JP3087995U - ドライバ機能付きカッターナイフ - Google Patents
ドライバ機能付きカッターナイフInfo
- Publication number
- JP3087995U JP3087995U JP2002000701U JP2002000701U JP3087995U JP 3087995 U JP3087995 U JP 3087995U JP 2002000701 U JP2002000701 U JP 2002000701U JP 2002000701 U JP2002000701 U JP 2002000701U JP 3087995 U JP3087995 U JP 3087995U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cutter knife
- metal sleeve
- driver
- blade
- cutter
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 カッターナイフにおいてブレードをスライド
可能に収容する金属製スリーブの端部に、ドライバまた
はヘラとしての使用に耐え得る強度を付与する。 【解決手段】 ブレード30をスライド可能に収納する細
長い金属製スリーブ20を備えたカッターナイフ。ブレー
ド30が出入りする金属製スリーブの第1端部21、および
その反対側の第2端部22がともにカッターナイフの外部
にまで露出延在している。金属製スリーブ全体を焼入れ
処理することで、第1端部21にはドライバとしての使用
に耐え得る強度を、第2端部22にはヘラとしての使用に
耐え得る強度を、それぞれ付与する。
可能に収容する金属製スリーブの端部に、ドライバまた
はヘラとしての使用に耐え得る強度を付与する。 【解決手段】 ブレード30をスライド可能に収納する細
長い金属製スリーブ20を備えたカッターナイフ。ブレー
ド30が出入りする金属製スリーブの第1端部21、および
その反対側の第2端部22がともにカッターナイフの外部
にまで露出延在している。金属製スリーブ全体を焼入れ
処理することで、第1端部21にはドライバとしての使用
に耐え得る強度を、第2端部22にはヘラとしての使用に
耐え得る強度を、それぞれ付与する。
Description
【0001】
本考案は、ドライバ機能を有するカッターナイフに関する。
【0002】
例えば、建造物の内装作業においては、壁紙を剥がす作業にカッターナイフが 使用され、コンセント部分の取り替え等のためにドライバ(ネジまわし)が使用さ れる。
【0003】 作業者によっては、カッターナイフとドライバとを、いちいち持ち替えて使用 する煩雑さを嫌って、カッターナイフの先端をドライバ代わりに使用することが ある。ところが、カッターナイフ自体は、ドライバとして使用されることは予定 されていないので、その先端部は、ドライバとしての使用に耐え得るほどの強度 を有していない。
【0004】 そのようなカッターナイフがドライバとして使用されることにより、先端部が 変形し、その結果、刃を出し入れするという本来のカッターナイフ機能を妨げて しまうことも多かった。
【0005】 本考案は、かかる現状に鑑みて、カッターナイフとしてのみならず、ドライバ やヘラとしても使用可能なカッターナイフを提供することを目的としている。
【0006】
本考案は、上記課題を有効に解決するために創案されたものであり、カッター ナイフにおいてブレードをスライド可能に収容する金属製スリーブに焼入れ処理 を施し、それにより、金属製スリーブの端部に、ドライバまたはヘラとしての使 用に耐え得る強度を付与したことを特徴としている。
【0007】 上記構成を有する本考案のカッターナイフは、金属製スリーブの端部がドライ バまたはヘラとして使用されるのに十分な強度を備え、本来的にそのような使用 が予定されたものである。したがって、ドライバやヘラとして使用した場合でも 不用意な変形が生じることがなく、したがって、カッターナイフ本来の機能が損 なわれることもない。
【0008】 本考案のドライバによれば、内装作業時等に持ち運ぶ工具の数を減らせるだけ でなく、カッターナイフからドライバやヘラへの持ち替えといった煩雑な動作も 不要となるので、大幅な作業効率のアップを実現できる。
【0009】
本考案の実施形態を添付の図面を参照して以下に詳細に説明する。図1は、本 考案の一実施形態に係るカッターナイフの分解斜視図である。
【0010】 カッターナイフは、ブレード30をスライド可能に収納する細長い金属製スリー ブ20を備えている。金属製スリーブの外周側には、プラスチックで構成されるグ リップ部材10が組み付けられる。グリップ部材10の組付後においては、細長い金 属製スリーブ20の両端21、22は、ともにグリップ部材10の両端11、12を超えて、 カッターナイフの外部にまで露出延在する。
【0011】 スリーブ20内に収容されたブレード30は、操作部材であるスライダ40の係合突 起41に連結されている。使用者は、スライダ40を指で操作することで、ブレード 30を出し入れすることができる。
【0012】 金属製スリーブ20の全体に焼入れ処理が施されており、この結果、第1端部21 には、ドライバ(ねじ回し)としての使用に耐え得る強度が与えられている。また 、第2端部(22)には、ヘラとしての使用に耐え得る強度が与えられている。
