JP3086557B2 - 圧縮機の弁装置 - Google Patents

圧縮機の弁装置

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JP3086557B2
JP3086557B2 JP05034488A JP3448893A JP3086557B2 JP 3086557 B2 JP3086557 B2 JP 3086557B2 JP 05034488 A JP05034488 A JP 05034488A JP 3448893 A JP3448893 A JP 3448893A JP 3086557 B2 JP3086557 B2 JP 3086557B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、高速で繰り返す吐出
圧力と逆圧力とをもつ流体の通過を開閉する弁装置と、
こうした弁装置を流体を圧縮する圧縮ポンプ部分に設け
た圧縮機とに関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の高速繰返圧力に対応する弁装置
には、一般に、一端を固定した板ばね片による弁体の他
端側を流体の吐出圧力と逆圧力により流体の吐出口を開
閉する構造のものを用いており、この板ばねによる弁を
リード弁と言っている。
【0003】こうした弁装置において、閉塞速度を速く
するために、リード弁の背面側に傾斜板による抑制反発
片を設けて、リード弁の開きを抑制するとともに背面側
から圧し戻すようにした構造(以下、第1従来技術とい
う)のものが実公平2−25986号などによって開示
されている。
【0004】また、リード弁と、リード弁の背面側に重
ねた板ばねによる抑制反発片とを弁座の凹穴に配置する
とともに、抑制反発片の吐出口部分に当たる幅をリード
弁の長手方向に沿って吐出口の半分を覆う程度の幅にす
ることにより、リード弁が捩れ面をもって開くように
し、この捩れ面によって流体の吐出方向を排出口の方向
に向けるとともに、捩れの戻し応力によって閉塞速度を
速めるようにしたリード弁と抑制反発片との組み合わせ
による弁体をもつ構造(以下、第2従来技術という)の
ものが米国特許第4723896号などによって開示さ
れている。
【0005】さらに、1つの弁座に吸入口と吐出口とを
設け、弁座の面全体に亙る板ばねの吸入口に対応する部
分にスリットを設けて形成したリード弁をもつ吸入側弁
体と、同様にして吐出口に対応する部分に形成したリー
ド弁をもつ吐出側弁体とを、それぞれ弁座の各面に接し
て設けるとともに、吐出側弁体の外周を閉塞するガスケ
ットを介して覆体で吐出側弁体を押える構成(以下、第
3従来技術という)のものが本願出願人による特公平4
−48944号・特公平4−48945号と、これに対
応する米国特許第4573880号などによって開示し
てある。
【0006】上記の第1従来技術と第2従来技術とにお
ける不都合点を改良した構造として、弁体部分を覆う覆
体と弁座との間に設けたガスケットのを設け、リード弁
と抑制反発片との固定側をガスケットを介して覆体の突
出部分で押圧固定するとともに、抑制反発片を突出口の
部分でリード弁から離れるように傾斜した板ばねで形成
した構造の弁装置を設けた圧縮機の構造を本願出願人に
よる特願平3−310954号により開示してある。
【0007】上記のような弁装置を用いる圧縮機として
は、例えば、家庭用冷蔵庫の冷媒流体を圧縮するための
密閉型の圧縮機などがあり、3,000回/分程度の高
速で繰り返すピストン型の往復圧縮機構を用いている。
【0008】こうした密閉型の圧縮機の構成は図16の
圧縮機1000のように、電源101を供給する給電部
100からの電力によって駆動する電動機部200に連
結した往復圧縮部300により、吸入部600の吸入路
601から弁装置500を介して吸入した冷媒流体、例
えば、フロンを圧縮して吐出部700の吐出路701か
ら吐出する構成をもつ組立体を密閉容器900の内部に
緩衝支持部800によって弾力的に取り付けて収納する
とともに、自己潤滑部400によって密閉容器900の
底部に貯えた潤滑油401を電動機部200と往復圧縮
部300との機械的運動部分に循環して潤滑する構成を
設けたものになっており、具体的には、本願出願人によ
る特公昭62−30311号と、特公平4−48944
号・特公平4−48945号と、これに対応する米国特
許第4573880号などなの構成(以下、第4従来技
術という)によって開示してある。
