JP3087349U - 映像信号表示装置 - Google Patents
映像信号表示装置Info
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- JP3087349U JP3087349U JP2002000168U JP2002000168U JP3087349U JP 3087349 U JP3087349 U JP 3087349U JP 2002000168 U JP2002000168 U JP 2002000168U JP 2002000168 U JP2002000168 U JP 2002000168U JP 3087349 U JP3087349 U JP 3087349U
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Abstract
(57)【要約】
【課題】視覚的な色濃度を変えることなく画面の輝度を
変更するための操作の簡単化や、好みの色濃度の設定可
能化や、輝度を広い範囲において変化させるときの色濃
度の視覚的な変化の低減化などを行う。 【解決手段】輝度変更モードとなったときの輝度を示す
数値と色濃度を示す数値との差異を一定に維持しつつ、
輝度と色濃度との双方を変化させ(S8,S12)、色
濃度変更モードとなったときには、輝度を変化させるこ
となく色濃度を変化させ、且つ、輝度変更モードが継続
する状態にあっては、色濃度を示す数値が限度値に達し
た後には色濃度を変化させることなく輝度を変化させる
(S9,S13)。
変更するための操作の簡単化や、好みの色濃度の設定可
能化や、輝度を広い範囲において変化させるときの色濃
度の視覚的な変化の低減化などを行う。 【解決手段】輝度変更モードとなったときの輝度を示す
数値と色濃度を示す数値との差異を一定に維持しつつ、
輝度と色濃度との双方を変化させ(S8,S12)、色
濃度変更モードとなったときには、輝度を変化させるこ
となく色濃度を変化させ、且つ、輝度変更モードが継続
する状態にあっては、色濃度を示す数値が限度値に達し
た後には色濃度を変化させることなく輝度を変化させる
(S9,S13)。
Description
【0001】
本考案は、入力手段に入力された指示に従って、表示器の画面の輝度や色濃度 などの再現性を変化させる映像信号表示装置に係り、詳細には、輝度と色濃度と を連動させて変化させる映像信号表示装置に関するものである。
【0002】
CRTなどの表示器の画面については、周囲が明るいときには輝度を高くし、 周囲が暗くなるときには輝度を低くすると、見やすい画面になる。このため、リ モートコントローラなどを用いて、輝度や色濃度などを好みの状態に設定するこ とのできる構成が提案されている。すなわち、この構成においては、輝度を変更 するためのモード、コントラストを変更するためのモード、色濃度を変更するた めのモード、輪郭のシャープネスを変更するためのモード、あるいは、色合いを 変更するためのモードなどから、任意のモードを選択することができるようにな っている。このため、ユーザは、例えば、輝度を変えたいときには、輝度を変更 するためのモードを選択した状態において、リモートコントローラのキースイッ チを操作し、輝度を好みの状態に変更する。また、色濃度を変えたいときには、 色濃度を変更するためのモードを選択した状態において、リモートコントローラ のキースイッチを操作し、色濃度を好みの状態に変更する(第1の従来技術とす る)。
【0003】 また、季節に応じて画面の再現性を自動的に変化させる従来技術が、特開20 00−101942号として提案されている。すなわち、この技術においては、 デジタル放送信号に重畳して送信される標準時間の情報を取り出すための検出回 路を設けている。そして、この検出回路によって取り出された情報から、季節に 応じた日の出と日没の時間を算出すると共に、算出した時間に基づいて、画面の 輝度、または、画面のコントラストを最適な状態に設定している。また、季節に 応じて、画面のカラーバランス(輝度レベルおよび色相が一定の入力映像信号を 表示する場合の色温度)を制御している(第2の従来技術とする)。
【0004】
しかしながら第1の従来技術を用いる場合には、以下に示す問題が生じていた 。すなわち、輝度を変更するモードにおいては輝度のみが変化し、色濃度を変更 するモードにおいては色濃度のみが変化する。一方、視覚の性質として、色濃度 が同じであるときには、輝度を高くすると色濃度が薄くなったように感じられ、 輝度を低くすると色濃度が濃くなったように感じられる。従って、輝度を変更す るモードにおいて輝度を高くした場合には、色濃度が薄く感じられることから、 次には、色濃度を変更するモードとした後、色濃度を濃い側に変更する必要があ る。すなわち、部屋の明るさに対応して画面の輝度を変更したときには、併せて 色濃度をも変更する必要があるため、画面の輝度を変更しようとするときの操作 が煩わしいものとなっていた。
【0005】 また、第2の従来技術においては、季節によって変化する日の出や日没の時刻 に追従して、画面の輝度、または、画面のコントラストが変化するに過ぎない。 あるいは、季節に応じてカラーバランスが変化するに過ぎない。つまり、色濃度 を変えることなく輝度を高くすると、色濃度が薄く感じられるという視覚の性質 を考慮した構成とはなっていない。このため、輝度が高くなった場合には、色濃 度が薄く感じられる画面となることを回避できない。
