JP3086496U - 言語習得指示器具 - Google Patents

言語習得指示器具

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JP3086496U
JP3086496U JP2001007941U JP2001007941U JP3086496U JP 3086496 U JP3086496 U JP 3086496U JP 2001007941 U JP2001007941 U JP 2001007941U JP 2001007941 U JP2001007941 U JP 2001007941U JP 3086496 U JP3086496 U JP 3086496U
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東吾 村田
眞理 平良
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東吾 村田
眞理 平良
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】簡単なルールと5W1Hの原則によって日本人
が英語で考えることができ、確実に英語を習得すること
を可能とする斬新な言語習得指示方法に用いる言語習得
指示器具を提供する。 【解決手段】言語習得指示器具100は、学習者が英語
を習得する方法を指示できる言語習得指示器具であっ
て、学習者の手のひらに乗せられる位の大きさの収納容
器を有し、その収納容器はキーボード112のような入
力手段と、表示部分111とを有し、その収納容器には
コンピュータ処理機能と、言語習得プログラムが内蔵さ
れていて、前記言語習得プログラムは、入力される複数
の文章を含み、複数のセルに予め定められた英文のパー
ツである語句が入力されていて、入力手段の操作によ
り、学習者は任意のセルに含まれている語句を表示部で
見ることができ、更に文全体を含むセルにおいて、各セ
ルの語句を集約してでき上がる文全体を表示部で見るこ
とができるように構成されている。

Description

【考案の詳細な説明】 【考案の属する技術分野】
本考案は、学習者、特に日本人学習者に英語を教えるための斬新な言語習得指 示方法に用いる言語習得指示器具に関するものである。
【従来の技術】
今日の地球規模での経済活動の中で、日本人が英語を使えるように技能を獲得 することはますます必要になってきている。 既に、市場には日本人に英語を教えるための方法や器具は数え切れないほどあ る。しかし、学習の過程を通して、日本人が英語で考えるように効果的に訓練す るような材料は乏しいと言える。 日本人が英語を理解することは、それを聞いたり読んだりすることである。英 語で表現することは現実や、写真やイメージを書いたり話したり又は日本語から 英語に直すことである。会話にはこの両方の技能が必要になる。 英語を理解するために必要な7つの技能(聞く、読む、見る、書く、話す、訳 す、会話する)に共通することは、英語で考えることである。日本人が英語を使 う場合ほとんどは日本語で考えているきらいがある。日本人が英語を学ぶ上でこ れが妨げになっている。 文中のどんな語や句も、5W1Hその他の要素に相当する。例えば、who、 what、where、when、how、if等と、述語を修飾する語句から なる。 英語を母国語とする人たちは、幼児のときに英語で考える技能を身に付けると 思われる。
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、いったん英語が身に付くと、それを意識しなくなる一方で語句 の数は日に日に増えてゆく。 一方、英語を第二言語として習う人は、英語で考える習慣なしに語、句、文を 暗記しようとする。こういった努力はたいていの場合無駄になり、英語習得を難 しいものと思わせてしまうのである。 本考案は、上記従来の実情に鑑み開発されたものであり、簡単なルールと5W 1Hの原則によって日本人が英語で考えることができ、確実に英語を習得するこ とを可能とする斬新な言語習得指示方法に用いる言語習得指示装置を提供するも のである。
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、請求項1記載の考案は、入力手段、表示部を有す るコンピュータ機器を使用し言語取得プログラムに基づいて学習者が英語を学ぶ 言語習得指示方法に用いる言語習得指示器具であって、前記言語取得プログラム は、任意の英文が入力される際、各々の英文は文中の役割に応じて予め決められ た英文のパーツに分け、それら英文のパーツの各々を決められたセル部分に入力 する過程と、入力された英文のパーツの各々はその全体を表示部分に集約して表 示する過程と、学習者の入力手段を使用しての選択により、分けられた英文のパ ーツ、所望の英文の見たい部分を表示部に表示する過程と、入力された英文の各 パーツを総合してできあがる英文の全体を表示部に表示する過程とを含むことを 特徴とする言語習得指示方法であり、この言語習得指示方法に用いる言語習得指 示器具である。 