JP3087110U - 足元消臭剤用容器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課 題】足元の不快なにおいを消臭する為に噴射して
ミスト状の液剤を発散する噴射式容器において 液剤
を吸入口元を二又式となして 収納容器をいずれの位置
から使用しても 正確に一定量の液剤が噴射できるよう
に工夫すること 【解決手段】図１、図２に表示のように液剤噴射体の液
剤吸入口を収納容器の底部に接触する長尺吸入口と短い
吸入口の二又に設計し 収納容器を正立、倒立いずれの
し様にしても 一定の液剤が噴射でき正確な足元消臭目
的を達成することができる

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の利用分野】

本考案は、人の足元の不快な匂いを、消滅又は緩和させる為の簡便にして使用し 易い足元消臭剤用収納容器の構造に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

足元消臭剤用容器としては、従来から常用されているものとしては、エアゾール 式つまり 特定のガス状物質を封入したもので、圧力の差を利用した洗剤を噴射 させるタイプ、又はポンプミスト式で 液をミスト（噴霧）化して吐出するもの に分けられる。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

本考案は従来の液剤噴射式の足元消臭剤において その収納容器がエアゾールタ イプのものの 最大の欠点は 前容量の約８０％位が ガス状物質で占められて いることから、中味の絶対量が少なく 効率的でないこと及び ガス状物質がフ ロン、ノンフロン問わず 引火性や空気汚染物質でありうること及び 使用後の 廃棄物処理に特別の配慮をしなければ ならないことである。 又、ポンプ方式で液剤を吸入してミスト状に噴射するものは 液剤を吸入させる 措置として 長尺状の吸入管を設置させることになっているものだけでは 現実 問題として 足元の消臭に使用するためには 容器本体を上下反対にして使用す る為に底部が最上部に位置し 洗剤を吸入させることが困難となり 均一且つ安 全な噴射が期待できない。 そこで この解決策として本出願人が、平成１１年１０月１４日に出願した実願 昭１１−００８７７７号では 収納容器の洗剤吸収口の長い導官を設けなくて切 断し当該洗剤が 満杯に近い高さの位置で接触させるように工夫したものである しかし、この方式では逆に足元の上部周囲に使用するとき 当該容器を正立にし た状態で噴射させる方が 洗剤の噴出が円滑に作用するために 不都合を生じて くる本考案は、収納容器を正立しても倒立しても 一定の洗剤の噴射が継続して 可能なように構造を提供するものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

本考案は従来の上記課題を 一挙に解決する為に ポンプ方式の洗剤導入部の構 造を、二又式に改良することによって 液剤を終始一定量 且つ確実に噴射し続 けることができることを 見い出したものである。 その具体的手法は、図１に示す様に噴射式栓体の構造であり 本考案の特徴は、 液剤吸入口の導管が通常の長尺状のものであり収納容器に接触しているものと、 今１つ 二又状に導管を吸入口先端から切断して この対の吸入口を有すること である。 こうすることによって 洗剤が収納容器自体を 正立又は倒立しても一定の量が 噴射することができる訳である。

【０００５】

【考案の実施の形態】

本考案は噴射式収納容器に収納した足元消臭液剤を手動で使用する場合 足元の 高さによって当該収納容器を 正立でも倒立しても自由自在の状態下で 一定の 液量を足元に噴射し消臭の目的を達成ように工夫したものである。 収納容器全体の長さは、手で掌握し易いように大槻５０〜１００ｍｍ位で 直径 が５〜１５ｍｍ 内容量が５〜３０ｍｌ位のものが持ち易く使い易い一般体であ る。洗剤は、天然洗剤としての 各種ハーブエキスとして（カミツレ、柿の葉、 松根油メンソール、はっか油、テルペン系シトラス、カンファー、ローズマリー 、ヒノキチオール、甘草、竹酢液、木酢液、桂皮油、冬緑油、セダー油、肉桂油 、アロエ、多糖系、カロチノイド、など） 第４級アンモニウム界面活性剤（塩化ベンザルコニウム、塩化ベンゼトニウムな ど） エタノール、イソプロパノール、ソルビトール、グリセリン、ポリエチレングリ コール、ブチレングリコール、イソプロパノールアミン、フェノキシエタノール 、フーゼル油、ジプロピレングリコール、などの有機溶剤 キレート剤（ＥＤＴＡ、リン酸ソーダ、アビエチン酸ソーダ、ＰＣＡソーダ、グ ルコン酸ソーダ、ＮＴＡ、エチドロン酸ソーダ） 防腐剤（パラベン、安息香酸塩、クロルヘキシジングルコネート、塩酸ジエンヒ ジラミン、トリクロサン、ＴＣＣ、イソプロピルメチルフェノール、ソルビン酸 ソーダ）などの水溶液、エマルジョン液が代表的に使用できる。必要により フ レグランス、フレイーバー、色料、パール化剤などを添加することもできる この溶剤（８）を満した図２の示す様に収納容器（７）の全体を掌握し（２）を 人差指などで押して、当該液剤が、吸入口（５）及び（６）を経由して（３）か ら足元に噴射し消臭目的を達成させることができる

【０００６】

【考案の効果】

本考案の構造を有することによって 足元の不快なにおいを収納容器を正立、倒 立など、足元の高さによって自在に扱ってても一定量の液剤を噴射させることが できる しかも軽くて使い易い携帯タイプであり 足元及びその周辺の消臭効果 を一瞬に成就することができる 又 手動の噴射タイプであり 液剤をレフィル 用に補充すれば収納容器は再利用できるエコタイプである

【図面の簡単な説明】

【図 １】 は本考案の噴射式栓体の斜視図であり

【図 ２】 は本考案の噴射式栓体を液剤を満たして
容器本体に嵌合させ一体化した使用時の斜視図である。

【符号の説明】

（１） 噴射式栓体 （２） 液剤を吸入し噴射するとき 押出す部分 （３） 液剤が噴射状に噴射する出口 （４） （１）を収納容器に嵌合する螺子式封栓部 （５） 液剤を吸入する 短い吸入口 （６） 液剤を吸入する 長尺状の吸入口 （７） 収納容器本体 （８） 液剤が満たされている状態（液剤）

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【手続補正書】

【提出日】平成１４年２月８日（２００２．２．８）

【手続補正１】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲

【補正方法】変更

【補正内容】

【実用新案登録請求の範囲】

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 関 誠 神奈川県川崎市宮前区野川322−７ (72)考案者 三上 進 東京都渋谷区代々木５−57−６ 日本アパ タイト株式会社 内

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】図示したように 液剤（８）を収納する容
   器（７）に（４）の嵌合部分を介して取付ける噴射式栓
   体（１）において、先端の（２）の部分を垂直に押して
   液剤を（３）から噴射するときに、液剤を吸入する口
   （５）及び（６）がそれぞれ存在し 突端が切断されて
   いる（５）及び突端か収納容器の底部まで延びている細
   管である構造を特徴とする足元消臭剤用容器