【0009】また、吐出部700にヘルムホルツ共鳴の
周波数が異なる複数の共鳴空洞を設けて冷媒流体と構造
部分の振動を吸収する構成を本願出願人による特願平2
−262129号などによって開示してある。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】第1には、上記のよう
な第1従来技術・第2従来技術・第3従来技術による弁
装置では、弁体の構成が単なる曲げ反力とよじり反力の
みによっているため、リード弁の閉塞速度と閉塞力に不
足があり、高速で変化する吐出圧力と逆圧力に対して十
分な追従ができず、逆圧力時における流体の吐出口への
戻り量を十分に低減し得ないという不都合がある。
【0011】第2には、上記のような第1従来技術・第
2従来技術・第3従来技術による弁装置を用いた上記の
第4従来技術のような圧縮機では、同様にして、逆圧力
時における冷媒流体の吐出口への戻り量を十分に低減し
得ないために、圧縮動作の成績率の向上に限度があると
いう不都合がある。
【0012】このため、上記のような不都合のない弁装
置と圧縮機との提供が望まれているという課題がある。
【0013】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記のよう
な圧縮部で圧縮された流体の吐出口を開閉するリード弁
と、このリード弁の背面側に配置されリード弁の開閉を
抑制するバルブバッカーとで弁体を形成するとともに、
この弁体を弁座の凹所に収納して弁体の背面側に設けた
覆体の突起部分により弁体の一端側をガスケットを介し
て押圧して固定するようにした圧縮機の弁装置におい
て、リード弁は、上記の一端側で両脇に張り出した2つ
の支点部分と、この2つの支点部分を線に対して斜方向
に張り出す途中部分と、この途中部分を経た他端側に吐
出口を閉塞する蓋部分とを一体形成してなり、バルブバ
ッカーは、弁体の一端側で上記の支点部分と同様な形状
の支点部分と、上記の斜方向に沿って張り出し中部分を
徐々に狭い幅に形成した途中部分と、この途中部分に連
続形成した他端部分とからなり、弁座は、リード弁の支
点部分と同様な形状でリード弁とバルブバッカーとの支
点部分が重なって入り込む第1の凹部と、リード弁とバ
ルブバッカーとの支点部分以外の部分が入り込む第2の
凹部とを連続形成して上記の凹所となし、第2の凹部に
吐出口を配置しており、ガスケットは、弁座と覆体との
間に介在された第1の凹部に入り込んで弁体の各支点部
分を押圧するよう構成され、蓋体は、弁体の一端側と突
起部分との間に介在してなる圧縮機の弁装置を提供する
ことにより、上記の課題を解決し得るようにしたもので
ある。
【0014】
【作用】第1の構成では、リード弁が吐出圧力で押し開
かれたときに、リード弁の吐出口に対する形状は、抑制
反発片の小さい曲率部分では緩やかに曲げられ、曲率の
大きい部分では強く曲げられ、その先が、先端側の平行
面部分で反対側に曲げられるという複雑な曲げられ方を
するとともに、抑制反発片の途中部分が支点部分から斜
方向に張り出すとともに徐々に幅狭くなっているため、
支点部分に対する途中部分での左右の長さの異なりよる
不平衡力が働き、この不平衡力に対して、リード弁と抑
制反発片とで形成した弁体の両脇に張り出した支持部を
含む一端側の部分をガスケットで押圧して固定している
ため、上記の第2従来技術の場合よりも大きく捩られる
ので、立体的にも複雑な曲げられ方をする。
【0015】この曲がり方は、例えて言うと、コブラ蛇
が釜首を持ち上げた状態で、さらに、首をひねった形に
似たような曲がり方、つまり、S文字を斜めに引き伸ば
して頭部をひねったような曲がり方になり、こうした立
体的に複雑な曲がり方に対抗するためのリード弁自体の
内部応力と抑制反発片との内部応力が蓄えられた状態に
なっている。
【0016】この状態で、吐出圧力から逆圧力に変わる
と、リード弁の曲がりを矯正する力として、上記の立体
的に複雑な曲がりに対する内部応力による反発は、上記
のS文字の曲がりを直線に延ばすような力として働くた
め、リード弁の先端部分を吐出口にたたき着けるよう
に、急激な動作を行うため、リード弁が逆圧力よりも速
く吐出口を閉じるようになり、逆圧力時における流体の
吐出口への戻り量を極度に低減し得るように作用するこ
とになる。
【0017】また、第2の構成では、往復圧縮部におけ
る吐出圧力と逆圧力に対して、リード弁と抑制反発片と
が、上記の第1の構成の場合と同様に動作して、逆圧力