請求項2記載の考案は、学習者が英語を習得する方法を指示できる言語習得指 示器具であって、学習者の手のひらに乗せられる位の大きさの収納容器を有し、 該収納容器はキーボードのような入力手段と、表示部分とを有し、その収納容器 にはコンピューター処理機能と、言語習得プログラムが内蔵されていて、前記言 語習得プログラムは、入力される複数の文章を含み、複数のセルに予め定められ た英文のパーツである語句が入力されていて、入力手段の操作により、学習者は 任意のセルに含まれている語句を表示部で見ることができ、更に文全体を含むセ ルにおいて、各セルの語句を集約してでき上がる文全体を表示部で見ることがで きるように構成されていることを特徴とするものである。 請求項3記載の考案は、請求項2記載の言語習得指示器具において、言語習得 プログラムがスプレッドシート形式のもので、各行がセルから成り立つことを特 徴とするものである。 請求項4記載の考案は、請求項2記載の言語習得指示器具において、予め定め た英文のパーツが、主語、述語、目的語、条件、及び主語に先立つ全ての語句で あることを特徴とするものである。 請求項5記載の考案は、請求項2記載の言語習得指示器具において、2つ又は それ以上の文のパーツは組み立てられて、一つの文にし、学習者が表示部で見ら れるようにすることを特徴とするものである。 請求項6記載の考案は、請求項2記載の言語習得指示器具において、各セルに 入力した語句の数が数えられるようにすることを特徴とするものである。 請求項7記載の考案は、請求項5記載の言語習得指示器具において、主語をヒ ト、モノ、コト、代名詞又は疑問詞に分類することを特徴とするものである。 請求項8記載の考案は、請求項5記載の言語習得指示器具において、述語が、 存在を表すbe動詞、動作を表すdo動詞、状態を表す形容詞、ヒト、モノ、コ ト及び代名詞であることを特徴とするものである。 請求項9記載の考案は、請求項5記載の言語習得指示器具において、目的語が ヒト、モノ、コト、代名詞であり、それらを補足する語句が動詞、形容詞、名詞 、代名詞であることを特徴とするものである。 請求項10記載の考案は、請求項5記載の言語習得指示器具において、前記条 件が、場所、時間、理由、方法、仮定及びその他の副詞by、with、for 等であることを特徴とするものである。 請求項11記載の考案は、請求項5記載の言語習得指示器具において、主語に 先立つ語句が、there、here、間投詞、接続詞、副詞の役割をする語、 句、節、関係代名詞、疑問詞、疑問を表す助動詞であることを特徴とするもので ある。 請求項12記載の考案は、請求項2記載の言語習得指示器具において、入力し た文に関連する内容を映像で表すことのできるように、同一の行に新たにセルを 付け加え、そのセルと別に内蔵する映像とをリンクさせることにより、学習者が 英文の内容を理解する手助けとする機能を更に含むことを特徴とするものである 。 請求項13記載の考案は、請求項12記載の言語習得指示器具において、映像 が静止画像であることを特徴とするものである。 請求項14記載の考案は、請求項12記載の言語習得指示器具において、映像 が動画像であることを特徴とするものである。 請求項15記載の考案は、請求項12記載の言語習得指示器具において、入力 した文に音声で確認するために、同一の行に更に新たなセルを付け加え、そのセ ルと別に内蔵する音声とをリンクさせることにより、学習者が英文の内容を理解 する手助けとする機能を更に含むことを特徴とするものである。 請求項16記載の考案は、請求項2記載の言語習得指示器具において、入力し た英文に関連する文法上の注意事項を学ぶために、同一の行に、更にセルを付け 加え、そのセルをクリックすると文法上の説明事項が表示されるようにする機能 を更に含むことを特徴とするものである。 請求項17記載の考案は、請求項5記載の言語習得指示器具において、前記言 語習得プログラムのフィルター機能を活用し、入力した語句の中から条件に適合 する語句を抽出する機能を更に含むことを特徴とするものである。 請求項18記載の考案は、請求項5記載の言語習得指示器具において、入力し た語句の総数を表示できるようにする機能を更に含むことを特徴とするものであ る。 以下、本考案について更に詳述する。 本考案は、学習者が英語を習得するにあたり使用し下記に説明する言語習得指 示方法に用いる言語習得指示器具である。 即ち、本考案の言語習得指示器具を用いる言語習得指示方法とは次の通りであ る。 まず、スプレッドシート形式のような言語習得プログラムを用意する。英文を 入力するに際し、各々の英文は文中の役割に応じて予め決められた英文のパーツ に分けられる。それら英文のパーツの各々は、スプレッドシート上の決められた 部分に入力される。 言語習得プログラムでは、入力されたパーツの各々はその全体を別の表示部分 に集約して表示できるようになっている。