【0006】 本考案は上記課題を解決するため創案されたものであって、その目的は、輝度 と色濃度とを連動させて変化させ、且つ、色濃度変更モードとなったときには、 輝度を変化させることなく色濃度を変化させ、且つ、輝度を示す値と色濃度を示 す値との差異を一定に維持しつつ、輝度と色濃度との双方を変化させ、且つ、輝 度の変化に連動して変わる色濃度が限度値となるときには輝度のみを変化させ、 色濃度が限度値とならないときには、輝度と色濃度との相対的な関係を常に一定 に維持し、且つ、輝度と色濃度を連動して変化させるモードと、輝度の変化と色 濃度の変化とが連動しないモードとを切り換え可能とし、且つ、画質変更モード の指示が入力されたときには輝度変更モードに移行することにより、視覚的な色 濃度を変えることなく輝度を変更するための操作を簡単化し、且つ、色濃度を好 みのものに変更することを可能にし、且つ、輝度を変更したときに生じる色濃度 の視覚的な変化をより少ないものとし、且つ、輝度を広い範囲において変化させ るときにも、色濃度の視覚的な変化をより少ないものとし、且つ、画面の再現性 の調整のための操作をユーザの好みに適合させることを可能にし、且つ、キース イッチの操作数を、より低減することのできる映像信号表示装置を提供すること にある。
【0007】 また、本考案の目的は、輝度と色濃度とを連動させて変化させることにより、 視覚的な色濃度を変えることなく画面の輝度を変更するための操作を簡単化する ことのできる映像信号表示装置を提供することにある。
【0008】 また、さらに、色濃度変更モードとなったときには、輝度を変化させることな く色濃度を変化させることにより、視覚的な色濃度を変えることなく画面の輝度 を変更するための操作を簡単化するときにも、色濃度を好みのものに変更するこ とのできる映像信号表示装置を提供することにある。
【0009】 また、さらに、輝度を示す値と色濃度を示す値との差異または比率を一定に維 持しつつ、輝度と色濃度との双方を変化させることにより、輝度を変更したとき に生じる色濃度の視覚的な変化を、より少ないものとすることのできる映像信号 表示装置を提供することにある。
【0010】 また、さらに、輝度を示す値と色濃度を示す値との差異または比率を一定に維 持できないに場合に限って輝度のみを変化させ、その他のときでは、輝度と色濃 度との相対的な関係を一定に維持した変化とすることにより、輝度を広い範囲に おいて変化させるときにも、色濃度の視覚的な変化をより少ないものとすること のできる映像信号表示装置を提供することにある。
【0011】 また、さらに、輝度に色濃度を連動して変化させるモードと、輝度の変化と色 濃度の変化とが連動しないモードとを切り換え可能とすることにより、画面の再 現性を調整するための操作を、ユーザの好みに適合させることのできる映像信号 表示装置を提供することにある。
【0012】
上記課題を解決するため本考案に係る映像信号表示装置は、映像信号を表示器 に表示する映像信号回路と、ユーザの指示が入力される入力手段と、表示器の画 面の輝度や色濃度などの再現性を変化させる画質変更モードとなったときには、 入力手段に入力された指示に従って映像信号回路を制御することにより、前記再 現性を変化させる制御手段とが設けられた映像信号表示装置において、制御手段 は、画質変更モードにおける輝度変更モードとなったときには、輝度変更モード となったときの輝度を示す値と色濃度を示す値との差異を一定に維持しつつ、輝 度と色濃度との双方を変化させ、画質変更モードにおける色濃度変更モードとな ったときには、輝度を変化させることなく色濃度を変化させ、且つ、輝度変更モ ードが継続する状態にあっては、色濃度を示す値が限度値に達した後には色濃度 を変化させることなく輝度を変化させるとともに、色濃度が限度値に達した状態 にあるときに輝度の変更の方向が反転されると前記差異が確保可能となるまでは 色濃度を変化させることなく輝度を変化させ、且つ、輝度変更モードとなったと きに輝度の変化に対応して色濃度を変化させる追従モードと、輝度変更モードと なったときに色濃度を変化させることなく輝度を変化させる独立モードとを切り 換え可能とし、且つ、入力手段に画質変更モードの指示が入力されたときに最初 に設定されるモードを輝度変更モードとしている。
【0013】 すなわち、輝度が高くなるときには色濃度が濃くなるので、視覚的には、色濃 度が薄くなることなく輝度が高まる。また、輝度が低くなるときには色濃度が薄 くなるので、視覚的には、色濃度が濃くなることなく輝度が低下する。また、画 面の明るさが一定の状態において、色濃度を濃くしたり、薄くしたりすることが できる。また、輝度を変化させると、色濃度が、輝度の変化に精度よく追従する 。また、輝度の変化の広い範囲において、色濃度が、一定の差異を保ちつつ、追 従して変化する。また、ユーザは好みのモードを選択できる。また、画質変更モ ードとするための操作を行うのみで、輝度変更モードに設定される。
【0014】 また、本考案に係る映像信号表示装置は、映像信号を表示器に表示する映像信 号回路と、ユーザの指示が入力される入力手段と、表示器の画面の輝度や色濃度 などの再現性を変化させる画質変更モードとなったときには、入力手段に入力さ れた指示に従って映像信号回路を制御することにより、前記再現性を変化させる 制御手段とが設けられた映像信号表示装置において、制御手段は、画質変更モー ドにおける輝度変更モードとなったときには、入力手段に入力された指示に従っ て輝度を変化させると共に、色濃度を輝度の変化に対応して変化させている。
【0015】 すなわち、輝度が高くなるときには色濃度が濃くなるので、視覚的には、色濃 度が薄くなることなく輝度が高まる。また、輝度が低くなるときには色濃度が薄 くなるので、視覚的には、色濃度が濃くなることなく輝度が低下する。
【0016】 また、制御手段は、画質変更モードにおける色濃度変更モードとなったときに は、輝度を変化させることなく色濃度を変化させている。すなわち、画面の明る さが一定の状態において、色濃度を濃くしたり薄くしたりすることができる。
