシ棒頭を組み
    付け、前記ブラシ棒頭は前記中空室と相い通じ、前記中
    空ブラシ棒頭が前記ブラシ棒と接触する個所に少なくと
    も一つの案内孔を有し溶液を通過させ、溶液は前記ブラ
    シ棒頭の中に流入し前記中空室の中に充填され、前記ブ
    ラシ棒の底端はブラシが固設されている筆頭と、 前記筆頭の上に被せられ密封する上蓋とを備え、 前記ブラシ棒頭の外周面は凸條を有し、前記筆頭の前記
    中空室の底部の前記はめ合わせ口にはめ合わせ溝を有
    し、前記はめ合わせ溝は前記凸條とはめ合わさり前記ブ
    ラシ棒と前記筆頭とが直接固く組合せられることを特徴
    とする多機能容器。
  2. 【請求項2】 前記容器本体は中にネールエナメルを充
    填していることを特徴とする請求項1に記載の多機能容
    器。
  3. 【請求項3】 前記容器本体は中に誤字修正液を充填し
    ていることを特徴とする請求項1に記載の多機能容器。
  4. 【請求項4】 前記流出管と前記筆頭とは一体に成形さ
    れていることを特徴とする請求項1に記載の多機能容
    器。
  5. 【請求項5】 前記筆頭は前記上蓋とはまり合う外周部
    に歯付リングを有し、前記上蓋は前記歯付リングに対応
    する内側壁にかみ歯を有し前記歯付リングとかみ合うこ
    とを特徴とする請求項1に記載の多機能容器。
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