結果として一つの文として学習者に見 えるようにする。 また、この言語習得プログラム上では、キーボードやマウスのような入力手段 を使用して入力した英文のパーツのどれでも選択できる様になっている。学習者 は見たい英文の見たい部分を自由に選ぶことができ、かつ表示部分で見ることが できる。 更に、学習者は入力された各パーツを総合してできあがる英文の全体を表示部 分で見ることができる。 上述のように、本考案の言語習得プログラムは、スプレッドシート形式のプロ グラムであり、入力に使われるフィールドはスプレッドシート上のセルに相当す る。 この言語習得指示方法で、予め決められた英文のパーツとは、主語(s)、述 語(p)、目的語(o)、条件(c)及び主語に先立つ語句(pre−subj ect=ps)のすべてを指す。 2つ又はそれ以上のパーツからなる文の語句は、集約されて表示部分に表示さ れ、学習者が見ることができるようになる。 各入力分野において、入力された語句で異なるものの数が計算される。各分野 を選ぶとその計算結果が表示される。 この言語習得指示方法によれば、主語は人(p)、モノ(t)、コト(a)、 代名詞(p)等に分けられる。 述語は、存在を表す動詞(be)、動作をあらわす動詞(v)、主語の状態を 表す形容詞(j)、モノ(t)、コト(a)、代名詞(p)等に分けられる。 目的語は、人(p)、モノ(t)、コト(a)、代名詞(p)等に分けられる 。 条件は、場所(wr)、時間(wn)、理由(wy)、方法(hw)、仮定( if)、with、by、for等に分けられる。 主語に先立つ語句(ps)は、there is、here is、間投詞、 語、句、節の形をした副詞、接続詞、疑問詞、疑問文を作る助動詞、関係代名詞 等である。 この言語習得指示方法による言語習得プログラムには、入力した英文に係わる フィールド(セル)上に映像(静止画又は動画)を組み込むようにすることもで きる。関連する文の実質的な内容を表すような映像を組み込めば、学習者は、関 連する文を学ぶ作業の一部として、その映像を見ることができる。 同様に、本言語習得プログラムには、入力した文に係わるフィールド上に音声 を組み込むこともできる。入力された文を発音する音声を組み込めば、学習者は 関連する文を学ぶ作業の一部としてその音声を聞くことができる。同様に、入力 した文に係わるフィールド上にその文の文法上の注意事項等を組み込むこともで きる。 本言語習得プログラムは、フィルター機能を利用して、入力された全ての文か ら成り立つデータベースから選択された項目を抜き出すことができる。フィルタ ーをかけるときは、入力したフィールドのうちのどれか一つを選ぶことができる 。 本言語習得プログラムは、計算機能を利用して、学習者の指定する入力フィー ルドから各パーツ中の語句の数を計算して表示することができる。 この言語習得指示方法は、通常のPC端末(パーソナルコンピュータ)上で操 作することだけではなく、表示部や操作のためのキーを備えた手のひらに乗るく らいの大きさの携帯型情報機器、例えばパーソナルデータアシスタント(PDA )又はゲーム機等を、後記図5に示すような携帯用の言語習得指示器具として使 用可能である。
【考案の実施の形態】
以下に、本考案の言語習得指示方法に用いる言語習得指示器具の実施の形態に ついて詳細に説明する。 図1は、本実施の形態の(言語習得指示器具を用いる)言語習得指示方法にお ける例文4つを含むスプレッドシート50のレイアウトを示すものである。 このレイアウトは、図4に示す学習者が使用するPC端末52の表示部53又 は詳細は後述する図5に示す携帯用の言語習得指示器具100上の表示部111 に表示される。 学習者が使用するPC端末52は、実用的には、今日普通に手に入るパソコン であり、例えばマイクロソフト社のエクセルのスプレッドシート50が利用でき る。 このスプレッドシート50を使用すれば、実際に使える表示部53の状況に応 じて、学習者はいろいろなフィールド(セル)を拡張したり、圧縮したりできる 。多数のフィールドが盛り込まれているために、スプレッドシート50全体を見 たい場合にも多数のフィールドの幅を縮めることができる。逆に、見たいフィー ルドを選んで通常知られている機能で拡大することもできる。即ち、見たいフィ ールドの境界を入力手段であるマウスで引っ張ればよい。 図2、図3は各々フィールドの中身を見られるように図1に示すスプレッドシ ート50の複数のフィールドを拡大した例を示すものである。 図2は主にプリサブジェクトフィールド16、主語フィールド18、述語フィ ールド20を示したものであり、図3は主に目的語フィールド22、条件フィー ルド24を示したものである。 図1に示す前記スプレッドシート50は、入力フィ−ルド4、分析フィールド 6、全文表示フィールド8、主語と述語の組み合わせのフィールド10、イメー ジフィールド12、日本語フィールド14、音声フィールド14bを有するが、 これらのフィールドに加えて必要ならばいくらでも新規なフィールドを付け加え ることができる。 