【0017】 また、制御手段は、輝度変更モードとなったときの輝度を示す値と色濃度を示 す値との差異を一定に維持しつつ、輝度と色濃度との双方を変化させている。す なわち、輝度を変化させると、色濃度が輝度の変化に精度よく追従する。
【0018】 また、制御手段は、輝度変更モードが継続される状態にあっては、色濃度を示 す値が限度値に達した後には色濃度を変化させることなく輝度を変化させるとと もに、色濃度が限度値に達した状態にあるときに輝度の変更の方向が反転される と前記差異が確保可能となるまでは色濃度を変化させることなく輝度を変化させ ている。すなわち、輝度の変化の広い範囲において、色濃度が、一定の差異を保 ちつつ、追従して変化する。
【0019】 また、制御手段は、輝度変更モードとなったときの輝度を示す値と色濃度を示 す値との比率を一定に維持しつつ、輝度と色濃度との双方を変化させている。す なわち、輝度を変化させると、色濃度が輝度の変化に精度よく追従する。
【0020】 また、制御手段は、輝度変更モードが継続される状態にあっては、色濃度を示 す値が限度値に達した後には色濃度を変化させることなく輝度を変化させるとと もに、色濃度が限度値に達した状態にあるときに輝度の変更の方向が反転される と前記比率が確保可能となるまでは色濃度を変化させることなく輝度を変化させ ている。すなわち、輝度の変化の広い範囲において、色濃度が、一定の比率を保 ちつつ、追従して変化する。
【0021】 また、輝度変更モードとなったときに輝度の変化に対応して色濃度を変化させ る追従モードと、輝度変更モードとなったときに色濃度を変化させることなく輝 度を変化させる独立モードとを切り換え可能としている。すなわち、ユーザは好 みのモードを選択できる。
【0022】 また本考案に係る映像信号表示装置は、映像信号を表示器に表示する映像信号 回路と、ユーザの指示が入力される入力手段と、表示器の画面の輝度や色濃度な どの再現性を変化させる画質変更モードとなったときには、入力手段に入力され た指示に従って映像信号回路を制御することにより、前記再現性を変化させる制 御手段とが設けられた映像信号表示装置において、制御手段は、画質変更モード における色濃度変更モードとなったときには、入力手段に入力された指示に従っ て色濃度を変化させると共に、輝度を色濃度の変化に対応して変化させている。
【0023】 すなわち、色濃度が濃くなるときには輝度が高くなるので、視覚的には、色濃 度が濃くなることなく輝度が上昇する。また、色濃度が薄くなるときには輝度が 低くなるので、視覚的には、色濃度が濃くなることなく輝度が低下する。
【0024】
以下に本考案の実施例の形態を、図面を参照しつつ説明する。 図2は、本考案に係る映像信号表示装置の第1の実施形態を用いたテレビジョ ン受信装置の電気的構成を示すブロック線図、図3は、リモートコントローラの 概略を示す説明図である。
【0025】 図において、映像信号表示装置1は、映像信号回路11、CRT(表示器)1 2、制御手段13、および、入力手段14を備えたブロックとなっており、受信 回路2から出力される映像信号、または、外部入力端子18に入力された映像信 号を、ユーザの好みに適合した輝度や色濃度などでもってCRT12に表示する 。また、受信回路2は、商用放送を受信するためのブロックとなっており、受信 により得られた映像信号を切換スイッチ15に送出する。
【0026】 詳細には、映像信号回路11は、映像信号に対して所定処理を行うブロックと なっている。そして、所定処理により得られた3原色の色信号でもってCRT1 2を駆動する。また、その内部には、オンスクリーン回路(OSD回路)16を 備えており、必要に応じ、輝度や色濃度のレベルなどを画像に重畳して表示する 。入力手段14は、ユーザからの指示が入力されるブロックとなっており、入力 された指示を制御手段13に送出する。このため、入力部22とリモートコント ローラ21とを備えている。
【0027】 リモートコントローラ21は、チャンネル選択のための複数の数字キー32、 アップキー33、ダウンキー34、および、電源キー31などを備えている。ま た、モードキー35を備えており、このキーが操作されたときには、CRT12 の画面の輝度や色濃度などを変更するための画質変更モードに移行する。入力部 22は、前面パネル(図示を省略)に設けられた複数のキースイッチや、リモー トコントローラ21からの赤外線を受光する受光部などを備えたブロックとなっ ており、入力された指示を制御手段13に送出する。
【0028】 制御手段13は、マイクロコンピュータにより構成されたブロックとなってい て、テレビジョン受信装置としての主要動作を制御する。すなわち、受信回路2 が受信するチャンネルを制御する。また、切換スイッチ15の接続を制御する。 また、CRT12の画面の輝度や色濃度などの再現性を変化させる画質変更モー ドとなったときには、入力手段14に入力された指示に従って映像信号回路11 を制御することにより、CRT12の画面の輝度や色濃度、コントラストや色合 いなどを変化させる。
【0029】 また、制御手段13は、リモートコントローラ21のモードキー35が操作さ れた場合、前回の画質変更モードが、輝度の変更、色濃度の変更、コントラスト の変更、色合いの変更、あるいは、シャープネスの変更のいずれで終了した場合 であっても、画質変更モードにおける輝度変更モードに移行する。つまり、輝度 の変更のためのキー操作が最も簡単化されるようにモードを設定する。
【0030】 また、画質変更モード時の動作として、追従モードと独立モードとの2つのモ ードから、一方のモードを選択することが可能になっている。そして、独立モー ドが選択された場合には、従来技術と同様の変更方法が採用される。すなわち、 輝度変更モードになったときには、リモートコントローラ21に入力された指示 に従って輝度のみを変化させる。また、色濃度変更モードになったときには、リ モートコントローラ21に入力された指示に従って色濃度のみを変化させる。一 方、追従モードが選択された場合には、以下に示す制御を行う。