時における冷媒流体の吐出口への戻り量を極度に低減す
るため、圧縮動作の成績率を向上し得るように作用する
ことになる。
【0018】
【実施例】以下、図1〜図15により実施例を説明す
る。これらの図において、図16における符号と同一符
号で示す部分は、図16によって説明した同一符号の部
分と同一の機能をもつ部分である。
【0019】〔弁装置部分の構成〕まず、図1〜図10
によって、弁装置部分の構成を説明する。図1におい
て、弁装置500は、吸入側弁体510・弁座520・
リード弁530・抑制反発片(この発明では、バルブバ
ッカーという)540・ガスケット550の部分を主体
にして構成してあり、これら部分を往復圧縮部300を
構成するシリンダ351の端面352と吐出部700を
構成する基板710の端面713との間に挟んだ後、ね
じ止め固定して組み立てるものであり、図の右から左方
向に向かう矢印に沿った吸入経路と、図の左から右方向
に向かう矢印に沿った吐出経路とを形成して構成したも
のである。
【0020】具体的に説明すると、高速で繰り返す吐出
圧力と逆圧力とをもつ流体の吐出口522を開閉するリ
ード弁530の開きを抑制して反発するためのバルブバ
ッカー540をリード弁530の背面側に配置して弁体
560を形成するとともに、この弁体560を弁座52
0の凹所523に収納して弁体560の背面側に設けた
覆体710の突起部分により弁体560の一端側を押圧
して固定するようにした弁装置500において、以下に
説明するような構成を設けたものである。
【0021】吸入側弁体510は、平面状の板ばね、例
えば、両面を研磨仕上げした厚みt1のステンレス鋼板
ばねの中央付近にスリットを設けて形成したリード弁5
11と、リード弁511の根元側に、後記の弁座520
の吐出口522よりも少し大きい吐出用穴512を設け
たもので、上記の第3従来技術のものと同一のものであ
る。
【0022】リード弁530は、両面を研磨仕上げした
厚みt1のステンレス鋼材の平面状板ばねを図3のよう
に形成したもので、固定部分535に当たる一端側に両
側に張り出した2つの支点部分531・532を配置
し、この2つの支点531・532を結ぶ方向に対して
角度θ1で傾斜する斜方向に張り出す途中部分533を
経た他端側に、吐出口522を閉塞する大きさの直径d
3をもつ蓋部分534を配置した形状に形成したもので
ある。
【0023】この形状は、途中部分534を斜方向に張
り出すことにより、蓋部分534の図における右側の方
が左側よりも紙面に対して起き上がり易くなり、紙面の
下側から流体の吐出圧力を受けたときに、左側が、より
大きく持ち上がるように捩れ易くする役目を果すもので
あり、途中部分534の幅B1を支点531・532の
付根部分における幅B2から徐々に狭くすることによっ
て、さらに捩れ易くすることができる。
【0024】バルブバッカー540は、平面状の板ば
ね、例えば、両面を研磨仕上げした厚みt2のステンレ
ス鋼板ばねを図4のように形成したもので、リード弁5
30と同様に、固定部分549に当たる一端側に張り出
した2つの支点部分541・542を配置し、この2つ
の支点541・542を結ぶ方向に対して角度θ1で傾
斜する斜方向に張り出す途中部分543を、支点部分5
41・542付根部分における幅B3から徐々に狭い幅
B4にして他端側にリード弁530の蓋部分534の1
/2程度の幅B4をもつ先端部分544を配置するとと
もに、支点部分541・542を含む固定部分549に
当たるL1の部分と先端部分544に当たるL4の部分
とを平行面545・548にし、途中部分543を、図
10のように、固定部分に近い側では小さい曲率で先端
部分に近い側では大きい曲率をもつ2次曲線、または、
この2次曲線を複数の折線で曲がる曲り面、つまり、図
4のように、平行面545に対して小さい傾斜角度θ2
をもつ第1の傾斜部分546と、平行面545に対して
大きい傾斜角度θ3をもつ第2の傾斜部分547とによ
る曲り面を設けた形状に形成したものである。
【0025】この形状は、途中部分543をリード弁5
30の途中部分533に合わせて斜方向に張り出すこと
により、リード弁530が吐出圧力によって図における
紙面の状態において下側から持ち上げがってきたとき
に、リード弁530をバルブバッカー540の形状に添
いながらバルブバッカー540の弾性変形に伴って変形
するように作用させるとともに、先端部分544の幅を
狭くすることにより、上記のリード弁530における捩