前記入力フィールド4は、プリサブジェクトフィールド16、主語フィールド 18、述語フィールド20、目的語フィールド22、条件フィールド24からな る。 前記分析フィールド6は、プリサブジェクトコラム26、主語コラム28、述 語コラム30、目的語コラム32、条件コラム34からなる。 本実施の形態を全文表示フィールド8にある例文を使って説明する。この例文 は、 This invention presents a method for Japanese to think in English with simple rules and principles using 5W1H. である。 この例文は以下のように分けられる。 presubject(ps):・・ subject(s): This invention predicate(p): presents object(o): a method for Japanese to think in Englis h with simple rules and principles using 5W1H. condition(c): ・・ これらの文の各部分は、図1に示すような適切な全文表示フィールド8に入力 される。 もし、文が特定な部分を含まない場合は、上述の例ではpresubject とconditionは文に含まれていないので、そのフィールドは空白のまま とする。s+pフィールド10は、主語と述語を集約することにより主語と述語 の組み合わせとして表示できる(即ちThis invention presents)。 イメージフィールド12は、適切なイメージファイルを使うと、学ぶべき文の 伝えるメッセージを学習者に目に見える形で表示できる。例えば、文が、The do g was barking at childrenのような場合、犬が子供に向かって吠えている様子 をハイパーリンクの技術を使って容易にイメージフィールド12に挿入すること ができる。 同様に、学習者の母国語への翻訳文を学習の補助手段として日本語フィールド 14に挿入できる。 これにより、学習者は、クリック一つで英語と日本語の両方でメッセージを学 ぶことができる。 分析フィールド6は、学習者が文章を学ぶときの手助けとして、入力された文 のパーツを特徴づけるために使用される。例えば、前記例文の学習者は、主語コ ラム28にaを入力する。 これは、文の主語がコト(thing)を表しているので、その頭文字をとっ てaとする。文のフィールド70を読む学習者は、主語コラム28の主語aを見 ることにより主語this inventionがコト(ヒトやモノではなく)を指しているこ とを知る手がかりを得る。分析フィールド6での他の項目は、モノに対するt、 ヒトに対するp、代名詞rである。 図6は分析フィールド6に関連して使用されるドロップダウン機能の使い方を 示すものである。ドロップダウンフィルターリスト60は、学習者が選ぶ要素を 含む文のみを選択するときに使用される。 例えば、学習者は、主語のリストのうち要素pを選ぶと、主語がpである文章 のみを選択して表示する。これによって、学習者はある分野の文章を集中的に関 心を持って認識できる。 述語の部分については以下のような分類が可能である。 存在を表すbe動詞:b 動作を表す動詞:v ヒト、モノ、コトの状態を表す形容詞:j ヒト(p)、モノ(t)、コト(a)、代名詞r このようにして、教材提供者又は学習者自らが、文の述語部分を分析し、述語 コラム30に入力し、フィルターのように使用できる。 同様に、目的語についても目的語コラム32に以下のような分析項目に従った 入力を行う。 ヒト(p)、モノ(t)、コト(a)、代名詞r 更に、条件部分についても、条件コラム34等にその条件の数に応じて略号を 入力する。場所wr、時間wn、理由wy、方法hw、仮定if、by、wit h等々である。 これにより、学習者は例えば場所に関するさまざまな表現を収集するだけでな く、必要に応じてその中から適切な表現を選び出すことができる。 前記スプレッドシート50を用いるこの言語習得プログラムは、上述のように いくらでも文やそのパーツを加えてゆくことができる。 このようにして、予め文章が入力され、分析の済んだテキストを学習用に使う とともに、自分の収集する文章を入力するための基本ソフトプログラムを使用す ることにより、生涯にわたって英文の収集を行い、蓄積することにより記憶だけ に頼る従来の学習法にない便宜を得ることができる。 図4に示す如く、学習者は自己のPC端末52からインターネットN上でサー バーコンピュータ51に接続し、言語習得プログラムをダウンロードしたり、最 新のものに切り替えたりすることができる。 また、図5に示す如く、学習にあたり携帯用の本実施の形態に係る言語習得指 示器具100を使用することもできる。 