【0013】 図示の例では、金属製スリーブ20は、細長いスリーブ本体の両側部を内側に折 り返して構成されており、これにより折返部20a、20bが形成されている。第1 端部21においては、スリーブ本体の幅方向中央近傍部21aがカッターナイフの長 手方向に折返部20a、20bよりも突出している。このような形状は、第1端部21 がマイナスドライバとして機能するのに非常に都合が良い。ただし、本考案にお いては、第1端部がマイナスドライバまたはプラスドライバとして使用し得るも のであれば、その具体的形態が特定のものに限定されるものではない。
【0014】他の実施形態 図に示したカッターナイフにおいては、ドライバまたはヘラとして利用される 両端部の強度を高めるために、金属製スリーブ20の全体に焼入れ処理を施してい る。しかしながら、本考案においては、細長い金属製スリーブのいずれか一端の みを、ドライバまたはヘラとして機能させてもよい。その場合には、必ずしも金 属製スリーブ20の全体を焼入れ処理する必要はなく、少なくとも当該一端のみを 焼入れ処理すれば足りる。勿論、金属製スリーブ全体を焼入れ処理してもよい。
【図1】 本考案の一実施形態に係るカッターナイフの
分解斜視図である。
分解斜視図である。
10 グリップ部材 11、12 グリップ部材の両端部 20 金属製スリーブ 20a、b 折返部 21 第1端部(ドライバ) 21a 幅方向中央近傍部 22 第2端部(ヘラ) 30 ブレード 40 スライダ 41 係合突起
Claims (4)
- 【請求項1】 ブレード(30)をスライド可能に収納する
細長い金属製スリーブ(20)を備えたカッターナイフであ
って、 ブレードが出入りする金属製スリーブの第1端部(21)が
カッターナイフの外部にまで露出延在しており、 第1端部(21)を焼入れ処理することで、第1端部(21)に
ドライバとしての使用に耐え得る強度を与えたことを特
徴とする、カッターナイフ。 - 【請求項2】 ブレード(30)をスライド可能に収納する
細長い金属製スリーブ(20)を備えたカッターナイフであ
って、 ブレードが出入りする金属製スリーブの第1端部(21)と
は反対側の第2端部(22)がカッターナイフの外部にまで
露出延在しており、 第2端部(22)を焼入れ処理することで、第2端部(22)に
ヘラとしての使用に耐え得る強度を与えたことを特徴と
する、カッターナイフ。 - 【請求項3】 ブレード(30)をスライド可能に収納する
細長い金属製スリーブ(20)を備えたカッターナイフであ
って、 ブレードが出入りする金属製スリーブの第1端部(21)、
およびその反対側の第2端部(22)がともにカッターナイ
フの外部にまで露出延在しており、 金属製スリーブ全体を焼入れ処理することで、第1端部
(21)にはドライバとしての使用に耐え得る強度を、第2
端部(22)にはヘラとしての使用に耐え得る強度を、それ
ぞれ与えたことを特徴とする、カッターナイフ。 - 【請求項4】 上記金属製スリーブ(20)は、細長いスリ
ーブ本体の両側部を内側に向かって折り返してなる折返
部(20a、20b)を備えており、 上記第1端部(21)においては、スリーブ本体の幅方向中
央近傍部(21a)が長手方向に折返部(20a、20b)よりも
突出していて、当該突出した中央近傍部(21a)がマイナ
スドライバとして機能することを特徴とする、請求項1
または3記載のカッターナイフ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002000701U JP3087995U (ja) | 2002-02-15 | 2002-02-15 | ドライバ機能付きカッターナイフ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002000701U JP3087995U (ja) | 2002-02-15 | 2002-02-15 | ドライバ機能付きカッターナイフ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3087995U true JP3087995U (ja) | 2002-08-23 |
Family
ID=43239320
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002000701U Expired - Lifetime JP3087995U (ja) | 2002-02-15 | 2002-02-15 | ドライバ機能付きカッターナイフ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3087995U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012040142A (ja) * | 2010-08-18 | 2012-03-01 | Tjm Design Corp | カッターナイフのホルダー |
-
2002
- 2002-02-15 JP JP2002000701U patent/JP3087995U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012040142A (ja) * | 2010-08-18 | 2012-03-01 | Tjm Design Corp | カッターナイフのホルダー |
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