【0031】 すなわち、制御手段13は、画質変更モードにおける輝度変更モードとなった ときには、リモートコントローラ21に入力された指示に従って輝度を変化させ ると共に、色濃度を輝度の変化に対応して変化させる。一方、画質変更モードに おける色濃度変更モードとなったときには、輝度を変化させることなく色濃度を 変化させる。
【0032】 より詳細には、制御手段13は、輝度変更モードとなったときの輝度を示す値 と色濃度を示す値との差異を一定に維持しつつ、輝度と色濃度との双方を変化さ せる。また、この制御において、色濃度を示す値が限度値に達した後には、色濃 度を変化させることなく輝度のみを変化させる。また、色濃度が限度値に達した 状態にあるときに輝度の変更の方向が反転されると、前記した差異を確保するこ とが可能となるまでは、色濃度を変化させることなく輝度を変化させる。
【0033】 図1は、追従モードが選択されたときの第1の実施形態の主要動作を示すフロ ーチャート、図4、図5は、第1の実施形態における輝度と色濃度との変化を示 す説明図である。必要に応じてこれらの図を参照しつつ、第1の実施形態の動作 について説明する。なお、図4の実線41、図5の実線43は輝度の変化を示し 、図4の破線42、図5の破線44は色濃度の変化を示している。
【0034】 いま、リモートコントローラ21の所定キーの操作により、追従モードが選択 された状態にあるとする。この状態において、画質変更モードに移行させるため のモードキー35が操作されると、制御手段13は、画質変更モードにおける輝 度変更モードに設定する(ステップS1)。そして後、制御手段13は、このと きの輝度の値と色濃度の値との差異を取得する(ステップS2)。すなわち、輝 度の値と色濃度の値とのそれぞれが0〜100までの値により示され、且つ、輝 度変更モードに移行した時点T1において、輝度の値は50になっており、色濃 度の値が75になっているとすると、ステップS2においては、差異として、値 25(図4におけるa)が取得される。
【0035】 そして後、制御手段13は、輝度変更モードが終了したかどうか(ステップS 3)、アップキー33が操作されたかどうか(ステップS4)、ダウンキー34 が操作されたかどうか(ステップS5)の3つのステップからなるループ動作を 実行する。このループ動作において、アップキー33が操作されたことを検出し た場合、制御手段13は、色濃度の値が、限度値である100になっているかど うかを調べる(ステップS10)。そして、限度値となっていない場合には、輝 度の値を1だけ増加させたとき、色濃度を変化させることによって、差異値の2 5を確保できるかどうかを調べる(ステップS11)。
【0036】 従って、輝度の値が50、色濃度の値が75の状態においてアップキー33が 操作されたときには、色濃度の値が100に達するまでは、ステップS3,S4 ,S10〜S12からなるループ動作が実行される。すなわち、制御手段13は 、色濃度の値が輝度の値より25だけ多くなるようにしながら、輝度の値と色濃 度の値との双方を増加させる。従って、アップキー33を操作し続けると、輝度 が高くなるとともに、この変化に追従するように色濃度が濃くなっていく。従っ て、ユーザにとっては、色濃度が薄くならずに、CRT12の画面が明るくなっ ていくように感じられる。
【0037】 そして、色濃度が限度値である100となった(時点T2)後には、ステップ S3,S4,S10,S13からなるループ動作が実行される。すなわち、制御 手段13は、色濃度の値を限度値の100としたままで、輝度の値のみを増加さ せる。
【0038】 そして、輝度の値と色濃度の値との双方が100になったとき、輝度の変更方 向を反転させるため、アップキー33の操作が停止され、ダウンキー34が操作 されたとする。このときでは、輝度の値が75に下降するまでは、輝度の値と色 濃度の値との差異(25)を確保できないことから、この場合では、ステップS 3〜S7,S9からなるループ動作が実行される。すなわち、輝度の値が75に 低下するまでは、色濃度の値を100としたままで、輝度の値のみを減少させる 。
【0039】 そして、輝度が75となった(時点T3)後には、輝度の値と色濃度の値との 差異(25)が確保可能となるので、この場合では、ステップS3〜S8からな るループ動作が実行される。すなわち、制御手段13は、色濃度の値が輝度の値 より25だけ多くなるようにしながら、輝度の値と色濃度の値との双方を減少さ せる。従って、ダウンキー34を操作し続けると、輝度が低くなるとともに、こ の変化に追従するように色濃度が薄くなっていく。このため、ユーザにとっては 、色濃度が濃くなることなく、CRT12の画面が暗くなっていくように感じら れる。
【0040】 以上で、輝度の値が50、色濃度の値が75の状態において、輝度変更モード となったときの動作説明を終了し、以下に、輝度の値が50、色濃度の値が25 の状態において、輝度変更モードとなった場合の動作説明を行う。
【0041】 いま、モードキー35が操作されると、制御手段13は、画質変更モードにお ける輝度変更モードに設定する(ステップS1)。そして後、制御手段13は、 このとき(時点T4)の輝度の値と色濃度の値との差異(図5のbに示す値であ り、具体的には−25)を取得する(ステップS2)。
【0042】 そして後、制御手段13は、輝度変更モードが終了したかどうか(ステップS 3)、アップキー33が操作されたかどうか(ステップS4)、ダウンキー34 が操作されたかどうか(ステップS5)の3つのステップからなるループ動作を 実行する。このループ動作において、ダウンキー34が操作されたことを検出し た場合、制御手段13は、色濃度の値が、限度値である0になっているかどうか を調べる(ステップS6)。そして、限度値となっていない場合には、輝度の値 を1だけ下降させたとき、色濃度を変化させることによって、差異値の−25を 確保できるかどうかを調べる(ステップS7)。