これは手のひらに乗るくらいの大きさで、表示部(ディスプレイ)111や表 示内容を上下左右に動かすことのできる入力手段であるキーボード112を言語 習得指示器具100の表面に付けたもので、メモリカード(ランゲージ インス トラクション モジュール)113に予め記憶した言語習得プログラムを読み込 み、この言語習得プログラムに基づき、キーボード112の操作で表示部111 に各セルの語句及び文全体を表示して学習したり、関連する映像を表示したり、 訳文の表示、文法上の説明、文章の分析の状況を表示したりすることが可能なも のである。 更に、スピーカ部114から表示部111に表示する文章に対応する音声を発 声することも可能となっている。即ち、スプレッドシート50の同一の行に更に 新たなセル14bを付け加え、そのセル14bと別に内蔵する音声とをリンクさ せることにより、学習者が英文の内容を音声で理解する手助けとする構成とする こともできる。 更に、入力した英文に関連する内容を映像で表すことのできるように、スプレ ッドシート50の同一の行に新たにセルを付け加え、そのセルと別に内蔵する静 止画像又は動映像のような映像とをリンクさせることにより、学習者が英文の内 容を理解する手助けとする構成とすることもできる。 また、入力した英文に関連する文法上の注意事項を学ぶために、スプレッドシ ート50の同一の行に、更にセルを付け加え、そのセルをクリックすると文法上 の説明事項が表示されるようにする構成とすることもできる。 また、前記言語習得プログラムのフィルター機能を活用し、入力した語句の中 から条件に適合する語句を抽出する機能を持たせたり、入力した語句の総数を計 算し、表示部に表示するプログラムを組み込んだ構成とすることもできる。
【考案の効果】
本考案によれば、入力手段による入力操作だけで日本人が英語で考えることが でき、確実に英語を習得することを可能とする斬新な言語習得指示方法に用いる 言語習得指示器具を提供することができ、入力手段による簡略な入力操作だけで 日本人が英語で考えることができ、確実に英語を習得することを可能とする手の ひらに乗せることができるサイズの斬新な言語習得指示器具を提供することがで きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施の形態の例文を4つ含むスプレッ
ドシートの一例を示す図である。
【図2】本実施の形態のスプレッドシートのプリサブジ
ェクトフィールド、主語フィールド、述語フィールドを
拡大して示す図である。
【図3】本実施の形態のスプレッドシートの日本語フィ
ールド、条件フィールドを拡大して示す図である。
【図4】本実施の形態の言語習得指示器具を使用する言
語習得指示方法を実現するネットワークコンピュータシ
ステムを示す概略構成図である。
【図5】本実施の形態の英語習得プログラムを搭載した
言語習得指示器具の外観を示す斜視図である。
【図6】本実施の形態におけるコンピュータ画面上で蓄
積された情報をデータベースとして、データから必要な
情報を引き出すためのドロップダウン機能をかけている
状態を示す説明図である。
【符号の説明】
4 入力フィールド 6 分析フィールド 8 全文表示フィールド 10 組み合わせのフィールド 12 イメージフィールド 14 日本語フィールド 14b 音声フィールド 16 プリサブジェクトフィールド 18 主語フィールド 20 述語フィールド 22 目的語フィールド 24 条件フィールド 26 プリサブジェクトコラム 28 主語コラム 30 述語コラム 32 目的語コラム 34 条件コラム 50 スプレッドシート 51 サーバーコンピュータ 52 PC端末 53 表示部 60 ドロップダウンフィルターリスト 70 フィールド 100 言語習得指示器具 111 表示部 112 キーボード 114 スピーカ部 N インターネット

Claims (18)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力手段、表示部を有するコンピュータ機
    器を使用し言語習得プログラムに基づいて学習者が英語
    を学ぶ言語習得指示方法に用いる言語習得指示器具であ
    って、 前記言語習得プログラムは、 任意の英文が入力される際、各々の英文は文中の役割に
    応じて予め決められた英文のパーツに分け、それら英文
    のパーツの各々を決められたセル部分に入力する過程
    と、 入力された英文のパーツの各々はその全体を表示部分に
    集約して表示する過程と、 学習者の入力手段を使用しての選択により、分けられた
    英文のパーツ、所望の英文の見たい部分を表示部に表示
    する過程と、 入力された英文の各パーツを総合してできあがる英文の
    全体を表示部に表示する過程と、 を含むことを特徴とする言語習得指示方法であり、この
    言語習得指示方法に用いる言語習得指示器具。
  2. 【請求項2】学習者が英語を習得する方法を指示できる
    言語習得指示器具であって、 学習者の手のひらに乗せられる位の大きさの収納容器を