れを助けるように作用させる役目を果すものである。
【0026】また、図のように、全体の高さをh1にし
てあり、さらに、第1の平行部分545に対する第1の
傾斜部分546の曲げ基線を支点部分541・542を
結ぶ線と平行にし、第1の傾斜部分546に対する第2
の傾斜部分547の曲げ基線と第2の傾斜部分547と
第2の平行部分548の曲げ基線を途中部分543の角
度θ1の方向に対して直交する方向にすることによっ
て、上記のリード弁530の変形を左右で異ならせるこ
とを強調するようにしてある。
【0027】なお、上記の従来技術では、このバルブバ
ッカー540の機能とは異なるが、一応、類似すると見
られる機能を果す部分をバッキングスプリングまたはバ
ッカーバルブと言っている。
【0028】弁座520は、厚めの金属板、例えば、厚
みt3のステンレス鋼板を図2のように形成したもの
で、リード弁530の支点部分531・532の外形と
一致した形成でリード弁530とバルブバッカー540
との各支点部分531・532・541・542が重な
って入り込む第1の凹部523A・523Bと、リード
弁530とバルブバッカー540との支点部分531・
532・541・542以外の部分が入り込む第2の凹
部523Cとを連続した凹所523を設けるとともに、
第2の凹部523Cにおけるリード弁530の蓋部分5
34に対応する位置に吐出口522を直径d1の穴にし
て配置した形状に形成する弁座手段によるものである。
【0029】また、弁座520は、深さh2の凹所52
3を鍛造スタンピングで形成するとともに両面を研磨仕
上げし、また、吐出口522には、周辺に高さh3のリ
ブ状部分522Aを作り、リブ状部分522Aのみを研
磨仕上げしてリード弁530の接触面を形成するととも
に、張出凹部523A・523Bのある一端側にリード
弁530の当り座523Dを高さh4にして作り、リー
ド弁530の固定部分535の面をリブ状部分522A
の面よりもごく僅かの高さh7だけ低くすることによっ
て、リブ状部分522Aの面に対してリード弁530の
面が僅かな傾斜をもって接触させ、リード弁530の面
の吐出口522の開閉面に対する粘り着きを防いぐとと
もに、これを効果づけるために、断面図のように、吐出
口522の吐出側にダンパー用の面取り部分を設けてい
る。そして、凹所523の無い平面部分には、吸入側弁
体510のリード弁511に対応する位置に吸入口52
1を配置してある。
【0030】ガスケット550は、弁座520と覆体7
10との間に介在するようにしたものであって、樹脂系
材の板、例えば、厚みt4の繊維入りブチルゴム板を図
5のような形状に形成したものであり、弁座520と対
向する面551に、第1の凹部523A・523Bに入
り込むとともにリード弁530とバルブバッカー540
との各支点部分531・532・541・542を含む
一端側の固定部分535・549の部分を押圧するため
の突起部分552A・552B・552Cを設けて形成
したものである。
【0031】また、ガスケット550は、外周に弁座5
20と蓋体710との間の周囲部分を閉塞するための周
縁部分553A・553B・553C・553Dと、吸
入側小室558と吐出側小室559との間を仕切るため
の仕切部分554とを設けてある。
【0032】突起部分552A・552B・552Cは
蓋体710と対向する面555側から当該部分を押出形
成して作り、この押出形成を行い易いように切込部分5
57A・557Bを設けるとともに、弁体560の固定
端側の中心部分を押圧する部分557Bの幅B10を支
点部分531・532・541・542を押圧する幅B
12・B13よりも広い幅に形成してある。また、吐出
側小室529は凹所523を包み込むとともに蓋体71
0に設けた通路穴711・712を包み込む広さになっ
ている。
【0033】また、断面図に示すように、突起部分55
2A・552B・552Cの突出形状に丸みを設けて形
成してもよい。
【0034】蓋体710は、厚めの金属板、例えば、厚
みt4のステンレス鋼板を図6のように形成したもので
あり、ガスケット550と対向する面713に、ガスケ
ット550の突起部分552A・552B・552Cの
一部または全部に対応する形状をもつ突起部分714を
を設けるとともに、吐出路701に通ずる通路穴711
を、リード弁530における斜方向θ1を直交方向に変
えた方向にずらせた位置に設けて前記蓋体を形状する蓋
体手段によるものである。
【0035】この突起部分714の形状は、ガスケット