【0043】 従って、輝度の値が50、色濃度の値が25の状態においてダウンキー34が 操作された場合、色濃度の値が0に達するまでは、ステップS3〜S8からなる ループ動作が実行される。すなわち、制御手段13は、色濃度の値が輝度の値よ り25だけ少なくなるようにしながら、輝度の値と色濃度の値との双方を減少さ せる。従って、ダウンキー34を操作し続けると、輝度が低くなるとともに、こ の変化に追従するように色濃度が薄くなっていく。このため、ユーザにとっては 、色濃度が濃くなることなく、CRT12の画面が暗くなっていくように感じら れる。
【0044】 そして、色濃度が0となった(時点T5)後には、ステップS3〜S6,S9 からなるループ動作が実行される。すなわち、制御手段13は、色濃度の値を0 としたままで、輝度の値のみを減少させる。そして、輝度の値と色濃度の値との 双方が0となったとき、輝度の変更方向を反転させるため、ダウンキー34の操 作が停止され、アップキー33が操作されたとする。このときでは、輝度の値が 25に増加するまでは、輝度の値と色濃度の値との差異(−25)を確保できな いことから、ステップS3,S4,S10,S11,S13からなるループ動作 が実行される。すなわち、輝度の値が25に上昇するまでは、色濃度の値を0と したままで、輝度の値のみを増加させる。
【0045】 そして、輝度が25となった(時点T6)後には、輝度の値と色濃度の値との 差異(−25)が確保可能となるので、この場合では、ステップS3,S4,S 10〜S12からなるループ動作が実行される。すなわち、制御手段13は、色 濃度の値が輝度の値より25だけ低くなるようにしながら、輝度の値と色濃度の 値との双方を増加させる。従って、アップキー33を操作し続けると、輝度が高 くなるとともに、この変化に追従するように色濃度が濃くなっていく。このため 、ユーザにとっては、色濃度が薄くならずに、CRT12の画面が明るくなって いくように感じられる。
【0046】 輝度の変更を終了したことから、モードキー35を操作すると、動作は、ステ ップS3から終了の側に移行し、次には、色濃度変更モードとなる。この色濃度 変更モードにおいては、アップキー33を操作すると、輝度が変わることなく、 色濃度が濃くなるように変化する。また、ダウンキー34を操作すると、輝度が 変わることなく、色濃度が薄くなるように変化する。
【0047】 なお、独立モードが選択された場合、輝度変更モードとなるときには輝度のみ が変化し、色濃度変更モードとなるときには色濃度のみが変化する。すなわち、 従来技術と同様の変化となるので、詳細な説明を省略する。
【0048】 以上で第1の実施形態の説明を終了し、以下に、第2の実施形態についての説 明を行う。
【0049】 第2の実施形態の電気的構成は、ブロック線図として示すときには、図2に示 す構成と同一となり、制御手段13の詳細な構成のみが異なる。このため、構成 の詳細については、第1の実施形態における制御手段13と、第2の実施形態に おける制御手段13との差異についてのみ説明する。
【0050】 制御手段13は、画質変更モードにおける輝度変更モードとなったときには、 リモートコントローラ21に入力された指示に従って輝度を変化させると共に、 色濃度を輝度の変化に対応して変化させる。一方、画質変更モードにおける色濃 度変更モードとなったときには、輝度を変化させることなく色濃度のみを変化さ せる。
【0051】 より詳細には、制御手段13は、輝度変更モードとなったときの輝度を示す値 と色濃度を示す値との比率を一定に維持しつつ、輝度と色濃度との双方を変化さ せる。また、この制御において、色濃度を示す値が限度値に達した後には、色濃 度を変化させることなく輝度のみを変化させる。また、色濃度が限度値に達した 状態にあるときに輝度の変更の方向が反転されると、前記した比率を確保するこ とが可能となるまでは、色濃度を変化させることなく輝度のみを変化させる。
【0052】 図6は、追従モードが選択されたときの第2の実施形態の主要動作を示すフロ ーチャート、図7は、第2の実施形態における輝度と色濃度との変化を示す説明 図である。必要に応じてこれらの図を参照しつつ、第2の実施形態の動作につい て説明する。なお、図6の実線51は輝度の変化を示し、破線52は色濃度の変 化を示している。
【0053】 追従モードが選択された状態において、モードキー35が操作されると、制御 手段13は、画質変更モードにおける輝度変更モードに設定する(ステップS2 1)。そして後、制御手段13は、このときの輝度の値と色濃度の値との比率を 取得する(ステップS22)。すなわち、輝度の値と色濃度の値とのそれぞれが 0〜100までの値により示され、且つ、輝度変更モードに移行した時点T7に おいて、輝度の値は50になっており、色濃度の値が68になっているとすると 、ステップS22においては、比率として、値(4/3)が取得される。
【0054】 そして後、制御手段13は、輝度変更モードが終了したかどうか(ステップS 23)、アップキー33が操作されたかどうか(ステップS24)、ダウンキー 34が操作されたかどうか(ステップS25)の3つのステップからなるループ 動作を実行する。このループ動作において、アップキー33が操作されたことを 検出した場合、制御手段13は、色濃度の値が、限度値である100になってい るかどうかを調べる(ステップS29)。
