JP3086559U - 携帯式ペット用飲水器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【課題】 携帯式ペット用飲水器の提供。 【解決手段】 携帯式ペット用飲水器は、容器１０を具
え、該容器にネジ山を具えた頭部１１があり、該頭部に
飲食管２０が螺合され、該飲食管内にボール２２が設け
られて動物が舐めることで昇降し、容器内の水を流出さ
せるか或いは塞ぐ、携帯式ペット用飲水器において、飲
食管内に複数の凸条２３が設けられ、該凸条前半段がボ
ールの順調なスライドに供され、凸条の所定の位置に凸
止部が設けられ、該凸止部がボールを係止して更に内に
移動させず、且つ飲食管に外蓋が套設され、該外蓋上端
内に締めつけリングが設けられて飲食管の飲食口に圧入
されて位置決めされ、これにより凸条でボールの移動が
安定させられて順調な出水が行え、且つ外蓋により容器
携帯時の漏水が防止された。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は一種のペット用品に係り、特に携帯式ペット用飲水器に関する。

【０００２】

【従来の技術】

周知のとおり、犬猫等のペットは、家内で飲食用容器に水や餌を入れてその食 用に供している。しかし、ペットを連れて外出或いは旅行する時にはペット用食 器も携帯する必要があり、このためペット用食器が携帯に便利か否か、且つ衛生 的に容器を携帯して飼い主や周辺物品を汚さないようにできるか否かを考慮する 必要があり、且つ廃棄できるボトル型容器をペット用飲水容器として利用できる ようにし、大衆化且つ回収可能な環境保護の設計とすることが必要である。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

本考案は一種の携帯式ペット用飲水器を提供することを課題とし、それは、ペ ットが順調に水を飲め、並びに飼い主が外出時に携帯するのに便利で、また、水 源を閉じて外に水漏れしないようにでき、携帯に便利で、飲水が順調で漏水しな い携帯式ペット用飲水器であるものとする。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

請求項１の考案は、容器を具え、該容器にネジ山を具えた頭部があり、該頭部 に飲食管が螺合され、該飲食管内にボールが設けられて動物が舐めることで昇降 し、容器内の水を流出させるか或いは塞ぐ、携帯式ペット用飲水器において、飲 食管内に複数の凸条が設けられ、該凸条前半段がボールの順調なスライドに供さ れ、凸条の所定の位置に凸止部が設けられ、該凸止部がボールを係止して更に内 に移動させず、且つ飲食管に外蓋が套設され、該外蓋上端内に締めつけリングが 設けられて飲食管の飲食口に圧入されて位置決めされ、これにより凸条でボール の移動が安定させられて順調な出水が行え、且つ外蓋により容器携帯時の漏水が 防止されたことを特徴とする、携帯式ペット用飲水器としている。 請求項２の考案は、前記ボール内にウエイトブロックが挿入されてボールの自 動回復に有利とされたことを特徴とする、請求項１に記載の携帯式ペット用飲水 器としている。 請求項３の考案は、前記外蓋がひもで容器に連結されたことを特徴とする、請 求項１に記載の携帯式ペット用飲水器としている。

【０００５】

【考案の実施の形態】

本考案の携帯式ペット用飲水器は、容器を具え、該容器にネジ山を具えた頭部 があり、該頭部に飲食管が螺合され、該飲食管内にボールが設けられて動物が舐 めることで昇降し、容器内の水を流出させるか或いは塞ぐ、携帯式ペット用飲水 器において、飲食管内に複数の凸条が設けられ、該凸条前半段がボールの順調な スライドに供され、凸条の所定の位置に凸止部が設けられ、該凸止部がボールを 係止して更に内に移動させず、且つ飲食管に外蓋が套設され、該外蓋上端内に締 めつけリングが設けられて飲食管の飲食口に圧入されて位置決めされ、これによ り凸条でボールの移動が安定させられて順調な出水が行え、且つ外蓋により容器 携帯時の漏水が防止されている。