550の材質の硬度によって選択することができ、硬度
の高い場合には、714Aのように、突起部分552B
に対応する形状にして、ガスケット550の突起部分5
52A・552B・552Cのうちの中央部分を主体に
して押圧し、硬度が中程度の場合には、714Aに加
え、突起部分552A・552Cの両端部分に対応する
小突起714Bを設けて中央部分と両端部分とを押圧
し、硬度が低い場合には、714Cのように、突起部分
552A・552B・552C全体に対応する形状にし
て全体を押圧するように形成することがでる。
【0036】また、断面図に示すように、突起部分71
4A・714B・714Cの突出形状に丸みを設けて形
成してもよい。
【0037】また、吐出路701に通ずる通路穴711
は、吐出時の流体の主通路を形成しているが、吐出圧力
から逆圧力に変わるとき、つまり、吐出を終えた瞬間に
吐出した流体の圧力がリード弁530の背面側に加わる
ときの逆圧力を緩和するために、通路穴711に対して
リード弁530を挟んで向う側に当たる位置に、もう1
つの通路穴712を設けておき、逆圧力時の流体の逆流
を分流するように構成することができる。
【0038】以上の構成要素、つまり、吸入側弁体51
0・弁座520・リード弁530・バルブバッカー54
0・ガスケット550・蓋体710などは、全て消磁処
理することによって、動作時における相互の粘り着きを
起こさないようにしてある。弁座520・リード弁53
0・バルブバッカー540・ガスケット550・蓋体7
10を組立状態を平面的にみると図7のように重なり合
っている。この図において、蓋体710は通路穴711
・712の位置のみを図示してある。
【0039】図7におけるA−A方向の断面、つまり、
リード弁530の中心を縦断する断面の要部と、B−B
方向の断面、つまり、リード弁530の支点部分531
の部分を横断する断面の要部とは図8のようになってい
る。
【0040】図8において、バルブバッカー540の第
2の平行面548と蓋体710のガスケット550と対
向する面713との間には、隙間715を設けて平行面
548の背面側に高さh5の余裕を設けてあり、この隙
間715を設けることにより、面713に対する粘り着
きを防ぐとともに、定常時におけるバルブバッカー54
0の形状が変形を受けないようにしてある。
【0041】図8のA−A方向の断面におけるリード弁
530とバルブバッカー540とは、逆圧力状態での形
状であり、吐出口522から流体が吐出すると、リード
弁530とバルブバッカー540とで構成した弁体56
0は、各支点部分521・532・541・542を含
む一端側の固定部分535・549の部分をガスケット
550の突起部分552A・552B・552Cで押圧
されている抵抗力、特に、各支点部分521・532・
541・542による張り出し部分のモーメントの大き
い部分を押圧しているため、曲がり片を分かり易く強調
して画くと、図9のようになり、あたかも、コブラ蛇が
釜首を持ち上げた状態で、さらに、首をひねった形に似
たような曲がり方、つまり、S文字を斜めに引き伸ばし
て頭部をひねったような曲がり方の立体的に複雑な曲が
り方をするので、この曲がり対抗した内部応力がリード
弁530とバルブバッカー540とに蓄えられた状態に
なる。
【0042】この状態で、吐出圧力から逆圧力に変わる
と、リード弁530の曲がりを矯正して吐出口522を
閉塞するように復帰する力は、上記の立体的に複雑な曲
がりに対する内部応力によって強い反発力になって現
れ、上記のS文字の曲がりを直線に延ばすような力とし
て働くため、リード弁530の先端部分、つまり、蓋部
分534を吐出口522にたたき着けるように、急激な
動作を行うため、リード弁530が逆圧力よりも速く吐
出口522を閉じるようになり、逆圧力時における流体
の吐出口522への戻り量を極度に低減し得るように動
作することになるものである。
【0043】上記の説明と図面とに示した寸法記号部分
は、具体的な寸法値は、一例に挙げて概略値をmm単位
で示すと、t1=0.2、t2=0.2、t3=3.
3、t4=1、h1=1.5、h2=1.55、h3=
0.25、h4=0.5、h5=0.3、h6=0.
8、h7=0.05、B1=8、B2=5、B3=8、
B4=3、B5=18、B7=18、B8=1.5、B
9=1.5、B10=6.5、B11=3、B12=
4.5、B=2.5、L1=3.5、L2=6、L3=
4.3、L4=7、L5=2、L6=14、L7=1.