【0055】 従って、輝度の値が50、色濃度の値が68の状態においてアップキー33が 操作されたときには、色濃度の値が100に達するまでは、ステップS23,S 24,S29,S30からなるループ動作が実行される。すなわち、制御手段1 3は、色濃度の値と輝度の値との比率を(4/3)に維持しながら、輝度の値と 色濃度の値との双方を増加させる。従って、アップキー33を操作し続けると、 輝度が高くなるとともに、この変化に追従するように色濃度が濃くなっていく。 このため、ユーザにとっては、色濃度が薄くならずに、CRT12の画面が明る くなっていくように感じられる。
【0056】 そして、色濃度が限度値である100となった(時点T8)後には、ステップ S23,S24,S29,S31からなるループ動作が実行される。すなわち、 制御手段13は、色濃度の値を限度値の100としたままで、輝度の値のみを増 加させる。
【0057】 そして、輝度の値と色濃度の値との双方が100になったとき、輝度の変更方 向を反転させるため、アップキー33の操作が停止され、ダウンキー34が操作 されたとする。このときでは、輝度の値が75に下降するまでは、輝度の値と色 濃度の値との比率(4/3)を確保できないことから、この場合では、ステップ S23〜S26,S28からなるループ動作が実行される。すなわち、輝度の値 が75に下降するまでは、色濃度の値を100としたままで、輝度の値のみを減 少させる。
【0058】 そして、輝度が75となった(時点T9)後には、輝度の値と色濃度の値との 比率(4/3)が確保可能となるので、この場合では、ステップS23〜S27 からなるループ動作が実行される。すなわち、制御手段13は、色濃度の値と輝 度の値との比率を(4/3)に維持しながら、輝度の値と色濃度の値とを減少さ せる。従って、ダウンキー34を操作し続けると、輝度が低くなるとともに、こ の変化に追従するように色濃度が薄くなっていく。このため、従って、ユーザに とっては、色濃度が濃くなることなく、CRT12の画面が暗くなっていくよう に感じられる。
【0059】 なお、輝度変更モードとなったときの色濃度の値が、輝度の値より低い場合に は、色濃度の値が100となることはない。このため、輝度が51示した変化と なる場合、色濃度は、破線53に示すように、常に、輝度の変化に追従して変化 する。
【0060】 また、輝度の変更が終了したため、モードキー35を操作したときには、色濃 度変更モードとなり、第1の実施形態と同様の動作が行われる。また、独立モー ドを選択した場合も、第1の実施形態と同様の動作となる。
【0061】 以上で第2の実施形態の説明を終了し、以下に、第3の実施形態についての説 明を行う。
【0062】 第3の実施2態の電気的構成は、ブロック線図として示すときには、図2に示 す構成と同一となり、制御手段13の詳細な構成のみが異なる。このため、構成 の詳細については、第1の実施形態における制御手段13と、第3の実施形態に おける制御手段13との差異についてのみ説明する。
【0063】 制御手段13は、画質変更モードにおける色濃度変更モードとなったときには 、リモートコントローラ21に入力された指示に従って色濃度を変化させるとと もに、輝度を色濃度の変化に対応して変化させる。一方、画質変更モードにおけ る輝度変更モードとなったときには、色濃度を変化させることなく輝度のみを変 化させる。
【0064】 なお、本考案は上記実施形態に限定されず、上記においてはテレビジョン受信 装置に適用した場合について説明したが、受信回路2と切換スイッチ15とが省 略され、外部入力端子18に導かれた映像信号を表示する装置、すなわち、モニ タにも同様に適用することができる。
【0065】 また、表示器については、CRT12とした場合について説明したが、液晶表 示器やプラズマ表示器を用いる場合にも、同様に適用することができる。
【0066】
以上説明したように、本考案によれば、制御手段は、画質変更モードにおける 輝度変更モードとなったときには、輝度変更モードとなったときの輝度を示す値 と色濃度を示す値との差異を一定に維持しつつ、前記指示に従って輝度と色濃度 との双方を変化させ、画質変更モードにおける色濃度変更モードとなったときに は、輝度を変化させることなく前記指示に従って色濃度を変化させ、且つ、輝度 変更モードが継続する状態にあっては、色濃度を示す値が限度値に達した後には 色濃度を変化させることなく輝度を変化させるとともに、色濃度が限度値に達し た状態にあるときに輝度の変更の方向が反転されると前記差異が確保可能となる までは色濃度を変化させることなく輝度を変化させ、且つ、輝度変更モードとな ったときに輝度の変化に対応して色濃度を変化させる追従モードと、輝度変更モ ードとなったときに色濃度を変化させることなく輝度を変化させる独立モードと を切り換え可能とし、且つ、入力手段に画質変更モードの指示が入力されたとき に最初に設定されるモードを輝度変更モードとしている。従って、輝度が高くな るときには色濃度が濃くなるので、視覚的には、色濃度が薄くなることなく画面 が明るくなる。また、輝度が低くなるときには色濃度が薄くなるので、視覚的に は、色濃度が濃くなることなく画面が暗くなる。また、画面の明るさが一定の状 態において、色濃度を濃くしたり、薄くしたりすることができる。また、輝度を 変化させると、色濃度が、輝度の変化に精度よく追従する。また、輝度の変化の 広い範囲において、色濃度が、一定の差異を保ちつつ、追従して変化する。また 、ユーザは好みのモードを選択できる。また、画質変更モードとするための操作 を行うのみで、輝度変更モードに設定される。従って、視覚的な色濃度を変える ことなく画面の輝度を変更するための操作を簡単化でき、且つ、色濃度を好みの ものに変更できる。且つ、輝度を広い範囲において変化させるときの色濃度の視 覚的な変化の低減化ができるとともに、画面の再現性を調整するための操作をユ ーザの好みに適合させることができ、且つ、画面の再現性の変更時の手間を低減 することができる。
