JP3087933U - 組立式茶器テーブル - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 運送に便利で速やかに組立可能で組立が安定
する組立式茶器テーブルの提供。 【解決手段】 天板、二つのサポートフレーム及び二つ
の足フレームで組成され、二つの足フレームが半円形を
呈し、その底部が起立端とされ、周縁の約４５度角と１
３５度角位置にそれぞれ凹口が設けられ、各凹口の両側
より下向きに嵌め溝が延伸され、二つのサポートフレー
ムは四角形のパネルとされ、その上端及び底端に斜切面
が形成され、底端に２本の縦向きの挿入口が設けられ、
二つの足フレームの嵌め溝内への挿入に供され、挟持の
効果を形成し、並びに二つの足フレームが傾斜状を形成
するのに供され、その上端の斜切面が平面状を形成して
天板の底部を支持する。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は一種の組立式茶器テーブルに係り、特に、運送に便利で、組立が快速 に行え、及び、組立の安定性が良好な組立式茶器テーブルに関する。

【０００２】

【従来の技術】

近年、ＤＩＹが流行し、このため消費者はＤＩＹの製品に対して一定の要求を 有するようになり、即ち、運送に便利で、組立が快速に行え、及び、組立の安定 性が良好であることなどである。周知の組立式茶器テーブルのあるものは、天板 と底部の支持用の足、止滑パッドを具え、足のメインパイプの上下両端に装飾部 が連接され、この装飾部の端管の一端に突出する挿入位置決め片が設けられてメ インパイプ両端に連接され、下装飾段底部に底パイプと底端カバーが連接され、 上装飾段上端が上カバー片で閉じられ、さらにその上縁が装飾ヘッド固定され、 その内部にネジ孔座が保留されて、足を底端カバーに組み合わせてボルトを挿入 して上端の装飾ヘッドと固定し、完全なテーブルの足を形成し、上端ヘッド外上 端面に止滑パッドが挿入され、天板を安定して放置でき、完全な組立式茶器テー ブルを完成している。このようにその構造は部品が多く、ゆえに組立時に手間が かかった。

【０００３】 このため組立式茶器テーブルの構造をさらに簡単とし、組立を快速に行えるよ うにし、組立後の安定性を良好とすることが求められている。

【０００４】

【考案が解決しようとする課題】

本考案の主要な目的は、運送に便利で、組立が快速で組立後の安定性が良好な 組立式茶器テーブルを提供することにある。

【０００５】

【課題を解決するための手段】

請求項１の考案は、天板、二つのサポートフレーム及び二つの足フレームで組 成され、 該天板は一定厚さを有するパネルとされ、 二つのサポートフレームは、四角形のパネルとされるが、その上端及び底端が 斜切面に形成され、並びに底端に２本の縦向きの挿入口が設けられ、且つ二つの 挿入口間に適当な距離を有し、 二つの足フレームは、半円形パネルとされ、その底部は起立端とされ、周縁に 二つの凹口が設けられ、各凹口の両側より下向きに嵌め溝が延伸され、二つの嵌 め溝が起立端を未貫通で、且つ二つの嵌め溝の夾角が９０度を形成し、各一つの 嵌め溝が一つのサポートフレームの一つの挿入口に挟持されることを特徴とする 、組立式茶器テーブルとしている。 請求項２の考案は、請求項１に記載の組立式茶器テーブルにおいて、足フレー ムの二つの凹口が周縁の４５度角及び９５度角位置に設けられたことを特徴とす る、組立式茶器テーブルとしている。 請求項３の考案は、請求項１に記載の組立式茶器テーブルにおいて、二つの足 フレームが矩形を呈することを特徴とする、組立式茶器テーブルとしている。 請求項４の考案は、請求項１に記載の組立式茶器テーブルにおいて、二つの足 フレームが両側が円弧形で上端が平面の形状とされたことを特徴とする、組立式 茶器テーブルとしている。 請求項５の考案は、請求項１、請求項３、請求項４のいずれかに記載の組立式 茶器テーブルにおいて、天板が円形、矩形、多角形或いは弯曲形とされたことを 特徴とする、組立式茶器テーブルとしている。

【０００６】

【考案の実施の形態】

本考案の組立式茶器テーブル４０は、天板１０、二つのサポートフレーム２０ 及び二つの足フレーム３０で組成されている。

【０００７】 そのうち、天板１０は一定厚さを有するパネルとされる。

【０００８】 二つのサポートフレーム２０は、四角形のパネルとされるが、その上端２１及 び底端２２が斜切面に形成され、並びに底端２２に２本の縦向きの挿入口２３、 ２４が設けられ、且つ二つの挿入口２３、２４間に適当な距離を有する。