4、L8=3、L9=5、d1=4.5、d2=6.
8、d3=7.6、d4=L5などであり、嵌合部分は
適宜の公差、例えば、0.1程度を設けてある。また、
角度については、θ1=65°、θ2=2.5°、θ3
=13.5°になっている。
【0044】〔圧縮機全体の構成〕以下、図11〜図1
5を加え、圧縮機全体の構成について説明する。これら
の図において図1〜図10と図16における符号と同一
符号で示す部分は、図1〜図10と図16によって説明
した同一符号の部分と同一の機能をもつ部分である。
【0045】図11〜図13は、紙面の都合上、第2の
構成の分解状態を3つに分けて画いたものであり、これ
ら各図の構成は、図中に矢印つきの鎖線に示した符号箇
所で組立線が連続するものであり、また、各符号による
機能部分は、鎖線で示した組み合わせによって組み立て
られ、所要の止めねじ類・止めばね類によって組み付け
固定または係合するようになっているものである。
【0046】図11〜図13において、進相用コンデン
サ110・電流型起動リレー120・過負荷リレー13
0・過負荷リレー保持具131は、端子150に接続し
た後、端子覆140に収納して掛止ばね160で密閉容
器900の下側容器910に組み付け、給電部100を
構成する。
【0047】固定子210・回転子220・回転子軸2
30・軸受付フレーム240は一体に組み付けて電動機
部200を構成し、コネクタ250によって給電部10
0に接続する。
【0048】補助フレーム810は固定子210の上端
に固定し、つる巻ばね830・ばね用カラー820は一
体にして上方を軸受付フレーム240と補助フレーム8
10とに設けた案内ピン811に、下方を下側容器91
0内に設けた案内ピン840に嵌め込んで組み付け、緩
衝支持部800を構成する。
【0049】回転子軸230には頂部分に半月状釣合板
231が一体に形成してあり、半月状釣合板231と反
対側に偏心ピン310を植設することにより、偏心ピン
310が円形軌道を画く運動を行う運動機構を構成して
いる。
【0050】偏心ピン310によって駆動する部分は、
図1に拡大して図示したように、T字型クランク筒33
0の横方向筒部分331には上下に長穴331Aを設け
るとともに筒部内に滑動筒320を入れてあり、滑動筒
320には下方側の長穴331Aを介して滑動筒320
の軸受穴321に偏心ピン310を嵌め込むことによ
り、T字型クランク筒330の縦方向筒部分332を直
線状に往復運動する運動機構を構成している。
【0051】縦方向筒部分332には、ピストン340
を冠状に嵌め込んであり、ピストン340がシリンダ3
50のシリンダ穴351内で往復運動する圧縮作用を行
うもので、偏心ピン310からシリンダ350の部分に
よって往復圧縮部300を構成している。
【0052】シリンダ350に接して取り付ける弁装置
部500の部分は、上記の第1の構成で説明した構成に
なっており、第1の構成における蓋体710の部分が、
吐出部700の基板になっている。
【0053】通路穴711から吐出する流体は、異なる
周波数の流体振動に共鳴して消音する複数の共鳴室72
0をもつマフラ部分を通り吐出管730から吐出する経
路を設けて吐出部700を構成している。
【0054】吐出管730を圧力変動緩和用ひだ部分7
40をもつ吐出中継管750を介して下側容器910に
設けた吐出管760に接続30することにより吐出路7
01を構成している。
【0055】下側容器910に設けた吸入管610は連
結用吸入管620に接続して吸入路601を構成してお
り、その後、冷媒流体は、利用対象の管路で受けた混入
物などを濾過するフィルタを設けたマフラ部分630と
窓付蓋641を施した共鳴室部分640を通って、点検
用蓋651を施した吸入接続管650に至り、吸入接続
管650を吐出部700の基板710に設けた接続穴6
70に接続することにより、吸入部600を構成してい
る。
【0056】以上の各部を組み上げた後、密閉容器90
0の上側容器920を下側容器に嵌め込んで密閉すると
図14のように一体化した密閉型圧縮機1000にな
り、この状態で下側容器910に設けた潤滑油供給栓4
60から潤滑油401を密閉容器900の底部450に
入れ、底部450に設けた拡散防止カップ411が浸か
る程度に潤滑油401を満たす。
【0057】拡散防止カップ411の中央部分には、電
動機軸230の下端に嵌め込んだテーパー穴付の吸込口
410があり、また、電動機軸230の中空部分が潤滑