【0067】 また、本考案によれば、制御手段は、画質変更モードにおける輝度変更モード となったときには、入力手段に入力された指示に従って輝度を変化させると共に 、色濃度を輝度の変化に対応して変化させている。従って、輝度が高くなるとき には色濃度が濃くなるので、視覚的には、色濃度が薄くなることなく画面が明る くなる。また、輝度が低くなるときには色濃度が薄くなるので、視覚的には、色 濃度が濃くなることなく画面が暗くなる。このため、輝度を変更した後の色濃度 の変更操作が不要となるので、視覚的な色濃度を変えることなく画面の輝度を変 更するための操作を簡単化することができる。
【0068】 また、さらに、制御手段は、画質変更モードにおける色濃度変更モードとなっ たときには、輝度を変化させることなく色濃度を変化させている。従って、画面 の明るさが一定の状態において、色濃度を濃くしたり、薄くしたりすることがで きるので、視覚的な色濃度を変えることなく画面の輝度を変更するための操作を 簡単化するときにも、色濃度を好みのものに変更することができる。
【0069】 また、さらに、制御手段は、輝度変更モードとなったときの輝度を示す値と色 濃度を示す値との差異を一定に維持しつつ、輝度と色濃度との双方を変化させて いる。従って、輝度を変化させると、色濃度が、輝度の変化に精度よく追従する ので、輝度を変更したときに生じる色濃度の視覚的な変化を、より少ないものと することができる。
【0070】 また、さらに、制御手段は、輝度変更モードが継続される状態にあっては、色 濃度を示す値が限度値に達した後には色濃度を変化させることなく輝度を変化さ せるとともに、色濃度が限度値に達した状態にあるときに輝度の変更の方向が反 転されると、前記差異が確保可能となるまでは色濃度を変化させることなく輝度 を変化させている。従って、輝度の変化の広い範囲において、色濃度が、一定の 差異を保ちつつ、追従して変化するので、輝度を広い範囲において変化させると きにも、色濃度の視覚的な変化をより少ないものとすることができる。
【0071】 また、さらに、制御手段は、輝度変更モードとなったときの輝度を示す値と色 濃度を示す値との比率を一定に維持しつつ、輝度と色濃度との双方を変化させて いる。従って、輝度を変化させると、色濃度が輝度の変化に精度よく追従するの で、輝度を変更したときに生じる色濃度の視覚的な変化を、より少ないものとす ることができる。
【0072】 また、さらに、制御手段は、輝度変更モードが継続される状態にあっては、色 濃度を示す値が限度値に達した後には色濃度を変化させることなく輝度を変化さ せるとともに、色濃度が限度値に達した状態にあるときに輝度の変更の方向が反 転されると前記比率が確保可能となるまでは色濃度を変化させることなく輝度を 変化させている。従って、輝度の変化の広い範囲において、色濃度が、一定の比 率を保ちつつ、追従して変化するので、輝度を広い範囲において変化させるとき にも、色濃度の視覚的な変化をより少ないものとすることができる。
【0073】 また、さらに、輝度変更モードとなったときに輝度の変化に対応して色濃度を 変化させる追従モードと、輝度変更モードとなったときに色濃度を変化させるこ となく輝度を変化させる独立モードとを切り換え可能としている。従って、ユー ザは好みのモードを選択できるので、画面の再現性を調整するための操作を、ユ ーザの好みに適合させることができる。
【0074】 また本考案によれば、制御手段は、画質変更モードにおける色濃度変更モード となったときには、入力手段に入力された指示に従って色濃度を変化させると共 に、輝度を、色濃度の変化に対応して変化させている。従って、色濃度が濃くな るときには輝度が高くなるので、視覚的には、色濃度が濃くなることなく画面が 明るくなる。また、色濃度が薄くなるときには輝度が低くなるので、視覚的には 、色濃度が濃くなることなく画面が暗くなる。このため、視覚的な色濃度を変え ることなく画面の輝度を変更するための操作を簡単化することができる。
【図1】本考案に係る映像信号表示装置の第1の実施形
態の主要動作を示すフローチャートである。
態の主要動作を示すフローチャートである。
【図2】第1の実施形態を用いたテレビジョン受信装置
の電気的構成を示すブロック線図である。
の電気的構成を示すブロック線図である。
【図3】リモートコントローラの概略を示す説明図であ
る。
る。
【図4】第1の実施形態における輝度と色濃度との変化
を示す説明図である。
を示す説明図である。
【図5】第1の実施形態における輝度と色濃度との変化
を示す説明図である。
を示す説明図である。
【図6】第2の実施形態の主要動作を示すフローチャー
トである。
トである。
【図7】第2の実施形態における輝度と色濃度との変化
を示す説明図である。
を示す説明図である。
1 映像信号表示装置 11 映像信号回路 12 CRT(表示器) 13 制御手段 14 入力手段 41,43,51 輝度 42,44,52,53 色濃度 S8,S12 輝度と色濃度とが連動して変化するステ
ップ S9,S13 色濃度が変化することなく輝度が変化す
るステップ S27,S30 輝度と色濃度とが連動して変化するス
テップ S28,S31 色濃度が変化することなく輝度が変化
するステップ
ップ S9,S13 色濃度が変化することなく輝度が変化す
るステップ S27,S30 輝度と色濃度とが連動して変化するス
テップ S28,S31 色濃度が変化することなく輝度が変化
するステップ
Claims (9)
- 【請求項1】 映像信号を表示器に表示する映像信号回
路と、 ユーザの指示が入力される入力手段と、 表示器の画面の輝度や色濃度などの再現性を変化させる
画質変更モードとなったときには、入力手段に入力され
た指示に従って映像信号回路を制御することにより、前
記再現性を変化させる制御手段とが設けられた映像信号