【０００９】 二つの足フレーム３０は、半円形パネルとされ、その底部は起立端３１とされ 、周縁の約４５度角と１３５度角位置にそれぞれ凹口３２、３３が設けられ、各 凹口３２、３３の両側より下向きに嵌め溝３４、３５が延伸され、二つの嵌め溝 ３４、３５が起立端３１を未貫通で、且つ二つの嵌め溝３４、３５の夾角が９０ 度を形成する。

【００１０】 一つのサポートフレーム２０の二つの挿入口２３、２４がそれぞれ二つの足フ レーム３０の一つの凹口３２に挿入され、該サポートフレーム２０の二つの挿入 口２３、２４がそれぞれ二つの足フレーム３０の一つの嵌め溝３４に嵌合され、 挟持位置決めの状態を形成し、さらにもう一つのサポートフレーム２０の二つの 挿入口２３、２４がそれぞれ二つの足フレーム３０のもう一つの嵌め溝３５内に 嵌め込まれ、これにより二つの足フレーム３０の起立端３１が地面上に支持され 、二つのサポートフレーム２０と二つの足フレーム３０が組み合わされる時、そ のサポートフレーム２０が傾斜状を呈し、サポートフレーム２０の上端２１の斜 切面が平面状を形成し、天板１０の底部を支持し、こうして組立式茶器テーブル ４０を完成する。

【００１１】 本考案の組立式茶器テーブルの部品はいずれも平面の板体とされ、ゆえに運搬 時に天板１０、二つのサポートフレーム２０及び二つの足フレーム３０を一つに 重ねて（図４参照）運搬でき、運送に便利である。本考案の構造は簡単で、ゆえ に組立、分解に便利で快速である。

【００１２】 別に図５は本考案のもう一つの実施例を示し、そのうち二つの足フレーム５０ は矩形を呈し、或いは図６に示されるように、二つの足フレーム６０は両側が円 弧形６１とされて上端に平面６２が形成された形状とされうる。

【００１３】

【考案の効果】

総合すると、本考案は構造が簡単で、組立が快速で、実用性を有し、その構造 は周知の技術にはなく、ゆえに実用新案登録の要件を具備している。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の分解斜視図である。

【図２】本考案の組立後の斜視図である。

【図３】本考案の組立後の断面図である。

【図４】本考案を分解し重ね合わせた状態表示図であ
る。

【図５】本考案の別の実施例表示図である。

【図６】本考案のさらに別の実施例表示図である。

【符号の説明】

１０ 天板 ２０ サポートフレーム ２１ 上端 ２２ 底端 ２３、２４ 挿入口 ４０ 茶器テーブル ３０、５０、６０ 足フレーム ３１ 起立端 ３２、３３ 凹口 ３４、３５ 嵌め溝 ６１ 円弧形 ６２ 平面

Claims (5)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 天板、二つのサポートフレーム及び二つ
   の足フレームで組成され、 該天板は一定厚さを有するパネルとされ、 二つのサポートフレームは、四角形のパネルとされる
   が、その上端及び底端が斜切面に形成され、並びに底端
   に２本の縦向きの挿入口が設けられ、且つ二つの挿入口
   間に適当な距離を有し、 二つの足フレームは、半円形パネルとされ、その底部は
   起立端とされ、周縁に二つの凹口が設けられ、各凹口の
   両側より下向きに嵌め溝が延伸され、二つの嵌め溝が起
   立端を未貫通で、且つ二つの嵌め溝の夾角が９０度を形
   成し、各一つの嵌め溝が一つのサポートフレームの一つ
   の挿入口に挟持されることを特徴とする、組立式茶器テ
   ーブル。
2. 【請求項２】 請求項１に記載の組立式茶器テーブルに
   おいて、足フレームの二つの凹口が周縁の４５度角及び
   ９５度角位置に設けられたことを特徴とする、組立式茶
   器テーブル。
3. 【請求項３】 請求項１に記載の組立式茶器テーブルに
   おいて、二つの足フレームが矩形を呈することを特徴と
   する、組立式茶器テーブル。
4. 【請求項４】 請求項１に記載の組立式茶器テーブルに
   おいて、二つの足フレームが両側が円弧形で上端が平面
   の形状とされたことを特徴とする、組立式茶器テーブ
   ル。
5. 【請求項５】 請求項１、請求項３、請求項４のいずれ
   かに記載の組立式茶器テーブルにおいて、天板が円形、
   矩形、多角形或いは弯曲形とされたことを特徴とする、
   組立式茶器テーブル。