穴420・430と偏心ピン310の中空穴440に通
り抜けているため、電動機軸230の高速回転で中空穴
440の解放端に渦流による真空現象が生じて潤滑油4
01を吸い上げることにより潤滑油401の循環を行う
ようにして自己潤滑部400を構成している。
【0058】以上のように構成した第2の構成によれ
ば、弁装置500の部分における逆圧力が吐出部700
から吐出路701に吐出する冷媒流体の圧力になるた
め、第1の構成による弁装置の作用効果がそのまま寄与
することになるため、圧縮機としての動作効率を向上し
得ることになる。
【0059】この向上度合を、圧縮機1000を冷凍機
の冷媒圧縮機に用い、冷凍能力をQキロカロリー/時、
電動機部200の電力量をWワットとした場合の成績係
数EERキロカロリー/時・ワットで比較してみると、
図8のように、バルブバッカー540を用いた弁装置5
00の場合と、図17のように、バルブバッカー540
に代えて単なる傾斜状の抑制片580を用いた弁装置5
90の場合とでは、図17の抑制片580の傾斜角度θ
5を変化させて得られる成績係数EERの最良値に対し
て、バルブバッカー540を用いた弁装置500によっ
て得られる成績係数EERの方が、図15のように、相
対値で表すと、約15%程度高い値で得られた。
【0060】〔変形実施〕この発明は次のように変形し
て実施することができる。
【0061】(1)上記の一例として示した寸法や角度
を目的とする動作に支障ない範囲で変更して構成する。
【0062】(2)バルブバッカー540の背面側と蓋
体710の面713との隙間715、つまり、高さh5
を十分大きく、例えば、バルブバッカーの高さh1の2
倍以上にして構成する。
【0063】(3)リード弁530の厚みt1とバルブ
バッカー540の厚みt2とを異ならせて、または、ヤ
ング率の異なる材質にして構成する。
【0064】(4)バルブバッカー540の複数の折れ
線による傾斜面546・547の部分の折れ線の数を、
3つ以上にして曲げ、曲り面を2次曲線に近づけた形状
に形成して構成する。
【0065】(5)蓋体710の突起部分714の形状
が突起部分714Cまたは714Aと714Bを並設し
た場合のように、ガスケット550の突起部分552A
・552B・552Cのそれぞれに及ぶ形状の場合に
は、ガスケット550を突起部分552A・552B・
552Cを突出加工せずに、これらの部分を周縁部分5
53Aと同一の平面状に形成しておき、組立時における
突起部分714Cまたは714Aと714Bとの締付に
よる変形によって突起部分552A・552B・552
Cを押し出して形成するように構成する。
【0066】(6)蓋体710の突起部分714の形成
が714Aのみの場合には、ガスケット550には、突
起部分552Aと552Bのみを突起加工しておき、ま
た、突起部分552Cは周縁部分553Aと同一の平面
状に形成しておき、714Aの締付による変形によって
突起部分552Aを押し出して形成するように構成す
る。
【0067】
【発明の効果】この発明によれば、弁体560のバルブ
バッカー540が2つの傾斜角度による曲がりと先端の
平行部分に体する曲がりとの複雑な曲がりと、左右を不
均衡にした途中部分に体して固定側に張り出した支点部
分をガスケットで押圧しているため、吐出圧力がリード
弁530を複雑な曲がりにして内部応力を蓄え、この内
部応力が逆圧力時にリード弁を吐出口にたたき着けるよ
うに迅速に復帰させるので、逆圧力に変化した時の流体
の戻り量を非常に少なくでき、吐出圧力と逆圧力の繰り
返し高速の場合に、吐出量や吐出圧力を極度に少なくし
た弁装置を提供し得るほか、この弁装置を用いた圧縮機
では圧縮動作の成績率を向上したものを提供し得るなど
の特長がある。
【図面の簡単な説明】
図1〜図15はこの発明の実施例を、また、図16・図
17は従来技術を示し、各図の内容は次のとおりであ
る。
【図1】弁装置関連部分の分解斜視図
【図2】弁座部分の斜視図
【図3】リード弁部分の正面図
【図4】バルブバッカー部分の正面図と側面図
【図5】ガスケット部分の斜視図と要部断面図
【図6】蓋体部分の斜視図と要部断面図
【図7】弁装置部分の組立正面図
【図8】弁装置部分の組立断面図
【図9】弁体部分の変形状態斜視図
【図10】リード弁の側面図
【図11】圧縮機全体の分解斜視図(その1)
【図12】圧縮機全体の分解斜視図(その2)
【図13】圧縮機全体の分解斜視図(その3)
【図14】圧縮機の組立斜視部分断面図
【図15】改善特性図
【図16】圧縮機のブロック図
【図17】弁装置部分の組立断面図
【符号の説明】
100 給電部 101 電源 110 進相コンデンサ 120 電流型起動リレー 130 過負荷リレー 131 過負荷保持具 140 端子覆 150 端子 160 掛止ばね 200 電動機部 210 固定子 220 回転子 230 回転子軸 231 半月状釣合板 240 軸受付フレーム 250 コネクタ 300 往復圧縮部 310 偏心ピン 320 滑動筒 330 T字型クランク筒 331 横方向筒部分 331A 長穴 332 縦方向筒部分 340 ピストン 350 シリンダ 351 シリンダ穴 352 端面 400 自己潤滑部 401 潤滑油 410 吸込口 411 拡散防止カップ 420 潤滑穴 430 潤滑穴 440 中空穴 450 底部 500 弁装置 510 吸入側弁体 511 リード弁 512 吐出用穴 520 弁座 521 吸入口 522 吐出口 523 凹所 523A 張出凹部(第1の凹部) 523B 張出凹部(第1の凹部) 523C 第2の凹部 523D 当り座 530 リード弁 531 支点部分 532 支点部分 533 途中部分 534 蓋部分 535 固定部分 540 バルブバッカー 541 支点部分 542 支点部分 543 途中部分 544 先端部分 545 平行面 546 第1の傾斜部分 547 第2の傾斜部分 548 平行面 549 固定部分 550 ガスケット 551 弁座と対向する面 552A 突起部分 552B 突起部分 552C 突起部分 553A 周縁部分 553B 周縁部分 553C 周縁部分 553D 周縁部分 554 仕切部分 555 蓋体と対向する面 558 吸入側小室 557A 切込部分 557B 切込部分 559 吐出側小室 560 弁体 600 吸入部 601 吸入路 610 吸入管 620 連結用吸入管 630 マフラ部分 640 共鳴室部分 641 窓付蓋 650 吸入接続管 651 点検用蓋 670 接続穴 700 吐出部 710 基板 711 通路穴 512 通路穴 713 端面(ガスケットと対向する面) 714 突起部分 714A 突起部分 714B 突起部分 714C 突起部分 715 隙間 720 共鳴室 730 吐出管 740 圧力変動緩和用ひだ部分 750 吐出中継管 800 緩衝支持部 810 補助フレーム 811 案内ピン 820 ばね用カラー 830 つる巻ばね 840 案内ピン 900 密閉容器 910 下側容器 920 上側容器 1000 密閉型圧縮機

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮部で圧縮された流体の吐出口を開閉
    するリード弁と、このリード弁の背面側に配置されリー
    ド弁の開閉を抑制するバルブバッカーとで弁体を形成す
    るとともに、この弁体を弁座の凹所に収納して前記弁体
    の背面側に設けた覆体の突起部分により前記弁体の一端
    側をガスケットを介して押圧して固定するようにした圧
    縮機の弁装置であって、リード弁は、前記一端側で両脇
    に張り出した2つの支点部分と、この2つの支点部分を
    線に対して斜方向に張り出す途中部分と、この途中部分
    を経た他端側に前記吐出口を閉塞する蓋部分とを一体形
    成してなり、バルブバッカーは、前記弁体の一端側で前
    記支点部分と同様な形状の支点部分と、前記斜方向に沿
    って張り出し中部分を徐々に狭い幅に形成した途中部分
    と、この途中部分に連続形成した他端部分とからなり、
    弁座は、前記リード弁の前記支点部分と同様な形状で前
    記リード弁と前記バルブバッカーとの各前記支点部分が
    重なって入り込む第1の凹部と、前記リード弁と前記バ
    ルブバッカーとの前記支点部分以外の部分が入り込む第
    2の凹部とを連続形成して前記凹所となし、前記第2の
    凹部に前記吐出口を配置しており、ガスケットは、前記
    弁座と前記覆体との間に介在された前記第1の凹部に入
    り込んで前記弁体の各支点部分を押圧するよう構成さ
    れ、蓋体は、前記弁体の一端側と前記突起部分との間に
    介在してなる圧縮機の弁装置。
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