    有し、その収納容器はキーボードのような入力手段と、
    表示部分とを有し、その収納容器にはコンピュータ処理
    機能と、言語習得プログラムが内蔵されていて、 前記言語習得プログラムは、入力される複数の文章を含
    み、複数のセルに予め定められた英文のパーツである語
    句が入力されていて、 入力手段の操作により、学習者は任意のセルに含まれて
    いる語句を表示部で見ることができ、更に文全体を含む
    セルにおいて、各セルの語句を集約してでき上がる文全
    体を表示部で見ることができるように構成されているこ
    と、 を特徴とする言語習得指示器具。
  3. 【請求項3】前記言語習得プログラムは、スプレッドシ
    ート形式のもので、各行がセルから成り立つものである
    請求項2記載の言語習得指示器具。
  4. 【請求項4】前記予め定めた英文のパーツは、これが、
    主語、述語、目的語、条件、及び主語に先立つ全ての語
    句である請求項2記載の言語習得指示器具。
  5. 【請求項5】前記パーツは、2つ又はそれ以上の文のパ
    ーツであり、これが組み立てられて、一つの文にし、学
    習者が表示部で見られるようにするものである請求項2
    記載の言語習得指示器具。
  6. 【請求項6】前記各セルは、これに入力した語句の数が
    数えられるようにするものである請求項2記載の言語習
    得指示器具。
  7. 【請求項7】前記主語は、ヒト、モノ、コト、代名詞又
    は疑問詞に分類するものである請求項5記載の言語習得
    指示器具。
  8. 【請求項8】前記述語は、これが、存在を表すbe動
    詞、動作を表すdo動詞、状態を表す形容詞、ヒト、モ
    ノ、コト及び代名詞である請求項5記載の言語習得指示
    器具。
  9. 【請求項9】前記目的語は、ヒト、モノ、コト、代名詞
    であり、それらを補足する語句が動詞、形容詞、名詞、
    代名詞である請求項5記載の言語習得指示器具。
  10. 【請求項10】前記条件は、場所、時間、理由、方法、
    仮定及びその他の副詞by、with、for等である
    請求項5記載の言語習得指示器具。
  11. 【請求項11】前記主語に先立つ語句は、これが、th
    ere、here、間投詞、接続詞、副詞の役割をする
    語、句、節、関係代名詞、疑問詞、疑問を表す助動詞で
    ある請求項5記載の言語習得指示器具。
  12. 【請求項12】前記入力した文は、これに関連する内容
    を映像で表すことのできるように、同一の行に新たにセ
    ルを付け加え、そのセルと別に内蔵する映像とをリンク
    させることにより、学習者が英文の内容を理解する手助
    けとする機能を更に含むものである請求項2記載の言語
    習得指示器具。
  13. 【請求項13】前記映像は、静止画像である請求項12
    記載の言語習得指示器具。
  14. 【請求項14】前記映像は、動画像である請求項12記
    載の言語習得指示器具。
  15. 【請求項15】前記入力した文は、これを音声で確認す
    るために、同一の行に更に新たなセルを付け加え、その
    セルと別に内蔵する音声とをリンクさせることにより、
    学習者が英文の内容を理解する手助けとする機能を更に
    含むものである請求項2記載の言語習得指示器具。
  16. 【請求項16】前記入力した英文は、これに関連する文
    法上の注意事項を学ぶために、同一の行に、更にセルを
    付け加え、そのセルをクリックすると文法上の説明事項
    が表示されるようにする機能を更に含むものである請求
    項2記載の言語習得指示器具。
  17. 【請求項17】前記言語習得プログラムは、フィルター
    機能を活用し、入力した語句の中から条件に適合する語
    句を抽出する機能を更に含むものである請求項5記載の
    言語習得指示器具。
  18. 【請求項18】前記入力した語句は、この総数を表示で
    きるようにする機能を更に含むものである請求項5記載
    の言語習得指示器具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021096395A (ja) * 2019-12-18 2021-06-24 昇太 谷本 文法学習システム、サーバー装置、データ検索方法、及び検索プログラム

Cited By (2)

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JP2021096395A (ja) * 2019-12-18 2021-06-24 昇太 谷本 文法学習システム、サーバー装置、データ検索方法、及び検索プログラム
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