【０００６】

【実施例】

本考案の携帯式ペット用飲水器は、図１、２、３に示されるように、ボトル型 の容器１０或いはその他のネジ付き頭部１１を具えた容器を具え、該頭部１１が 飲食管２０と螺合され、該飲食管２０内にネジ山２１が設けられて頭部１１と螺 合され、飲食管２０内にボール２２が設けられてある距離を移動可能とされ、該 ボール２２内にウエイトブロック２２１が嵌設され、該ウエイトブロック２２１ がボール２２の上下移動の回復に有利で、飲食管２０内壁に二条の凸条２３が設 けられ、該凸条２３の前半段がボール２２の自由移動に供され、且つボール２２ から飲食管２０の飲食口２４に至り移動を停止し、該飲食口２４内にシールリン グ２４１が設けられ、飲食管２０内の凸条２３のほぼ中間位置に凸止部２３１が 設けられ、ボール２２がこの部分にストップされてそれ以上容器１０方向に移動 せず、飲食管２０外に外蓋３０が套設され、該外蓋３０の上端内に締めつけリン グ３１が設けられ、該締めつけリング３１が飲食管２０の飲食口２４内に圧入さ れて位置決めされ、且つ外蓋３０がひも１２を具え該ひも１２の別端が容器１０ に固定され、外蓋３０を開けた時にひも１２が外蓋３０を引いて遺失を防止する 。

【０００７】 上述の構造が組み合わされてなる本考案の携帯式ペット用飲水器は、図４に示 されるように、その組合せ時に、容器１０内に水が入れられ、容器１０を携帯す る時は、容器１０を直立させるか或いは倒立させるかに係わらず、水を洩らさな い。動物に水をやる時は、外蓋３０を開き、並びに容器１０を傾斜倒立させ（図 ５参照）、即ち容器１０内の水が下向きに飲食管２０内を流れ、並びにボール２ ２が下に移動し、飲食口２４を塞ぎ、動物がボール２２を舐める時、ボール２２ が上に移動し、水が飲食口２４より流出し、動物の飲用に供される。

【０００８】 ボール２２の移動は飲食管２０内の凸条２３の限位に制限され、これにより動 物がボール２２を舐める時、ボール２２の上下の移動がいずれも安定した上下移 動とされボール２２の角度が傾斜せず、これによりボール２２が順調に水分を流 出させ、確実に安定して水の流出を塞ぐ。本考案は携帯しやすく、ひもで人体の 腰に繋いだり、手で容器を保持して携帯することができ、コンパクトで飼い主が ペットを連れて外出或いは屋外活動を行う時に携帯して、水を順調に流出させて ペットの飲用に供することができ、また、随意に漏水せず、飼い主や周辺物品を 濡らすことがなく、衛生的で乾いた状態を保持できる。

【０００９】

【考案の効果】

総合すると、本考案の携帯式ペット用飲水器の進歩性と実用性は明白であり、 実用新案登録の要件を具備している。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の分解斜視図である。

【図２】本考案の外蓋と既に飲食管を組み付けた容器の
分解斜視図である。

【図３】本考案の既に飲食管を組み付けた容器の組合せ
断面図である。

【図４】本考案の飲食管の外蓋を組み合わせた断面断面
図である。

【図５】本考案の倒立傾斜して飲水に供する時の断面図
である。

【符号の説明】

１０ 容器 １１ 頭部 ２０ 飲食管 ２１ ネジ山 ２２ ボール ２２１ ウエイトブロック ２３ 凸条 ２４ 飲食口 ２４１ シールリング ２３１ 凸止部 ３１ 締めつけリング １２ ひも ３０ 外蓋

Claims (3)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 容器を具え、該容器にネジ山を具えた頭
   部があり、該頭部に飲食管が螺合され、該飲食管内にボ
   ールが設けられて動物が舐めることで昇降し、容器内の
   水を流出させるか或いは塞ぐ、携帯式ペット用飲水器に
   おいて、飲食管内に複数の凸条が設けられ、該凸条前半
   段がボールの順調なスライドに供され、凸条の所定の位
   置に凸止部が設けられ、該凸止部がボールを係止して更
   に内に移動させず、且つ飲食管に外蓋が套設され、該外
   蓋上端内に締めつけリングが設けられて飲食管の飲食口
   に圧入されて位置決めされ、これにより凸条でボールの
   移動が安定させられて順調な出水が行え、且つ外蓋によ
   り容器携帯時の漏水が防止されたことを特徴とする、携
   帯式ペット用飲水器。
2. 【請求項２】 前記ボール内にウエイトブロックが挿入
   されてボールの自動回復に有利とされたことを特徴とす
   る、請求項１に記載の携帯式ペット用飲水器。
3. 【請求項３】 前記外蓋がひもで容器に連結されたこと
   を特徴とする、請求項１に記載の携帯式ペット用飲水
   器。