表示装置において、 制御手段は、画質変更モードにおける輝度変更モードと
なったときには、輝度変更モードとなったときの輝度を
示す値と色濃度を示す値との差異を一定に維持しつつ、
輝度と色濃度との双方を変化させ、画質変更モードにお
ける色濃度変更モードとなったときには、輝度を変化さ
せることなく色濃度を変化させ、 且つ、輝度変更モードが継続する状態にあっては、色濃
度を示す値が限度値に達した後には色濃度を変化させる
ことなく輝度を変化させるとともに、色濃度が限度値に
達した状態にあるときに輝度の変更の方向が反転される
と前記差異が確保可能となるまでは色濃度を変化させる
ことなく輝度を変化させ、 且つ、輝度変更モードとなったときに輝度の変化に対応
して色濃度を変化させる追従モードと、輝度変更モード
となったときに色濃度を変化させることなく輝度を変化
させる独立モードとを切り換え可能とし、 且つ、入力手段に画質変更モードの指示が入力されたと
きに最初に設定されるモードを輝度変更モードとしたこ
とを特徴とする映像信号表示装置。 - 【請求項2】 映像信号を表示器に表示する映像信号回
路と、 ユーザの指示が入力される入力手段と、 表示器の画面の輝度や色濃度などの再現性を変化させる
画質変更モードとなったときには、入力手段に入力され
た指示に従って映像信号回路を制御することにより、前
記再現性を変化させる制御手段とが設けられた映像信号
表示装置において、 制御手段は、画質変更モードにおける輝度変更モードと
なったときには、入力手段に入力された指示に従って輝
度を変化させると共に、色濃度を輝度の変化に対応して
変化させることを特徴とする映像信号表示装置。 - 【請求項3】 制御手段は、画質変更モードにおける色
濃度変更モードとなったときには、輝度を変化させるこ
となく色濃度を変化させることを特徴とする請求項2記
載の映像信号表示装置。 - 【請求項4】 制御手段は、輝度変更モードとなったと
きの輝度を示す値と色濃度を示す値との差異を一定に維
持しつつ、輝度と色濃度との双方を変化させることを特
徴とする請求項2または請求項3記載の映像信号表示装
置。 - 【請求項5】 制御手段は、輝度変更モードが継続され
る状態にあっては、色濃度を示す値が限度値に達した後
には色濃度を変化させることなく輝度を変化させるとと
もに、色濃度が限度値に達した状態にあるときに輝度の
変更の方向が反転されると前記差異が確保可能となるま
では色濃度を変化させることなく輝度を変化させること
を特徴とする請求項4記載の映像信号表示装置。 - 【請求項6】 制御手段は、輝度変更モードとなったと
きの輝度を示す値と色濃度を示す値との比率を一定に維
持しつつ、輝度と色濃度との双方を変化させることを特
徴とする請求項2または請求項3記載の映像信号表示装
置。 - 【請求項7】 制御手段は、輝度変更モードが継続され
る状態にあっては、色濃度を示す値が限度値に達した後
には色濃度を変化させることなく輝度を変化させるとと
もに、色濃度が限度値に達した状態にあるときに輝度の
変更の方向が反転されると前記比率が確保可能となるま
では色濃度を変化させることなく輝度を変化させること
を特徴とする請求項6記載の映像信号表示装置。 - 【請求項8】 輝度変更モードとなったときに輝度の変
化に対応して色濃度を変化させる追従モードと、輝度変
更モードとなったときに色濃度を変化させることなく輝
度を変化させる独立モードとを切り換え可能としたこと
を特徴とする請求項2から請求項7までのいずれかに記
載の映像信号表示装置。 - 【請求項9】 映像信号を表示器に表示する映像信号回
路と、 ユーザの指示が入力される入力手段と、 表示器の画面の輝度や色濃度などの再現性を変化させる
画質変更モードとなったときには、入力手段に入力され
た指示に従って映像信号回路を制御することにより、前
記再現性を変化させる制御手段とが設けられた映像信号
表示装置において、 制御手段は、画質変更モードにおける色濃度変更モード
となったときには、入力手段に入力された指示に従って
色濃度を変化させると共に、輝度を色濃度の変化に対応
して変化させることを特徴とする映像信号表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002000168U JP3087349U (ja) | 2002-01-18 | 2002-01-18 | 映像信号表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002000168U JP3087349U (ja) | 2002-01-18 | 2002-01-18 | 映像信号表示装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3087349U true JP3087349U (ja) | 2002-08-02 |
Family
ID=43238707
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002000168U Expired - Fee Related JP3087349U (ja) | 2002-01-18 | 2002-01-18 | 映像信号表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3087349U (ja) |
-
2002
- 2002-01-18 JP JP2002000168U patent/JP3087349U/ja not_active Expired - Fee Related
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---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |